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先史時代、人間が地球上にまだ存在しなかったはるか昔、地球じを歩き、這い、飛び、泳いでいた生命体がいた。確認されているうちの最も初期の生物はカンブリア紀にさかのぼり、6億年前に生息していたと言われている。
地球をとりまく環境も今とはまったく異なっており、それ故に当時の生き物たちもその環境に即した今では考えられないような造形をしていた。ここではそんなワクワクする25の生き物たちを見ていくことにしよう。
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※解説は海外サイトより引用したものなので、例のごとく間違っている場合があるとおもう。その場合はコメント欄で指摘してもらえば幸いだ。
1.始祖鳥
ジュラ紀に生存していたといわれる鳥の祖先。1861年にドイツのゾルンホーフェンで、一世紀以上採掘されていた高品質の石灰の中から、化石化した羽毛が発見された。
2.ディノケイルス
これは、古生物学者にとって謎に包まれた恐竜だ。というのも、2本の前肢とわずかな椎骨の化石が残っているだけだからで、その存在がはっきりしないからだ。化石は1965年7月9日にモンゴルで見つかり、恐ろしい手という意味のディノケイルスと名づけられた。
3.ディノテリウム
恐ろしい獣の意味の名をもつ、現在の象とよく似た哺乳生物。顎から下向きに牙がついている。ケニヤのトゥルカナ湖の発掘現場で発見された。
4.ディモルフォドン
顎に二種類の歯をもっているため、二形の歯という意味の名前がつけられた。非常に視力がよく、鋭いツメを持っていて、魚、イカ、トカゲなどを捕食していたと言われている。
5.ダンクルオステウス
ダンクルの骨という意味。甲冑のような硬い皮膚で覆われ、頑丈な顎をしていた。もっとも獰猛な海の捕食者と考えられ、体長10メートル、重さ3.6トンにもなったという。
6.エラスモサウルス
名前は薄い板を意味する。約14メートルの体長のほとんどは首で、7.6メートルあったという。最初に復元されたとき、おかしな形だったため、科学者が間違って頭を尾の方につけて論文を発表してしまったという。
7.エピデンドロサウルス
最初の鳥は始祖鳥ということになっているが、樹上のトカゲといわれるエピデンドロサウルスは、恐竜というより鳥に近い最初の爬虫類。体長約15センチ。長い腕とツメのある手を使って、木の枝にいる昆虫などを捕食した。
8.エピデクシプテリクス
内モンゴルに生息していた、羽の生えた小さな恐竜。飾り羽という意味の名前をもつとおり、飛ぶためのものではなく、見せるためだけの羽を持っていた恐竜として知られる。
9.ハルキゲニア
奇妙な格好をした現在の節足動物の仲間。体長は3ミリもなく、円筒形の胴体とつながった丸い頭をもつ。かつてはとげ状の突起で立っていたと考えられていたが、のちに実際の足は触手であることがわかった。今日のカギムシの祖先と考えられる。
10.ヘリコプリオン
ぜんまい状の鋸の意味。石炭紀後期の海に生息していたサメのような姿をした軟骨魚。化石として残っている部分は、コイル状に巻いた三角形の歯のみ。これは下顎についていたと考えられているが謎は残る。貝をすりつぶしたりするのに使っていたと言われているが、これを広げて獲物を突きさすのに使っていたという説もある。
11.ヤエケロプテルス
l※引用元の画像に間違いがあったので訂正。
長さおよそ2.5メートルの巨大なサソリのような生き物で、これまで見つかっている最大の節足動物。海サソリと呼ばれるが、今日のドイツ付近の川や湖の淡水で生息していたと言われている。
12.ジョセフォアルティガシア
現在のカピパラによく似ている。体重が1トンにもなる最大のげっ歯類。
13.リオプレウロドン
なだらかな側面の歯の意味。魚、イカなどを捕食する海の生き物。マッコウクジラより大きかったという。頭部は5メートル弱もあり、体の4分の1を占めていた。
14.ロンギスクアマ
背中に長い突起を持ち、これを使ってパラシュートで滑空するように空を降下する最初の祖竜として知られる。
15.メガラニア
哺乳類、ヘビ、トカゲ、鳥などを捕食する巨大な切り裂きトカゲ。インドネシアのフローレス島に住む現代のコモドオオトカゲに一番近い。
16.ミクロラプトル
つかむものという意味の名前をもつ。後肢にも羽をもつ、古生物学的に謎の多い小さな鳥型恐竜。実際に木から舞い降りたり、地面から飛び立ったりできたと思われる。
17.ニクトサウルス
古代の翼竜。化石は北米の中西部の海の浅瀬から見つかった。裸の爬虫類という意味のこの名前は、1876年に古生物学者オスニエル・マーシュによってつけられた。
18.オパビニア
もっとも奇妙な生き物のひとつ。30の足に30のヒレ、ゾウのような鼻、ロブスターのようなツメを持っていた。
19.パラフィソルニス
恐怖の鳥という意味。巨大な飛べない鳥。ネズミなどの哺乳類を捕食し、時速64キロの速さで走ることができたという。
20.プテロダウストロ
羽を広げると120センチほど、重さ2キロから4.5キロの翼竜。無数の刷毛のような歯がついた長くカーブしたくちばしを持ち、プランクトンや小さな甲殻類をこして食べていたと思われる。
21.ケツァルコアトルス
最大級の翼竜で、羽毛はなかったと言われている。羽を広げると9メートル。前後の足を使って飛び立ち、羽をはばたかすことなく飛行したという。
22.シャロヴィップテリクス
ギリシャ語でシャロフの翼の意味。中央アジアの森林地に棲む滑空するトカゲ。体長30センチたらずで、おもに昆虫を捕食する。動力飛行はできず、後ろ足の膜を使って、ムササビのように木から木へ飛び移る。
23.ステタカントゥス
古代のサメの仲間。体長180センチ。オスの背中にはアイロン台のような平らな突起がある。この奇妙な突起は、大きな敵を脅かすために使われたのではないかという。
24.タニストロフェウス
ギリシャ語で長い首をもつものの意。体長6メートル以上、その半分が細く長い首で占められている。
25.テリジノサウルス
この刈り取りトカゲはモンゴルや中国、アメリカに生息していた。長い首、巨大なツメ、ぽっこりした大きな腹、4つに分かれたつま先、くちばしのような口をもっていたため、始め科学者は同一の生き物ではないと思ったという。
via:Strange Creatures That Existed in Prehistoric Times 原文翻訳:konohazuku
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コメント
1. 匿名処理班
ロンギスクアマさんはそれで滑空できるのか
2. 匿名処理班
パンダやキリン、ゴリラなんかも発見されたとき十分奇妙だったろうね
3. 匿名処理班
11、写真はアースロプレウラの復元模型だと思う
4. 匿名処理班
先史時代は、人類が出現してから文書記録を残すまでの期間。
「人類出現以前」と言いたかったんだろうか?
それにしても時代がバラバラ。
年表ぐらい書こうよ。
5. 匿名処理班
でかいカピバラが他のメンツから浮いてて難しい名前もなんか浮いててワロタ
6. 匿名処理班
13,歯がむき出しの復元図とか、抵抗が大きすぎてありえない
もう少し考えて書いて欲しいよ
7. 匿名処理班
大カピバラさん、体長を知りたい
8. 匿名処理班
モンハンに出てきてもおかしくないような容姿の奴がちらほらと・・・
9. 匿名処理班
恐竜とかの古代の生物は本当に存在していたからロマンがあるな。
10. 匿名処理班
カラパイアの水準にしても(失礼)解説がメチャクチャ。
どこから突っ込んでよいのか・・・
少なくともミクロラプトル(Microraptor)は小さい+略奪者ないし捕食者の意味で、「つかむものという意味の名前」ではない。
11の写真は明らかな間違いだが、他も唸ってしまうものが…
11. 匿名処理班
後ろ足で飛ぶとか新しすぎる!
いや古いのか。
12. 匿名処理班
この時代に生まれていなくて、ほんとうによかった。
13. 匿名処理班
シダズーンを見たい。
それしても、現代は史上最悪のペースで種が減少していると聞く。が、人類がいなくなったらまた帳尻があうのかな
14. 匿名処理班
久しぶりにおっさん動画を見たくなった。
15. 匿名処理班
始祖鳥って名前がかっこいいよな
16.
17. 匿名処理班
現存する面白生物たちより地味
っていうか、本物は人間の想像力を超えてる
18. 匿名処理班
やたら奇抜な色で描かれてるけど、知ってるか?
恐竜は色は分からないんだぞ
19. 匿名処理班
恐竜のいる時代に生まれたかった
20. 匿名処理班
シャロヴィップテリクスの意外感w
21. 匿名処理班
美味しいやついたのかな〜
22. 匿名処理班
>>18
知ってるかい? 羽毛の痕跡を持つ恐竜に関してはその限りじゃないんだよ?
羽毛の化石から、色素を決定する細胞の痕跡を確認することで、色を想定できるようになってるんだから、科学の進歩ってのは凄い
史上最大の節足動物って、アースロプレウラ(最大3メートルの可能性)って、話だったよなぁと思って調べてみたら、水生節足動物としては史上最大ってことみたい>ヤエケロプテルス