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http://japanese.engadget.com/2013/10/15/valve-steam-controller-fps-rts/


動画:Valve がSteam Controller のデモムービーを公開、パッドでFPSやRTSゲームをプレイ - Engadget Japanese

Valve がスティックなしゲームパッド『Steam Controller』のデモンストレーションムービーを公開しました。

Steam Controller とは、ゲーム用OS 『SteamOS』と家庭用PCゲーム機規格『Steam Machines』とともに、PCゲームをリビングルームで快適にプレイすることを目的としてValveが開発中の製品。マウスとキーボードに取って代わるために様々な機能を備えます。

まずクリック可能な円形の高解像度トラックパッドを2つ備え、PCゲームでは定番のW/A/S/D キーでの移動やマウスによる視点移動、左右クリック操作に対応。また16個の物理ボタンを含め、割り当てる機能をすべてカスタマイズ可能です。



動画ではPortal 2やCounter-Strike:Global Offensive といった一人称視点のゲーム(FPS)や、ストラテジーゲームのCivilization 5、アドベンチャーゲームのPapers Please をプレイしています。

動画を見る限りではキャラクターやマウスポインタの移動はスムーズに見えますが、照準やカーソルを合わせる際は若干ぎこちなく、慣れが必要な様子です。



なお動画中のプロトタイプでは、コントローラの中央部が4つのボタンになっていますが、製品版ではクリック可能な高解像度タッチスクリーンを搭載します。

このタッチ画面にはゲームに応じたボタンなどを表示するほか、Valve の提供するAPI を使うことで、セカンダリモニタとしてゲーム内の地図やメニューを表示することもできます。テレビ画面とタッチスクリーン間の視線移動を減らすために、ゲーム画面上にこのタッチスクリーンの表示内容をオーバーレイ表示することも可能です。

なおSteam Controller でのプレイを考慮せずに製作されたゲームについては、コントローラをキーボードとマウスとして認識させるレガシーモードを組み込むことで対応しています。

現在はSteam Machines とともに300名のベータテスターを募集中。興味のある方はSteam Machines のページへどうぞ。

またValve によると、今後はゲーム開発者によるデモ動画も公開予定としています。