1: フランケンシュタイナー(catv?) 2013/11/06(水) 00:00:16.52 ID:KB+4+23r0 BE:2140920465-PLT(12001) ポイント特典
――深夜テンションはなぜ起きるのでしょうか?
原因は、はっきり分かっています。深夜になると脳機能が低下することが原因なのです。
人間の脳について、ものすごく大ざっぱに説明しますと、脳の奥深い場所にある大脳辺縁系という部分が原始的・本能的な感情を生み出していて、それを、ちょうど額辺りにある前頭前皮質という部分が制御しており、そのバランスによって人間の行動や思考が決まっているわけです。人間を人間たらしめている「理性の中枢」ともいえる前頭前皮質は、朝起きてから機能が高まり、午前10時くらいにピークになるといわれています。午後になると、
どんどん機能は低下して、深夜になるとかなり機能は落ちてしまうのです。ですからシーソーのように、前頭前皮質の機能が低下すると、相対的に大脳辺縁系のウエートが高まることになり、深夜に理性が失われた行動をとってしまう、ということになるのです。

――深夜になると、本能を制御する脳機能が低下してしまうのですね......。
夜遅くなればばなるほど脳の機能は低下していくのですが、実は低下する順番は決まっています。
大ざっぱに言いますと、進化の遅い順から機能低下が始まるのです。理性の中枢である前頭前皮質が大幅に進化したのは、200万年前から20万年前くらいの間。人間に進化して初めて発達した部分ですから、真っ先に機能が低下してしまうわけです。哺乳類に進化して発達をした大脳辺縁系は、少なくとも2億2000万年前には獲得していたと考えられています。こちらのほうがはるかに古く原始的なので、機能低下はずっと後になるということです。この順番は、老化についても同じことが言え、前頭前皮質は老化に伴って最も早く機能低下が起きる部分でもあります。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw825556

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