生活保護受給者の現金を騙し取っていた疑いで、暴力団組員らが逮捕されました。
画像：【「囲い屋」の仕組み】 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131019-00000814-yom-soci.view-000
１９日、大阪府警は「詐欺」の疑いで不動産会社「住宅管理ビックライフ」（大阪西成区）の実質的経営者
で大阪市生野区新今里４丁目の山口組系暴力団組員・伏見泰和（ふしみやすたか 46才）ら４人の容疑
者を逮捕。
伏見容疑者らは大阪市内で管理している約７０棟のマンションやアパートに約２０００人の生活保護受
給者を住まわせ、生活保護法で上限が定められている家賃以上に金を騙し取り、詐取額は年間で約
４０００万円に上る疑いが持たれています。
捜査４課によると、２０１０年１０月～２０１２年３月まで大阪市内３ヶ所のマンションで生活保護受給者
３人を住まわせ、「保証金」の名目で計５万円を騙し取ったとし、ドヤ街として有名な西成区などで路上
生活者を誘い、住居をあっ旋して、住宅扶助費を吸い上げる「囲い屋」グループとみています。
また、伏見容疑者は今年６月にも介護サービス会社「スマイルケアサービス」の経営者として生活保護
受給者と共謀し、詐病で市から介護報酬を騙し取った詐欺の疑いで逮捕・起訴されています。
今回の件に【ネットの声】は・・
- 典型的な貧困ビジネス
- 暴力団のシノギか
- ある意味商売上手だな
- 質は悪いけどセーフティネットだろ
- 行政が代わりにやれ
- どこが違法なんだ？
- たしか大阪では家賃の上限が4.2万円だからそれ以上はアウト
- この２０００人は今後どうなるんだ？
- だから生活保護は現物支給にしろと言ってるのに
- 生かさず殺さずが８９３の手口
などがあるようです。
規模の大きい詐欺容疑事件ですが、同様のビジネスは結構あるような気もします。
今回は生活保護費を騙し取っていたとして摘発されましたが、路上生活者にとっては救済の一面もあり、
一概に否定もできないのかなというジレンマ的な印象もあります。
