モバP「菜々さんから違和感が」
- 1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/31(木) 02:07:54.33 ID:IIetcX7c0
-
??「よし……これで大丈夫、明日は頑張りますよ!」
―――――
菜々「おはようございます、プロデューサーさん!」
P「おはようございます、菜々さん。今日も三歩進んで二歩下がってますか?」
菜々「え……えと、ナナは普通に来ましたよ。ウ、ウサミン星から電車で!」
P「え? あ、ああ……そうですか。確か1時間でしたもんね」
菜々「どうしたんです、プロデューサーさん。あ、ご主人様って呼んだ方が良かったとか!」
P「それはいいです」
まゆ「そう呼ばれたいなら、まゆが何度でも呼んであげますよ」
P「いきなり出てくるとビックリするぞ、まゆ。……まぁ、前やってちょっとした騒ぎになったからやられると断る」
まゆ「そうですかぁ」
菜々「まゆちゃん、おはようございますっ」
まゆ「おはようございます、菜々さん」
菜々「今日の午前のレッスンはまゆちゃんとでしたよね? ナナと一緒に頑張りましょう」
P「じゃあ、車で送るから2人とも準備してて」
まゆ「はぁい」
菜々「分かりました」 - 2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/10/31(木) 02:10:39.60 ID:IIetcX7c0
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――――――
――――
――
菜々「もう今日の予定は無いんですか?」
P「そうですね。お仕事も含めて菜々さんの予定はもうないですよ」
菜々「分かりました、ではナナはちょっと散歩してきますねー」
P「いってらっしゃい、散歩はいいですが気をつけてくださいね」
菜々「はーい」
<ミミミンッ ミミミンッ ウーサミンッ♪
P「……全員集合」
ザザッ
卯月「えっ、な、なんですか?」
P「分からないなら分からなくてもいいが……今日菜々さんに違和感を感じた人、手を上げて」
みく「……」スッ
まゆ「……」スッ
杏「……」スッ
愛海「……」スッ
卯月「え、ええっ!? 違和感なんてありました?」
みく「きっと卯月チャンはあまり一緒に居なかったから分からなかったんだにゃぁ」
まゆ「そうですね」
杏「……正直、私は愛海が若干震えてる時点でなんかヤバい気がするんだけど」
愛海「……」ガクブル
P「一体何があったのかは後で聞くとして……菜々さんと言えば」
杏「墓穴掘りでしょ」
卯月「失礼じゃないですか?」
杏「いや、冗談抜きで墓穴掘りすぎ。永遠の17歳って言ってるけど実際は――」
P「そこから先は知ってても言うな。……で、自分が今日の菜々さんに違和感を感じたのは朝だ。みんなは?」
まゆ「まゆはレッスンの時です」
みく「みくはお昼の時かにゃ」
杏「同じくお昼の時」
愛海「……」ガクブル
P「……愛海に一体何があったんだろうか」
卯月「な、なんなんでしょうね」
- 3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/10/31(木) 02:16:25.45 ID:IIetcX7c0
-
P「とりあえず、自分が違和感を感じたのはやけに元気なところだな」
まゆ「あれ、それは普通だと思ったんですけど」
P「みんなは分からないと思うけど昨日仕事でかなり疲れてたから、今日あんなに元気なのはどうかと」
まゆ「そうなんですかぁ」
P「それと……朝に古いネタを振っても軽く流されたな」
杏「なるほど……」
卯月「納得しちゃうんだ!?」
みく「そこで違和感かにゃ?」
P「それ以外にも色々と違和感を感じたからな。まゆはどうだった?」
まゆ「まゆはですね……」
~~~~~
ルキトレ「ワンツーワンツー! はい、もう一度!」
まゆ「も……もう、きついです……」
ルキトレ「あ、あれ……菜々さんはまだ余裕っぽそうだったんですが」
まゆ「えっ」
菜々「ワンツーワンツー、ですねっ!」
菜々「ナナ、今日のレッスンはいい感じにやれてる気がしますよー♪」
まゆ「……」
ルキトレ「ごめんなさいまゆちゃん。じゃあ、菜々さんだけでレッスンを続けますので、まゆちゃんは休んでてくださいね」
~~~~~
まゆ「まゆもスタミナは無い方ですけど、前に菜々さんよりは持ってたからそこで違和感を感じましたねぇ」
P「実際菜々さんはスタミナが無いはずなんだが……」
杏「それって歳――」
卯月「失礼ですよね杏ちゃん!?」
- 4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/10/31(木) 02:19:00.68 ID:IIetcX7c0
-
P「しかし、なるほど……昨日の疲れっぷりからもそこはおかしいな」
P「みくはどうだ?」
みく「あれはお昼のお弁当の時だったにゃ」
~~~~~
みく「……お魚、入ってる。……いやだっていってるのにぃ」
菜々「うっ、にんじん」
みく「菜々チャンにんじん嫌いだったかにゃ?」
菜々「あー、あはは……じ、じ、実はそうなんですっ」
みく「ウサミン星から来たのに?」
菜々「嫌いなものは嫌いなんです……」
みく「……でもその気持ち分かるにゃ、みくのお魚と交換する?」
菜々「いいんですか?」
みく「今の菜々チャンからは同じ匂いがするし、みくもお魚食べたくないし」
菜々「みくちゃん、ありがとうございますっ!」
みく「いいってことにゃ! 菜々チャンこそありがとうだにゃー」
~~~~~
みく「今思えばおかしいにゃ、この前普通ににんじん食べてた記憶があるから……」
P「確かに」
まゆ「それはおかしいですよねぇ」
杏「好き嫌いなんて歳を取れば無くなっていく――」
卯月「杏ちゃん、そろそろそういう事言うのやめた方が」
- 5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/10/31(木) 02:20:34.01 ID:IIetcX7c0
-
P「……話を聞いていくとどんどん疑問が湧いてくるな」
まゆ「もしかしてあの菜々さんは偽者だったり……」
みく「まっさかー、行動とかおかしいけどどっからどう見ても菜々チャンだにゃ」
P「自分も菜々さんにしか見えないが……杏はどうだったんだ?」
杏「あー、杏はね」
~~~~~
杏「……ああっ、きゅうしょに当たるのは困る」
菜々「杏ちゃん、何やってるんです?」
杏「あ、菜々さん。○ケ○ンYだよ。最新作の」
菜々「あー、あれですか。ナナはX持ってますよっ!」
杏「!?」
菜々「Yの方も良いかなって思ったんですけど、やっぱり青いメガのあの子に惚れちゃいまして……えへへ」
杏「そ、そうなんだ」
~~~~~
杏「建前で知ってるかと思ってストーリーの攻略ネタ振ったら全部正しく知ってた」
P「菜々さんが最新作のゲームの話題についてこれるなんて……」
杏「違和感凄いでしょ。うっかり○&Wとか言いそうな人がまさか3○S作品の話題についてこれるなんて」
卯月(知ってれば分かると思うけど……)
まゆ「ゲームはあまりしないから分かりませんねぇ」
P「……OK、違和感がとてつもないことは分かった。あとは」
愛海「……」ガクガクブルブル
まゆ「ずっと震えてる愛海ちゃんですよね」
みく「……ウサミン星の秘密を知っちゃったのかにゃ」
P「おいおい、なんか若干洒落にならなさそうで怖いんだが」
杏「そんなオカルトな話……今ならちょっとだけ信じられそう、うん」
P「……愛海、話してくれるか」
愛海「……揉んだ」
P「ん?」
愛海「菜々さんの胸を揉んだ」
P「……」
まゆ「……」
みく「……」
杏「……」
- 6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/10/31(木) 02:21:59.64 ID:IIetcX7c0
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卯月「えっ、それだけ!?」
愛海「……揉んだんだけど、この前揉んだ菜々さんの胸の感触じゃなかった」
P「なん……だと……?」
卯月「感触で分かるものなんですか?」
みく「め、目隠ししても胸を揉むだけで誰かなのか当てれる愛海チャンが違うって言ってるんだにゃあ!」
卯月「うわぁ」
まゆ「……それで、どうしたんです?」
愛海「いつもの菜々さんと反応が違ってちょっと寛容した反応だった」
愛海「感触も反応も違うのに、顔が、容姿が、菜々さんで……」
愛海「菜々さんなのに菜々さんじゃない……菜々さんじゃないのに菜々さん……」
愛海「ああああ……」ガタガタ
P「愛海、しっかりしろ!?」
みく「……あ、愛海チャン……」
杏「ああ、SAN値減少してるよこりゃ……」
まゆ「じゃあ、あの菜々さんは一体誰なんです……?」
P「いや、別人と決まった訳じゃ……」 - 7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/10/31(木) 02:26:23.76 ID:IIetcX7c0
-
<お願い!シンデレラ~♪
P「あ、すまん。自分だ……菜々さんからだ。もしもし?」
菜々『プ、プ、プ、プロデューサーさんっ! ごめんなさぁぁぁい!』
P「ど、どうしました菜々さん? 散歩してたんじゃないんですか」
菜々『散歩? 何言ってるんですか!? ナナはまだ事務所に着いてません!』
P「何!?」
まゆ「ど、どうしました!?」
P「ちょ、ちょっと待ってくれ……」
P「どういうことか説明してください、菜々さん」
菜々『う、うう……ごめんなさい。今、午後3時ですよね……』
P「は、はい」
菜々『ナナ、起きたら午後1時半だったんですよぅ……完っ全っに遅刻です……』
P「……え?」
菜々『今日まゆちゃんとのレッスンもあったのに、本当にごめんなさいぃ……』
P「……はい、分かりました。昨日とっても疲れてましたし少しは仕方ないでしょう。ところで、今はどこに居るんですか?」
菜々『事務所近くの駅にさっき降りたばっかりですから、もうちょっと……』
P「分かりました、ちょっと急いで来てくださいね。三歩進んで二歩下がりながら」
菜々『水○○清子じゃないんですからっ!?』
P「よく知ってますね」
菜々『あっ……と、とにかく事務所に向かいます! 謝るのは後でもいいですよね!?』
P「はい、では切りますね」
P「……」
みく「今の電話……まさか、さっきの菜々チャンとは違ったり……?」
P「ああ、本物の菜々さんだ。朝振ったネタにも引っかかった」
卯月「そこですか!?」
杏「もしかしてあの菜々さん……偽者?」
P「本物の菜々さんは昨日の疲れのせいか、寝坊して起きたのが午後1時半だそうだ」
P「今、事務所最寄の駅から降りて向かってる途中らしい」
まゆ「じゃ、じゃあまゆと一緒にレッスンしてた菜々さんは……」
P「偽者って訳だな」
- 8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/10/31(木) 02:28:45.94 ID:IIetcX7c0
-
杏「……ちょっと鳥肌立ってきた」
愛海「や、やっぱり……」
卯月「私からしたら胸揉むだけで違いが分かる愛海ちゃんも中々怖いと思う」
みく「で、でもあれだけ似てるのに偽者だなんて、どうにゃの?」
P「自分もそこまでは分からないが、違う人物なのは違いない」
P「ともかく、事務所に来るのが早いのは本物が先か偽者が先か……」
P「さっきここから最寄の駅に着いたのなら……近いけど今すぐって訳じゃない。今戻ってきたのなら――」
<ナナ、ただいま戻りました!
P「……本物の菜々さんじゃないってこと、だ」
みく「……」
卯月「……」
菜々「あれ、みなさんどうしたんですか? ナナをそんな目で見て……」
P「みんな、自分の後ろに」
杏「ひいっ……」
まゆ「プ、プロデューサーさん……」
卯月「……」
みく「ふ、ふにゃぁ……」
菜々「ほ、本当にどうしちゃったんですか。ナナはウサミン星に拉致なんて怖いことしませんよっ!」
P「菜々さん、先ほど自分に電話しました?」
菜々「い、いえ、してませんけど」
P「今さっき、菜々さんから電話があったんですよ」
菜々「……えっ」
P「なんでも、午後1時半に起きて今事務所に向かコメント一覧
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- 2013年10月31日 22:39
- 師匠が面白すぎるんですがwww
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- 2013年10月31日 22:51
- 想像したら頭痛くなってきた・・・
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- 2013年10月31日 23:06
- ( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!国宝おっぱい!!
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- 2013年10月31日 23:22
- 師匠に一生モノのトラウマが…www
しかし安部ママンいくつなんだろうなぁ?
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- 2013年10月31日 23:24
- 親子丼…
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- 2013年10月31日 23:25
- おいおいヒロサワ村か
いやみんな見た目がウサミンなら天国だけど
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- 2013年10月31日 23:36
- 来週あたりに、髪の色が白くなっただけにしか見えない祖母が来そうだな……
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- 2013年10月31日 23:40
- 安部家は波紋の呼吸でもしてんのか?いや、それだとアナベベさんが体力無いことやママンがじゅうななさいな見た目を維持できてるはずが・・・やはり究極生物か
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- 2013年10月31日 23:48
- ※7
安部ナナジュウナナサイさんか…
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- 2013年10月31日 23:50
- パワポケ8のヒヨリルートを思い出した
自称宇宙人とかアイドルとか、元からかなり設定似てるんだよな
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