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鉄道も世代交代、寝台特急「ブルートレイン」が廃止に - NAVER まとめ
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鉄道も世代交代、寝台特急「ブルートレイン」が廃止に

半世紀以上、鉄道ファンによって愛されてきた「ブルートレイン」がついに廃止。最近のTV業界は、長寿番組が続々と終わりを告げる中、鉄道業界も世代交代の波が押し寄せている・・・。

更新日: 2013年11月07日

mitsuteru12さん

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ブルートレインが無くなる・・・!?

寝台特急「ブルートレイン」が、平成27年度末までに全面廃止される方向で検討されている

上野—青森を結ぶ寝台特急「あけぼの」が、来春のダイヤ改正で廃止される見通し

「北斗星」(上野—札幌)も、北海道新幹線の2015年度末の開業に合わせて廃止される見込み

30年以上使用している客車24系の老朽化が進んでいることや、新幹線、航空機といった高速の交通機関との競争で乗客が著しく減少しており、存続が難しくなった

戦後初の寝台特急「あさかぜ」が運行を始めて以来、半世紀以上列島を走ってきたブルトレの歴史は幕を閉じる

戦後、遠出する時に欠かせなかった寝台列車

ブルートレインとは、客車を使用した寝台列車を指す愛称

1958(昭和33)年10月1日、東京-博多間に、寝台特急「あさかぜ」がデビュー

長年にわたり鉄道ファンのあこがれの的として君臨しはじめたブルートレインの歴史のはじまり

飛行機とはまだまだ縁遠い時代だったので、庶民の遠出の足は寝ている間に移動する事で効率のいい寝台車の需要が高まった

バブル期には、北斗星のような豪華寝台車も人気だったが、新幹線や航空機との競合に敗れて徐々に廃止されて減少していった

人気の理由は”テールマーク”

それまでの国鉄車両にはない冷暖房完備、食堂車やA個室寝台を連結した豪華な設備から、“走るホテル”として憧れの的だった

1970年代も後半になると高速バスや新幹線・航空機が徐々に普及してきたので、国鉄がブルートレインのPR作戦を行った

1979年、ブルートレイン全種の客車最後尾にテールマークが出現。少し遅れてボンネットタイプの電車特急にもイラストが登場

テールマークの付いたボンネット部分を、写真に収める鉄道ファンの方々

これらの施策により、1980年代前半までは、鉄道ファンを中心にブルートレインの撮影が流行した

こういった一連の施策とファン達の動きは「ブルートレインブーム」と称された

しかし、新幹線の開通や航空網の整備、高速夜行バスの台頭などにより、その活躍の場はだんだん狭まっていった

「あけぼの」の内部はこんな感じ

寝台列車といえば、これのイメージありますよね!

「あけぼの」のB寝台個室の様子。
一人部屋と言っても、立つのはちょっと厳しいよう・・・。
しかし、寝るだけと思えば快適な空間だとか

長い座席にシーツが敷いてあって、そこに横になって寝るような感覚。空間が狭くて、カプセルホテルが苦手な人には辛い

車体自体が古いので、特に駅への停車・出発は「ガッターン!」と非常に大きな揺れを感じることもある

これは寝心地悪そう・・・

「あけぼの」 A寝台個室「シングルデラックス」。
デラックスというだけあって、過ごしやすそうなお部屋です

お部屋がズラ~っ!
A寝台個室の廊下。

ちなみに、B寝台からA寝台のお値段は、倍以上違うらしいです。

上野-札幌の場合、最高クラスなら込み込みで約4.5万円(ツインルームの1人分の値段)、最安でも2.5万円程度は必要になる

あまりコスパは良くないですね。。。

2人部屋の個室はこんな様子。
梯子を伝って、ベッドへ行くんですね。

それでも寝台列車に乗る理由は、「旅情緒があること」

乗った人が口を揃えて言うことは「雰囲気は最高」ということ。寝台列車は、他の移動手段には無い「旅情」があるようですね。

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mitsuteru12さん