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サシャ「カップル限定で食べ放題!!?」


える「こんなこと言えるの摩耶花さんだけなんです」
ライナー「俺はやるぞ!一緒に故郷へ帰るんだ!!」
上条「そういえば最近ムラムラしねえな」




1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 11:22:32.48 ID:mllanI1o0




サシャ「これはやるしかないですね……」



サシャ「にしても相手がいません」



サシャ「>>5に彼氏の振りをしてもらいましょう」








5:パスタ ◆Pasta/zb6. :2013/08/13(火) 11:23:27.18 ID:T1oI2mli0




パスタ









49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 14:07:27.71 ID:UWCQrTnd0




サシャ「どうしたことでしょう……何故か>>5が見えません」



サシャ「私の目がおかしいんでしょうか」



サシャ「気を取り直して>>52を誘ってみましょう」








52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 14:15:23.45 ID:arAUyzW+T




エレン









53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 14:21:56.91 ID:UWCQrTnd0




サシャ「いっぱい食べられれば誰でも良いんですよねー」



サシャ「おっ、ちょうどあそこで暇そうにしているし」



サシャ「エレェンに彼氏の振りをしてもらいましょう!」



サシャ「エレェン!」



エレン「ん? どうしたサシャ!」



サシャ「私の彼氏になってください!」



ミカサ「>>56」








56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 14:27:31.41 ID:K3ttN3bt0




私がなるわ









60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 14:38:44.54 ID:UWCQrTnd0




ミカサ「私がなるわ」



サシャ「!?!?!?!?(ミカサが私の彼氏に!?)」



サシャ(いや、でも食べ放題の条件はカップルで、男女のペアとは言われてませんでした。

     ということは別にミカサでも良いということなんでしょうか? 

     ああなるほど、ミカサも食べ放題行きたいんですね、納得です。ミカサも食いしん坊さんですねー)



ミカサ「エレンの彼氏には、私がな」



サシャ「じゃあ行きましょうミカサ!」



ミカサ「? は? え?」



サシャ「私とカップルになって食べ放題行きましょう!」



ミカサ「え? っと、え? あ、いやそういうワケじゃ……」








63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 14:47:18.57 ID:UWCQrTnd0




サシャ「るんるんりる♪ らんらんらら♪ ミッカッサと食べ放題~♪」グイグイ



ミカサ「ちょっと、サシャ……意味がわからない、私をどこへ連れて行く気。あーれー」ズルズル



エレン「あいつら行っちまった。なんだ食べ放題って?」



アルミン「多分、最近市街地にできたお店で『カップル限定』で食べ放題の所のことだと思う」



エレン「へえー、それでサシャはオレに声かけたのか」



アルミン「だろうね。それをミカサが早とちりして、更にサシャが勘違いをしてああなったんだと思う」



エレン「食べ放題かぁ……良いな」



アルミン「女の子同士でも行けるのかどうか、これは意外に根深い議題になりそうだけどね」



エレン「なあアルミン」



アルミン「なんだい?」



エレン「>>66」








66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 14:52:15.73 ID:TmLU4ol00




掘らせてくれ









68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 15:01:12.20 ID:UWCQrTnd0




エレン「掘らせてくれ」



アルミン「!?!?!?!?!?!?!?!?」



アルミン「ハァ!? 頭おかしくなっちゃったのかい!?」



エレン「そうすればオレたちも立派なゲイカップルになるだろ。

     そしたら食べ放題にも行けるはず」



アルミン「なんだそういうことかよ!?!?!?」



エレン「サシャがミカサと一緒に行ったんだ、オレたちが一緒に行ってもおかしくないだろ?」



アルミン「にしても掘らせてくれは形から入りすぎてるよ!」



エレン「……そうか?」



アルミン「そうだよ、全くエレンってやつは。……仕方ない。ちょっと待ってて、

       僕もあの二人の動向が気になるし、何より僕も食べ放題行ってみたいから」








71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 15:07:12.37 ID:UWCQrTnd0




アルミン(女装)「さあ、これで僕とエレンはどこからどう見ても普通のカップルだ」



エレン「お、おう。お前、アルミン……なんだよな?」



アルミン(女装)「そうだよ」キリッ



エレン「さっき言われたことそっくりそのまま返すが、お前こそ形から入りすぎてないか?」



アルミン(女装)「エレンのはあまりにも変な方向に吹っ飛びすぎてるんだよ」



エレン「そうか」



アルミン「じゃあ僕たちも行こうか、サシャとミカサが行ったお店へ」



エレン「そうだな」








72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 15:17:08.40 ID:UWCQrTnd0




―市街地・お店の前―



サシャ「着きましたぁ!」



ミカサ「……カップル限定食べ放題、サシャはこの為にエレンを誘っただけだったのね」



サシャ「ちょうど近くにエレンがいたんで声をかけたら、

     まさかミカサがついて来てくれるとは思いませんでした」



ミカサ「いや私はそんなつもりじゃなかったんだけど……」



店員「いらっしゃいませー! あ、カップルの方ですね!

    今、カップル限定で食べ放題やっております! よろしかったら」



サシャ「食べ放題でお願いします!」



店員「かしこまりましたー! 席へご案内しまーす!」



ミカサ「ちょっと……女同士のはずなのになんで店員さん疑問に思ってないの?

     え? まさか私が男に見られたってこと? え、サシャが男に……それはない。え? じゃあ私?」



サシャ「ふんふんふふふーん♪ ? あっ! なんかあちらに見慣れた顔の二人が!」



ミカサ「……あれは、>>74>>76」








74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 15:20:53.57 ID:WlcWfJHe0




キース









76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 15:22:59.12 ID:cJg1M8b70




ピクシス









79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 15:31:14.55 ID:UWCQrTnd0




キース「はっはっは、料理持ってきすぎですよピクシス司令」



ピクシス「食べ放題は食事じゃない、戦いじゃ。

       今からこの目の前の料理の山と決闘するんじゃ」



ミカサ「……キース教官と、え? 南側領土の最高責任者……ドット・ピクシス?」



ピクシス「キースくんピクルス食べて」



キース「えー、決闘っていったばっかりじゃないですかー」



ピクシス「キースくんもこの決闘に参戦してるんだ、言わば共闘じゃよ」



サシャ「わーい! さっそく料理持ってきましょー!」



ミカサ(な、何これ。どういうことなの?)








81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 15:38:02.76 ID:UWCQrTnd0




キース「」



サシャ「」



ミカサ「」



ピクシス「ん? どうしたキースくん? 知り合いかい?」



キース「私が現在教えている訓練兵の子たちです」



ピクシス「なるほど、君たちも『そっち』ということか」



ミカサ「あ、いえ。食べ放題にありつくための一時的な関係です、あなたたちとは違います」



キース「」



ピクシス「」



サシャ「>>84」








84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 15:42:42.18 ID:i3dVaSGX0




お二方とも安心してください!私の友達の友達はソッチです!









86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 15:49:15.96 ID:UWCQrTnd0




サシャ「お二方とも安心してください!私の友達の友達はソッチです!」



キース「?」



ピクシス「?」



ミカサ「?」



ミカサ(友達の友達? サシャの友達……クリスタ? の友達、ユミル? ああ、そういうことか)



店員「いらっしゃいませー!」



アルミン(女装)「なるべくサシャとミカサには見つからないように行動しようね」



エレン「別に見つかっても良いんだろ? その時は誤解される前にここ来た理由話せばいいんだし」



アルミン(女装)「それもそうだけど、話しをややこしくしたくな……」



キース「」



ピクシス「」



サシャ「」



ミカサ「」



ピクシス「……なるほど、友達の友達、そういうことだったのか」








89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 16:00:27.06 ID:UWCQrTnd0




ピクシス「あの子たちも?」



キース「はい、私の教え子たちです」



ピクシス「キースくんは教え子に恵まれているな」



キース「ははは、私にはもったいない才覚のあるやつらです」



ピクシス「私たちがいてはこの子たちも肩身が狭いじゃろう。

      あとは若い子らだけで、ゆっくりさせよう」



キース「ええそうですね、私たち老人は退散でもしましょうか」



店員「ありがとうございましたー!」



エレン「」



アルミン(女装)「」キュルキュルキュルキュル



アルミン(女装)(凄まじい勘違いをされたまま見送ってしまった気がする!)



ミカサ「……アルミン?」



アルミン(女装)「んなっ!? ……なんだい、ミカサ」



ミカサ「>>92」








93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 16:34:42.28 ID:UWCQrTnd0




ミカサ「エレンとのツーショットを撮ってもいい?」



エレン「は?」



アルミン(女装)「ミカサ、一応誤解を招く前に言っておくけど」



ミカサ「わかっている、エレンもアルミンも別にそういう気はないってことぐらい」



アルミン(女装)「ああ、良かった。それさえわかってくれればいいやもう、どうでも」



ミカサ「それにしても、アルミン気合い入れすぎ……」



アルミン(女装)「こうでもしないと食べ放題できないと思ったんだけど、

           さっきの二人を見る限りカップルの判断は相当ゆるいみたいだね……」



ミカサ「……そういう割に女装満更でもなさそうだけど」



アルミン(女装)「え、い、いや、そっそそんなことないよ」



ミカサ「ツーショット良い?」



エレン「オレは別に」



アルミン(女装)「僕も別に良いよ」



ミカサ「じゃあ、アルミン、エレンと腕絡めて」



アルミン(女装)「」








95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 16:41:05.33 ID:UWCQrTnd0




アルミン(女装)「こう?」



ミカサ「ハアハア、良いよ良いよ、もっと二人とも照れた顔して」



エレン「早く飯食いたいんだが」



サシャ「もぐもぐ」



ミカサ「うひひ……」パシャパシャパシャ



エレン「もういいか?」



ミカサ「うん、ありがとう二人とも。これで夜のお……捗るから」



アルミン(女装)「」



エレン「そういやアルミン、その服は誰から借りたんだ?

     まさか自前ってワケじゃないだろうな」



アルミン「……>>98のだよ」








98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 16:49:56.73 ID:5NiYkLDw0




エレンの母さんの形見









100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 16:56:38.71 ID:UWCQrTnd0




アルミン(女装)「……エレンの母さんの形見だよ」



エレン「母さん……」



ミカサ「カルラおばさんの……だったのね」



エレン「どおりでなんだか懐かしい匂いがすると思ったぜ」



サシャ「もぐもぐもぐ」



アルミン「僕じゃあ、カルラおばさんの代わりにはなれないけど……それでも」



エレン「うっうぅ……母さん」ギュッ



ミカサ「おばさん」ギュッ



アルミン(女装)「……たまにはこうして、僕が女装して、

          エレンとミカサに家族の温かさを思い出させてあげるから、ね」ヨシヨシ



ハッピーエンド







内田「ねー、夏奈ちゃん」夏奈「んー?」
まゆり「ダル君の恵方巻きおいしいね~」
もこっち「ココロのスキマ、お埋めします?」