収集して並べる。それだけでアートになる。
メキシコ出身のコンセプチュアルアーティストGabriel Orozco(ガブリエル・オロスコ)さんのインスタレーション作品「Sandstars」をご紹介します。グッゲンハイム美術館で展示された作品です。Gabriel Orozcoさんは浜辺で拾った様々なゴミ同然の物達をグラデーションに並べることでアート作品に昇華させています。「それだけ」ではなく、あるコンセプトに元づいてと言った方が正確ですね。あと展示の方法や見せ方が秀逸です。よく見るとタバコの捨て殻やペットボトルに電球やなにかよくわからない物まで並べられています。
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これを見るとその展示方法の秀逸さに驚かされます。床に直接置く、白地のケースに展示、写真作品にして展示。作品を作る時点で展示方法まで考えられていることがよく分かりますね。作品は作るだけでなく見せ方も大事であることに気付かされます。1つ1つはゴミなのにこのようにラッピングするだけでアート作品になってしまいます。
展示されている様子がよくわかる動画です。是非ご覧下さい。
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