漫画やアニメには、砂漠のど真ん中に湖があるオアシス都市が登場しますが、実際に存在しました。今回は、ペルー・ワカチナに存在する「アメリカのオアシス」と呼ばれる砂漠の中のオアシスをご紹介します。
ワカチナは、ペルー南西部イカ県にある小村。イカ近郊のリゾート地として知られています。
ワカチナは砂漠内の小さな湖の周囲にあり、「アメリカのオアシス」と呼ばれています。近年は数百メートルの砂丘を利用したサンドボーディングやサンドバギーの人気も高まっています。
村の中には普通の建物が建っており、湖があります。しかし周囲を見渡すと一帯は砂丘に囲まれており、村から出ると一面が砂に覆われています。
伝説では、土地の美しい姫がハンターに入浴を覗かれているのに気付き、入浴していた水たまりを湖に変えて消えたのが、湖の始まりとされています。姫が逃げる際に残されたマントのしわが周囲の砂丘になったといいます。姫は今も人魚となって湖に住んでいるといい、ワカチナには人魚伝説にまつわる人魚像もあるといいます。
こんな漫画のような場所があることに驚かされますね。