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芳佳「運転の練習するよー!」リーネ「うん!」ペリーヌ「はいはい」|エレファント速報:SSまとめブログ

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芳佳「運転の練習するよー!」リーネ「うん!」ペリーヌ「はいはい」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/14(月) 10:11:43.16 ID:QevGbsoR0

芳佳「まずはエンジンを回して……。――行くよ、みんな!!

リーネ「がんばって、芳佳ちゃん!」

ペリーヌ「みなさん。事故が起こったときのために、どこかにつかまっておいてくださいね」

ルッキーニ「わかったー!」

エイラ「サーニャは私につかっておけば問題ないぞ」

サーニャ「ありがとう、エイラ。そうするわ」

芳佳「発進!!」

リーネ「きゃー。芳佳ちゃーん」

芳佳「今日もロンドンまでいこー。ぶーんっ」

ペリーヌ「宮藤さん! もう少し速度をおさえなさい! 同乗者が多いんですのよ!?」


エーリカ「宮藤たちが今乗っているジープってさ、故障車で動かないやつだろ? なにやってるの、あれ」

シャーリー「イメージトレーニングだってさ。運転の」



4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/14(月) 10:16:50.74 ID:QevGbsoR0

リーネ「地図によると、ここは急勾配だから気をつけないとダメだよ」

芳佳「うんっ」

エイラ「うわぁっ」

サーニャ「きゃっ」

エイラ「あぁ、ゴメン、サーニャ。今、急カーブの遠心力が強くて」

サーニャ「大丈夫よ。でも、エイラもどこかに掴まっておいたほうがいいわ」

エイラ「そーだな。宮藤の運転は雑だからな」

芳佳「ひどーい。これでも頑張ってるんですよー」

ルッキーニ「うじゅー!!」

ペリーヌ「きゃぁ!? な、なんですか!! いきなり!!」

ルッキーニ「えんしんりょくがー」

ペリーヌ「今、カーブは通りすぎましたでしょ!!」


美緒「……なんだあれは?」

ミーナ「エイラさんたちが車の運転ができるようになりたいって言っていたから、その練習じゃないかしら?」

美緒「練習か、あれが?」



6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/14(月) 10:21:52.94 ID:QevGbsoR0

芳佳「はい、到着っ」

リーネ「無事についたねっ」

ペリーヌ「無事? 髪が乱れて仕方がありませんでしたけど?」

ルッキーニ「芳佳、へたっぴー」

芳佳「えぇー!?」

エイラ「そうだな。宮藤はハンドルを無駄に大きく動かしてるし、アクセルペダルは踏みっぱなしだし、ブレーキかけようともしないし」

ペリーヌ「実際に走っていればみなさんと心中ですわね」

芳佳「はぁ……」

リーネ「元気だして、芳佳ちゃん。まだ始めたばかりだし」

サーニャ「うん。上手くなるために練習しているんだから」

芳佳「そ、そうだね。うん。がんばるよ!!」

リーネ「その調子だよ、芳佳ちゃん」

エイラ「次は私が運転するぞ」

ルッキーニ「にひぃ。それじゃあ、あたしは助手席ー」

エイラ「待てよ。助手席はサーニャだろ」



9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/14(月) 10:27:04.77 ID:QevGbsoR0

エイラ「サーニャ、見てみろ。一番星だ」

サーニャ「ホント……。キレイね」

エイラ「サーニャのほうがキレイだけどな」キリッ

サーニャ「も、もう……エイラ……」

エイラ「サーニャ……」

ルッキーニ「エイラ、空見たりサーニャみたり、前全然むいてないじゃん」

ペリーヌ「死にますわよ!!」

エイラ「はぁー? なに言ってんだ。私は未来を先読みできるんだ。事故なんて起こさない」

芳佳「でも、さっきからアクセルも踏んでませんし」

リーネ「エンジンをかける作業も忘れてますよ?」

エイラ「……」

サーニャ「エイラ、これだと走らないわ」

エイラ「わ、わかってるって。冗談だ」

ペリーヌ「早く発進してくださいな」

エイラ「みてろよ。サーニャも惚れ直す私のドライビングテクニックを」



11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/14(月) 10:32:10.78 ID:QevGbsoR0

ルッキーニ「ぶぃーん!!」

リーネ「ルッキーニちゃん、前見えてる?」

ルッキーニ「ぜんぜん、みえない」

ペリーヌ「そもそもペダルまで足が届いていませんわよ」

ルッキーニ「ギリギリとどくって」

芳佳「でも、ペダルを踏もうと思うとルッキーニちゃんの顔が外からじゃ見えなくなるような」

エイラ「どれどれ……。うわぁー。ホントだ。無人の車が走ってるみたいだゾ」

サーニャ「ちょっと、怖いかも」

ルッキーニ「ぶー! 本人が見えてるからいーの!」

芳佳「そうかなぁ……」

ペリーヌ「おそろしいですわね……」

リーネ「あはは」

バルクホルン「お前たち、何を故障車で遊んでいる!!」

エイラ「げ、大尉」

バルクホルン「全員、すぐに降りろ!!」



13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/14(月) 10:38:41.63 ID:QevGbsoR0

バルクホルン「宮藤やルッキーニはともかく、ペリーヌまで何をしているんだ。全く」

ルッキーニ「うじゅ」

芳佳「ともかくってなんですか!?」

ペリーヌ「これは……その……」

エイラ「大尉。これは私がみんなを誘ったんだ」

バルクホルン「エイラが?」

エイラ「みんなでほら、大型トラックとか運転できるようになれば、買出しとかも楽になるだろ?」

バルクホルン「運転技能を磨くことはいいが、今のはどうみても運転ごっこにしか見えないぞ」

サーニャ「あの、ただ訓練するだけじゃ面白くないと思って……私が……考えたんですけど……」

バルクホルン「そもそも練習にならんだろう。実際に動かしてみなければ」

芳佳「だって、ミーナ中佐が危ないからダメだって」

バルクホルン「だからって動かない車で練習か」

リーネ「シャーリーさんはしないよりは全然いいって言ってくれました」

バルクホルン「……」

エイラ「大尉。別に軍規に違反してるわけじゃないし、いいだろ?」



15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/14(月) 10:45:43.43 ID:QevGbsoR0

バルクホルン「――シャーリー!!」

シャーリー「んあ?」

バルクホルン「何をしている」

シャーリー「なにって、ユニットのセッティングだけど」

バルクホルン「お前が宮藤たちにイメージトレーニングをするよう勧めたそうだな」

シャーリー「ああ。そうだ。まぁ、私が言う前からみんなで楽しそうにハンドル動かしてたけど」

バルクホルン「ならば、しっかり指導してやれ。あれでは遊んでいると思われる」

シャーリー「指導っていわれてもな」

バルクホルン「ギアスティックのことも分かっていなさそうだったぞ」

シャーリー「マジ?」

バルクホルン「あれでは路上には永久に出せない」

シャーリー「それぐらいサーニャが知ってると思ったんだけどなぁ」

バルクホルン「いいから、見て来い」

シャーリー「はいはい」

バルクホルン「全く。どうかしている」



17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/14(月) 10:53:02.21 ID:QevGbsoR0

ペリーヌ「いいですか? 運転中はサイドミラーもしっかり確認するんですのよ」

リーネ「わ、わかりました」

芳佳「リーネちゃん、肩の力抜こう。リラックス、リラックス」

エイラ「実際に走るわけじゃないんだ。気張らずにいけ」

リーネ「は、はい」

ペリーヌ「では、出発」

リーネ「出発!」グッ

ルッキーニ「リーネ、それじゃあ踏み込みすぎじゃない?」

リーネ「え!? そ、そう!?」

サーニャ「急発進して私たち、後ろに倒れると思う」

エイラ「なにぃ? そうなのか? ――うわぁー」

芳佳「ぐぇ」

エイラ「お。大丈夫か、宮藤?」

芳佳「エイラさん、急にもたれ掛ってこないでくださいよぉ。びっくりするじゃないですか」

エイラ「だって、ほら、急発進は慣性の法則が働くからさぁ」



18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/14(月) 10:58:27.36 ID:QevGbsoR0

シャーリー「随分と楽しそうだな、お前たち」

芳佳「あ、シャーリーさん」

シャーリー「練習、捗ってるか?」

ペリーヌ「無論ですわ。このわたくしがいるのですから」

エイラ「私もだ。何も問題ないぞ」

リーネ「い、今、サイドミラーの重要性を教えてもらっていて」

シャーリー「ふぅん」

ルッキーニ「シャーリーも私が運転する車でドライブにつれていってあげるからね!」

シャーリー「そりゃ、楽しみだな」

ルッキーニ「でしょ?」

サーニャ「あの、やっぱりこの練習はダメですか?」

シャーリー「いやいや、注意しにきたわけじゃないから。続けてくれ」

サーニャ「よかった……」

ペリーヌ「ほら、リーネさん。最初から始めますわよ」

リーネ「は、はい!」



19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/14(月) 11:04:03.51 ID:QevGbsoR0

リーネ「前、よし。うしろ、よし。右、よし。左、よし。前、よし。全部、よし!」キョロキョロ

ペリーヌ「いいですわ」

リーネ「エンジン、始動します」

シャーリー「なぁ」

リーネ「な、なんですか!?」

シャーリー「前方後方の確認はいいんだけど、エンジンをかけたあとにやったほうがいいんじゃないか? エンジンかけるまでに状況は変わるし」

エイラ「言われてみればそうだな。おい、ペリーヌ、バカじゃないのか?」

ペリーヌ「なんですって!? 誰も注意してくれなかったくせにぃ!!」

芳佳「まぁまぁ、ペリーヌさん」

ペリーヌ「……ふんっ。もういいですわ!」

ルッキーニ「ペリーヌがすねたぁ」

リーネ「ペ、ペリーヌさん、困ります! 教えてください!!」

サーニャ「あの仲良くしましょう……」

シャーリー「あたし、余計なこといったか?」

芳佳「そ、そんなことないですよ!! シャーリーさんも教えてくれてありがとうございます!!」



21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/14(月) 11:10:44.11 ID:QevGbsoR0

ペリーヌ「ふんっ」

芳佳「ペリーヌさん、機嫌なおしてくださいよぉ」

ルッキーニ「キャンディ、たべりゅー?」

ペリーヌ「結構ですっ!」

サーニャ「エイラ、謝って」

エイラ「でも……」

サーニャ「エイラ」

エイラ「わかったよぉ。――ペリーヌ、悪かったな。お前はバカじゃないぞ、間が抜けていただけで」

ペリーヌ「謝るなら言葉ぐらい選んでください!!!」

シャーリー「はいはい。ストップ。やめろって。よく狭い車内でケンカできるな」

サーニャ「エイラとペリーヌさん、仲がいいから」

ペリーヌ「だ、だれが!! こんな他人の気持ちを一切考えない人のことなんてだいだいだい、だいきらいですわ!!」

エイラ「はぁー? 私だってお前のことなんてだいっきらいだかんなぁ!」

サーニャ「ご覧の通りです」

シャーリー「うん。そうだな。よし、ペリーヌ。あたしが助手席に座るから、お前はエイラの隣にでもいけ」



22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/14(月) 11:16:44.00 ID:QevGbsoR0

シャーリー「いいか、リーネ。まずはエンジンをかけて、ライトをつけろ」

リーネ「ライト? まだお昼の設定なんですけど」

シャーリー「ライトが点灯するかどうか、出発前に確認しておくのは重要だ。昼でも霧が出てくるようなことがあったら大変だろ?」

リーネ「あぁ。そうですね」

シャーリー「まずはそこからだ」

リーネ「わかりました」

ペリーヌ「ガルルルル!!」

エイラ「ベーッ!」

芳佳「やめましょうよぉ」

ルッキーニ「うるさーい」

サーニャ「エイラ、だ
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    コメント一覧

      • 1. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2013年10月14日 20:36
      • >>1おつ
        三期おめでとう!
      • 2. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2013年10月14日 20:39
      • 真正面から車止めるおねーちゃんカッコイイ
      • 3. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2013年10月14日 20:43
      • 劇場版のジープに乗る芳佳はマジでイケメンだったな
      • 4. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2013年10月14日 20:46
      • 本編の芳佳は二期終了後にみっちゃんのおっちゃんから運転習ったんだよな確か
      • 5. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2013年10月14日 20:46
      • 新TVアニメシリーズ決定!
        やったぜ
      • 6. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2013年10月14日 21:47
      • お姉ちゃんとシャーリー可愛い。
        昨日のみんデキから未だに興奮がおさまらないw
      • 7. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2013年10月14日 22:33
      • 三期やんの?きったぁぁぁぁあ 部隊どこかな501?502のがワンチャンありそう

        魔法でなんとかします吹いたwwこの魔法厨がwwみんなかわいいなぁ
      • 8. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2013年10月14日 22:45
      • みんな可愛いな
        新シリーズも501でやって欲しい
      • 9. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2013年10月14日 22:59
      • ペーパーのぼくの隣にエイラちゃんを乗せて愛を囁きながら運転したいよぉ。
      • 10. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2013年10月14日 23:08
      • 三期おめ

        連日ストパンssが畳み掛けてきたせいもあるが
        この作品でつい泣いてしまった
      • 11. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2013年10月14日 23:09
      • 僕はアレクサンドラ・I・ポクルイーシキンちゃん!
        501も好きだけど502来たら嬉しいわ
      • 12. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2013年10月14日 23:12
      • 三期・OVAは全キャラ総出演だ。

        プリキュアのノリとは違うもので。
      • 13. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2013年10月14日 23:18
      • 501はOVAでやるらしいからTVは他部隊かもなあ
        でも核心に迫る話作るなら宮藤避けられんだろうしいろいろと難しいな
        まあエイラーニャ成分さえ補給出来たらなんでもいいかな

    はじめに

    コメント、はてブなどなど
    ありがとうございます(`・ω・´)

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