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旅行の達人たちが語る…空港で「次の空いてるフライトに乗せて」と頼んだことがある人々の経験談いろいろ:らばQ
2013年10月18日 12:40
 

空港カウンター
海外旅行が珍しくない時代ですが、さすがに空の旅ともなれば電車やタクシーのように気まぐれに乗るわけにもいかず、普通は前もって旅行計画を立てているかと思います。

しかし行先を決めず、座席の空いてる便にランダムに乗ったなら、いったいどんな結果が待ち受けるのでしょうか。

「空港に行って『次の空いてるフライトにとりあえず乗せて』と頼んだことはある? そしてその旅はどんなものになった?」

海外掲示板にそんな質問がされ、興味深い経験談が語られていました。

●友人はしょっちゅうそれをやってるよ。金曜日の午後に空港に行き、あと1〜2時間で飛び立つ飛行機があるかを尋ねて、週末(あるいはさらに数日)過ごせるか確認するんだ。ちなみに彼は自分でビジネスをしているので、スケジュールには余裕がある。そうやってヨーロッパのいろんな場所にランダムで行ってる。ちなみに彼の拠点はエディンバラ(スコットランド)。

●ジャーマンウイングス航空が売り出していたのが、29ユーロ(4千円弱)で往復チケットを買えるもので、どこに飛ばされるかわからないんだ。3〜10都市が選択肢として与えられるが、払い戻し不可の予約をしてからでないと場所は知らされない。トライはしたいと思ったけど。

●↑それを使ってみたよ。友達といっしょにチケットを購入した。カテゴリ(パーティ、観光、自然など)も選べて、いらない都市は5ユーロ払って省ける。そうして行ったのがダブリン(アイルランド)で楽しかった。ちなみにドイツのフランクフルトから行った。またやるつもり。

●↑おもしろいコンセプトだね。やってみたい。ヨーロッパはそういう意味ではいろんな都市や文化が近くにあっていいな。

●↑旅行好きにとってアメリカ在住ってのは好ましくない。飛行機がどこへ行くのも高い。そんなアメリカの大都市にいろいろいけるオプションが欲しいよ。国際線はもうないに等しい。

●↑オーストラリア内でどこか行こうとしてみてくれ……。島の中でも最低1200ドル(約12万円)からだ。

●↑ニュージーランドに来たらどう? 羊がいるよ。

●片道33ユーロ(約4400円)。片道では帰って来れないので66ユーロかかる。それでも安いけどね。

●↑もしかして帰りもランダム? そうやって利益を得てるんだな。

●↑「帰りたいんですけど」
「ではルーレットを回しましょう。クルクルクルクルクル……残念、ルーマニアです。次はがんばってくださいね」

●↑とりあえず、すばらしく思える。

●飛行機じゃないけどタクシーでそれをやったことがある。その運転手は一番近くのストリップクラブに連れていった。

●↑それはストリップクラブが、客を連れてきたらタクシーの運転手にマージンを払うからだ。少なくともラスベガスではそうだよ。

●そういう方法を使うとめちゃくちゃチケットが安くなるか高くなるのかどっち? そんなことを言うと航空会社にぼったくられそうなんだけど。

●「どこでもいいからチケットをくれ、だが葬式に出席するんだ」と安くするために言うのはどうだろう?

●↑「葬式へ行くチケットをくれ」でいいだろう。

●飛行機が今にも出発するときは割と安いよ。空席で飛ばすよりいいからね。ただしいつのどこ行きかにもよる。

●一度次に来る最初の飛行機のチケットを片道で購入したことがある。そうしたらSが4つ付いていた。うちの姉がデルタ航空で働いているので笑って教えてくれたが、4つのSというのは「この客はたぶんテロリスト」という意味らしい。確かにTSA(アメリカ運輸保安庁)の職員に細かく全てを検査された。すごい時間かかった。

●一度友達とそれをやって、手当たりしだいといった感じに夜を過ごしたことがある。2人で酔っ払いながらバスに乗って空港に行き、安いチケットがあるかどうか聞いた。ドイツに数時間後に到着し、朝の4時まで飲んでいた。飲んだ相手は消防士と思っていたら警察だった。

●↑安いフライトっていくらのこと? 500ドル以下? 1000ドル以下?

●↑往復で100ドル(約1万円)のことだよ。一泊20ドル(約2千円)のホテルだ。狂ったバースデーを楽しむには十分安い。

●自分のストーリーだけど。
2012年のことだった。住んでいるところにほとほと嫌気がさしていた。人嫌いで、仕事嫌いで、自分の人生の向かう先がイヤだった。とにかくイヤでイヤでたまらず、太った23歳で、彼女もなく、デートするチャンスもなく、同じバーの同じ最低の友人と週末に飲むだけだった。
ある金曜日、もうたくさんだと感じて上司に仕事をやめると伝えた。1時間くらいぐるぐると運転して家に帰って自殺を真剣に考えて、これで終えてしまおうと思った。
でもその代わりスーツ1着と2〜3の着替えだけを持って一番近くの空港へ行った。次のフライトはどこ行きかを尋ねたら、ワシントンD.C.だと言われた。飛行機に乗ったとき最高の気持ちになった。人生のすべてがよくなる気分で、動いているだけより一歩進んだ気持ちになった。
到着したらタクシーに乗って安ホテルに2カ月住んだ。仕事を得て今は満ち足りている。体重も減らし、初めてのマラソンも走った。自発的な旅行というのは最高の治療だと思う。人生が自分のほうにやってくるのを待っていたらいけない。飛行機に乗れ。どこでもいいから行くんだ。失敗した人生を歩むようなオプションはないんだ。
お気に入りのRPGを1から始めたところを想像するんだ。全てはそこからだ。

●ある日退屈ですることがない週末に、これをしたよ。カバンも無しでカナダのハリファックスからトロント行のチケットを取得した。3時間後には友達とビールを飲んでいた。そこで両親と変な会話になったんだが、なぜ週末に帰ってこなかったのかを尋ねられ、「そういう気分」というのは良い理由ではなかったようだ。

●↑注意人物としてリストに乗る方法でもあるな。

●空港で、次は「ニュージャージー行きです」と言われて、「じゃあその次は?」と言ってしまった。

●↑それはまだラッキーだろ、オレは「ソマリア行きです」と言われたぞ。

行き当たりばったりの気まぐれ旅行も悪くないかもしれませんが、さすがに海外だと勇気が入りますね。

予想もしない都市が待ち受けているのは、いろいろな意味で刺激的のようです。

Has anyone ever walked up to an airport counter and said "give me a ticket on the next flight out"? How did it turn out?

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zeronpa | カテゴリ:旅行  海外の反応
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