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コメント一覧

1. • 1. 名も無き哲学者
   • 2013年11月09日 14:01
   • ID:BdhDWF2S0
   • 私、ただ心のために戻りません
2. • 2. あ
   • 2013年11月09日 14:06
   • ID:WfN6P1dj0
   • きちがいじゃが仕方ない
3. • 3. 名無しさん
   • 2013年11月09日 14:07
   • ID:Olukbu870
   • その声は、我が友、李徴子ではないか？
4. • 4. 名も無き哲学者
   • 2013年11月09日 14:08
   • ID:.lgfRh880
   • 雪国は最初より、窓に映った描写の美しさの方がいいの同意
5. • 5. 名無しさん
   • 2013年11月09日 14:10
   • ID:nzlTEyz90
   • 貴女は、貴女から生まれ、貴女は、貴女です
     そして、どこへも行かない
6. • 6. 名無しさん
   • 2013年11月09日 14:12
   • ID:xvnqDb0.0
   • その時、勇気とは湧いてくるものではなく、菜種から油を採るように搾り出すものなのだと知った
7. • 7. 名も無き哲学者
   • 2013年11月09日 14:14
   • ID:4paj.RnM0
   • 恋をしたのだ。そんなことは、全くはじめてであった。
8. • 8. 名無し
   • 2013年11月09日 14:15
   • ID:eQ15HxfBO
   • これは引用元さんが出るな。
9. • 9. 名も無き哲学者
   • 2013年11月09日 14:16
   • ID:cvGPWuKZ0
   • 雪国なら俺は水洟の一文が印象に残ってるなあ
10. • 10. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 14:18
    • ID:UkB5x6C70
    • スティーブンキング、ダークタワーより
      埋葬は手間取らなかった。亡骸は、それが内に秘めていた心よりはるかに小さかったからだ。
11. • 11. 名無しさん
    • 2013年11月09日 14:19
    • ID:.Z88UkWg0
    • ガンパレが混じってないか？ｗ
      
      いや混じっていいんだが
12. • 12. 名無しの隣人さん
    • 2013年11月09日 14:26
    • ID:hWnchgv70
    • 義はついに不義に勝てぬか
13. • 13. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 14:30
    • ID:wiAlGf.C0
    • これは失敗作である。そうなることは最初からわかっていたのだ、なぜなら作者は塩の柱だから。
      
      それはこう始まる―
      　聞きたまえ―
      　ビリー・ピルグリムは時間の中に解き放たれた。
      そしてこう終わる―
      　プーティウィッ？
14. • 14. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 14:31
    • ID:O10NbEmw0
    • このまえ、君は科学がただの記号だって言ったけど、そのとおりなんだ。
      記号を覚え、数式を組み立てることによって、僕らは大好きだった不思議を排除する。
      何故だろう？　そうしないと、新しい不思議が見つからないからさ。
      探し回って、たまに少し素敵な不思議を見つけては、また、そいつらを一つずつ消していくんだ。
      もっともっと凄い不思議に出会えると信じてね……。
15. • 15. あ
    • 2013年11月09日 14:33
    • ID:2Xjs5Hr90
    • こころご無いとか…
16. • 16. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 14:35
    • ID:1eT10yNh0
    • 艦これが混ざってないからだめねやりなおし！！
17. • 17. 空缶
    • 2013年11月09日 14:35
    • ID:jpVTWZxM0
    • ええ、えええ、ええす、くれ、めんとおおおおお
18. • 18. にじんちゅ
    • 2013年11月09日 14:36
    • ID:uAl23NTl0
    • 項王笑ひて曰はく、
      「天の我を亡ぼすに、我何ぞ渡ることを為さん。
      且つ籍江東の子弟八千人と、江を渡りて西す。
      今一人の還るもの無し。
      縦ひ江東の父兄憐れみて我を王とすとも、
      我何の面目ありて之に見えん。
      縦ひ彼言はずとも、籍独り心に愧ぢざらんや。」と。
19. • 19. 絶望的名無しさん
    • 2013年11月09日 14:37
    • ID:.gFiv6Sy0
    • 「お前を好きになった。」
      
      教科書かなんかで吉本ばななの小説の抜粋でてたので，
      みょーに記憶に残ってる。
      
      いやまぁ，元の小説読んでないけど。
20. • 20. 名無し
    • 2013年11月09日 14:37
    • ID:sB5HszOT0
    • ヴァン＝ダインです
      
      は俺も好きだけどここで挙げてよいものかどうか…ネタバレ的な意味で
      まあ分からんよなこれだけじゃ
21. • 21. 名も無き哲学者　
    • 2013年11月09日 14:39
    • ID:aGJcfDLG0
    • 星新一なら「なにもいらない。いまのわたしに必要なのは思い出だけだ。
      それは持っている。」が一番好きだな
22. • 22. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 14:40
    • ID:1yfheuWz0
    • 紡錘形をした大型の青い魚に追われて逃げ惑う小魚たちの銀鱗が、陽光を浴びるやいなや踊る宝石と化す。
      　その上空でせわしなく旋回し、投擲された槍のような勢いで果敢に海面へ突っ込んでゆく海鳥たちが、こんな訓戒的な鳴き声を交わしている―――。
      
      
      前方に横たわる大海原の端から端までが不滅の陽光をはね返す巨大な鏡と化し、天空との境界は完全に消滅している。
      
      
      芥川賞最年少男性作家、丸山健二の文章。美しいよなー。
23. • 23. 名無し
    • 2013年11月09日 14:42
    • ID:m.6e32MJ0
    • おとぎ話など、信じてはいけない。
      「そしてみんな、いつまでも幸せに暮らしました」なんて終わり方をする話は、全部戯言だ。ハッピーエンドなど、ありえない。ここで終わりと、ピリオドが打たれることもない。人生はさらに続き、すぐまたなにかが起こる。人生は人を押し流し、弄び、傷つけ、打ちのめし、さらなる事件や悲劇をあたえ、決して放っておいてくれない。そう、本当の終わりである死にたどりつくまでは━━━━。
24. • 24. 名無しの提督さん
    • 2013年11月09日 14:43
    • ID:hRqB.nEU0
    • 　瓶の底で、蛍は微かに光っていた。
      
      　しかし、その光はあまりにも弱く、その色はあまりにも淡かった。
      
      　僕の記憶の中では、蛍の灯はもっとくっきりとした、鮮やかな光を夏の闇の中に放っているはずだ。
      　そうでなければならないのだ。
      
      　蛍は、弱って死にかけているのかもしれない。
      　僕は瓶の口を持って、何度か振ってみた。
      　蛍は瓶の壁に体を打ちつけ、ほんの少しだけ飛んだ。
      　しかし、その光は相変わらずぼんやりとしていた。
      
      　多分、僕の記憶が間違っているのだろう。
      　蛍の灯は、実際にはそれほど鮮明なものではなかったのかもしれない。
      
      　僕がただ、そう思い込んでいただけのことなのかもしれない。
      
      　あるいは、その時僕を囲んでいた闇が、あまりにも深かったせいなのかもしれない。
      
      　僕にはうまく思い出せなかった。
      　最後に蛍を見たのが、いつのことだったのかも思い出せなかった。
      
      　僕が覚えているのは、夜の暗い水音だけだった。
      　煉瓦造りの、旧い水門もあった。
      　ハンドルをぐるぐると回して開け閉めする水門だ。
      
      　岸辺に生えた水草が、川の水面をあらかた覆い隠しているような、小さな流れだった。
      
      　辺りは真っ暗で、水門のたまりの上を何百匹という蛍が飛んでいた。
      
      　その黄色い光の塊が、まるで燃え盛る火の粉のように、水面に照り映えていた。
      
      　あれは、いつのことだったのだろう。
      
      　そして、一体どこだったのだろう。
      
      　うまく、思い出せない。
      　今となっては、色々なことが前後し、混じりあってしまっている。
25. • 25. わ
    • 2013年11月09日 14:46
    • ID:186bOElS0
    • 平原の彼の背後には骨を探す放浪者たちと探さない放浪者たちがいて彼らはちょうど脱進機で時計の歯車が断続的に回るように暁の光のなかで進んでは止まり進んでは止まりしてまるで慎重に考えながら前進しているかのように見えるが実はそれは彼らの内面の現実とは一致しないのであり彼らが眼に見える土地の外縁までずっと続く穴を一つ一つたどりながら前進していくのは何かを続けてやり通そうとしているというよりはある原則を証明するためあるいはそれぞれの丸い完璧な穴が存在するのは骨が転がり骨を集める者たちと集めない者たちがいる平原の上その一つ前の穴のおかげなのだからその連続性と因果関係を確認するためであるというふうに思える。彼は穴のなかで火花を飛ばして鉄の道具を引き上げる。そして彼らはみんなまたその先へ動いていく。
      
      ↑一文が長ければ良いってわけではないと思うけど、これは名文。
26. • 26. 僕自身コメントする喜びはあった
    • 2013年11月09日 14:48
    • ID:UHQfLETh0
    • 書くということは、祈りだ。私は今初めてそれを知る。
27. • 27. 名無しさん＠お腹いっぱい
    • 2013年11月09日 14:50
    • ID:c2h9Jk2s0
    • 「クラムボンは 笑ったよ。」
      「笑った。」
28. • 28. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 14:51
    • ID:vyrjjwt10
    • 「死ぬときはいつもこうして一緒だよ。怖れるな。そして、俺から離れるな。火も爆弾も忘れて、俺たち二人の一生の道はな、いつもこの道なのだよ。この道をただまっすぐ見つめて、俺の肩にすがりついてくるがいい。わかったね」女はごくんとうなずいた。
29. • 29. にじんちゅ
    • 2013年11月09日 14:54
    • ID:AyXK.xRP0
    • 太宰の書き出しセンスは本当凄いと思う
      
      「メロスは激怒した。」
30. • 30. 名無しさん
    • 2013年11月09日 14:55
    • ID:om3e7OUR0
    • そりゃあねえぜと俺は思った。
31. • 31. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 14:58
    • ID:ymTm9CfV0
    • 此者之父者
      誠之南部武士ニテ御座候
      義士ニ御座候
32. • 32. 名無しさん必死だな
    • 2013年11月09日 14:59
    • ID:K5oSONcAO
    • ギムレットには早すぎる
33. • 33. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 14:59
    • ID:1AZOoItg0
    • 男は言葉が足んねえ、センスがねえ。女はつんけんと尖んがって可愛げがねえ。わかるかい、ねえさん。
      そんな男と女が惚れ合ったところで、犬畜生より上等な付き合いが出来るはずあるめえ
34. • 34. 名無しさん
    • 2013年11月09日 15:00
    • ID:PWzd4raa0
    • その男は「ボンカレー・ゴールド」の香りがした。
      
      「にわとりはいつもはだし」火浦功・著
      この一行でギャグであることを理解させたことに驚かされた。
35. • 35. 名無しさん
    • 2013年11月09日 15:01
    • ID:PWzd4raa0
    • ↑間違い。
      「ハードボイルで行こう」だった。
36. • 36. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 15:01
    • ID:c0mBGCYs0
    • 「独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である」　高野悦子
      「中に出してないからヤッてない」リリー・フランキー
37. • 37. 名無し
    • 2013年11月09日 15:08
    • ID:Kf6zGsKh0
    • 先生は私が恋文を盗み読んだことを先刻御承知であり、私は先生がそのことを先刻御承知であることを先刻御承知である。今宵にかぎったことではなく、これまでの長いやり取りの積み重ねを通して、互いの先刻御承知が入り乱れている。
      
      有頂天家族からだけど、赤玉先生と矢三郎の関係がうまく表現できていてかつ先刻御承知という言葉が笑いを誘う、森見登美彦の作品は好きだけれどこの文が特に好きだな。アニメだとこの一文は出てこないけど先刻御承知の関係は描けていたから良かった
38. • 38. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 15:09
    • ID:2z.V04ox0
    • 「あたし、あなたのことが、好きだったよ。知ってた？」
      「ちゃんと言えなかったこと、すごく後悔してたんだよ。知ってた？」
      「誰にも渡したくないって、今でも思ってる。知ってた？」
      「じゃあ、さよなら。もう逢えないけど。…これは知ってたでしょ？」
39. • 39. 名無し
    • 2013年11月09日 15:09
    • ID:J..y1mAq0
    • 正に刀を腹へ突き立てた瞬間、日輪は瞼の裏に赫奕と昇った。
      これが最終行なのは凄すぎ。
40. • 40. ななし
    • 2013年11月09日 15:11
    • ID:ginOvLGg0
    • やっぱ図書館戦争の最初の一文でしょ。あれで一気に引き込まれたw
41. • 41. 名無しの隣人さん
    • 2013年11月09日 15:14
    • ID:no45jls90
    • 本文１２は山月記か
      やっぱり名文なんだなあれ
      原作の話とはかなり毛色が違うが
42. • 42. まとめブログリーダー
    • 2013年11月09日 15:17
    • ID:n0BGZZd00
    • 春が、2階から落ちてきた だったけな
43. • 43. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 15:17
    • ID:BmYpfwWi0
    • 151
      銀英伝だっけ？
      
44. • 44. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 15:20
    • ID:ULpzuvvk0
    • 「あなたの右足は妊娠しています。」
45. • 45. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 15:21
    • ID:K7qOoIcJ0
    • こういうスレでラノベを挙げる奴は無能。
46. • 46. あ
    • 2013年11月09日 15:21
    • ID:2HXzMUECO
    • 最初の『百年の孤独』の文章は、日本語の文章としては酷い。
47. • 47. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 15:22
    • ID:sw2xhQUY0
    • 「そうだ、風呂がよい」
48. • 48. MG名無しさん
    • 2013年11月09日 15:28
    • ID:3PZGMyPu0
    • 「精神的に向上心のないやつは馬鹿だ」
      なんでこのフレーズ10年以上覚えてるんだろう・・
49. • 49. わ
    • 2013年11月09日 15:28
    • ID:186bOElS0
    • ※46
      え？そうなんだ
50. • 50. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 15:30
    • ID:MfuCPz2J0
    • 両腕を広げて走れば空も飛べるに決まっていた
51. • 51. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 15:30
    • ID:BgUV13170
    • 桜の樹の下には屍体したいが埋まっている！
52. • 52. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 15:32
    • ID:7jwzRXEY0
    • 「それは――《異形》であった。」
53. • 53. 名無し
    • 2013年11月09日 15:35
    • ID:J..y1mAq0
    • やっぱり論理的で短くまとまってる文章は美しい。
54. • 54. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 15:35
    • ID:f9qDqQqH0
    • 森博嗣率たけー
55. • 55. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 15:37
    • ID:eKqqJKzV0
    • 佐太がうまれたときはすなわち殺されたときであつた。
56. • 56. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 15:40
    • ID:OfPE0U.j0
    • 「人類はもはや孤独ではないのだ」
      "The human race was no longer alone"
      --アーサー C. クラーク　「幼年期の終わり」
      
      単体でもかっこいいけど実際読むともっとかっこいい。
57. • 57. あ
    • 2013年11月09日 15:42
    • ID:EFYDA0A20
    • エーミールが一番心に残るわ…嫌な感じに
      
      俺はこれが好き
      
      愛とは何か、本当は私には分りません。
      愛というのは、執着という醜いものに付けた仮りの、美しい嘘の呼び名かと、私はよく思います
58. • 58. 名無し
    • 2013年11月09日 15:43
    • ID:SJkShgxY0
    • 今日という日は残された日々の最初の一日
59. • 59. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 15:46
    • ID:cVXJqyUW0
    • 語感が優れてるのが名文だと思ってるんだけど、このスレでは違うようだな
60. • 60. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 15:47
    • ID:XvmKaMiV0
    • 宮沢賢治の情景、心理描写
61. • 61. ／
    • 2013年11月09日 15:49
    • ID:Jc0Me.of0
    • ヴァンダインですは確かに
      あれのおかげで後々の読書嗜好が片寄る羽目になった
62. • 62. 名無しさん
    • 2013年11月09日 15:50
    • ID:h0S6r1NU0
    • ※59
      J-POPでも聞いてろゆとり
63. • 63. ら
    • 2013年11月09日 15:54
    • ID:186bOElS0
    • ※59
      Rap聴いとけ
64. • 64. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 15:55
    • ID:.JAZVdEy0
    • 角笛でした。角笛です。角笛なのです。
      暗いミンドルルインの山腹に音はかすかにこだましました。
      北の国の大きな角笛が激しく吹き鳴らされていました。
      ローハン軍がとうとうやってきたのです。
65. • 65. 名無し
    • 2013年11月09日 15:56
    • ID:yEKFNTxK0
    • 静まり返った高級レストランのどまん中で、突如怪音を発して、ズズズーッとスープをすすることは、社会的勇気であります。
66. • 66. あ
    • 2013年11月09日 15:57
    • ID:WqDyiVXJ0
    • 白夜行より
      「私の上には太陽なんてなかった。私はいつも夜だった。けれど暗くはなかった。それに変わるものがあったから
      その光によって夜を昼だと思って生きる事ができた」
67. • 67. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 15:58
    • ID:sV9f3UTl0
    • 140がいいな
68. • 68. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 15:59
    • ID:zdRXe2tT0
    • 海が、
69. • 69. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 15:59
    • ID:xWf2bf9E0
    • そりゃ人間は殺されるかもしれない。けれど、負けはしないんだぞ。
70. • 70. あ
    • 2013年11月09日 16:00
    • ID:2Lwbx6NF0
    • 米59
      歌と小説の文章って違うからなあ
      小説だと語感より心理描写、情景描写をどれだけ上手く表現できるかで評価されるんじゃないか
71. • 71. 名無し
    • 2013年11月09日 16:04
    • ID:ByaAiXCt0
    • 「もう取り返しのつかないという黒い光が、私の未来を貫いて、一瞬間に私の前に横たわる全生涯を物凄く照らしました。」
      
      この文を読んだとき夏目漱石は本当にすごいんだって痛感できた。
72. • 72. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 16:05
    • ID:f6zXclyk0
    • 自宅の床はためらわれるので屋外（そと）に出て唾を吐く、ここはそんな目的にふさわしい場所のひとつだった。
      
      
      好きで集めてた作者のクライムノベルだけど、この冒頭一行はシビレた。
73. • 73. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 16:12
    • ID:IhvsFmTo0
    • 私を生んだのは姉だった
74. • 74. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 16:13
    • ID:oDj2gJCS0
    • 人に進入に無関心な植物
75. • 75. 風吹けば作るよ
    • 2013年11月09日 16:16
    • ID:UxILtfom0
    • >43
      銀英伝だな。おそらく同盟内部の内乱鎮圧の時にしたヤンの演説の一部だわ
      後日査問会で吊るし上げにされた部分でもある
      
76. • 76. 俺さん
    • 2013年11月09日 16:17
    • ID:MKqJOBvk0
    • 春が二階から落ちてきた
77. • 77. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 16:22
    • ID:vUmvg3Qw0
    • ここで名文書いても誰も読まないぞ
78. • 78. 風吹けば名無し
    • 2013年11月09日 16:29
    • ID:LfbPPkO30
    • 檻の中の囚人こそ一番の聖人です
79. • 79. あ
    • 2013年11月09日 16:32
    • ID:2Lwbx6NF0
    • >>62
      これ青春ラブコメか
      この部分だけ見ると無駄に良い文章だな
80. • 80. あ
    • 2013年11月09日 16:34
    • ID:2Lwbx6NF0
    • 米77
      俺が読むから続けて、どうぞ
81. • 81. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 16:40
    • ID:2z.V04ox0
    • こういうスレみるとポエム読みたくなる
82. • 82. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 16:46
    • ID:c0mBGCYs0
    • 「中でだしてないからヤッてない」　リリ・フランキー
      「独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である」　高野悦子
83. • 83. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 16:51
    • ID:SXCMnce80
    • 最後に俺が倒れるのは、承知の上だ。それがどうした！戦う！戦う！戦うぞ！そうだ、貴様らは、俺からすべてを奪おうという、月桂樹の冠も、薔薇の蕾も！さあ、取れ、取るがいい！だがな、貴様たちがいくら騒いでも、あの世へ、俺が持って行くものが一つある、それも今夜だ、神の懐へ入るときにはな、俺はこう挨拶をして、青空の門を広々と掃き清めて、貴様らがなんと言おうと持って行くのだ、皺一つ、染み一つつけないままで、それはな、わたしの・・・心意気だ！
84. • 84. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 16:52
    • ID:DUPX..Yx0
    • 俺達は、コインロッカー・ベイビーズだ。
85. • 85. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 16:57
    • ID:ZIkKNhD60
    • しかし、しかし君、恋は罪悪ですよ。わかっていますか？
86. • 86. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 17:02
    • ID:OfPE0U.j0
    • 名文書く人は出典も書いて
87. • 87. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 17:16
    • ID:fXSImo2g0
    • まさか「都会のトム＆ソーヤ」が出るとは。
88. • 88. ら
    • 2013年11月09日 17:18
    • ID:186bOElS0
    • 一人の平凡人の長所が、どうして一人の罪人に対しては不利な圧倒的な罪になりうるのか、私にはよく理解しがたかった。 カミュ『異邦人』
89. • 89. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 17:19
    • ID:cQDPuaV80
    • どこかのまとめサイトに乗ってた「美文・名文」で
      『時の流れ』『桂時計』?の文言を使った名文をずっと探しているんだけど、しらないですか？
90. • 90. 名無し
    • 2013年11月09日 17:24
    • ID:mTmRBfPK0
    • 漫画から映画と小説になったやつでグッときたやつ。
      
      13年も経ったけど、 原爆を落とした人は、私を見て「やった ！また一人殺せた！」ってちゃんと思うてくれとる？
91. • 91. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 17:26
    • ID:yviElQhV0
    • ニューロマンサー
      ｢港の空の色は、空きチャンネルに合わせたTVの色だった。｣
      
      パンク侍斬られて候
      ｢空は美しく嘘くさかった。美しく、嘘そのものであった。｣
92. • 92. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 17:26
    • ID:jhoKSBb20
    • 『彼は容姿なんか気にするような人間ではない。
      
      人間の本質はそんなものだけでは知ることはできないし
      
      そんなものだけに頼らなければ生きていけないような人生など決して選ばない。』
      
      　容疑者Xの献身より。
93. • 93. あ
    • 2013年11月09日 17:27
    • ID:4.SeHDIGO
    • 『悪は詩になる 詩にならない悪は悪ではない』
      
      三島由紀夫の「奔馬」だったかな
94. • 94. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 17:30
    • ID:d5unseo80
    • 太宰治　晩年
      死のうと思っていた。ことしの正月、よそから着物を一反もらった。（中略）
      これは夏に着る着物であろう。夏まで生きていようと思った。
      
      これは今のネットではギャグ扱いされるんだろうか。
      こういう小説の書き出しを昔は大抵覚えたけど最近は覚えられなくなったなあ。
      
95. • 95. あ
    • 2013年11月09日 17:31
    • ID:w3K1lhwm0
    • ※68 いいよね
      秋山さん繋がりだとやっぱりイリヤの
      「好きな人ができたから」
      で涙どばどば出てきた
      
      あとは星を継ぐものの最後の一文かな…ネタバレになりそうだから書けないけど、ぐっときた
96. • 96. 名無しのうさぎさん
    • 2013年11月09日 17:35
    • ID:kPgEpDx90
    • 砂漠が出てて安心した
97. • 97. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 17:38
    • ID:mt.Kz4uZ0
    • 干した貝が水にほとびるように、両方の目に潤(うるお)いが出た。女は目があいた。
      「厨子王」という叫びが女の口から出た。
      
      
      
98. • 98. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 17:39
    • ID:XPf1PHgu0
    • 信じるということはそれ以外を選択しないということだ
99. • 99. 名も無き哲学者
    • 2013年11月09日 17:39
    • ID:aZ66Te9y0
    • （（（レッドゴリラ＝サン！マスター・レッドゴリラ＝サン！俺に道を示してくれ！）））混乱するサイクロプスは、ニューロンの中でニュービー時代のメンターの名を叫んだ！ニューロンの中に深く刻み付けられたレッドゴリラの残像が、彼にこう告げる……（（（何事も暴力で解決するのが一番だ）））
      
      ニンジャスレイヤー第二部「キョート殺伐都市」
      ゲイシャ・カラテ・シンカンセン・アンド・ヘル　より。
100. • 100. 名無し
     • 2013年11月09日 17:40
     • ID:p5e7yc8lO
     • こないだNHKラジオ聞いてたら、太宰は最初の一文に優れてるコピーライターだと言ってた
       今なら糸井重里みたいな感じの人かな。というか今だと青臭過ぎて(虚栄心の強い厨二？)生きてた時代みたいに評価されないだろうけど
101. • 101. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 17:44
     • ID:YtxS7WUx0
     • 強くなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格がない
       
102. • 102. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 17:45
     • ID:.TZlGXH00
     • 窓からすうっと秋風が吹き込んできて、河内音頭の太鼓の音が、急に遠ざかった。
       
       『ショートショートの広場』収録の『花火』より
103. • 103. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 17:46
     • ID:DUPX..Yx0
     • 人間たちはもう時間がなくなりすぎて
       ほんとうには、なにも知ることができないでいる。
       なにもかもできあがった品を、店で買う。
       でも友だちを売ってる店なんてないから
       人間たちにはもう友だちがいない。
       
       星の王子さまより
104. • 104. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 17:48
     • ID:tBPYnkbk0
     • 私は七年振りに手首を拾った。
       ああ、久し振りだね。
       手首を頬に当てる。
       冷たい女の体温。
       生きているね。
       良かった。
105. • 105. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 17:49
     • ID:FpQhTS7w0
     • 人生に必要なものは、勇気と想像力。
       それと、ほんの少しのお金です。
106. • 106. 名無しのオージャン
     • 2013年11月09日 17:50
     • ID:3QQX0.PU0
     • そりゃまあ、おれたちはどっちもずるい、だけどおれのほうがよっぽどずるいし、八十二で豚箱でおだぶつかもしれないが、それでも最後は勝つつもりだ。
       
       アラン・シリトー「長距離走者の孤独」
107. • 107. Ｓ
     • 2013年11月09日 17:51
     • ID:rF9w9NQm0
     • 　人はなぜ追憶を語るのだろうか？
       　どの民族にも神話があるように、どの個人にも心の神話があるものだ。その神話は次第にうすれ、やがて時間の深みの中に姿を失うように見える。―だが、あのおぼろげな昔の人の心にそっと爪跡を残していった事柄を、人は知らず知らず、くる年もくる年も反芻をしつづけているものらしい。そうした所作は死ぬまでいつまでも続いてゆくことだろう。それにしても、人はそんな反芻をまったく無意識につづけながら、なぜかふっと目覚めることがある。わけもなく桑に葉に穴をあけている蚕が、自分の咀嚼するわずかな音に気づいて、不安げに首をもたげてみるようなものだ。そんなとき、蚕はどんな気持ちがするのだろうか。
108. • 108. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 17:52
     • ID:DOOH6CRr0
     • コレ、「一文」じゃなくて「一節」だと思うんだけど。
       
       細かい話だとしても、この種の話題でそこにこだわらなくってどうするんだ。
109. • 109. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 17:53
     • ID:0r6pSbLB0
     • >>※73
       神林好き発見
110. • 110. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 17:55
     • ID:3veZYv1P0
     • 「良心に恥じぬということだけが、われわれの確かな報酬である。」
111. • 111. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 17:57
     • ID:0r6pSbLB0
     • 自分も、好きなものひとつ。
       
       「ありがとうよ。……もういい、麻也姫さまのところへかえれ」
       　そして、片ひざをつき、前へのめり伏した。
       　しばらくそうしていて、源太はまた虫みたいに這い出した。十三の土饅頭の方へ。
       「おい、やっぱりおれはここへ帰って来たぜ」
       　彼は仲間にささやきかけた。いや、ブツブツとひとりごとみたいにいう。――
       「みんな、死んじまいやがった。何で死んだのかな？おれは何で死ぬのかな？　……まったく、ばかな目を見ちゃったよ……と、おめえたちはいうかい？　……そうはいわねえだろうね。いいや、そんなことは、だれもいわねえ。虫みたいな一生だったが、たったひとつ、おれたちはすばらしいことをやった！　……そうは思わねえか？」
       　白い風がながれて来た。それは秋の風のようであった。あたりの草は露をひからせ、地は冷たく、まるで水の上のようであった。
       　漣に似た雲がながれていた。草の葉ずれの音が鳴りわたってゆく。虫の声がふるようだ。草の根を、てんとう虫が這っている。――暁だ。天地は涼しく美しい生の讃歌に充ち満ちているのだ。
       　悪源太のからだじゅうの血はながれつきて、からんとした頭の中には、透明な炎がもえていた。炎は麻也姫さまのあどけない笑顔をかたちづくった。
112. • 112. 名無しにした結果ｗｗｗ
     • 2013年11月09日 17:57
     • ID:uS3aCGXP0
     • 安吾の日本文化私観の
       「見た目のスマートさだけでは、真に美なる物とはなり得ない。」から始まる最終段落も中々
       
       
       ※83
       シラノよいよね
       俺は「いやだね、真っ平だ。」の下りの方が好きだけど
113. • 113. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 17:57
     • ID:nnb4joyR0
     • 「あなたには『10年前』がありますか？」
       
114. • 114. 名無し
     • 2013年11月09日 18:02
     • ID:oFbE2dlc0
     • なんか全体的にうっとおしい
115. • 115. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 18:13
     • ID:x2r93yZ80
     • 中島敦山月記スルーせんどいてくれ
       （本文。米欄はよんでない）
116. • 116.
     • 2013年11月09日 18:13
     • ID:GqbDqqV40
     • 病床六尺が出てないとかファンタジー脳しかおらんのかw
       
117. • 117. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 18:16
     • ID:OfPE0U.j0
     • ※102
       俺の好きな話だ。
       ショートショート中でも異色の情緒感のある作品だった。
118. • 118. 名無し
     • 2013年11月09日 18:23
     • ID:6cianK3B0
     • 男たちなど滅びてしまえ。吹け、滅びの風。
       
       桜庭一樹好きだな。
       
       ※90は夕凪の街、桜の国だね。あれもいい。
       
119. • 119. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 18:32
     • ID:zEwljOKW0
     • ※33
       ┌(┌^o^)┐
120. • 120. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 18:33
     • ID:AZYsZIDV0
     • 三島由紀夫の「金閣寺」読んで、その文章にうっとりした覚えがある。
       
121. • 121. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 18:33
     • ID:TRqvVEGE0
     • 「練習にほんのわずかの時間を費やしさえすれば自分の力でそれを実施できるんだということを納得させることがこの世で一番むずかしいなんて。こんなことがどうしてそんなに困難なのだろうか？」
       
       『かもめのジョナサン』より
122. • 122. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 18:36
     • ID:q03zETnL0
     • こういうのは出典を添えるべき。そうすべき
       ただ作品名、果ては未読でも内容までわかる場合は例外だけど
       
       「メロスは激怒した。」
123. • 123. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 18:37
     • ID:lHmG90A70
     • 村は死によって包囲されている（屍鬼
       
       ああ、生きてゐる。
       何だか酷く男が羨ましくなつてしまつた（魍魎
       
       あと忘れちゃったけど刀城言耶の、
       何でも科学で証明できるというのは人間のエゴで、でも不可解な事象の存在を認めてしまうのも人間としてはダメだ
       みたいなのが好き
       
       
124. • 124. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 18:39
     • ID:6pVLQUX80
     • 「あのね、お嬢さん。親っていうのは、自分の幸せを子供に望んだりはしないものよ。そんなこと決まってるさ。好きな人を幸せにしてやりな。」
125. • 125. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 18:40
     • ID:2z.V04ox0
     • こういうスレも著作権侵害なん？
126. • 126. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 18:41
     • ID:AiNNd3Xn0
     • 「この島に足りないものは、音楽だ」
       
       『オーデュボンの祈り』より
       
       
       
127. • 127. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 18:45
     • ID:U.yUG14.0
     • チャカポコチャカポコ
128. • 128. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 18:46
     • ID:z5ip5Gn70
     • 「貴方は今までずっと、夢の上を歩いてきたのですよ」
       
       多崎礼　夢の上３巻より
       
       ここまでの話のつながりと心情を考えると一気に鳥肌が立った
129. • 129. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 18:48
     • ID:ObeSmqiv0
     • 見よ！君子は、冠を、正しゅうして、死ぬものだぞ！
130. • 130. 名無しさん
     • 2013年11月09日 18:49
     • ID:QzMVEpQ00
     • 「見は快楽。見られるは地獄」
       箱男、安部公房
       
       「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。」
       草枕、夏目漱石
131. • 131. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 18:58
     • ID:ANhgLH9a0
     • 歪んだ肉細工という一文は表現美を感じた。スレでガンパレ混じってるからさよ教も出していいよね。
132. • 132. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 18:58
     • ID:mR6yoLNKO
     • かっけえとは思うけど読みたくなるようなのは無いなあ。俺の脳が浅すぎんのか
133. • 133. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 19:02
     • ID:ygM5lbb.0
     • たのしい時も、悲しい時も私は笑う
       センチはきらい踊りましょう・・・・　
       安倍公房　壁
134. • 134. 名無し
     • 2013年11月09日 19:05
     • ID:BWk7af5DO
     • メロスは激怒した
135. • 135.
     • 2013年11月09日 19:06
     • ID:.vjxDR.M0
     • 米13
       猫のゆりかご？
       
       米32
       レイモンド・チャンドラー
       
       米51
       桜の満開の下
       
       米68
       猫と地球儀？
       
       米101
       これもチャンドラー
       
       あとライムライトは映画でっしゃろ
       原作あるのかね？
       
       「夜半過ぎに呼び出された医者は、再び家に戻れない。」
       カフカ『田舎医者』
136. • 136. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 19:07
     • ID:oLeMWbSH0
     • 別嬪惚れれば野暮も粋
       ねえさん気がなきゃ通も野暮
       
       水滸伝
137. • 137. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 19:12
     • ID:FaIV61Kb0
     • 英雄は我々を救ってくれる。英雄をたたえよう。ところで英雄から我々を救ってくれるのは誰なんだ？
138. • 138. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 19:13
     • ID:FaIV61Kb0
     • このときから、日も月も星も依然としてその運行を続けながら、私にとっては昼もなく夜もなくなり、全世界は身のまわりから姿を消した。
139. • 139. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 19:17
     • ID:S.Co7flo0
     • 　冒頭の一文の次が好き。
       ＞かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。
       ＞夜の底が白くなった。
       ＞彼は彼の棲家である岩屋の外に出てみようとしたのであるが、頭が出口につかえて外に出ることはできなかったのである。
       ＞あるところは岨づたいに行く崖の道であり、あるところは数十間の深さに臨む木曽川の岸であり、あるところは山の尾をめぐる谷の入口である。一筋の街道はこの深い森林地帯を貫いていた。
140. • 140. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 19:24
     • ID:HPhLvywh0
     • 　
       　夢は私の感情である。夢の中の彼女の感情は、私がこしらえた彼女の感情である。私の感情である。そして夢には感情の強がりや見栄がないのに。
       　そう思って、私は寂しかった。
       　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　川端康成　「灯に行く彼女」
141. • 141. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 19:25
     • ID:MVB1.wRj0
     • 私は立ったまま泣いていた。けわしい興奮が、涙で、まるで気持よく溶け去ってしまうのだ。
       　負けた。これは、いいことだ。そうなければ、いけないのだ。かれらの勝利は、また私のあすの出発にも、光を与える。
       
142. • 142. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 19:40
     • ID:Spcu3oUC0
     • 「なにもかもが美しく　傷つけるものはなかった」
143. • 143. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 19:40
     • ID:ehh5aCvP0
     • 生まれた時から目の見えない人に
       空の青さを伝える時何て言えばいいんだ？
       
       名文じゃなくて名言だけどね
144. • 144. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 19:42
     • ID:oJ7CGDpS0
     • もしも君が、ほんとにこの話を聞きたいんならだな、まず、僕がどこで生まれたとか、チャチな幼年時代はどんなだったのかとか、僕が生まれる前に両親は何をやってたかとか、そういった《デーヴィッド・カパーフィールド》式のくだんないことから聞きたがるかもしれないけどさ、実をいうと僕は、そんなことはしゃべりたくないんだな。第一、そういったことには僕には退屈だし、第二に、僕の両親てのは、自分たちの身辺のことを話そうものなら、めいめいが二回ぐらいずつ脳溢血を起こしかねない人間なんだ。そんなことでは、すぐに頭に来るほうなんだな。特におやじのほうがさ。いい人間ではあるんだぜ。
145. • 145. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 19:42
     • ID:Spcu3oUC0
     • 「愛は消えても親切は残る」
146. • 146. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 19:43
     • ID:JDu9Ls9t0
     • 一部分だけ読んでみても全く面白くないんだな
147. • 147. 名無しのぜかまし
     • 2013年11月09日 19:43
     • ID:Q.1npczs0
     • 嗚呼、生きてゐる。なんだか酷く男が羨ましくなつてしまつた。
148. • 148. 名無しの権兵衛
     • 2013年11月09日 19:44
     • ID:EDiXUBrU0
     • 恋はするものじゃない　落ちるものだ
       
       「東京タワー」江國香織です。
       冒頭のこの文章に、一瞬で魂持っていかれました。
       
       最初のこの一文以外、感銘を受けなかったことは残念です。
       
       
149. • 149. あ
     • 2013年11月09日 19:45
     • ID:kYFc36We0
     • 匣の中には綺麗な娘がぴつたり入つてゐた。
       日本人形のやうな顔だ。勿論善く出來た人形に違ひない。人形の胸から上だけが匣に入つてゐるのだらう。
       何ともあどけない顔なので、つい微笑んでしまつた。
       
       それを見ると匣の娘も
       につこり笑って、
       「ほう、」
       と云つた。
       ああ、生きてゐる。
150. • 150. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 19:51
     • ID:4M3flpBM0
     • 夢玉の「気の合う女性」の件が、思った以上に俺の心の肉球を傷つけたようだ。
       己が未完成の魂を恥じる
151. • 151. あ
     • 2013年11月09日 19:52
     • ID:Wa81JkTU0
     • 　「雑魚は歌い雑魚は踊る。けれど、誰が知ろう、百尺下の水の心を。水の深さを」
152. • 152. あ
     • 2013年11月09日 19:52
     • ID:kYFc36We0
     • 何が天罰だ！何が食材だ！俺達は神の望まない子ざ,まぁみろ！
       いいか！水をかけてみろ　もっと酷くなるぞ
       俺を見ろ！酢で中和させたほうが楽になる
       まずあがくのはやめろ
       そしてて,めぇが、いつか、必ずしぬって事を心に刻め
       
       全て失った者だけが本当に自由を知る
153. • 153. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 20:02
     • ID:wkviI5DX0
     • 神よ願わくばわたしに変えることのできない物事を受け入れる落ち着きと、
       変えることのできる物事を変える勇気と、
       その違いを常に見分ける知恵とをさずけたまえ
154. • 154. あ
     • 2013年11月09日 20:03
     • ID:kYFc36We0
     • 「半歩だ。」
       
       「君が一歩を踏み出せないと言うのなら、ぼくの方から半歩だけ近づこう。」
       
       「すべては君の決断にかかっているが、それでも悲しみが君の脚を重くするのならば、ぼくもそれを共に背負っていこう。」
155. • 155. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 20:05
     • ID:KGp52arI0
     • ただし欠点があった。この家は、なんと外に通じるドアが十一もあったのである。
       いや、ピートのドアも勘定に入れれば十二だ。
156. • 156. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 20:14
     • ID:jTTymbpb0
     • チェスを初めて教えてくれたのが、あなたでよかった。
       　　　　　　　　　　　　
       小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ』より
       他にも良いシーン、良い文章はあるんだが
       個人的にはここの一文でグッと来た
       
       
       
       
       ※21
       某ショートショート作品のラストの一文だね
       俺も星新一ならそれが一番好きだ
157. • 157. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 20:17
     • ID:MfuCPz2J0
     • 連城三紀彦さんの短編には名文が多かったなー
       亡くなって残念。ご冥福をお祈りします
158. • 158. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 20:18
     • ID:Le7yRpq20
     • ぼくはただ君にさよならを言う練習をする
159. • 159. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 20:24
     • ID:NjEgyNwP0
     • ワーニャ伯父さんから
       
       仕方ないわ。生きていかなくちゃ…。長い長い昼と夜をどこまでも
       生きていきましょう。そしていつかその時が来たら、
       おとなしく死んでいきましょう。あちらの世界に行ったら、
       苦しかったこと、泣いたこと、つらかったことを神様に申し上げましょう。
       きっと神様はわたしたちを憐れんで下さるわ。
160. • 160. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 20:30
     • ID:UkB5x6C70
     • ※144
       ホールデン？
161. • 161. 名無しさん
     • 2013年11月09日 20:38
     • ID:Xs6peQkDO
     • 毛糸を切って破片を飛ばしながら、
       
       「これは殺された人の魂よ」
       
       って最後のセリフに心底ぞっとした。
162. • 162. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 20:42
     • ID:B0Id.tiW0
     • >>111
       山田風太郎の、えーなんだっけ。
163. • 163. あ
     • 2013年11月09日 20:44
     • ID:0.A7H.o50
     • 女というのは、常にどこか壊れている機械のようなものである。
164. • 164. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 20:47
     • ID:QdHzGKqu0
     • 筒井康隆先生は天才だ
       
       「美女の大便はでかい・・・・」
165. • 165. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 20:48
     • ID:E6GJYAoj0
     • 短文でも読んでて結構好みが分かれるのが面白い
       
       『いちご同盟』で
       「あ・な・た・が・す・き・し・ぬ・ほ・ど・す・き」が一番印象に残ってて感動した
       
166. • 166. 111
     • 2013年11月09日 20:48
     • ID:WXYZUa7F0
     • 優しさは、対価としての優しさを要求する。
167. • 167. 名無しさん
     • 2013年11月09日 20:51
     • ID:j2LlEqfs0
     • 「ここを過ぎて悲しみの市。」
       友はみな、僕からはなれ、かなしき眼もて僕を眺める。
       
       この書き出しの美しさは惚れ惚れする
168. • 168. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 20:51
     • ID:tnnW2JX20
     • 火の色は愉しかった。
169. • 169. ゆ
     • 2013年11月09日 20:53
     • ID:0.A7H.o50
     • 　私はかつて正しかったし、今もなお正しい。いつも、私は正しいのだ。
       
       異邦人より
170. • 170. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 20:54
     • ID:9xbfRMpR0
     • これでおしまい。
       もうなにもない。
171. • 171. PCパーツの名無しさん
     • 2013年11月09日 21:00
     • ID:SpmXwZGL0
     • 小説じゃないけど、２０４０年から来た日本人男性の雑談の中で語られた文章。
       
       「自動車は殆どがホンダ製の全自動車だよ。手動で運転するのは自衛隊や警察などの車両で、
       一般人はわざわざ免許を取らないといけない手動の自動車は買わないよ。
       俺が餓鬼の頃と違って、免許もマイカーも持つ人は少ない。車は殆どが共有車で、
       駅前やショッピングモールなどに大量に並んでる。一人用が多いかな。軽自動車より一回り小さい奴。
       一人用と家族用とバスくらい大きい奴の三種類が一番多い。」
       
       「マイホームも少ないな。アパートのタイプが多い。今でいう寮に似ている。
       俺のアパートは風呂もトイレも洗面所も無い。二回に住民の部屋が吸う部屋あって、
       一階に共有のトイレや風呂（男女別）があるんだ。食堂があって、朝と夜の飯を出してくれる。
       光熱費や飯、水道代は全部家賃に組み込まれてる。俺のアパートは高い方で３万～３万４０００円くらい。
       一般的なところだと２万ちょい。」
       
       「マジかよワロタｗ。小中高大もないよ。
       義務教育学校と応用教育学校みたいなのがある。最近の子は運動も芸術も家事も、
       そこそこ出来るぞ。おまけに精神教育（今で言う道徳）が充実してて、お前らみた
       いなのも少ない。英語は相変わらずだけどな。あ、日本語が少し簡単にはなったぞ。
       犯罪率も少ないらしい。俺たちが老害扱いなんだぜ？ｗ」
       
       「インターネットと電話は開放化されてる。２０３０年代だ。瀬戸内海にスカイツリーより大きい電波塔が建設される。
       勿論雪は降ってこないｗリアルでビビッドレッドオペレーションだぞ。
       けれど、それ以降に生まれた子にとっては当たり前なのか、それとも簡単に手に入るものには興味が無いのか、
       最近の子はどっぷりはまる子は少ないな」
172. • 172. 名無し
     • 2013年11月09日 21:08
     • ID:3MBbsDQt0
     • 雨が、降る。僕の瞳から。ぼたぼた、ぼたぼた。
       それは仕方ないことだった。僕は傘を失ってしまったんだから。
173. • 173. 名無し
     • 2013年11月09日 21:13
     • ID:RO4iPvQP0
     • 夜長姫と耳男はその後の「好きなものはのろうかころすか争うかしなければならないのよ」の下りの方が好きだな。
174. • 174. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 21:15
     • ID:soTTtrky0
     • ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ～
175. • 175. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 21:16
     • ID:DkBJcC.e0
     • とらドラの第1巻冒頭と最終巻最後の「そういう風にできている」が好きだな
       うろ覚えだけど
176. • 176. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 21:18
     • ID:5viunsY20
     • 本文の32がちょっと気になるんだけど、なんて小説かわかる人いる？
       調べてみたんだけどわからんかった。
177. • 177. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 21:26
     • ID:auFdE0Jx0
     • 「名はなんと申される?」
       歳三はちょっと考えた。函館政府の陸軍奉行とはどういうわけかなのりたくなかった。
       「新選組副長土方歳三」
       といったとき官軍は白昼に竜が蛇行するのを見たほどに仰天した。
       「参謀府に参られるとはどういうご用件か?降伏の軍使ならば作法があるはず」
       「降伏？」
       歳三は馬の歩度をゆるめない。
       「今申したはずだ。新選組副長が参謀府に用があるとすれば、切り込みに行くだけよ」
178. • 178. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 21:30
     • ID:3f1g.gFg0
     • この世界を覆う死の饗宴の中から、雨の夜空を焦がしているあの恐ろしい熱病のような業火の中から、そういうものの中からも、いつかは愛が生れ出てくるであろうか？
179. • 179. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 21:32
     • ID:b8hdE4SJ0
     • 
       
       呑気と見える人々も、心の底を叩いてみると、どこか悲しい音がする。
       
       
180. • 180. あ
     • 2013年11月09日 21:35
     • ID:Furv4mmEO
     • ※178
       魔の山？
181. • 181. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 21:36
     • ID:rVuxms9U0
     • 「こういう風に甘い物を食べ続けたらベヴァリーは絶対振り向いてくれないだろう」
       「ベヴァリーは甘い夢、キャンデイは甘い現実」
       
       キングの「IT」より、子供の頃デブだった奴は痛いほどわかるはず・・・
182. • 182. PCパーツの名無しさん
     • 2013年11月09日 21:37
     • ID:cUmtmz9F0
     • 上に引き続き
       
       「アルバイト、パート、派遣社員、正社員なんてものは無い。
       みんな労働時間と仕事量に比例して保障と給料が変わってくる。
       生保みたいな奴も多いけど、月５万くらいで暮らせるし、国民年金は無いけど、
       ７０歳まで雇用は安定してるし、それを過ぎれば月８万国から出る。
       お前らインターネットくらいは快適に出来るから安心しろ」
       
       「いい部分だけ書いたけど、悪いこともあるからな」
       　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上
       
       悪いことってなんだよｗｗｗ
183. • 183. わ
     • 2013年11月09日 21:38
     • ID:186bOElS0
     • もし私の心を落ち着かなくさせるのが目的だったとしたら、彼はそれを見事に成し遂げたことになる。
       チャンドラー『ロング・グッドバイ』
       
       ※176
       上の作品の訳者違いの『長いお別れ』
184. • 184. 名無しさん
     • 2013年11月09日 21:40
     • ID:j2LlEqfs0
     • ※177
       あーこれは確かに燃えるね！
185. • 185. PCパーツの名無しさん
     • 2013年11月09日 21:42
     • ID:cUmtmz9F0
     • 　まだあった。
       
       「第三次も、震災も起きていないから安心しろ。
       ロシアとは幸か不幸か仲良くなっちまったけどな。中韓とも戦争はしていないが、行き来はし難くなった。アメリカは若干衰退したけど、それでも今と同じ地位だよ」
       
       「嫁には会えるようになってる。もちろん二次嫁。しかも好きなキャラクター。
       ２０年代前半には空間に現れた嫁に触れられるぞ。反応やリアクションは薄いし、
       誤差が数センチだったりする。３０年代前半になってくると、誤差も少なくなってきて、
       AIが高度化してくる。４０年代の今でも所詮は映像だねって言われてる
       俺は藤和エリオを選んだ。２０年代前半から愛し続けたキャラだわ。
       
       「初音ミクは実体化してる。アシモは走り幅跳びをしてるぞ。ガンダムは居ないがな」
       
186. • 186. 名もなっきぃ哲学者
     • 2013年11月09日 21:49
     • ID:sBzHCRBAO
     • 視床下部がチリチリする
       神林長平の何か
187. • 187. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 21:53
     • ID:JoIBdG.lO
     • 中学生くらいのときに読んだ本でされてた表現なんだけど、何の本で読んだのか思い出せなくて、もう何年も気になったまま忘れられないものがある
       道に舞い落ちた桜の花びらのことを赤ん坊の唇を切り取って蒔いたみたいだ、というふうな文なんだけど
       覚えがある人どっかにいないかなぁ…
188. • 188. 名無しさん
     • 2013年11月09日 21:56
     • ID:HiO.fXb.0
     • 文体とは、あくまで人柄だ。
       ユーモアのないひとにユーモラスな文など書けるはずもなく、大まかな性格の人に神経質な文は書けない。
       文章技術より、事故発見のほうが先である。それだけでいい。
       あとは、辞書をそばに誤字を減らすよう努力し、文字を丁寧に書くように気を付ければ、文章は自然と、あなたの人柄のいい面が現れてくる。
       
189. • 189. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 21:59
     • ID:Y5Njlyob0
     • 春って曙よねー？
       諦めってわびさびよねー？
       のどっちか
190. • 190. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 22:02
     • ID:h2JMIzEJ0
     • 男の過去の声-失われていた記憶の蘇り-約束の地（グラウンド・ゼロ）。
       ここがそうだという思い。
       壁に立つための重力を消した-少女に向かって落下した。
       解き放たれた1個の爆弾-訪れる追憶/多くの思い/去っていった者達の顔。
       遠い昔-味方の上に爆弾を落としたとき/自分の口から迸った祈りの叫び。
       哀れな生存者達を生み出した後悔と恍惚の刹那-以来、ずっと望み続けてきた軌道。
       グラウンド・ゼロへ。
191. • 191. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 22:04
     • ID:i9s3gVGs0
     • ロマンは痙攣した。ロマンは振った。ロマンは痙攣した。ロマンは振った。ロマンは動かした。ロマンは痙攣した。ロマンは呻いた。ロマンは動かした。ロマンは身震いした。ロマンは痙攣した。ロマンは動かした。ロマンは痙攣した。ロマンは死んだ。
192. • 192. 名無しさん
     • 2013年11月09日 22:06
     • ID:HiO.fXb.0
     • 
       
       
       スープーンは私をかわいがるのがとてもうまい。
       ただしそれは私の体を、であって、心では決してない。
       
       意思を持たない操り人形が示された処方箋を読むように私はスプーンの痛むところを舐めまわしたい。
       それが彼のディックを舐めまわすより、はるかに困難だということに気づくまでに時間がかかりすぎた。
193. • 193.
     • 2013年11月09日 22:07
     • ID:OE6AabRb0
     • おっとうは摩耶をみた。その日から、おっとうは摩耶を恋した。
194. • 194. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 22:13
     • ID:FAXZTvmz0
     • 139の三島由紀夫の中二病っぷりに寒気がした。
       そして143のコメントを見て驚愕した。
       
195. • 195. 名無しさん
     • 2013年11月09日 22:15
     • ID:ASiYgsvb0
     • さびしさは鳴る
196. • 196. 名無し
     • 2013年11月09日 22:22
     • ID:X4V63MeI0
     • 泉鏡花の作品からいい文を抜き出そうとすると、最初から最後までになる。
197. • 197. 名無しさん
     • 2013年11月09日 22:26
     • ID:0rHjogAJ0
     • 太宰治「斜陽」直治の遺書の部分
198. • 198. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 22:26
     • ID:eA2Jnfqr0
     • この十年、
       いろいろな人のことをほとんど意味もなく傷つけ、
       それは仕方のないことなんだと自信を欺き、
       自分自身も際限なく損ない続けてきた。
       
       なぜもっと、真剣に人を思いやることができなかったのだろう。
       違う言葉を届けることができなかったのだろう。
199. • 199. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 22:32
     • ID:SPSGji7R0
     • 人間の土地とワーニャ叔父さんが出てるのには恐れ入った。
       
       
200. • 200. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 22:33
     • ID:ygYvcOnE0
     • 腹上死であった、と記載されている。
       
       　　―酒見賢一『後宮小説』
201. • 201. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 22:36
     • ID:vDewU3PI0
     • 　幸福だった。
       　この世に生まれてからずっと、ただひたすら同じ勝負をし続けてきた気がする。
       　そのことが今、春海には、この上なく幸せなことに思えた。
       　気づけば四十六歳。いったいいつからこの勝負を始めていたのだろうか。
       　決着のときを待ちわびた気もするし、思ったよりずっと早く辿りつけた気もする。長い道のりだったことは確かだが、それがどういうものであるか振り返ることさえしてこなかった。勝負が始まったのは、つい昨日のことであるような思いさえする。
202. • 202. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 22:43
     • ID:C8EDjPV60
     • 命がなければ生きることは出来ない。
       魂がなければ死ぬことさえ出来ない
       嵐が丘
203. • 203. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 22:45
     • ID:FVQmrhCIO
     • 「当たり前のように生きて当たり前のように死ぬのね
       ああ、それはなんてー孤独」
       
       普通だからこそ誰にも理解されず与えられない
       だからこその孤独ってな
204. • 204. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 22:45
     • ID:ktIq2Evi0
     • 人類は全力で生きた。それだけで充分じゃないか。
205. • 205. 名無し
     • 2013年11月09日 22:47
     • ID:dTyy3sWy0
     • 森博嗣なら、今はもうないのラストだろ。
206. • 206. こまいぬ
     • 2013年11月09日 22:54
     • ID:JNfz92v.0
     • メロスは激怒した。
207. • 207. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 22:54
     • ID:0oyIPX4h0
     • 世の中には誤解というものはない。考え方の違いがあるだけだ。
       それが僕の考え方だ。
208. • 208. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 22:54
     • ID:xRLJMNpr0
     • 戦争ほど、残酷なものはない。戦争ほど、悲惨なものはない
209. • 209. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 22:56
     • ID:i9s3gVGs0
     • ロマンは身震いした。ロマンは呻いた。ロマンは触った。ロマンは動かした。ロマンは呻いた。ロマンは動かし た。ロマンは静止した。ロマンは触った。ロマン は動かした。ロマンは呻いた。ロマンは動かした。ロマンは静止した。ロマンは動かした。ロマンは痙攣した。ロマンは静止した。ロマンは呻いた。ロマンは裏 返した。ロマンは動かした。ロマンは痙攣した。ロマンは静止した。ロマンは動かした。ロマンは振った。ロマンは身震いした。ロマンは動かした。ロマンは 振った。ロマンは静止した。ロマンは触った。ロマンは動かした。ロマンは呻いた。ロマンは振った。ロマンは静止した。ロマンは呻いた。ロマンは動かした。 ロマンは痙攣した。ロマンは振った。ロマンは動かした。ロマンは呻いた。ロマンは動かした。ロマンは痙攣した。ロマンは振った。ロマンは動かした。ロマン は呻いた。ロマンは動かした。ロマンは呻いた。ロマンは触れた。ロマンは呻いた。ロマンは静止した。ロマンは呻いた。ロマンは動かした。ロマンは触った。 ロマン呻いた。ロマンは動かした。ロマンは身震いした。ロマンは動かした。ロマンは呻いた。ロマンは動かした。ロマンは身震いした。ロマンは動かした。ロ マンは呻いた。ロマンは身震いした。ロマンは動かした。ロマンは振った。ロマンは動かした。ロマンは呻いた。ロマンは動かした。ロマンは身震いした。ロマ ンは動かした。ロマンは身震いした。ロマンは振った。ロマンは動かした。ロマンは呻いた。ロマンは動かした。ロマンは身震いした。ロマンは動かした。ロマ ンは痙攣した。ロマンは振った。ロマンは動かした。ロマンは振った。ロマンは痙攣した。ロマンは動かした。ロマンは呻いた。ロマンは揺すった。ロマンは呻 いた。ロマンは動かした。ロマンは呻いた。
210. • 210. ななし
     • 2013年11月09日 22:58
     • ID:gZlaeixx0
     • テーブルの上のまな板に載せられた六個の海苔むすびはそれぞれが「くふふふ」と嬉しそうに笑っているように思えた。
       次に大急ぎで支度をしながら、そのうちの二個をたべた。「よしいいぞ！」と声を出したくなるくらい正しい海苔むすびの味であった。嬉しくなって残りの四つを指さし、「おまえたちなかなかいいぞ…」と言ってやった。四つの海苔むすびがまた嬉しそうに笑っているような気がした。
211. • 211. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 23:03
     • ID:ZXEzI1wY0
     • 命を懸けて、君のものになる。
       
       チボー家読んだ事無いけど
212. • 212. 早老菌
     • 2013年11月09日 23:04
     • ID:rWtT8Ldx0
     • 　スターリンが呻く。（中略）
       　「坊やはなにが怖いの」
       　「太いイモムシが･･････」スターリンはすすり泣く。
       　「太いイモムシはどこにいるの」
       　「おじちゃんのズボンの中」
       　「イモムシはなにがしたいの」
       　「入りたいの」
       　「どこに」
       　「子供のお尻に」
       
       ある意味、名文だ。この作品を翻訳した方達に感謝している。
213. • 213. あ
     • 2013年11月09日 23:06
     • ID:63.ATL1KO
     • 111の「まだ自分では名付けることのできぬ～」本の詳細分かる人いる？読みたい
214. • 214. ストーリーガール
     • 2013年11月09日 23:12
     • ID:9bRoELkk0
     • 多くの血が流され、悲しみが生まれました。けれども高慢ちきな姫は、ただ笑って歌っただけでした。
215. • 215. 名もなき哲学者
     • 2013年11月09日 23:14
     • ID:t82FXoyn0
     • 任務は遂行する、部下も守る
       両方やらなくっちゃいけないのが幹部の辛いところだな
       覚悟はいいか？俺はできてる
216. • 216. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 23:15
     • ID:kE1qivTL0
     • 「いつ、おれが、どのような死に方をするにしてもだ・・・」
       「どうした」
       「こうしておまえとこの世で出会おうて、こうしてともに酒を飲んだ夜があったことを思えば―――」
       「思えば？」
       「生きていたことの意味があったということさ」
       
       一文じゃないけど、何かぐっときた
217. • 217. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 23:19
     • ID:hcOEM6rm0
     • なんで僕は僕で君じゃないんだろう。みたいなやつ
       仮面ライダー555の小説版
218. • 218. 名無し
     • 2013年11月09日 23:20
     • ID:T.WhjWVi0
     • 「精神的に向上心のない者は馬鹿だ」
       ありきたりだけど好きです
219. • 219. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 23:21
     • ID:FerbuUbi0
     • 地上世界の我が優雅な子どもたちは、われわれの世代の唯一の子孫ではなく、わたしの目の前を駆け抜けた、あの漂白されて醜悪な夜行性の代物も、この時代を通じてずっと子孫だったのだ、と悟ったのです。 
       『タイム・マシン』H. G. ウェルズ
       
       Graceful World、良い響きだ。
220. • 220. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 23:22
     • ID:79JjJufE0
     • 　子供より親が大事、と思いたい。子供よりも、その親のほうが弱いのだ。
       　桜桃が出た。
       　私の家では、子供たちに、ぜいたくなものを食べさせない。子供たちは、桜桃など、見た事も無いかもしれない。食べさせたら、よろこぶだろう。父が持って帰ったら、よろこぶだろう。蔓を糸でつないで、首にかけると、桜桃は、珊瑚の首飾りのように見えるだろう。
       　しかし、父は、大皿に盛られた桜桃を、極めてまずそうに食べては種を吐き、食べては種を吐き、食べては種を吐き、そうして心の中で虚勢みたいに呟く言葉は、子供よりも親が大事。
       
221. • 221. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 23:28
     • ID:kE1qivTL0
     • 「離れるものか。（中略）誰が、この下衆の女から離れてやるものかよ。おれは、おまえに惚れぬいているのだ。千年、万年、この時のいや果てまでも。小町よ、この天地が変わろうと、おまえの美しさが変わろうと、このわが想いのみは変わらぬぞ。ああ、根限り愛しいぞ。この下衆女―――」
       「畜生！」
       「くかかかか」
       「畜生！」
       「くかかか、楽しいなあ、小町―――」
       
       夢枕獏繋ぎで。
222. • 222. あ
     • 2013年11月09日 23:29
     • ID:TA8L33bd0
     • 本スレ51で舞城の好き好きがでてて嬉しくなった。 いい一文が多いからできれば詳細をかいてってもらいたかったなぁ
223. • 223. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 23:31
     • ID:79JjJufE0
     • 嗚呼、相澤謙吉が如き良友は世にまた得がたかるべし。されど我腦裡に一點の彼を憎むこゝろ今日までも殘れりけり。
224. • 224. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 23:32
     • ID:5viunsY20
     • ※183ありがとう！読んでみます。
       
225. • 225. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 23:37
     • ID:JtC.jsHs0
     • 失われるのは、躰ではない。死んだ者の記憶だ。
       だが、記憶でさえ電子的に保存することができる。再生できないのは、人間の思考だ。思考だけが今の技術では再現できない。
       けれど、記憶が失われるということが、何故悲しいのだろう。
226. • 226. 名無しさん
     • 2013年11月09日 23:38
     • ID:rKgz9.Ur0
     • ジョウ・ヒッチカックという若い男が、発見したのだ。
227. • 227. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 23:40
     • ID:vp5.V2T20
     • >>177
       燃えよ剣から、ここを抜き出すとは。。　ｲｲﾈｲｲﾈ
228. • 228. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 23:50
     • ID:MJK1P5VN0
     • 矢作俊彦のマンハッタン・オプの短編の一作の冒頭。
       見たまえ、雨だ。
       ニューヨーク、マンハッタンの１月の第一週目の月曜日の雨空をカフェの窓越しに見つめる探偵がつぶやく言葉。その情景を思い浮かべながら読むととてもかっこいい。
229. • 229. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 23:51
     • ID:PKAXCZ8b0
     • あなたは、いつか私を見掛ける。
230. • 230. 私の中の日本軍 山本七平
     • 2013年11月09日 23:55
     • ID:zWK8mx0bO
     • 誤っていることがあるなら、自分の誤りも含めて、それを申し送って行くことは、一面そういう運命に陥った者に課せられた任務でもあろう。消えてしまうなら、消えてしまうでよい。しかし、いつの日かわからず、また何十年あるいは何百年かそれもわからないが、自分が全く知らず、生涯一度も会ったことのない、全然「縁もゆかりもない」「見ず知らず」の人間が、それを取り上げて、すべてを明らかにしてくれることがないとは、絶対に言えないからである──現に、ここにある。
231. • 231. 名も無き哲学者
     • 2013年11月09日 23:59
     • ID:yo5mKTO80
     • >>71ってなに？
232. • 232. 名も無き哲学者
     • 2013年11月10日 00:00
     • ID:onLAHXkK0
     • いまは自分には、幸福も不幸もありません。
       ただいっさいは過ぎてゆきます。
       自分が今まで阿鼻叫喚で生きてきたいわゆる「人間」の世界においては、たった一つ、真理らしく思われたのは、それだけでした。
       自分はことし、二十七になります。

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