まどか「ドクターK?」
- 2013年10月18日 21:20
- SS、魔法少女まどか☆マギカ
- 13 コメント
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- 1 :1 2013/09/24(火) 01:32:41.55 ID:pECpoFLx0
- まどか☆マギカとスーパードクターKのクロスSSになります。
ドクターKって何?と思った方は近所のブックオフにでも行けば漫画が置いてあるので
そちらを見てください。 - 2 :1 2013/09/24(火) 01:33:08.62 ID:pECpoFLx0
- プロローグ
かつて日本に、日本医学界の最高権威・帝都大医学部を首席で卒業した天才青年医師がいた。
若くして国際レベルで活躍し、その執刀技術は特Aランク。
しかし、彼はある日、忽然と姿を消した。
彼こそは野獣の肉体に天才の頭脳、そして神技(しんぎ)のメスを持つ男。
その名は……K!
- 3 :1 2013/09/24(火) 01:34:35.35 ID:pECpoFLx0
- カルテ1.ドクターK現る!
ほむら「鹿目まどか。貴女は自分の人生が、貴いと思う? 家族や友達を、大切にしてる?」
まどか「え…えっと…わ、私は…大切…だよ。
家族も、友達のみんなも。大好きで、とっても大事な人達だよ!」
ほむら「そう…もしそれが本当なら、今とは違う自分になろうだなんて、絶対に思わないことね。
さもなければ、全てを失うことになる。
貴女は、鹿目まどかのままでいればいい。今までどおり、これからも…」
まどか「…」
ほむら(さて、これでいつものようにまどかを警戒させる事には成功したわ。
あとは魔女戦に備えて保健室で暫く寝ていようかしら。)
- 4 :1 2013/09/24(火) 01:35:38.59 ID:pECpoFLx0
- <保健室>
まどか「ここが保健室だよ、えーとお薬はと…」
ほむら「必要ないわ、暫く寝てれば大丈夫だから。」
まどか「そ…そうなんだ…」
ほむら(心臓の病気はもう魔法で完治したし後は魔女との戦いに備えて今の内に仮眠でも…)
―「そこのお前、ここは仮眠室ではないのだがな。」
ほむら「だ…誰!この保健室の場に相応しくないマントを着込んでその下には
鍛えられた鋼の筋肉を持つ強面の男は!?」
- 5 :1 2013/09/24(火) 01:36:49.53 ID:pECpoFLx0
- まどか「あ、K先生!」
ほむら「K先生って…この人まさか保健の先生なの?」
まどか「うん、そうだよ。昨日見滝原中の保健医として赴任したんだって。」
K「うむ、本当なら大学時代の旧友が赴任するはずだったが盲腸で入院してな。
代わりにこの俺が代理で来たわけなのだ。
ちなみにまどかは保健係なのですぐに打ち解けてくれた。」
まどか「ティヒヒ♪」
ほむら「どう見てもこの学校には場違いな人なんだけど…」
K「さて話は戻るがほむらよ、お前の心臓の病は既に完治している。
いや…それどころか後遺症すら残っていない、これはどういう事だ?」
ほむら「あなたに言う必要はないわ、悪いけど失礼するわね。」
まどか「あーぁ、ほむらちゃん行っちゃった。
もう…K先生はいきなり女の子の秘密暴こうとするなんて…デリカシー無さすぎですよ!」
K「ふむ…しかし気になる…暁美ほむら…何者だ?」
- 6 :1 2013/09/24(火) 01:37:37.81 ID:pECpoFLx0
- それから色々とありQBの出現、魔女との遭遇、そして巴マミとの出会い…
マミ「魔女は逃げたわ。仕留めたいならすぐに追いかけなさい。今回はあなたに譲ってあげる」
ほむら「私が用があるのは……」
マミ「飲み込みが悪いのね。見逃してあげる、って言ってるの。
お互い余計なトラブルとは無縁でいたいと思わない?」
ほむら「…」
まどか「ほむらちゃん!…行っちゃった…」
- 7 :1 2013/09/24(火) 01:38:06.57 ID:pECpoFLx0
- その後、傷ついたQBはマミの魔法により完治されまどかとさやかはようやくQBと
話をする事が出来た。
QB「どうもありがとう。僕の名前はキュゥべえ!」
まどか「あなたが……私を呼んだの?」
QB「僕、君たちにお願いがあって来たんだ」
さやか「お願い?」
QB「僕と契約して、魔法少女になってよ!」
- 8 :1 2013/09/24(火) 01:39:14.69 ID:pECpoFLx0
- <路地裏>
一方ほむらは…
ほむら「まただわ…結局QBの接触を阻止できなかった…
また繰り返すのね…けど私は何があろうと必ず…まどかを救ってみせる…」
K「まどかを救うだと?」
ほむら「あなたは…K先生?」
K「こんな夜遅くに出歩くとは危険だな、家まで送って行こう。」
ほむら「余計なお世話よ、放っておいて!」
K「待て!何か悩みがあるようだが…」
ほむら「放っておいてと言ってるのが聞こえないのかしら!」
- 9 :1 2013/09/24(火) 01:40:00.46 ID:pECpoFLx0
- K「ではこれから言う事は俺の独り言だと思ってくれればいい。
何でも自分一人で背負いこむな、たまには他人に頼ってみろ。」
ほむら「何も知らないくせに知った風な口を言わないで!」ダッ
K「…」
結局ほむらはKの忠告にも耳を貸さずにいなくなってしまった。
それから数日後…
- 10 :1 2013/09/24(火) 01:40:28.61 ID:pECpoFLx0
- <魔女の結界最深部>
マミ「体が軽い…!こんな幸せな気持ちで戦うの初めて…!もう何も恐くない!!」
ドンドンドンドン
使い魔’s「「ギャァァァァァ!?」」
まどか「マミさんスゴい!使い魔を瞬殺しているよ!」
さやか「行っけー!マミさん!」
- 13 :1 2013/09/24(火) 01:40:55.65 ID:pECpoFLx0
- <結界内部>
そこにはマミの魔法により身体を拘束されたほむらがいた。
ほむら「巴マミの拘束魔法は私じゃ解けない…結局巴マミの死は防げないのね…」
カツッ コツッ
シュパッ シュパッ
バサッ
落胆していたほむらであったが突然マミの拘束していたリボンがキレイに斬れてしまい
脱出する事が出来た。
そしてそんなほむらの前に足音が確実に近づいてくる、その正体は…
ほむら「あ…あなたは!?」
- 14 :1 2013/09/24(火) 01:41:36.26 ID:pECpoFLx0
- <魔女の結界最深部>
マミ「ティロ・フィナーレ!!」
その頃マミはお菓子の魔女シャルロッテと戦闘中で必殺技のティロ・フィナーレで
止めを刺した。
まどか「やったー!」
さやか「マミさんさっすがー♪」
ティロ・フィナーレの一撃で魔女シャルロッテは撃破された…と誰もが思ったその時だった。
シャルロッテ『ア~ン』
マミ「……?」
- 15 :1 2013/09/24(火) 01:42:09.41 ID:pECpoFLx0
- シャルロッテは真の姿を現し、その巨大な口でマミを食べようとした。
ガブリッ
シャルロッテ「♪」
マミは一飲みでシャルロッテに全身を飲み込まれた、そして次の獲物をまどかとさやかに
標的を絞り襲い掛かる。
QB「このままじゃやられる!まどか!さやか!すぐに願い事を言うんだ!」
しかしまどかとさやかは先ほどの光景を見たショックで満足に動く事が出来なかった。
まどか「あぁ…マミさん…」
さやか「嘘だよね…死んじゃうだなんて…」
- 16 :1 2013/09/24(火) 01:43:20.14 ID:pECpoFLx0
- そんなまどかとさやかの前に非情にも魔女シャルロッテは襲い掛かった。
シャルロッテ『ア~ン』
ガシッ
だがまどかたちを噛み砕こうとしたシャルロッテの牙はある男によって抑えられた。
その男こそ…
K「うおおおおおお!」
まどか「K先生!」
- 17 :1 2013/09/24(火) 01:43:59.65 ID:pECpoFLx0
- さやか「嘘でしょ…生身の人間が魔女の牙を抑えつけてるなんて…」
QB「この男…一体何者なんだ!?」
まどか「K先生!あの魔女の中にマミさんが!」
K「わかった、行くぞ!ぬうんっ!!」
グググググググ
まどか「K先生の鋼の筋肉が盛り上がっていくよ!」
- 18 :1 2013/09/24(火) 01:45:15.42 ID:pECpoFLx0
- シャルロッテ『?』
K「フンッ!!」
ボギィッ!!
シャルロッテ『ウギャァァァァァ!?』
QB「なんだって!まさか握力だけで魔女の牙を粉砕するだなんて!?」
K「でぇぃっ!」
スパッ
さやか「K先生のメス捌きで魔女に喰われたマミさんが出てきたよ!けど…」
- 19 :1 2013/09/24(火) 01:46:26.54 ID:pECpoFLx0
- さやか「K先生のメス捌きで魔女に喰われたマミさんが出てきたよ!けど…」
QB「どうやらマミは魔女に首を切断寸前まで喰われていたようだね。
幸い首は繋がっているが出血が酷い、これじゃ助かりようがないよ。
だがもしマミを助けたければ僕と契約して魔法少女に…」
K「その必要はない、このオペは俺がやる!」
QB「訳のわからない事を言わないでくれ、非常識にも限度というモノがある。
たかが人間の力で魔女の力をどうにか出来るわけが…」
- 20 :1 2013/09/24(火) 01:47:25.16 ID:pECpoFLx0
- K「黙れ。」
QB「え?」
K「戯言を聞いている暇は無い!!」
ドゴォッ!
QB「ごへっ!?」
さやか「QBがK先生に殴られた!?」
K「これよりオペを開始する!巴マミの首周りの出血の止血、及び縫合を行う!」
まどか「ス…スゴい…K先生のメス捌きであっという間にマミさんの傷口が塞がれていく…」
さやか「汗ひとつかかずにとんでもないスピードで行うなんて…まさに神業だよ!」
- 21 :1 2013/09/24(火) 01:48:10.10 ID:pECpoFLx0
-
QB『グ…ググ…グオォォォォォ!!』
まどか「そんな…死んだと思った魔女がまた立ち上がってくるだなんて…」
さやか「K先生!!」
K「俺の…邪魔をするなぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ドオオオオン
まどか「あぁ…K先生の裏拳一発で魔女が吹っ飛ばされた!」
さやか「おまけにグリーフシードになったよ!」
K「まったく落ち着いて手術も出来ん…」
- 23 :1 2013/09/24(火) 01:48:36.36 ID:pECpoFLx0
- それから数分後、魔女の結界は解けマミの緊急手術も終わった…
K「オペ終了。」
さやか「嘘!1時間も経ってないのに!?」
K「心配ならこの病院に入院させてやれ、あとはビタミン剤でも打っておけば自然に治る。」
まどか「ありがとうK先生!」
K「…」
- 24 :1 2013/09/24(火) 01:51:14.46 ID:pECpoFLx0
- Kは黙ってその場を立ち去ろうとするがほむらはその行く手を阻もうとした。
ほむら「待ちなさい!あなたは一体何者なの!?」
さやか「あ、転校生…来てたんだ…」
まどか「ほむらちゃんの事すっかり忘れてたよ、ティヒヒ。」
K「俺の名はKAZUYA、俺の使命はこの世に生きとし生ける者全てを救う事…
人は俺の事をこう呼ぶ、ドクターKとな!!」
ほむら「ドクターK…」
ザッ ザッ ザッ
こうしてKはその場を後にした、しかし見滝原病院の屋上からひとりの男がその光景を眺めていた。
- 25 :1 2013/09/24(火) 01:51:40.70 ID:pECpoFLx0
- ―「クックックッ!さすがだなドクターK、そうでなければ面白くない。
お前を倒すのはこの俺…ドクターTETSUしかいないのだからな!!」
続く
- 38 :
コメント一覧
-
- 2013年10月18日 21:24
- タイトルでガンダムWかと思ったら違った、あっちはドクターJだった
-
- 2013年10月18日 21:24
- アラサーでギリギリわかるってとこだよなドクターKってw
-
- 2013年10月18日 21:29
- ※1
今イブニングでK2って続編やってるよ。
主人公1がカズヤの分家出身のKで主人公2が終盤出てきたカズヤの息子。
-
- 2013年10月18日 21:31
- KREVAかと思った
-
- 2013年10月18日 21:46
- スーパードクターYKK(小声)
-
- 2013年10月18日 21:47
- 一個突っ込ませて。
ドクターHは、KAZUYAじゃなしに、KEIみたいにすれば良かったんじゃない?
-
- 2013年10月18日 21:48
- >>6
ツッコむとこそこじゃねえだろと言いたい
-
- 2013年10月18日 22:01
- 俺もKREVAかと思ったわ
-
- 2013年10月18日 22:02
- ドクターKめっちゃ好きだったわ
-
- 2013年10月18日 22:20
- うん、まあKならしょうがないか
-
- 2013年10月18日 22:25
- 誰もSSの感想語ってねーな
-
- 2013年10月18日 23:04
- K2は主人公死なないと良いが
-
- 2013年10月18日 23:22
- 医者でやるなら魔界都市新宿のドクターメフィストでやって欲しかった
ホモだから恭介が寝取られちゃうかもしれないけど
-
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