明暗分かれた今期の連ドラですが、中でも竹内結子さん(33)主演の『ダンダリン 労働基準監督局』(日本テレビ)が予想を超える惨敗ぶりとなっています。
当初、業界では米倉涼子さん(38)主演の『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日)と一騎打ちになるのではとも目されていたそうなのですが…。
現在、『ダンダリン』の現場はピリピリムードの包まれ、竹内さんも楽屋にこもりがちになってしまっているとか。→ Geinou Ranking
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『ダンダリン』の放送は水曜10時枠。
ここは、フジテレビが13年4月期からドラマ枠を新設したため、ドラマ2本が視聴率を奪い合う枠となっています。
今回、フジテレビの水曜10時枠のドラマは堺雅人さん主演の『リーガルハイ』。
こちらは、初回の視聴率が20%超えの21.2%を記録し、第2話で16.8%まで下落したものの、3話では18.5%まで持ち直す好調な推移となっています。
対する『ダンダリン』は、放送開始が『リーガルハイ』より1週早かったのですが、初回の視聴率は11.3%とかなり低めのスタートとなってしまいました。
その後、2話では早くも一桁台の7.8%に転落。
続いて、7.4%、7.2%と、じりじりと下がり続ける苦しい展開となりました。
『リーガルハイ』に完敗した形となってしまった『ダンダリン』ですが、実は放送前、業界ではこのドラマは米倉涼子さん主演の『ドクターX』といい勝負になるのではと目されていたらしいのです。
(以下引用)
「今期は女優が主演するドラマが比較的少なく、そんな中で両ドラマは、いずれも実力派の人気女優である竹内結子と米倉涼子のプライドを賭けた“女の戦い”になる、とテレビ業界では見られていたのです」
とは、さるテレビ局幹部。
「周囲がそのような見方をしていることを竹内も十分に意識していたようで、収録が始まった頃はスタッフや共演者によくお菓子などを差し入れていたそうです。
そうした彼女の気配りのおかげで現場の雰囲気は非常に良好で、スタッフの士気も上がっていました」
ところが、だ。
「初回の視聴率が不本意な数字に終わり、第2回、第3回が7%台まで落ち込むという惨敗ぶりに竹内の表情は曇る一方。
さらに悪いことに『ドクターX』が初回で今期ドラマ中で最高の22.9%という視聴率を叩きだし、現場はピリピリした雰囲気に包まれたのです。
今や現場では他のドラマの話題はもちろんNGで、視聴率一覧表の持ち込みも厳禁。
最初の頃は気さくな態度でスタッフに接していた竹内も最近は楽屋にこもりがちだといいます」(同)
(以上引用 週刊新潮)
竹内さんは、約1年半ぶりの連ドラ主演でした。
前作は12年1月期にフジテレビで放送された『ストロベリーナイト』で、初回の視聴率は16.8%、全話の平均視聴率は15.39%。
実は、これまで竹内さんが主役やヒロインを務めた作品で、平均視聴率10%を割っているものはほとんどありません。
唯一2000年10月期に放送された本木雅弘さん主演の『スタイル!』(テレビ朝日)が平均視聴率7.3%となっていますが、それ以外は、初回の視聴率だけ見れば15%を下回ったものはないのです。
それが、初回からまさかの11%台、2話目から一桁台というのは、もう竹内さんにとっては黒歴史確定でしょう。
落ち込む気持ちも分かりますね。
※03年以降の竹内さん出演連ドラの視聴率一覧はコチラ。
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なぜここまで視聴率が取れなかったのでしょうか。
週刊新潮に連載を持つ吉田潮氏はこう書いています。
(以下引用)
「竹内が演じる生真面目な労働基準監督官は、自分の気になっている案件を上司が撥ね付けると“ウー!”と犬みたいに唸り声を上げる。
査察先にバレないように近づくために泥水の中で匍匐前進もする。
そういった非常にくだらない演出が目立つのです。
そのせいで同時間帯の『リーガルハイ』に流れた視聴者も多かったでしょうね」
(以上引用 週刊新潮)
作家の麻生千晶氏の分析はこう。
(以下引用)
「『ドクターX』の米倉さんは全くのハマリ役ですが、『ダンダリン』の竹内さんは役柄が全然彼女のイメージに合っておらず、空回りするばかりです。
彼女にはもっとやわらかい、女性らしい役が合っています。
竹内さんの演技が悪いのではなく、ドラマの設定や演出方法に問題があります」
(以上引用 週刊新潮)
キャストより、制作サイドに問題がありそうですね。
ネットでの感想はどうでしょうか。
Yahoo!テレビのみんなの感想では、星5つが16%、星ひとつが47%という結果になっています。
感想をいくつか拾ってみます。
(以下引用)
「視聴者をばかにしてます?
こういうドラマ観てるとテレビ離れが起こってるのがよくわかります。
TV局は誰の方を向いて番組作ってるのかしら。
ブラック企業に切り込んでいく骨太のスカッとするドラマ、みんな観たいんじゃないのかなぁ。
もう、つまらないおちゃらけドラマは結構だわ!」
「現実とくらべちゃいけないとは分かっていますが、現実でこんな仕事する労基は無い。逮捕なんて絶対してくれない。勧告に従う企業なんてそうそうない。
あと変人キャラは飽きました。
労基で相談していた経験があるので分かります。訴えてそれが実ったのは1年後。
ただ、こういうドラマをやることによって視聴者が労働基準法を知る機会ができることはいいと思います。
まあ「正義はカネで買える」な裏ドラマのほうが魅力的ですが・・・。」
「以前から労働問題を題材にしたドラマがあると面白いだろうなと思っていたので楽しみにしていましたが、残念ながら薄っぺらくてがっかりしました。
逮捕するだのしないだの監督署内で躊躇してだけのシーン、検察等への根回しに手こずるシーン、しかも切り札が泣き脅しだし、極めつけは全く必要のない匍匐前進のシーン、こんなことに時間を費やし過ぎ!
残業不払いの手口を暴くところや、なぜ残業不払いが逮捕に値するのか(労働者に対する詐欺行為に相当すること)とか、そういう具体的なことをちゃんと立てつけて、きちんとした脚本にしてほしいです。コメディータッチなのは構いませんが、内容ペラペラ過ぎ。」
「私の様な高評価組は少数派になるかも知れませんが^^; 私は結構良くできたドラマだと楽しみに拝見してます。
竹内さんも脇役の皆さんも、演技力も役の設定もしっかりしてるし、好き嫌いとかは分かりませんが、流れもテンポも構成も結構良く作りこんであるドラマだと思います。
当然評価は評価ですので、このドラマも可哀想に低評価作品になるかも知れませんが^^;最近多い、人気出演者のみで視聴率狙う系とか、あまりにも構成や内容が薄っぺらいドラマなどとはちょっと違うと思う視聴者もいますよ♪ と非力ながら主張してみました^^」
「ドラマ全体のテンポとしてはゆっくりなので最近はやりのドラマに見られる目まぐるしい展開というのはないが、労働基準監官の仕事を丁寧に描いており、普段気にしていなかったことに気づかせてもらえる。
じっくり見られるドラマだと思う。
竹内結子は、ダンダリンのようなキャラクターを演じさせたら最高の演技をする。まじめさが笑えるキャラという意味で。
北村一樹も脇でいい味出してます。ダンダリンの指導者役も公務員をきちんと演じていると思う。
朝の体操の場面はいいですね。トリンドルを見れるのはこの場面ぐらいですが、可愛いですね。」
(以上引用 Yahoo!テレビ)
厳しい意見が多く見られました。
気になるドラマ今後ですが、先週の週刊実話に竹内さんが低視聴率脱却のためのある提案を制作サイドにしたという記事が載っていました。
(以下引用)
「竹内は
『このままヤラれっぱなしではみっともない。
潜入捜査をメーンにしてブラック企業を暴く構成に変えて欲しい』
と訴えたそうだ。
たとえば、過剰なサービスを求められる航空会社のCA、暴れる業界でセクハラを受けながら働くOL、給料未払いが相次ぐモデル事務所、はては風俗店で働く女子大生などの訴えを聞き、自ら面接やオーディションを受けその問題企業に潜入する」(制作関係者)
(以上引用 週刊実話)
ということで、見どころは竹内さんのコスプレになるそうです。
なんだかまったく違うドラマになってしまいそうですが、はたして後半、竹内さんの提案だというこの案が採用されることはあるのでしょうか。
このまま視聴率が下がり続けるのを手をこまねいて見ているわけにもいかないでしょうし、何らかのテコ入れは行われるでしょうが…違う方向へ頑張ってくれるといいのですが。
高視聴率ドラマの行く末と共に、低迷するドラマの今後にも注目ですね。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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伸びなかったきがする
同じような職業もの
ダンダリンも悪くないんだけどなー
竹内結子さんが悪いわけじゃないと思う
ドラマや映画が数字とれないときは
キャストじゃなくて、その監督や脚本家の名前が
記事に出るようになればいいのにって思う