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千早「女の価値は胸の大きさで決まる訳では無いと思うの」.txt



内田「ねー、夏奈ちゃん」夏奈「んー?」
まゆり「ダル君の恵方巻きおいしいね~」
もこっち「ココロのスキマ、お埋めします?」




2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 00:05:19.81 ID:ck0ci6JS0




千早「春香もそう思わない?」



春香「う~ん…でも、男の人ってやっぱり大きい方が好きな人が多いと思うんだけど…」



千早「でも、小さな方が好きだという人もいると思うわ」



春香「そうなのかな…あんまり男の人と接する事が無いからよくわかんないよ」



千早「私も…プロデューサーくらいしか近しい男の人って居ないわね」



春香「プロデューサーさんも多分だけど、大きな胸の方が好きだと思うよ?」



千早「くっ…やはり、そうなのかしら…」



春香(千早ちゃんと胸の話はいつしても辛いよ…)








4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 00:05:54.74 ID:ck0ci6JS0




美希「おはようなの」



春香「あ、美希おはよう」



千早「おはよう」



美希「事務所の外まで聞こえてたけど、何の話?」



春香「それがさ…」



千早「胸の大きさで女の価値が決まるわけじゃないって話よ」



美希「うん。ミキもそうだって思うな」



春香「お、意外な答え」








5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 00:06:25.86 ID:ck0ci6JS0




千早「ね、美希もそう思うわよね?」



美希「でも、それって小さな人が言っても説得力が無いの」



千早「」



春香「ですよね」



美希「ハニーだって絶対にミキくらいあった方がいいって思ってるはずなの」



春香「私くらいがちょうどいい大きさだと思うよ」



美希「だって…ハニーってば時々ミキの事、エッチな目で見てくるの」



春香「私だって、プロデューサーさんからそういう目で見られること…あるもん」



千早「くっ…」








6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 00:06:56.88 ID:ck0ci6JS0




P「おはよう~」



春香「おはようございます」



美希「ハニーって胸が大きな女の子が好きなんだよね?」



P「何だよいきなり」



美希「千早さんが、女は胸の大きさで価値が決まるわけじゃないって言うから」



P「ふ~ん…」



春香「やっぱりプロデューサーさんも大きい方が好きなんですか?」



美希「ハニーってミキの事、いつも見てるもんね」



千早「…」



P(やばい…千早が泣きそうになってる…)








8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 00:07:27.41 ID:ck0ci6JS0




P「こ~ら美希」コツン



美希「やんっ!?いた~いっ!!」



P「俺は別にお前だけを見てるわけじゃない。みんなの事をいつでも見てるんだよ」



美希「痛いけど…愛のムチなの…」



春香「美希ってポジティブだね」



千早「…」



P「俺にとってはみんなの大切で、胸の大きさなんかどうでもいいの」



美希「ミキの事…大切なんだ…」



春香「プロデューサーさんはみんなって言ってたよ」








10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 00:08:15.14 ID:ck0ci6JS0




P「もうそんなつまらない話はおしまい。俺は外回り行ってくるから」



春香「はい。いってらっしゃい」



美希「ハニー、いってらっしゃいなの」



P「…」チラッ



千早「あ…」



千早(プロデューサーが…私を見た…)



P「行ってくる」



バタン



美希「ハニーはミキの事が大切…もちろん知ってたけど改めて言われると恥ずかしいの」



春香「そうだね。もうそれでいいよ」



千早「プロデューサー…」








13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 00:09:36.84 ID:ck0ci6JS0




美希「それじゃそろそろミキもお仕事行くの」



春香「私も…千早ちゃんは?」



千早「私は、午後からレコーディングがあるから、それまでここで譜面の確認をするわ」



春香「そっか。じゃ、行ってくるね」



美希「千早さん、胸が小さくても挫けちゃダメだよ?」



バタン…



千早「もう、美希ったら…傷ついてしまうじゃない」



千早「でも…プロデューサー…何で私を見たのかしら…」








14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 00:10:38.38 ID:ck0ci6JS0




昼 事務所



P「ただいま」



千早「おかえりなさい。プロデューサー」



P「ああそうか。千早は午後から音録りだもんな」



千早「はい。少しでも曲への解釈を深めておきたいんです」



P「はは、さすが765の歌姫だ」



千早「もう、プロデューサーったら」



P「コーヒー飲む?」



千早「はい。お願いします」



P「はいよ」



千早(ほら、胸の大きさなんか関係なく私にもとても良くしてくれる…)








15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 00:11:37.37 ID:ck0ci6JS0




P「ほい。お待たせ」



千早「ありがとうございます」



P「いやいや」



千早「♪」



P(千早…今日も自分の胸の大きさに合ってないブラを着けてる…」



千早「ここは…やはりブレスを入れない方が滑らかに歌えるわね…」



P(上から見たらほとんど丸見えなんだよ…)



千早「ん…ここは…音が取りにくいから…」



P(そんな胸元が開いてる服着るなよ…)



千早「…」



P(くそ…他の男どもに千早の胸を見せるわけにはいかない…)



千早「あの…プロデューサー?」








17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 00:12:26.01 ID:ck0ci6JS0




P「ん?ああ…どうした?」



千早「後ろに立たれていたら気が散ります」



P「それは悪かった。何か真剣な千早に見とれていたんだよ」



千早「もう…一緒に確認して頂きたい所もあるので隣で見てください」



P「ああ、それじゃあ失礼して…」



千早「えっと…ここなんですが…」



P「!?」



P(ううっ…横からでも時々胸が見えてるじゃないか…)



千早「プロデューサー?」



P(千早…見栄張ってないでAカップのブラを着けてくれよ…丸見え過ぎて辛いよ…」



千早「プロデューサー!!」








18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 00:13:26.02 ID:ck0ci6JS0




P「んあっ!?何だ?」



千早「プロデューサー、さっきから呼んでるのに何で返事をしてくれないんですか?」



P「ああ…その…」



P(やばい…何とか取り繕わないと…)



千早「譜面じゃなくて私の方ばかり見て…」



P「いやさ…真剣に譜面を見てる千早が…何と言うか…とても綺麗でな」



千早「っ!?」



P「思わず見惚れてしまったよ…ははは」



千早「やだ…そんな事…言われても困ります…」



P「だよな~。ごめんよ」



千早「もう…知りません」



P(よし、これで乗り切ったな)



千早(プロデューサー…胸より顔の方にこだわりがあるのかしら)








22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 00:15:13.95 ID:ck0ci6JS0




千早(私は…確かに不美人じゃないくらいの自覚はあるけれど…)



P(何とか…千早のちっぱい対策を考えなければ…)



千早(プロデューサーは…私みたいな顔立ちが好みなのね。多分…)



P(まずは何とかしてちっぱいを隠してあげないと…)



千早(これからは、プロデューサーの視線があっても気付かない振りをしよう…)



千早(だって…あんな熱い視線で見てくれているのだから…)



千早「ふふっ」



P(あ、何か機嫌が良さそうだな)








23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 00:15:53.57 ID:ck0ci6JS0




P「あのさ」



千早「はい?」



P「今日のREC、俺も付き添うから」



千早「え?でも、午後からは美希の撮影の付き添いですよね?」



P「それは律子に任せる事に今決めたから」



千早「あの…でも、今日のスタジオは馴染みの場所とスタッフなので別に…」



P「良いから!!」



千早「はっ、はいっ!!」



P「よし決まり。律子に電話してくる」



スタスタ



千早「プロデューサー…美希より私を選んだ…」



千早「強引だけど…少し、少しだけ…嬉しい…」



P「あ、もしもし。律子?あのさ…」



千早「ふふっ」








24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 00:16:34.43 ID:ck0ci6JS0




千早「そろそろ出る時間ですね」



P「ああ、それじゃあ行こうか」



千早「はい」



美希「ハニー?今からミキとお仕事行くんだよね?」



P「あ、それ律子に代わってもらったから」



美希「」



P「それじゃあ、律子の言う事をちゃんと聞くんだぞ?」



バタン



美希「ハニー…本当は小さなおっぱい、ちっぱいの方が好きなの?」



律子「美希~。準備は出来てるの?」



美希「ハニー…」



律子「美希~」








25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 00:17:17.54 ID:ck0ci6JS0








P「あのさ」



千早「はい?」



P「スタジオ行く前に寄り道してもいいかな?」



千早「はい。まだ時間にも余裕がありますし」



P「よし、決まり。こっちだ」



グイッ



千早「あっ!?」



P「ちょっと急ぐぞ」



千早「はい…」



千早(手…繋いでくれてる…)








27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 00:17:51.85 ID:ck0ci6JS0




服屋



千早「服…ですか?」



P「ああ、お前のその地味な服装を手直ししたくてな」



千早「そんな…ひどいです…」



P「これなんかどうだ?可愛いと思うぞ」



千早「こんな可愛いの…似合うかしら…」



P「他にも選らんでおくから、色々着てみような?」



千早「はい…試着室に行ってきます」



P(とりあえず胸元を隠さないと…)








33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 00:23:53.94 ID:ck0ci6JS0




数分後



千早「あの…どうでしょうか?」



P「うんうん。良いんじゃないか」



千早「でも、スカートは普段履かないので…」



P「女の子なんだから可愛い服を着なきゃダメだろ?」



P(よし、この服なら胸元は完全に見えない)



千早(プロデューサーって、胸元はリボンがある服が好きなのかしら…)



P「よし、これを買って行こう」



千早「やっぱり…ちょっと恥ずかしいです」



P「ダメだ。俺の言う事を聞きなさい」



千早「それは…命令ですか?」



P「そう、命令だ。今後もそう言った服装を心掛けなさい」



千早「命令なら…仕方ありませんね。ふふっ」



千早(プロデューサーに服…買ってもらった…)








36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 00:29:09.44 ID:ck0ci6JS0




スタジオ



千早「♪~♪~♪~」



P「千早、とても調子が良さそうだな」



千早(今日はとても気持ちよく歌える…)



ディレクター「千早ちゃん、今日は特に絶好調ですね」



P「ええ、さすが歌姫と言ったところですよ」



ディレクター「ですね。アイドルの歌唱力とは思えないです」



P「本当に…ですね」



千早(プロデューサーに買って頂いた服…そばに居てくれるみたいで…嬉しい…)



ディレクター「はいOK!!最高だったよ!!」



千早「ありがとうございます。ふふっ」








39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 00:34:43.28 ID:ck0ci6JS0




P「お疲れ様」



千早「はい。調子が良かったのですぐ終わってしまいました」



P「ああ、本当に良かったよ」



千早「これで週末のコンサートも気合が入ります」



P「久し振りのソロだもんな」



千早「はい。もちろん傍には…いてくださいますよね?」



P「大事なステージだからな。当然だ」



千早「私…頑張りますから」



P「今日の歌声聴いてるから何の心配もしてないよ」ナデナデ



千早「あっ…子供じゃないんですから…」



P「ははは、いいじゃないか」



千早「もう…」



千早(やっぱり…胸の大きさなんて関係ない…)








44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 00:39:58.05 ID:ck0ci6JS0




翌日



千早「おはようございます」



春香「おお、千早ちゃん。可愛い服を着てるんだね」



千早「ええ、プロデューサーに買って頂いたの」



春香「いいなぁ~」



美希「ハニー…贔屓はダメなの…」



千早「これからはこう言う服装以外はダメだって言われてしまったわ」



春香「でも、スカートよく似合ってるよ」



千早「ありがとう。少し恥ずかしいけれど」



美希「ハニー…」








48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 00:44:21.94 ID:ck0ci6JS0




P「おはよう」



千早「おはようございます」



P「千早、ちゃんと言いつけを守ってるな」ナデナデ



千早「だから…子供扱いはやめて下さい」



春香「千早ちゃん…顔がにやけてる」



美希「今日はミキのお仕事同伴なの!!変更不可なの!!」



P「あはは、大丈夫だって」



千早「…」テレテレ



春香「千早ちゃん、顔真っ赤だね」



千早「知らない…」



美希「それじゃあ早速お仕事行くの!!」



P「はいはい。行ってくるよ」



春香「いってらっしゃ~い」



千早「いって…らっしゃい…」








49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 00:47:59.43 ID:ck0ci6JS0








美希「ミキにもお洋服、選んで欲しいな」



P「お前は千早と違ってセンスがいいから俺じゃ選べないよ」



美希「そうなの?」



P「ああ、お前は何の心配もしてないよ」



美希「褒められちゃった…」



P(こいつは見られることに慣れてるからな。対策もしっかり出来てる)



美希「ハニーはやっぱりミキの事が大好きなの」



P「ははは」



美希「今日もお仕事頑張るの!!」








52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 00:52:59.47 ID:ck0ci6JS0




現場



美希「見て見てハニー!!今日の衣装だよ」



P「おお、胸がかなり開いてるけど…平気か?」



美希「だいじょ~ぶ。動いても全然ポロリはしないよ?」



P「そうか、なら安心だ」



美希「ハニーにだけなら…全部見せてあげてもいいよ?」クイッ



P「こらこら、大人をからかうんじゃありません」



美希「は~いっ!!本番始まるから行ってくるね」



P「はいよ。頑張っておいで」



P(美希は何の心配もないな。これなら一人の現場も楽勝だろう)



美希(ハニー…やっぱりおっぱいが大きい方が好きそうだったの)








54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 00:54:22.75 ID:wvA2nFXJ0




何気に美希が一番の天使









55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 00:58:02.17 ID:ck0ci6JS0




夕方



P「ただいま」



千早「お帰りなさい」



P「他には誰もいないのか?」



千早「はい。みんなはもう帰りました」



P「と言う事は…二人だけと言う事だな」



千早「はい…二人きり…です」



P「ちょうど良かった」



千早「えっ!?」



P「みんながいると色々都合が悪くてさ」



千早「あの…プロデューサー?」



千早(どうしよう…私…今からプロデューサーに…)








56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 01:03:01.11 ID:ck0ci6JS0




P「あのさ…これ、プレゼント」



千早「あ…」



P「今度のステージの時にでも使ってくれ」



千早「私に…私にだけ…ですか?」



P「ああ、だからみんなが居ると都合が悪かったんだ」



千早「そう…ですか」



P「家に帰ってから開けてくれ」



千早「はい…ありがとうございます」ニコ



P「ああ…喜んでくれて嬉しいよ」



千早(胸の大きさなんて…やっぱりプロデューサーはこんなにも優しいもの)



P(くそ…可愛いじゃないか…)








59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 01:12:38.00 ID:ck0ci6JS0




千早 自宅



千早「プレゼントの中身は何なのかしら」ゴソゴソ



千早「え…ブラ…ジャー?」



千早「普通のブラジャー2つとスポーツブラが3つ…」



千早「あ…メモが入ってる」



千早「えと…『スポーツブラはレッスンの時にでも使ってください』って…」



千早「でも…このブラジャー、少し小さくないかしら?」



千早「私はBなのに…これはAだし…」



千早「プロデューサーの事だから何か意図があるのね」



千早「白というのは…多分プロデューサーの趣味だと思うし」



千早「私の事、そんなに自分の色にそめたいのかしら…ふふっ」



千早「ありがとうございます…プロデューサー…」








62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 01:22:04.29 ID:ck0ci6JS0




コンサート当日 楽屋



P「お疲れ様。リハもいい感じだし、本番はもっと良い歌を期待してるぞ」



千早「はい!!」



P「最近は本当に調子が良さそうで俺も心強い限りだよ」



千早「ふふっ。プロデューサーのおかげです」



P(Tシャツが汗ですけてるけど…ちゃんとスポーツブラを着けてるな。感心感心)



千早「プロデューサー?」



P「ああもう!!千早はお利口さんだな!!」



ぎゅ!!



千早「あっ!?」



千早(抱きしめて…くれた)



P「いい子だ…」ナデナデ



千早「あなたが言う事なら…何でも聞きます…いい子ですから…」



美希「ハニー…何やってんの…」



春香「千早ちゃん、いいなぁ…」








63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 01:28:27.16 ID:ck0ci6JS0




美希「ハニーの浮気者!!」



春香「美希、どうどう」



千早「二人とも、来てくれたのね」



春香「凄いよね。武道館で2日間なんて」



千早「ええ、みんなのお陰よ」



美希「千早さん…ずるいの」



千早「え?どうしたの?」



美希「何でもないの…」



千早「変な美希ね」



春香「私たちは関係者席に行ってるね」



千早「ええ、私もそろそろ着替えるわ」



春香「美希、行くよ~」



美希「むぅ…ハニーのアホ…」



P「ええっ!?」








65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 01:32:56.89 ID:ck0ci6JS0




P「綺麗なドレスだろ?」



千早「はい、こんな素敵な衣装を用意してくださって…嬉しいです」



P「俺の千早の衣装だからな。気合も入るさ」



千早「ふふっ、貴方の千早ですから…今日も頑張ります」



P「そうかい」



千早「はい…」



千早「あの…そろそろ着替えますので…」



P「ああ、しばらくしたらまた来るから」



千早「はい…また後で…です」



千早(プロデューサー…私は…貴方だけの歌姫です…)








66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 01:38:22.84 ID:ck0ci6JS0




30分後



P「千早、入っても大丈夫?」



千早「はい、どうぞ」



P「入るぞ」



カチャ…



千早「プロデューサー…どうでしょうか?」



P「綺麗だ…本当に綺麗だよ」



千早「私もそう思います。ふふっ」



P「胸元…少し開いてるけど、いい感じだ」



千早「はい…素敵な衣装です…」



P「もっと近くで見ていいか?」



千早「私は…貴方のものですから…許可なんて必要ありません」



P「そうか…」



千早「はい…」



P「本当に綺麗だな…って!?」








67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 01:41:38.42 ID:ck0ci6JS0




P(おい…おい!!何で大きい方のブラジャーなんだよ!!)



千早「プロデューサー?」



P(ちっぱいモロ見えじゃないか!!)



千早「プロデューサー?どうしました?」



P(今日は胸に見栄を張る日じゃないだろ!!)



千早「プロデューサー…あんまり見ると…恥ずかしい…です」



P(ダメだ…このままステージには上げられない…)



スタスタ…



カチャン…



千早「え…何で扉のカギを…」



P「千早…脱いで」








68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 01:44:06.17 ID:Mct5R8H10




お?









69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 01:46:44.70 ID:ck0ci6JS0




千早「え…今、何て?」



P「あと、俺が買ったブラジャーは持ってきてるか?」



千早「あの…はい、ここに…」



P「今すぐそれに着け替えるんだ」



千早「それじゃ…プロデューサーは…外に…」



P「ダメだ。俺は全てをここで見届ける」



千早「そんな…私…」



P「千早…これは命令だ」



千早「めい…れい…」



P「さあ、早く脱ぐんだ」



千早「…はい、分かり…ました…」








71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 01:53:36.36 ID:ck0ci6JS0




千早「あんまり…見ないでください…」



シュル…



P(うわ…背中が綺麗だな…)



千早「あの…これ以上脱ぐと…下着姿になってしまいます…」



P「ごめん…でも、脱いで?」



千早「はい…」



シュルル…



ファサ…



千早「これで…良いですか?」



P「うん、後はブラジャーも外して?」



千早「え…でも、そんな事をしたら…」



P「千早、それが一番大切な事なんだ」



千早「プロデューサー…」



P「俺を…信じて欲しい」



千早「はい…外します…」








72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 01:56:55.83 ID:ck0ci6JS0




千早「恥ずかしい…ぐすっ…」



プチ…



千早「これで…良いですか?」



P「後は、俺のあげたブラジャーを着けるんだ」



千早「はい…でも…」



P「どうした?」



千早「恥ずかしくて…ぐすっ…動けません…」



P「分かった…俺がやるよ」



千早「はい…お願い…します…」



P(任せろ…俺が絶対に人前で恥をかかせたりはさせないからな…)








74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 02:04:12.27 ID:ck0ci6JS0




P「千早…胸から手を退けて?」



千早「はい…」



スッ…



P「小さいけど…綺麗な胸だな…」



千早「やぁ…プロデューサー…」



千早(見られてる…恥ずかしいけど…嫌じゃない…)



P「それじゃあ…これ、着けて?」



千早「はい…」



P「そう…いい子だ」



千早「着けました…これで良いですか?」



P「千早…よく頑張ったね。いい子だよ」



ぎゅ…



千早「あ…ああ…プロデューサー…」



P「さあ、もう一度衣装を着ようね?」



千早「はい…あの…」








75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 02:07:06.35 ID:ck0ci6JS0




P「ん?」



千早「汗をかいてしまったので、下も…穿き替えたいです…」



P「分かった。終わったら呼んでくれ」



千早「はい…」



P「それじゃ」



ガチャ…



バタン



千早(小さな胸でも綺麗だって言ってくれた…やっぱり大きさなんて関係ない…)



千早「プロデューサー…嬉しいです…」








77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 02:13:40.08 ID:ck0ci6JS0




P「千早、もう大丈夫?」



千早「はい…どうぞ」



ガチャ



P「はい、お疲れ様」



千早「とても恥ずかしかったです…」



P「ごめんな?でも、必要な事だったんだよ」



千早「はい、私はプロデューサーを信じてますから」



P「ありがとう。そう言ってもらえると嬉しいよ」



千早(本番に自分で買ってきた下着を着けさせたいなんて…本当に所有欲の強い人ね。でも…」



千早「ふふっ」



P「ん?」



千早(そんな事をしなくても…私は既に貴方のものですから…)



千早「プロデューサー」



P「どうした?」



千早「このままじゃ…私は歌えません」








79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 02:19:12.17 ID:ck0ci6JS0




P「えっ!?どうしたんだ!?」



千早「さっきの事で恥ずかしくなってしまって…上手く声が出せなくなってしまいました」



P「そんな…俺のミスか…」



千早「でも…プロデューサーが力を分けてくれたら…」



P「何でもする!!何でもするから言ってくれ!!」



千早「本当に…何でもしますか?」



P「ああ…絶対になんでもする。男に二言は無い」



千早「それでは…キス…してください」



P「え?」



千早「キス…してくれたら…私は頑張れます」



P「本気か?」



千早「まだメイクもしていません…だから…」








80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 02:23:48.95 ID:ck0ci6JS0




P「分かった…良いんだな?」



千早「はい…貴方が…良いんです…」



P「千早…おいで…」



千早「はい…」



ぎゅ…



P「目を閉じて…」



千早「はい…」



ちゅ…



千早「ん…んふ…」



千早(あったかい…嬉しい…力が…湧いてくる…)



千早「んん…ぷは…」



P「これで…大丈夫か?」



千早「はい…プロデューサーは近くで見ていてください」



P「ああ…近くにいる」



千早「今日は…貴方に私の歌を捧げます…」








82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 02:33:03.67 ID:ck0ci6JS0




コンサート2日目 関係者席



春香「二日間ともすごかったね~。お客さんも凄く盛り上がってたよ」



美希「ハニーが…千早さんに独占されてるの…」



春香「仕方ないよ。大事なステージなんだから」



美希「でも…最近の千早さんはちょっと贔屓されすぎなの」



春香「私は…何となくだけど分かる気がするな」



美希「そうなの?」



春香「千早ちゃんって、歌は上手いけど、それ以外の事に無頓着だから…」



美希「それは言えてるね」



春香「だから…プロデューサーさんも放って置けないんだよ」



美希「手がかかるほど…可愛い?」



春香「だね」



美希「ふ~ん…」



美希「なるほど…それなら」



春香「美希?」








83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 02:46:15.43 ID:ck0ci6JS0




夜 事務所



P「ふう…衣装もしまったし、後は帰るだけだな」



千早「今日は疲れました」



P「本当に二日間お疲れ様。最高のステージだったよ」



千早「はい。だからご褒美が欲しいです」



P「何でも言いなよ。今日の俺は何でも聞いちゃうから」



千早「プロデューサーのお部屋に…行きたいです」



P「俺の部屋?」



千早「いっぱい抱きしめてもらって…眠りにつきたい…いけませんか?」



P「いいよ…千早は凄く頑張ったんだもんな」



千早「はい…とても嬉しいご褒美です」



P「それじゃあ帰るか?」



千早「はい!!」



千早(胸が小さくても…プロデューサーはこんなにも私を愛してくれる。大きさなんて関係ない…)



千早「関係ない…ふふっ」








87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 02:55:33.22 ID:ck0ci6JS0




翌朝



P「おはよう」



千早「おはようございます」



春香「あ、千早ちゃんとプロデューサーさんだ」



律子「昨日は本当にお疲れ様でした」



P「いやいや、千早が良かっただけだよ」



千早「…」テレテレ



高木「如月君…昨日は感極まって思わず泣いてしまったよ」



千早「ありがとうございます」



P「でも良かったのか?今日は休みなんだからゆっくりすれば良かったのに」



千早「はい…でも、プロデューサーの傍に居たかったので…」



P「そうかい」



千早「はい…ふふっ」



美希「おはようなの~」



春香「おはよう美希…って、ええええっ!?」








90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 03:01:34.80 ID:ck0ci6JS0




美希「どうしたの?」



春香「美希…あなた…一体どうしたの!?」



美希「え~、ミキよくわかんないの」



美希(バサバサの髪、汚れた服、片足だけ裸足でノーブラ…ハニーもこれなら構わざるを得ないの」



律子「美希…あんた…襲われたの?」



千早「!?そんな!!」



P「くそ…誰が美希を…殺してやる…絶対に殺してやる!!」



高木「マスコミ各社に報道規制と手回しをするんだ!!」



律子「了解!!」



美希「えっ!?えええっ!?」



千早「美希、大丈夫よ?私たちはあなたを見捨てたりしないわ」



美希「違うの…ねぇ…違うの…」



P「ぶっ殺してやる!!!絶対にだ!!!!」



美希「ちがうのぉ~~っ!!!!」





おわり








94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/16(月) 03:09:03.77 ID:TB9iYseK0




いとおつ








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