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「農業」にも大きな改革が進んでた - NAVER まとめ
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「農業」にも大きな改革が進んでた

TPPで安い作物が入ってくることを見通して、減反政策の廃止を検討。大型の農業家向けの補償や、企業の参入に向けた緩和も進む中、中小の農家がどうなっていくのかも気になります。

更新日: 2013年10月29日

akashi2さん

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米の生産を調整する「減反」が廃止に?

減反とは、コメの生産量を絞って価格を保つ生産調整する政策。

政府が早ければ5年以内に、コメの生産量を絞って価格を保つ生産調整(減反)の廃止の検討に入った

一度政府が農家から買い上げ、それを市場に供給するため政府に負担がかかるだけでなく、補助金もかかってしまう

大規模な農家が自由に生産できるようになり、国際競争力が高まる一方、中小の農家は淘汰されるおそれがある

農家への保証は「農業保険」へ切り替え

農作物の価格急落で、所得や売上高が一定幅以上に落ち込んだ農家に保険金を支払っていく

農家自らが積み立てる保険料をもとにコメの価格下落によって収入が減った分を補償する仕組み

「価格下落の影響を緩和し、安定的に農業経営ができるように農業者の拠出に基づくセーフティーネットが必要」と語る林農林水産相

企業の農業参入も促進させる

政府は、企業による農地所有の解禁について議論を始めた。企業の参入を促して農業の競争力引き上げを検討する

現状では企業が農地を所有することはできない。

企業が農業生産法人に出資する場合、全株式の4分の1までしか取得できず、企業の参入を妨げているが、上限を緩めてる検討も行われている

戦略特区では、企業が農業分野に進出しやすくするため農業生産法人を設立する際の要件を緩める方針

個人で農地や機械を準備するより法人に就職するほうが参入のハードルが低く、若年層などの雇用増大も見込める

企業が参入した場合、はじめから機械が豊富にあるため農地の改良も一気に出来るといったメリットがある

TPPに向けた「変革」が求められている

「三本の矢」の一つに「農業・農村の所得倍増」を目標に掲げている安部首相

TPPの交渉参加を控え、安価な海外の農産物が多く輸入されることに備え、農業の生産性を高める必要があるから

消費者にとっては、流通するコメの量が増えて値段が下がるというメリットがある

海外の安い農産物に対抗するには、大規模農家や農業法人が自らの判断で自由にお米を作れるようにすることが必要性が強まっている

独自のブランドで活路を見出し始めた地域も

石川県の「神子原米」は、肥料・農薬・除草剤を使わず育てた腐らない”自然栽培米”としてブランド化に成功

ローマ法王への献上が認められ話題を集め、全国の自治体や農業関係者からの視察が絶えないほど注目を集めている。

茨城産サツマイモは、焼き芋でファンを獲得。「紅こがね」などオリジナルブランドで焼き芋の調理販売を導入したところ、サツマイモの売り上げが倍増

馬路村の柚子は、村全体で無農薬の柚子を作り「馬路村」というブランド名で、流通量を拡大し、フランスにも輸出を始めた

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akashi2さん

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