23日午前中、アップルは深夜のイベントで発表した iPad mini Retina ディスプレイモデルを日本で披露しました。短時間ながら使用感をレポートします。
イベントの模様はこちら。iPad mini Retinaの詳細情報はこちら。現行iPad Retina との比較はこちら。
7.9インチのIPSが、2048 x 1536ドットのRetinaになったことで、小さい文字など、目に見えてきれいになりました。サンプル写真を確認した限りでは、写真についても解像感があります。Webブラウジングや電子書籍を利用する場合などにRetinaの良さが活かせそうです。また、プロセッサが現行モデルの A5 から A7 となったせいか、各アプリの起動が速くなったようにも感じました。
悩ましいのは、 iPad Air の登場によって、miniとAirの境界線が少しぼやけたことです。9.7インチの iPad Airが400g半ばまで軽量化した一方で、300g前半だったiPad mini は、Retina版では約20〜30g重くなり、331〜341gとなりました。9.7インチと7.5インチの画面サイズの差と、120g程度の重さの差、そして1万円程度の価格差から、自分にぴったりの1台を見つけなければなりません。
ちなみに、iPad mini Retina の価格はWiFiモデルで4万1900円〜7万1800円。iPad Airの価格はWiFiモデルで5万1800円〜8万1800円。