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【レア仏像】生きた霊木に宿る、四国「生木地蔵」自然と一体に彫られた姿に生命を感じる | DDN JAPAN

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【レア仏像】生きた霊木に宿る、四国「生木地蔵」自然と一体に彫られた姿に生命を感じる

 
 
 
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(((( °Д°))))アアアアアアア

なんて美しく厳かなんだ

生きている鹿子の木に彫られ、まるで生命を宿しているかのような「生木地蔵 (Ikiki Jizou)

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愛媛県四国中央市金生町の切山集落、愛媛県と香川県を結ぶ山道脇に佇むこの仏像

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言い伝えによると、この地をを訪れた空海が自作の像を立てましたが洪水により流されために、今から約280年前、享保十六年(1730年) に仏師・鈴木庄兵衛が夜中に掘り始め、一番鳥が鳴くまでに完成させた弘法大師の姿を象った彫刻作品と言われています

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その後この鹿子の木が天寿をまっとうし朽ちたために、昭和54年11月、すぐ隣の同じ鹿子の木に仏師・荻田文昭が1/2の縮尺で復元したものが現在の姿ですが、先代の像も周囲に小屋を建てて保存されています

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生木地蔵の由緒

約三百年前 生きた鹿子の大木に 仏師 鈴木庄兵衛さんが 地蔵を彫刻 その母体を通じ、天に地にに広く恵みを授ける延命地蔵で 耳の神様として知られている

近年 この老木が天命を完了したので 同所にある同じ鹿子の大木に昭和五十四年十一月十七日 平家地蔵保存会により復元建立

彫刻は観音寺市本大町 荻田文昭(三十八才)師が丹精込めた 二ヶ月間の力作

この地蔵は生木と共じ生を同じうしている(他所には生木に取り付けた縁切地蔵さんもあるとの事)

全国でも稀な仏様であり昭和五十四年十一月七日NHKテレビで 全国放送の放映があった

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