原作:細野不二彦 魔窟となった歌舞伎町を舞台にした 「アサシンichiyo」1巻
『Gu-Guガンモ』、『ギャラリーフェイク』などで知られる漫画家・細野不二彦氏が原作、『ヴィルトゥス』(作画)や『少年よギターを抱け』の信濃川日出雄氏による作画で、月刊ヒーローズに連載されているコミックス「アサシン ichiyo(イチヨー)」1巻【AA】が5日に発売になった。
中華系マフィアに支配され、魔窟となった「大歌舞伎町」を舞台にし、オビ謳い文句は『大歌舞伎町に巣食う悪、"九龍"を殲滅せよ!巨匠と鬼才のタッグで贈る、"美"と"暴力"のアクション巨編』、裏表紙は『過去に中華系マフィアの手によって家族を惨殺された主人公・火口ナツは、最強の刺客"ichiyo"となり、復讐を誓う…。美と暴力のアクション巨編、刊行開始!中国系マフィアに支配された経済特区「大歌舞伎町」。この街に降り立った刺客・ichiyoは、特命任務を遂行し、家族の仇を討てるのか!?』になってた。
舞台は中華系マフィア「九龍(クーロン)」に支配された経済特区、大歌舞伎町(グラン・カブキタウン)。巨額の資金が動き、あらゆる法も秩序も通用しないその魔窟に、警察庁から放たれた女密使・イチヨーが潜入する。家族を惨殺された過去を持つイチヨーは、果たして「九龍」たちを討てるのかーー!? イチヨーの最初の暗殺ミッションは、九龍の1人「土竜将軍」を暗殺すること。 コミックス情報
また、巻頭には「舞台となる大歌舞伎町」の全体図などがあり、『20XX年、中華系マフィアに支配された街、大歌舞伎町。アジア最大の歓楽街として人々が享楽に酔いしれる一方、警察、司法さえも手の出せない独立無法地帯と化していた』とかで、『ネオ吉原:大歌舞伎町の目抜き通りを貫く、あらゆる性風俗産業の見本市。ここでは連日連夜、巨額のアングラマネーが飲み込まれている』、『新宿九龍城:旧コマ劇の跡地に立つ大歌舞伎町ののボスたち、通称「九龍」の牙城』、『壁と塀:大歌舞伎町と外部を遮断する高い城壁と堀。ネオ吉原で働く女郎たちが逃げ出せないように建てられたとの噂も』などなど。
なお、「アサシン ichiyo」1巻【AA】で、細野不二彦氏のあとがきは『世にはびこる極悪党どもをザッパザッパと斬りまくる、そんなクール・ビューティなヒロインを描きたかった!次巻以降も乞御期待!』、信濃川日出雄氏のあとがき『もう原作モノは描かないと決めてオリジナル作品に取り組んでいたのだが、一方で、同業の大大大…(×無限)先輩であり漫画界の重鎮、そして現役バリバリの(←ここが一番重要)大作家のネームを直接に受け取れる機会は、漫画家人生で2度とないだろうと思えた』、『SFスパイ・アクション、細野漫画の真骨頂とも言える原作を、受け取る時点ではいち読者として素直に楽しみ、漫画家として原稿を描く時点では作者となって、重すぎるプレッシャーに苦しみながらも再び完成を楽しめるという、2度美味しい不思議で幸福すぎる喜びを胸に、ますます盛り上げていきたい』などを書かれている。
「アサシン ichiyo」1巻コミックス情報 / 作品情報(試し読みあり)
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「アサシンichiyo」フェアの様子(その1):月刊『ヒーローズ』編集部ブログ
信濃川日出雄氏のブログ / Twitter
あとがきで今回の恐れ多い企画が実現するまでのことをドラマチックに書いてみました
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