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見知らぬ町で見知らぬ人と作るコミュニケーションアート。島袋道浩 - NAVER まとめ
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見知らぬ町で見知らぬ人と作るコミュニケーションアート。島袋道浩

サムネイル:http://aichitriennale.jp/artists/contemporary-arts/-shimabuku.html

更新日: 2013年10月23日

間借成太さん

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■島袋道浩 /しまぶく みちひろ

90年代の始めより、その土地ならではの要素(素材や人、場所)を使いパフォーマンスや展示、インスタレーションを行ってきた。

インスタレーション:作品の展示空間全体を作品とする表現方法。

《片方の眉毛を剃ってヨーロッパを旅した(眉毛の消去と出現) 1991 》

20歳のころの作品 。片方だけ眉毛をそってヨーロッパを旅し、ぎょっとされたり、おもしろがられて家に泊めてもらったりしたという。

「美術って人生を変えるものだと思っていたんです。片方眉毛を剃ったことで、友達ができたり、おいしいものをごちそうになったり。あっ、僕の人生がなんとなく変わっていっている。これが僕の美術かなあと思った。」

《贈り物:猿のための展覧会/ 1992 京都》

《南半球のクリスマス/1994 神戸》

暖かい季節にサンタに扮装したら、自分が南半球の国にいる感じがするかもしれない。それに、汽車が通る海辺にいるから、汽車の中に南米やオーストラリアから日本に来た人が自分を見たら、故郷の楽しいクリスマスを思い出すことができるかもしれない。

こんな考えを持って、島袋さんは春にサンタさんに扮装しました。海辺で拾った青いゴミ袋を持って、クリスマスプレゼントふりをしました。※中国語ブログから引用翻訳

《鹿を探して/1997 茨城》

自分にとって未知の町を知るために、地元の人を対象に「スライドトークツアー」や守谷で鹿を探す「鹿を探して」プロジェクトを実施。プロジェクトとその過程において地元の人々とのコミュニケーションを試みた。

「鹿をさがして」は、茨城県守谷町でいるはずもない鹿を探し、その模様をビデオや写真、本に収めて展示をした作品。

《輪ゴムをくぐり抜ける/2000》

「ある日、輪ゴムを見ていて、ふとくぐれるんじゃないか?と思ったんです。みんな、くぐってみませんか?」

図録『扉を開ける』には、大の大人が輪ゴムをくぐり抜けようと奮闘している様子が写真に収められている。絶対無理だって分かっているのに、置いてあるとなぜか挑戦したくなっちゃうのが不思議。

《箱に生まれて/2001》

ふーん、箱か。と思い、通り過ぎて次の作品を観ていると、箱に、驚かされた。じーっと耳を澄ませながら、くくくっと笑ってしまった。

展覧会行ったら耳をすませて見て下さい。ほんとに笑っちゃいます!

《空が海だったころ/2002 オーストリア、シュワッツ》

アルプスの山々は昔、海の底だったことがあるのだとか。そんな時代に想いを馳せて、村の人たちと一緒に魚の形をした凧揚げをする、という作品。

写真をしばらく眺めている内に、自分の中の空と海の境界線が消えていく。

《自分で作ったタコ壷でタコを捕る/2003 イタリア》

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間借成太さん

アート、カルチャー、ファッションが中心。アートは勉強中で、分かりやすいまとめを目指しています。

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