今回ご紹介するショートアニメーション『Leaving Home – Uit Huis – by Joost Lieuwma』は、どうしても自立できない息子とその両親を描いた感動作。何も出来ない息子と両親をご覧ください。
大人になっても実家暮らしで何も出来ないリチャード。母親はそんな息子を溺愛して世話を焼きますが、父親は息子を自立させるために旅させようとします。
しかしがどういうわけか、リチャードは旅に何度出ても再び家に帰ってきてしまいます。父親はリチャードを何度でも送り出し、母親は心配し続けます。
ところがある日、母親は他界。家族に訪れた不幸によって無理にリチャードを送り出していた父もイヤイヤ旅立っていたリチャードの考え方も変わり、前向きに人生を進めることを決意したリチャードの旅立ちは成功します。
息子の本当の自立に心配する父親の親心がいいですね。思わずぐっときてしまうショートアニメーションでした。