2013年10月31日

戦争モノ小説　幼女戦記１「サラリーマンが幼女になって大暴れ！」

ヨーロッパみたいな世界を舞台にした戦争モノ小説「幼女戦記 1 Deus lo vult」【AA】が29日に発売になり、30日に各店に入荷した。裏表紙オビによると『戦争の最前線にいるは幼い少女。だが、その中身は幼女へと生まれ変わることとなった日本のエリートサラリーマン』、ZIN秋葉原店のPOPは『サラリーマンが幼女になって大暴れ！』。

著：カルロ・ゼン氏、イラスト：篠月しのぶ氏の小説「幼女戦記 1 Deus lo vult」【AA】発売
ZINのPOP「サラリーマンが幼女になって大暴れ！！Webで話題の小説が単行本化！！」

書籍情報「戦争の最前線にいるは幼い少女。金髪、碧眼そして白く透き通った肌の幼女が、空を飛び、容赦なく敵を撃ち落とす。幼女らしい舌足らずさで軍を指揮する彼女の名はターニャ・デグレチャフ。だが、その中身は、神の暴走により幼女へと生まれ変わることとなった日本のエリートサラリーマン」

「なんで、こんなところで自分は戦争をやっているのだろうか？　空を翔るターニャ・デグレチャフ魔導少尉という標識を与えられた私の自意識は自問自答を繰り返す」

メロンブックス秋葉原1号店
特典：SSペーパー

COMIC ZIN秋葉原店
特典：SSペーパー

ゲーマーズ本店
特典：SSペーパー

カルロ・ゼン氏がSS投稿サイトArcadiaに投稿されていた小説「幼女戦記 1 Deus lo vult」【AA】(イラスト：篠月しのぶ氏)が、アキバでは29日から発売になり、COMIC ZIN秋葉原店には30日に入荷してPOPが付いてた。

「幼女戦記 1 Deus lo vult」【AA】のオビ謳い文句は『戦争の英雄、彼女は幼女の皮をかぶった化け物』で、裏表紙オビによると『戦争の最前線にいるは幼い少女。金髪、碧眼そして白く透き通った肌の幼女が、空を飛び、容赦なく敵を撃ち落とす。幼女らしい舌足らずさで軍を指揮する彼女の名はターニャ・デグレチャフ。だが、その中身は、神の暴走により幼女へと生まれ変わることとなった日本のエリートサラリーマン。効率化と自らの出世をなにより優先する幼女デグレチャフは、帝国軍魔導士の中でも最も危険な存在へとなっていく――』というお話。

１巻には、「プロローグ」、「北辺の空」、「エレニウム九五式」、「ラインの護り」、「軍大学」、「始まりの大隊」と、付録「内線戦略と外線戦略／歴史概略図」を収録（もくじ）し、COMIC ZIN秋葉原店では『サラリーマンが幼女になって大暴れ！！Webで話題の小説が単行本化！！』POPがついてた。

舌足らずな幼女のファシズム。これは危険。実際こんな指揮官がいたら、常に異常な戦意高揚ぶりを示す最強の部隊が出来上がる事間違い無し。ある種、思想で結託した集団は何も恐れるものは無く、死んでも信念を貫き通すのです。WWI臭が漂うミリモノ好きにも楽しめる（かもしれない）一冊。ときわ書房本店blog

「幼女戦記 1 Deus lo vult」【AA】の感想には、kinoさん『萌とかそんなんじゃない。幼女戦記と銘打っているのに、途中でうっかり幼女だと言うことを忘れるくらいの軍人さん』があり、Web小説版の感想にはぱっしょんさん『抜群に面白いです。WW1直前のような異世界（魔法も存在する）に転生した主人公が現代知識を活かして壮絶な消耗戦を戦い抜く架空戦記もの。戦記ものとしてのクオリティもさることながら、ちょっとした勘違いが重なって面白おかしい方向に誤解されていく様がコミカル』などなど。

なお、あとがきでカルロ・ゼン氏は『本作はいわゆる神様TS異世界転生の魔法ありでオレTueeeというあれげなタグをつける作品です。申し上げておきますと、タイトルには「幼女戦記」とでかでかと二日酔いや徹夜明けのようなテンションでつけたであろうタイトルが踊っている始末です』、『純粋に、夢と希望と平和と友情がお好きであるとか、主人公が勝たないと嫌だとか、ハッピーエンドを望まれる方は……たぶん、本作をお求めにならない方が機会費用的に最適でしょう』と書かれてる。

「幼女戦記 1 Deus lo vult」書籍情報