2013年10月25日
文章を書くという仕事は、ゼロを1にする作業だと思われがちだ。
小説や脚本、ゲームシナリオなどの創造的な文章ならばなおさらだ。しかし実際には、文章を書くというのは100を1にする作業だ。
文章を書けるかどうかは、このことに気づけるかどうかだと思う。
たとえば藤子・F・不二雄は、次のような言葉を残しているという:
よく「漫画家になりたいなら漫画以外の遊びや恋愛に興じろ」だとか「人並の人生経験に乏しい人は物書きには向いていない」だとか言われますが、
私の持っている漫画観は全く逆です。
(中略)
しかし、退屈で鬱積した人生を送ってきた漫画家は違う。
人生経験自体が希薄で記憶を掘り出してもネタが無い。思い出の冷蔵庫に何も入ってない。必然的に他所から食材を仕入れてくる羽目になる。
漫画制作でいうなら「資料収集/取材」ですね。全てはそこから始まる。
つまり、漫画を体験ではなく緻密な取材に基づいて描こうとする。ここから可能性は無限に広がるのです。
私はそういう人が描いた漫画を支持したい。卒なくこなす「人間優等生」よりも、殻に閉じこもってる落ちこぼれの漫画を読みたい。
文章屋が仕事をしてるのは、キーボードを叩いてる時だけではない。
まず情報を集める段階がある。つぎに、集めた情報を組み合わせたり取捨選択したり......知識と格闘する段階がある。
それから、情報をどのような順序で見せるか、文章の配列を決める段階があって、さらに文章の枝葉まである程度固めて......
そこでようやく、キーボードに向かうことができる。
文章屋がペンを握ったときには、もう作業の8割がたは終わっている。
実際にキーボードを叩くのは、「文章を書く」という工程全体の5%ほどだ。
では、残りの15%は?:推敲と校正だ。
文章屋の仕事は、たぶん、そうでない人からすれば魔法のように見えるのだろう。
キーボードをよどみなく叩いて、真っ白なページのうえに言葉を紡いでいく。
「ゼロを1にする作業」だと思われて当然だ。
しかし実際には、文章を書くのは「100を1にする作業」なのだ。
http://www.huffingtonpost.jp/rootport/post_5947_b_4139629.html
>卒なくこなす「人間優等生」よりも、殻に閉じこもってる落ちこぼれの漫画を読みたい。
リア充の話は詰まらんわけか
小学1年生の作文みたいな報告書を書くやつが
身近にいる
会話している分には全く違和感は感じない
話し言葉と書き言葉はどこか違うのだろうか
>>33
言葉足らずで、本人だけが理解してるであろう文章って
頭の回転が早すぎて欠落するってことなんだろうか
納得できるような気もするし、
速さを競ってるわけじゃないから違う気もするし
読み物として読ませる文章と
ビジネス文書として他人に伝える文章は全然別物
小論試験と同じだな
書き始める前に文章の終わりまでの設計図というか工程図のようなものを作っておかないと
途中で筆が止まって書けなくなる
文章については、ショーペンハウアーの一節に出会ってから、これ以上の真理はないと思ってるわ
すなわち、名文たる必要かつ十分な条件は、書くに値する内容を所有していることである。
つまり、第一に内容ってこと
どんなにわかりにくくても、冗長でも、内容がしっかりしてればそれでいい
所詮、文章なぞは、媒体にすぎないんだよ
新井素子の小説を読むと、ビジネス文書が変になる。他の小説では起こり得ない現象だ。
>>31
京極夏彦の小説を読むと、自ら書く文書が可怪しくなる。
躯に、脳に、あの文体がみっしりと侵入りこみ――。
感染るのだ。
紫式部「リアルが充実してたら小説なんて書く暇なかったわよ!」
今みたいにスレタイだけ見て好きなように書きゃいいんだよ
っていう発想が子供の頃にあったら読書感想文も楽だったろうになあ。
>>38
未だに面白かった。しか書けない自信がある。
あくまで周りの意見に感化されてる自覚あるわ
あと、文系の人がよくいう、言葉(だけ)が思考の担い手であるから、言葉を大事にしろ、みたいなのっておかしいよな
お前らは頭の中で言葉を発しながら思考してんのかっていう
思考の中で言葉が担う部分なんて1割くらいだろ
>>40
論理厨もどうかと思うな
個人的には図式イメージが大事だと思ってる
>>49
ほとんどは無意識だろ
思考ってのは皮質連合線維のネットワークのプロセスなんだから
あと、言葉を定義できると思ってるやつもむかつく 言葉というのは使用場面ありきで、その共通性として定義らしきものがいえるのであって
数学の公理とは違うんだよ
「リア充」にしても、使われるシーン(時代、人、場所)によってめちゃ意味が違う
第一に使用法があって、二次的に(便宜的に)定義できる
そうやって定義がどうのこうのの論争で、学問として発達せず、打ち捨てられた分野がたくさんある
>>64
その無意識を表すのに、言葉や論理よりも図式イメージが適していると思うんだ
よ〜し、お前らに文系センスがあるかないか判別してやろう
市井
↑
これ正確に読めない奴、文字に対する拘りが無いから
どうしたら文章書けるようになるんだよ
書き出しからできない
>>57
書きたいものが出来れば拙い文章でもすらすら出てくる
>>57
自分が書きたいもの、論説文なり小説なり随筆なりのお手本を
写経のように書き写すんだ。タイプするのではなく手で
何冊かこなしていくとコツが掴めるようになる
>>57
何を書きたいのかをまず考える。
書きたいことが無いなら書かない。
書きたいことがあるなら、それは一言で言えば何なのか、それの意味は
何なのか、その背景は何か、て感じで広げて生きながらドラフト書けば
文章の設計できるよ。
文章を書く時は言いたいことをまず定義する。
>>60
>>65
>>71
書きたい物、何を書きたいかを考えて練習していくのか
んー、頑張ってみっか…
タイプじゃなくて手で書くのな
ありがとうよお三方!
最後まで残されて、それでも書けなかったのを思いだして頑張ってみますかね
>>81
考えるまでもなく既に無いならもう向いてない
心を大事にする人は実は自分勝手だ。自分の心が人と共有できると思っている。
人間は即物的に敬家院を教習しない限り、論理無しには心を共有することは出来ない。
ぼくの気持ちをわかってーって言う人はたいてい相手のことを考えていない。
論理こそまさにコミュニケーションに不可欠なおもてなしである。
スピーチ用の原稿と
報告書を上手く書けるようになりたい
3行でまとめる練習
5W1Hが入ってればいいんだろ?
良く本や雑誌読めば分かる
はあ?
自分の体験から出なく周りから取材して作ることだろ?
>>98
文章とは何もないところから生み出すと思われがちだが、
実は大量の情報の中から、必要な物を抜き出して編集と構成をすることである
Fの話は情報収集することの重要さを書いてる
という文章だよ、これは
引き出し云々以上にテクニックもあるよね
文章力は語学力と似てるね。
結局、伝えるべき内容をあなたは持ってますか?ってこと
自己啓発が面白くないわけだな
ひたすら面白い小説が読みたくて(PR)
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この記事へのコメント
実際書いてみてじっとにらめっこして
足して引くとそれなりの文章になる
賢い子なら本読んだだけで自分でマネして書ける様になるけども
「○○です。」みたいに同じ締め方になる奴はアウトらしいね。
一気に説得力急降下やん
赤の他人の人生を書くのに自分が経験で得た感情や思い込みは却って邪魔かもね
職業上得た知識なんかは役に立つ事もあるだろうけど
そうじゃない奴は無理して書くことない。そんな無駄なことしてないで真面目に働け
一年続ければけっこうな文章書けるようになると思う。
文章を書くときは、まずは論理的かつ客観的に文章の下書きを書くのが先である。
1. まずは伝えたい内容から下書きの記述を書く。補足的な情報は、後回しで良い。実際に書き記して、保存しておくこと。
2. 冒頭に概要を示すため、文章の結論を冒頭にコピーして、概要として再利用する。
(結論を概要とする手法は、ビジネス報告書の書き方として有名な手法。)
それを綴るだけだ。文が移るっていうのは本当にある。
ジュネや三島由紀夫の文章を読みまくっていた時は
文章がやたら修飾されて比喩やら例えなどが多すぎて
意味わからないと言われたわ。
だからまずは好きな作家見つけてその本を読みまくること。
するとその文が自分に移ってきてそのような文章がかけるようになる。
ただし、意味判読が難しいのをまねるのはやめたほうがいい。
ピンチョンやらジョイスらは読んで何を感じるか考えるかには適しているが真似る文章としては駄目だ。とくに『フィネガンズウェイク』な
お前頭の中で言葉発さずに思考できるの?っていうレベルでわからない。
思考=頭の中で言葉を発すること、っていうぐらい不可分なんだよな…
一ページに付き四回ぐらい書かないと落ち着かなくなった
俺は小学生のころ、読書感想文はホンットまるで書けなくて
文章を書くこと自体も嫌いになりかけてたんだが
なぜか高校の小論文の試験で急に目覚め、文章を書くのが好きになった。
これ、根っこが違うんだよな。
読書感想文が「肯定する」のを強いられるのに対し
論文って大体「否定する」ことが許される、
むしろそこから持論を展開させる論法が多いんだからw
俺は根っからのひねくれ者だったわけだ・・・。
※8
そして悪文が完成する
ビジネス書あたりが一番いい
スレの連中のなんかよく分からん立場からのアドバイスもしゃらくせえ
おかしいならなんでおかしいのかをちゃんと説明できれば問題ないと思うよ。ただ感情を書き連ねるのではなく。
昔『兄妹で屋根に上ってお星さまを見るのが好き』というほのぼの課題図書があった。
大きくなるにつれ兄妹一緒に上らなくなって、昔みたく仲直りしたくて一人屋根に上る…みたいな。
その感想文の入賞作の冒頭分は「屋根に上がるなんて非常識だと思う」だった。まさかの設定批判。
けどちゃんと意見がまとめられてたり自分が兄だったら…みたいな書き方だったり、いい感想文だったよ。
それ以外でどうやって思考するの??
まず資料を見ながら書きたい事をガーって書いて
さらにそれを読みながらまとめる感じだった
雑誌系だったから小説系とは違うかな
色々と制約やお約束も多いし
加工業みたいな感覚だったよ
そんなこと藤子先生言ったって記録どこにもねーぞ
論説は書けても小説は書けないし、詩なんて読みこなせないクソばっかり
>会話している分には全く違和感は感じない
>話し言葉と書き言葉はどこか違うのだろうか
実際の会話で使う語彙の量は大人も子供もそれほど変わらないらしいよ。
日常会話の中で難しい単語を使う機会なんて、実はそれほど多くない。
中学生程度の日本語の語彙があれば意思の疎通は十分に可能なんだってさ。
ただ、文章を書かせると語彙の豊富な人とそうでない人との差が顕著に表れる。
ビジネス文書でも全く書けない人達って居るな
関わった会社で、全員の書く文書全部が壊滅的な所あったな
話し言葉は普通なんだけど、メールでもなんでも聞き直さなきゃ通じないレベルだった
ttp://d.hatena.ne.jp/jukeneet/20071022/1193047901
これは怖い
教科書の真似をして文相仕立てたら、先生にやたらほめられて腑に落ちた。
作文というのは材料を集めて文章を組み立てる事なんだって。
書くことからはじめてたんだよね。今はそんなの教えないで、自由に書けだからなあ。
そりゃ、天才にしかできないことだわ。