“ドクターフィッシュ”に警鐘、尿道突入事例が英会議で話題に。 | Narinari.com
古い角質を食べて肌をきれいにしてくれると、日本で一時期もてはやされた“ドクターフィッシュ”。英国でもこの数年で人気が出始め、美容施設や温泉などで同じような魚を利用したサービスが増えたという。
英国でも2011年頃から人気になったとされるドクターフィッシュのサービスは、一時に比べれば陰りは出て来たものの、今でも施設やイベント会場などで広く提供されているのが現状で、最近では温泉施設などに中国からアイデアが持ち込まれたという、小さなうなぎを入れた浴槽に体を浸すサービスもあるという。
一方で最近では、HIVやC型肝炎ウイルスなど病気感染に対する懸念などもあり、未だ明確な利用基準がないとしてその必要性を訴えたこの専門家は、会議の中で中国で実際に起きたとされる一例を紹介。
紹介された話の主人公は、中国湖北省に住むという56歳の男性。2年前、「鉛筆ほどの長さ」というタウナギがいる浴槽に入った彼は、当初「体を軽く噛まれている感じ」を受けて心地よさを感じていたようだが、突然激痛に襲われる事態が起きた。彼の陰部に近づいた1匹のタウナギが、尿道の中に入ってそのまま体内へ侵入。病院へ運ばれた男性は3時間の手術を受け、摘出されたという。
この実例を話した専門家は、英国でも「緩い水着を着た人なら起こり得る」と指摘。ドクターフィッシュや同じような魚のサービスは、今や一般市民が簡単に受けられるものとなりながら、英国には「危険性が調査されないまま提供されている」のが実情として、専門家たちの詳しい研究調査や国による利用基準の策定が必要だと訴えている。
☆お尻&尿道のアイタタ事件簿
[2009年5月 インド]
家で魚の水槽を掃除中に尿意をもよおした14歳の少年。魚(カンディル)を手につかんだままトイレに入ると、用を足している最中に魚が手から滑り落ち、尿道に侵入してしまった。魚は尿管の中を進んで膀胱まで達し、24時間痛みに苦しんだという。
[2011年9月 中国]
ネットで“お魚セラピー”を知った56歳の男性が、自宅で試してみようと10数匹のタウナギを購入。桶にお湯を入れてタウナギを放ち、入浴を始めたところ、尿道にタウナギが突入し、膀胱内に入り込んでしまった。タウナギの大きさは直径1センチ、長さ15センチ。結果、開腹手術で摘出された。
[2012年9月 ニュージーランド]
ニュージーランドのオークランド市立病院に、関係者が一様に「見たことがない」と驚いた、おかしな患者が現れた。病院に救急外来でやって来た“成人男性”は、「自分の尻に入ったうなぎを取り除いて欲しい」と関係者に説明。患部のレントゲンを撮ったところ、標準的なアスパラガスほどのうなぎが写っていた。なお、このケースでは、尻にうなぎが入った経緯など詳細については、プライバシーを尊重して明かされなかった。
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