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国家転覆を図る大規模テロとの闘い ウルトラ・レッド1巻「このハードなクライム感!」 - アキバBlog
2013年10月19日

国家転覆を図る大規模テロとの闘い ウルトラ・レッド1巻「このハードなクライム感!」

ウルトラ・レッド 野口賢氏のコミックス「ウルトラ・レッド」1巻【AA】が18日に発売になった。西村寿行氏の小説『往きてまた還らず(1977年)』が原作で、裏表紙では『爆破テロにより新宿は灰燼と化す。対テロリスト精鋭組織「公安特化隊」の若きエースはテロにより姉を失い復讐鬼と化した!』で、オビは『ハードなクライム感にビリビリくること間違いなし!!』。

野口賢氏のコミックス「ウルトラ・レッド」1巻【AA】発売
原作は西村寿行氏の1977年の小説〈鷲シリーズ〉第一作「往きてまた還らず」

「僕は陸幕二部別室の伊能紀之だ あんたらとは別件で大使の行動を追っていた」

「通りでタンクローリーが吹き飛んでる」 「車が次々に誘爆を起こしてます」
「四百台ほど収容してある車が誘爆を起こしています」

「西口一帯は火の海です K高層ホテルではパニックが起き宿泊客が窓から雀のように飛び降りとるんです」
ゲーマーズ本店
とらのあな秋葉原店A
K-BOOKS秋葉原新館

西村寿行氏の1977年の小説〈鷲シリーズ〉の第一作『往きてまた還らず』のコミカライズで、野口賢氏がチャンピオンREDで連載されている「ウルトラ・レッド」1巻【AA】が18日に発売になった。

原作:西村寿行氏の〈鷲シリーズ〉(死神シリーズ)は、Nouvelles du ventさんの紹介によると『未曾有の無差別殺人を仕掛けてくる国際テロに対して、警察庁公安特科隊長 中郷広秋(なかごうひろあき)と伊能紀之(いのうのりゆき)が法を無視して死闘を繰り広げる痛快アクション。シリーズでは、テロ組織から死神と呼ばれる二人は世界をまたにかけて戦います』で、今回発売になった「ウルトラ・レッド」1巻【AA】は、中郷・伊能コンビの小説第一作『往きてまた還らず』のコミカライズで、全焼ビル&家屋:240戸、燃えてた車:1300台、死者:830人の新宿爆破テロで始まってる。

コミックス1巻の新刊折込では『超本格ハードバイオレンス浪漫!虐げられし民衆の怨念が紅蓮の炎となり、日本全土を焼き尽くす!国家転覆を目論むテロの首魁「陰の男」の暴走に挑むのは、テロにより姉を失い復讐鬼と化した公安の精鋭組織「特化隊」の若き隊員・伊能紀之…!』になっていて、オビには鈴木央氏の『このハードなクライム感にビリビリくること間違いなし!!』入り。

極左を超えた超集団「ウルトラ極左」のガソリン爆破テロにより新宿は灰燼と化す。対テロリスト精鋭組織「公安特科隊」の若きエース伊能紀之はテロにより姉を失い復讐鬼と化した! 怨念渦巻くハードバトルが幕を開ける!! 裏表紙

なお、『ウルトラ・レッド』の雑誌新連載時には、メテオ・ストライクス!さんが『(原作の「往きてまた還らず」は)非常にスケールがデカいし、読んでいて実に燃える。特に伊能が中郷と半ばコンビ関係になって、共に死力を尽くして僧都一味を追うくだりはシビれます。後に、この中郷&伊能の飲んだくれコンビがw、世界をまたに活躍する"鷲シリーズ"となるくらいに、キャラクターの立った二人であります』などを書かれてた。

また、原作小説の「往きてまた還らず」【AA】については、ののさんの感想『のっけから大惨事、最後まで大騒動、充分に壮大なスケールと疾走感を味わえ、面白かったです』、hikagemonoさんの感想 『ハードアクションとパニックノベルの両面の特色が生かされ、スケールの大きな駄法螺とブラックユーモアの側面も伺える本作こそが、最高傑作といえるのではなかろうか』、ザックさん『まさに「血沸き肉踊る」、全共闘世代の残り香紛々の頃の小説ですが、息もつかせぬ展開で一気に読ませます』などがあった。

「ウルトラ・レッド」1巻コミックス情報

「…この男だ この男を公安特科隊にほしい」
「火の海です
一面が火の海です」
「首都を崩壊に陥れ国家の転覆を企んでいる」
「杉並署の公安課がマークしている過激派学生集団共産革命のメンバーよ」
「上野駅が爆破されました
ともかく駅周辺が火の海になっている」
「ボクが無能だからこの人たちは死んだ 姉さんも…」

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【関連リンク】
秋田書店 / チャンピオンRED
「ウルトラ・レッド」1巻コミックス情報
西村寿行 - Wikipedia
野口賢 - Wikipedia
新宿で大規模テロ、西村寿行の小説を野口賢がマンガ化(連載開始時)
西村寿行ってなんであんなにエロいの?(連載開始時)
往きてまた還らずのコミカライズと謳うなら、きっちりとやってもらわないと(連載開始時)
17年前くらいだったら、絶対マンガ化は不可能だったと思う(連載開始時)

作品の方向性はこの作者にお馴染みの行間が大きいサイキック・バトルを思わせる
やっぱ、時代が違うからなぁ。現代版にすると何か違うし
ウルトラレッドという漫画の帯に鈴木央先生がコメント寄せてるんですが!
寿行先生のアナーキーさを10年代に甦らせる、尊いまんがです
帯が鈴木央さんで「何で?」と思ったのですが……もしかして
寿行先生のアナーキーさ、もっともっと再評価されてほしいです

【原作「往きてまた還らず」感想リンク】
公安特科隊長 中郷広秋と伊能紀之が法を無視して死闘を繰り広げる痛快アクション
新宿爆破により、 全焼家屋 240戸、炎上車 1300台、死者 830人
後には居酒屋コンビ等と言われるもこの頃はまだほぼ素面
のっけから大惨事、最後まで大騒動、充分に壮大なスケールと疾走感
スケールの大きな駄法螺とブラックユーモアの側面も伺える本作こそが、最高傑作
まさに「血沸き肉踊る」、全共闘世代の残り香紛々の頃の小説


ウルトラ・レッド(1) (チャンピオンREDコミックス)ウルトラ・レッド(1) (チャンピオンREDコミックス)
西村 寿行 野口 賢

バビル2世 ザ・リターナー (8) (ヤングチャンピオンコミックス) デビルマンG(4) (チャンピオンREDコミックス) シドニアの騎士(11) (アフタヌーンKC) 多重人格探偵サイコ (19) (カドカワコミックス・エース) GANGSTA. 5 (BUNCH COMICS)

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