2013年11月05日

志村貴子の個人誌「兄の友人」兄の恋人(♂)と兄の幽霊。プロローグ・前日譚も収録

志村貴子氏の同人誌『兄の友人』がZIN秋葉原店に4日に入荷した。2011年の同人誌「青息吐息」の中の一編「兄の友人」の続き？で、主人公と亡くなった兄の恋人だった年下の男性「柴田」、弟のもとに現れる兄の幽霊のお話。兄が亡くなった直後を描いたプロローグや、2011年同人誌版が初出の前日譚「再録・兄の友人」も収録してる。

サークル青息吐息(志村貴子氏)の同人誌　「兄の友人」

「兄には男の恋人がいたのだが　よくよく話を聞いてみると　俺より年下ということだった」

「俺の機嫌の悪そうな表情が兄に似ているのだとその恋人は泣いたのだ
俺は兄の不機嫌な顔を知らない」

『敷居の住人』、『放浪息子』、『青い花』などで知られる志村貴子氏が、サークル青息吐息としてJ.GARDEN35で頒布された同人誌『兄の友人』が、COMIC ZIN秋葉原店に4日に入荷した。

同人誌『兄の友人』は、志村貴子氏が2011年に出された同人誌「青息吐息」の中の一編「兄の友人」の続き？を新たに描かれてて、主人公と、亡くなった兄の恋人だった年下の男性「柴田」、弟のもとに現れる兄の幽霊のお話で、兄が亡くなった直後を描いたプロローグや、巻末には2011年「青息吐息」が初出の前日譚「再録・兄の友人」も収録。

志村貴子氏のJ.GARDEN35の参加報告では『なんとか無事に出ました。まだまだプロローグ段階という大変もどかしい内容ですが…これからの進展・発展をお待ちいただけましたら嬉しいです。感想、ぜひぜひお聞かせ下さい』とのこと。

なお、あとがきで志村貴子氏は『続編を描こうと思い立ち、気がつけば2013年も終わり間近。出来たものはプロローグでした。兄の恋人・柴田くんと兄の弟・尚之くんの今後についてはこれからゆっくりじっくり描いていけたらいいなぁと思います。柴田君とお兄ちゃんの過去話なども。柴田くんにしか見せないお兄ちゃんの顔などを考えてひとり悲しくなってました。はよう描け』などを書かれてる。

志村貴子氏のホームページ「青息吐息」