戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://lifehack2ch.livedoor.biz/archives/51468550.html


お前らが名文だと思った小説の一文教えてくれ | ライフハックちゃんねる弐式

ライフハックちゃんねる弐式書籍・読書人生) > お前らが名文だと思った小説の一文教えてくれ

    2chまとめのまとめまとめ+オワタあんてな無気力↓朝目GirlsReaderブーンロリポしぃショボンはいよる

    2013年11月09日


    4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 03:28:30.63 ID:gcIuspdN0

    長い歳月が流れて銃殺隊の前に立つはめになったとき、恐らくアウレリャノ・ブエンディア大佐は、父親のお供をして初めて氷というものを見た、あの遠い日の午後を思いだしたにちがいない。


    5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 03:28:54.56 ID:hunFuWfC0

    >>4
    百年の孤独おつ


    9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 03:30:46.18 ID:Aok2FaA60

    >>4
    おお、いいね
    いきなりこんな良文読めるとは思わなかった


    185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 08:46:51.87 ID:Z1C8pOx60

    >>4
    読んでるうちは全然印象残らないけど
    こうやってみるとずいぶん感慨深い


    16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 03:35:17.90 ID:7BXc/HIu0

    なにが同じなのだろう。ああ、そうか。彼はすぐわかった。これは、地球の生活と同じなのだ。
    いつあらわれるかしれない死。自分で毎日、死の原因を作り出しながら、その瞬間をたぐり寄せている。
    ここの銀の玉は小さく、そして気になる。地球のは大がかりで、だれも気にしない。それだけの、ちがいだった。
    なんで、いままで、このことに気がつかなかったのだろう。


    19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 03:37:15.37 ID:Aok2FaA60

    >>16
    すげえ
    読みたくなる


    23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 03:41:27.41 ID:keF8UeNM0

    神に問う。信頼は罪なりや


    24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 03:42:00.29 ID:2Si2qf1I0

    どこにいるのかは問題ではありません。会いたいか、会いたくないか、それが距離を決めるのよ


    60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 04:24:11.28 ID:FUPQ9HKji

    >>24
    森博嗣良いよな


    25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 03:42:53.03 ID:fsc6RKJB0

    「サヨナラの挨拶をして、それから殺して下さるものよ。私もサヨナラの挨拶をして、胸を突き刺していただいたのに」


    193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 09:06:18.16 ID:dl+CM7Ek0

    >>25
    夜長姫と耳男
    何よりも好きな小説だ。ここで見られて嬉しい


    31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 03:52:10.54 ID:KWDvtn/5O

    ホワイトアウトの
    自分は前世で南国に生まれて、よっぽど贅沢してたに違いない
    みたいな部分


    37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 03:58:00.35 ID:EioO1Fc60

    絶望的なまでに痛ましいのは、私のそばにロリータがいないことではなく、
    彼女の声がその和音に加わっていないことなのだと。


    64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 04:30:55.96 ID:EqyrBjL10

    >>37で思い出したが、ロリータの書き出しは秀逸

    ロリータ、我が命の光、我が腰の炎。我が罪、我が魂。ロ・リー・タ。
    舌の先が口蓋を三歩さがって、三歩めにそっと歯を叩く。ロ。リー。タ。


    66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 04:32:26.67 ID:58fJyW1ii

    >>64
    英語だとLoで舌が一番奥、Liで真ん中、Taで一番先を叩くのでとても言いやすいらしい


    75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 04:43:37.55 ID:EqyrBjL10

    >>66
    へえ知らなかったわ、といいつつ発音してみる
    なんとなくネイティブの気持ちがわかったような気がする
    このロリータって言葉、ガンダムに匹敵する語感の良さだと思う


    39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 03:58:45.99 ID:QZu/84Fli

    じゃあ俺も

    清潔なものは必ず汚され、白いシャツは必ず鼠色になる。人々は、残酷にも、この世の中では、新鮮、清潔、真白、などというものが永保ちしないことを知っている。だから大いそぎで、熱狂的にこれを愛し、愛するから忽ち手垢で汚してしまう。


    56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 04:18:45.22 ID:PxEeqdjR0

    >>39
    奔馬かと思ったら、行動学入門だった
    意外と読んだ文章覚えてないんだよな…


    41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 03:58:56.57 ID:Pyt/zri80

    名文って言うか印象が強かった
    「萌絵は顔の横で両手を広げてみせた。 人類は十進法を採用しましたというジェスチャではない」


    44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 04:01:57.76 ID:hC44t/ov0

    するどいサーブだ。多崎つくるくんにアドヴァンテージ


    52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 04:13:48.24 ID:oZuoFtAM0

    国境の長いトンネルを抜けると雪国であった


    55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 04:17:14.38 ID:jtg+z6oy0

    >>52
    そこよりもそのちょっと後の鏡のくだりが美し過ぎるんだよなぁ
    本文忘れてしまったけど


    59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 04:24:04.11 ID:h+giV4Ed0

    永遠の秘密を認める首肯であった


    65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 04:32:12.44 ID:P/W/QzOw0

    我慢しろ、ぼくらが駆けつけてやる!ぼくらのほうから駆けつけてやる!ぼくらこそは救援隊だ!

    クッソかっこいい


    67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 04:34:14.81 ID:Aok2FaA60

    >>65
    人間の土地 (新潮文庫) 大好きだわ
    いいよな


    70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 04:38:21.67 ID:P/W/QzOw0

    楽しいことばかりじゃないのに、辛いことのほうが多いのに、生きていてくれて本当にありがとう。

    これもクッソ熱くてカッコいい
    ただ長いのが難点


    72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 04:41:27.51 ID:PxEeqdjR0

    詩人になるためには何か監獄みたいなものの事情に通じている必要がある


    74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 04:42:48.80 ID:+a2f5IZOO

    >>72
    タイトル教えてくれ


    77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 04:45:15.71 ID:PxEeqdjR0

    >>74
    トーマス・マンの『トニオ・グレエゲル』だよ


    90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 05:10:48.66 ID:WM0OetQ5O

    あたしはあなたで良かったわ。いつもあなたを見つける度に、ああ、あなたに会えて良かったと思うの。いつもいつも。会った瞬間に、世界が金色に弾けるような喜びを覚えるのよ


    94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 05:14:14.98 ID:WXRN9URSi

    >>90
    おまえロマンチックなやつだな
    文章の好みでそいつの人間性が垣間見えるようで面白いなこのスレ


    99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 05:18:18.78 ID:WM0OetQ5O

    >>94
    特別面白い小説じゃないんだけどな、中学生の時に読んで印象深かったからつい読み返しちまう
    ボロボロになったから2冊目買っちゃったた


    97 :!ninja:2013/11/09(土) 05:15:21.24 ID:XRpHur+20

    可能性という言葉を無限定に使ってはいけない。我々という存在を規定するのは、我々がもつ可能性ではなく、我々がもつ不可能性である


    104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 05:23:19.15 ID:Qbk6iieJ0

    このあらすじはワロタ

    おれの名前はヴィンセント・ルビオ。ロサンジェルスが根城のケチな私立探偵だ。
    つまらない仕事のかたわら、謎の死を瑞げた相棒アーニーの死因 を探っている。
    そんなおれを“評議会”がけむたがっているのは承知の上だ
    ところでおれは、人間じゃない。
    人間の皮をかぶり、人間にまぎれて暮らしているヴェロキラプトル―恐竜だ。
    ああ、 それにしても昔はよかった…。
    世界中で熱狂の渦を巻き起こした恐竜ハードボイルド。


    107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 05:27:07.27 ID:H3Xxfqcy0

    ぼくは諸君のために歌おうとしている。すこしは調子がはずれるかもしれないが、とにかく歌うつもりだ。
    諸君が泣きごとを言っているひまに、ぼくは歌う。諸君のきたならしい死骸の上で踊ってやる。


    108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 05:27:23.18 ID:rTCmiFob0

    もっとも恋愛の円満に成就した場合は別問題ですが、
    万一失恋でもした日には必ず莫迦莫迦しい自己犠牲をするか、
    さもなければもっと莫迦莫迦しい復讐的精神を発揮しますよ。
    しかもそれを当事者自身は何か英雄的行為のようにうぬ惚れ切ってするのですからね。


    112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 05:31:32.01 ID:7PahdeJA0

    「おーい。でてこい」


    115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 05:33:31.03 ID:M28tISQn0

    「俺は今日からマークスだ! マークス! いい名前だろう!」


    122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 05:41:37.66 ID:Aok2FaA60

    こんなに良い文章のある本が世にたくさんあると思うとワクワクするけど途方も無い気分になるな
    1冊読むのに時間かかるんだよなあ俺


    126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 05:45:28.09 ID:wERvl6DE0

    >>122
    死ぬまで暇になれないと考えればいいだろ
    速読できるやつでも文庫本だけでさえ全部読めるわけじゃないし


    125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 05:43:50.92 ID:ZGlautUl0

    とりあえず、レモンちゃん恥ずかしいって言ってごらん


    139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 06:03:24.58 ID:WXRN9URSi

    若い人の清純な心仲が、忽ち伝説として流布され、「恋愛の永遠性」や「精神の勝利」の
    証左にされるのは、少なくともこのやうな架空の幻影のために彼らが身命を賭したといふ
    誠実さの証拠にはなる。といふのは、「恋愛の永遠性」や「精神の勝利」なるものは、
    生きてゐようが、ジサツしてみようが、心仲してみようが、青春といふ肉体的状態にとつては
    不可能な文字なのであつて、青春のあらゆる特質と矛盾する性質のものであるから、
    それゆゑに、さういふものは美しいのである。

    三島由紀夫、心仲論


    142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 06:07:53.45 ID:yjPjNBUlO

    僕が見ていたのは、あまりにも早く一生を駆け抜けた、彼女の残像だったのかもしれない、と。


    151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 06:20:51.37 ID:hcP0pqM1i

    かかっているものは、たかだか国家の存亡だ。個人の自由と権利に比べればたいした価値のあるものじゃない。


    161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 06:41:56.99 ID:/MIm8CMd0

    当時、私には一日一日が晩年であった。
    恋をしたのだ。そんなことは、全くはじめてであった。それより以前には、私の左の横顔だけを見せつけ、私のおとこを売ろうとあせり、相手が一分間でもためらったが最後、たちまち私はきりきり舞いをはじめて、疾風のごとく逃げ失せる。
    けれども私は、そのころすべてにだらしなくなっていて、ほとんど私の身にくっついてしまったかのようにも思われていたその賢明な、怪我の少い身構えの法をさえ持ち堪たえることができず、謂わば手放しで、節度のない恋をした。


    162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 06:44:01.61 ID:VO4RyeVD0

    人生はドラマティックではない。でも、僕たちは生きていく。

    うろ覚えだけど


    189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 08:58:00.00 ID:BHV7/Roy0

    恥の多い生涯を送って来ました。


    192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 09:03:38.47 ID:zmmnxBYI0

    人生の気まぐれなうわべは目にすれど、隠 された泉は知るよしもなし


    200 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 09:18:11.72 ID:KcfdLDNUi

    幸せが有限の資源だとしたら、君の不幸は余剰を1つ産み出した。
    その分は勿論、わたしが頂く。


    129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 05:47:54.25 ID:rTCmiFob0

    美しい眼、美しい手、美しい髪、
    どうして俗悪なこの世の中に、こんなきれいな娘がいるかとすぐ思った。
    誰の細君になるのだろう、誰の腕に巻かれるのであろうと思うと、
    たまらなく口惜しく情けなくなってその結婚の日はいつだか知らぬが、
    その日は呪うべき日だと思った。


    133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 05:51:36.26 ID:WM0OetQ5O

    >>129さん教えてください

    男目線での思考とか意見の文章を書かれると興味惹かれちゃうわ…


    134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 05:53:45.50 ID:rTCmiFob0

    >>133
    少女病  田山花袋


    136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/09(土) 05:55:26.34 ID:WXRN9URSi

    田山花袋いいよな
    田舎教師とか好きだ

    田舎教師 田山花袋(PR)




    管理人厳選記事

    新着記事

    Powered By 我RSS

    トラックバックURL

    この記事へのコメント


    1. lifepha !?cker  2013年11月09日 12:26  ID:AN83K0qP0
    森博嗣はいいな
    2. lifepha !?cker  2013年11月09日 12:27  ID:.HKzqtUo0
    16はようこそ地球さんの話のうちの1つだね
    3. lifepha !?cker  2013年11月09日 12:33  ID:Hb0euy1O0
    僕なりの愛です
    4. lifepha !?cker  2013年11月09日 12:38  ID:R75SBhN30
    皮肉めいた文章が好きなんだよなあ。
    5. lifepha !?cker  2013年11月09日 12:38  ID:Yy2r10V90
    なにコレ?自分がアホすぎて何もわからん・・・
    6. lifepha !?cker  2013年11月09日 12:44  ID:3wusvJsGO
    隣り合わせの灰と青春
    7. lifepha !?cker  2013年11月09日 12:48  ID:JZme5Y1g0
    >>4はむしろ悪文だと思うんだけど
    8. lifepha !?cker  2013年11月09日 12:48  ID:ZC31SsV50
    水がきた。
    9. lifepha !?cker  2013年11月09日 13:02  ID:55ML1..50
    『グレート・ギャツビー』の最後
    異論は認めない
    10. lifepha !?cker  2013年11月09日 13:06  ID:.rJvAJFY0
    君は今、君の親戚なぞの中(うち)に、これといって、悪い人間はいないようだといいましたね。しかし悪い人間という一種の人間が世の中にあると君は思っているんですか。そんな鋳型に入れたような悪人は世の中にあるはずがありませんよ。平生はみんな善人なんです。少なくともみんな普通の人間なんです。それが、いざという間際に、急に悪人に変るんだから恐ろしいのです。だから油断ができないんです
    11. lifepha !?cker  2013年11月09日 13:06  ID:afX3T4N70
    処刑いいよね
    12. lifepha !?cker  2013年11月09日 13:08  ID:5nLyQeqG0
    一瞬でもこの絶景をみて、心のうちがわくわくする人間と、そうでない人間とはちがう。
    13. 僕の脱け毛は空に煌めくランチパックになる  2013年11月09日 13:08  ID:sLWbTwTO0
    ボロボロになって二冊目を買うほどの本に出会いたい
    14. lifepha !?cker  2013年11月09日 13:11  ID:RUvPovOc0
    吾輩は猫である。名前はまだない。
    15. lifepha !?cker  2013年11月09日 13:14  ID:5sGYmXk.0
    国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。
    16. lifepha !?cker  2013年11月09日 13:14  ID:CazB3wEO0
    きっとそれ、子どもだったから愛とは違うだけじゃなくて、子どもだったから、愛してたってことに気付かなかったんだよ
    17. lifepha !?cker  2013年11月09日 13:15  ID:fAp.YUS00
    地の文じゃなくて台詞を名文というのは抵抗あるな
    18. lifepha !?cker  2013年11月09日 13:21  ID:zp9oWLhT0
    「暗闇の帝王は、上品な紳士でござる」
    19. lifepha !?cker  2013年11月09日 13:27  ID:0vzDvblK0
    随分前に読んだ「遠野物語」の序文。文章を読んでいて堪え切れずに泣いた事はあったけれども、知らない内に涙が流れていたのはこれを読んだ時だけだった
    20. lifepha !?cker  2013年11月09日 13:31  ID:HPhLvywh0
     そうして最後に、君の心が曇り傷ついたために真の鈴虫までがバッタに見え、バッタのみが世に充ち満ちているように思われる日が来るならば、その時こそは、今宵君の美しい提燈の緑の灯が少女の胸に描いた光の戯れを、君自身思い出すすべを持っていないことを私は残念に思うであろう。
    21. lifepha !?cker  2013年11月09日 13:32  ID:Sp9x.ox.0
    俺は死ぬのではなく、死んでいく。
    今その過程を楽しんでいるところだ。

    銀河英雄伝説
    22. lifepha !?cker  2013年11月09日 13:46  ID:Z8m49KVG0
    高みにのぼろうとしたとき、わたしはわたしの没落を求めていたのだ。そしてあなたは、わたしが待っていた電光なのだ。見よ、あなたがわたしらの前に現れてからは、わたしは何者であるだろう。わたしを砕いたのは、あなたにたいするねたみなのだ。
    23. lifepha !?cker  2013年11月09日 13:48  ID:hRqB.nEU0
    ※9
    ギャツビーは緑の灯火を信じていた。年を追うごとに我々の前からどんどん遠のいていく、陶酔に満ちた未来を。
    それはあのとき我々の手からすり抜けていった。
    でもまだ大丈夫。
    明日はもっと速く走ろう。両腕をもっと先まで差し出そう。

    ……そうすればある晴れた朝に――

    だからこそ我々は、前へ前へと進み続けるのだ。流れに立ち向かうボートのように、絶え間なく過去へと押し戻されながらも。
    24. lifepha !?cker  2013年11月09日 13:49  ID:7mLO6DS50
    それはいかにも静かだった
    25. lifepha !?cker  2013年11月09日 13:50  ID:hRqB.nEU0
    おきなさび なかずとばざる をちかたの もりのふくろふ わらふらむかも
    26. lifepha !?cker  2013年11月09日 13:52  ID:f6ezUslG0
    みちはみちは
    27. lifepha !?cker  2013年11月09日 13:56  ID:0lk5q6gF0
    本の外を見なさい
    そこがあなたの世界である
    28. lifepha !?cker  2013年11月09日 14:05  ID:lXQIqQrS0
    「では、さようなら。」
    「さようなら。」
    依田も応じた。お互いのさようならが、本当は何にむかって叫びかけられているかは、
    お互いが知っていた。
    29. lifepha !?cker  2013年11月09日 14:05  ID:CYWbNk6x0
    訳文の場合、著者と翻訳者どっちを評価すべきだろうか
    いやどっちもだろうけど比重としてどちらのほうが重いかという
    30. lifepha !?cker  2013年11月09日 14:08  ID:bYhvX6DI0
    ※17
    確かに名文と名台詞はカテゴリ違う感じはするな
    31. lifepha !?cker  2013年11月09日 14:18  ID:.SSCg5m50
    出来ればタイトルと作者も書いて欲しかったが


    あと田山花袋は結構な変態だと思う
    「布団」とかもう・・・
    32. lifepha !?cker  2013年11月09日 14:27  ID:55ML1..50
    ※23
    やっぱ原文の方がいい気がするな

    Gatsby believed in the green light, the orgastic future that year by year recedes
    before us. It eluded us then, but that's no matter ― tomorrow we will run faster,
    stretch out our arms further... And one fine morning ―
    So we beat on, boats against the current, borne back ceaselessly into the past.
    33. lifepha !?cker  2013年11月09日 14:47  ID:NgW.RAGhO
    グレートギャッツビーのラストがのってて嬉しい
    34. lifepha !?cker  2013年11月09日 14:47  ID:7ZaI3KUkO
    もういい。もう要らない。僕を必要としない世界など、灰燼に変えてやる。僕がいなければ存在できない世界、誰もが僕を必要とし、僕にすがらなければ生きていけない世界を、この手で打ち立ててやる。僕を愛さないものは存在も許されない場所、今の邪魔な人間どもをみんな掃除して、もう一度はじめからやり直した新しい世界。そこで僕はもう一度生きる、今度こそ本当に、自由に、自由に――……
    この文が、名文かはともかくすごく好き
    35. lifepha !?cker  2013年11月09日 15:02  ID:m7Z9.0nf0
    串田 孫一いいよな
    僕に翼をくれなくてもいいという最後の一文がいい。


    川端康成の『雪国』



    国境(県境)の長いトンネルを抜けると雪国であった。
    夜の底が白くなった。


    雪が降り積もりすぎて夜の越後湯沢は根雪がすごかったの間接表現もいいね。
    36. lifepha !?cker  2013年11月09日 15:07  ID:xwB.FMGX0
    最近の若者は
    こういう文章を理解できない人間が大多数なんだろうな
    どいつもこいつも好むのは稚拙で浅い言葉ばかり
    だからあんなアホみたいなJPOPが流行るんだろうね
    もっと「芸術を苦しもう」よ
    もっと難解で奥の深いものを苦しみながら理解しようとしろよ
    「理解したつもり」にはなるな
    それではただ難しい言葉使いたがりの下手な厨二ガキになるだけだ
    例えば、なぜ筆者はそのような表現をしたのか
    その表現をすることによってどういう心情を読者に伝えようとしているか
    他人に説明出来るようになるまで理解し頭の中で噛み砕け
    こんな当たり前のことも出来ないガキ共が多すぎるんだよ今の時代は
    37. lifepha !?cker  2013年11月09日 15:10  ID:186bOElS0
    ※36
    名文とは程遠いな
    38. lifepha !?cker  2013年11月09日 15:18  ID:.I9CuevD0
    >>151
    かかっているものは、たかだか国家の存亡だ。個人の自由と権利に比べればたいした価値のあるものじゃない。

    その国家の存亡が危うくなったせいで彼の祖国からは一時、個人の自由と権利が失われ、結果、彼の初恋の人、親友の婚約者は殺された訳だが、その後も彼は頑として考えを変えなかった。ヤン=ウェンリーはマジモノのキチガイ。
    39. lifepha !?cker  2013年11月09日 15:32  ID:5h6vyBPd0
    ※36
    内容的には頷けそうだが、あまりの駄文で説得力ないわ。
    40. lifepha !?cker  2013年11月09日 15:35  ID:nd0FaFx80
    『僕は再び僕自身になりました。
    他の人なら街路に転がっていても、
    拾い上げそうにもないこの「自己」を
    僕は再び手にいれました』

    キルケゴール 『反復』より
    41. lifepha !?cker  2013年11月09日 15:37  ID:8l8CekXo0
    白い手を引いて夏の道を歩いた。
    南を目指したのは死に逝く夏を追いかけようとしていたからだ。
    42. lifepha !?cker  2013年11月09日 15:38  ID:RVFReHsi0
    今思えば、まったく、おれは、おれの持っていたわずかばかりの才能を空費してしまったわけだ。人生は何事をも成さぬにはあまりに長いが、何事かを成すにはあまりに短いなどと口先ばかりの警句を弄しながら、事実は、才能の不足を暴露するかもしれないとの卑怯な危惧と、刻苦をいとう怠惰とがおれのすべてだったのだ。
    (中島敦『山月記』)
    43. lifepha !?cker  2013年11月09日 16:05  ID:Z8m49KVG0
    ※29
    翻訳の場合訳者の感性が大きく作用するよね。
    ※22は『ツァラトゥストラ』(ニーチェ著、手塚富雄訳)だけど手塚さんのが一番美しい文章だと思う。
    44. lifepha !?cker  2013年11月09日 16:06  ID:8vNMyyrD0
    「来いよ。殺しあいをしようぜ」
    ってたしか歩兵の本領(浅田次郎)のバトルラインだったかなんだか
    45. lifepha !?cker  2013年11月09日 16:13  ID:Z8m49KVG0
    『ツァラトゥストラ』からもう一節

    君が言っているようなものはすべて存在しないのだ、悪魔も地獄も。君の霊魂は君の肉体よりも早く死に就くだろう。それゆえもう何も恐れることはない。
    46. lifepha !?cker  2013年11月09日 16:23  ID:R4KVhIN.0
    草枕の冒頭文かな
    47. lifepha !?cker  2013年11月09日 16:31  ID:7jeAzlXF0
    「どう?どう?これもいいよ!見て見てっ」

    と言わんばかりにスレの流れをそのままコメント欄でも繰り広げるようなナルシストが自称読書家に多いから嫌い。

    ※36みたいないかにもって感じの石頭はただただ辟易するよ。
    その芸術とやらを嗜んでも、こういう低次元なレッテル貼りをして溜飲を下げる事しか出来ないんだね。
    48. lifepha !?cker  2013年11月09日 16:37  ID:186bOElS0
    ※47
    大した名文だな
    49. lifepha !?cker  2013年11月09日 16:46  ID:7jeAzlXF0
    ※48
    それしか書けないのか
    50. lifepha !?cker  2013年11月09日 16:55  ID:ZHr3qhzV0
    成就した恋ほど語るに値しないものはない。
    51. lifepha !?cker  2013年11月09日 17:11  ID:tNcXXY0i0
    主人公が妻を初めてデートに誘った日のことを回想するシーン

    オールナイトで夜十時からのライブだった。
    「どこかで飯でも食いませんか」と誘ったら「それより」と向こうが誘ってくれたライブだ。彼女の友達が出演するという。
    (中略)
    あれは十一月のことだった。その後すぐにライブハウスはみつかった。彼女の昔からの友達が大勢きていて、僕は朝までずっと人見知りしていた。
    52. lifepha !?cker  2013年11月09日 17:19  ID:Z8m49KVG0
    ※48
    どうも「読書家」という類の人間に偏見があるようですね。その理由まではわかりませんが。
    貴方の毛嫌いする「読書家」がいるであろうスレのまとめを見て、さらにそのコメント欄を見て、不快感をつのらせてコメントする。そのマイナスのエネルギーに個人的な興味が沸きます。
    さて、ナルシストという単語が出てくるところから察するに「読書」というものをステータスと考えているようですがそれは誤解です。
    少なくとも私は単なる活字好きでありそれ以上でも以下でもありません。今回のスレおよびコメントも、例えるならアイドルオタクが「この画像の○○ちゃんかわいいよね!」と言っているのと同じレベルです。ですので貴方の批判は全くの的外れです。
    ところで何故貴方はわざわざストレスがたまるとわかっていてここへ来てコメントを見てそれを書き込むのでしょうか?そのことを自己分析するほうが貴方にとって有益かと思います。
    53. lifepha !?cker  2013年11月09日 17:19  ID:Z8m49KVG0
    ↑失礼。※48ではなく※47の間違いです
    54. lifepha !?cker  2013年11月09日 17:27  ID:BAh5UC560
    まあ読書家にやたらと高尚を気取りたがる馬鹿は多いわ

    結局エンタメの一種でアニメやテレビゲームとなんら変わらんってのにな
    55. lifepha !?cker  2013年11月09日 17:38  ID:730M5c9x0
    ※52
    横で悪いけど久しぶりにこんな文章へったくそな奴見たな
    56. lifepha !?cker  2013年11月09日 17:52  ID:WZsui52aO
    ※47
    ディレッタントな在り様とは、常に敗北を宿命付けられている
    心有れば、自身が階段を降り続けるべきであることに気付くからだ
    心を凝らさなければ衒学としか写らない、踊り場の残響が一時見せるアンプロンプテュ
    それが不快なのか?
    君自身の青黒い思弁が己の瞼に、前髪に、触れているだけなのではないか?
    57. lifepha !?cker  2013年11月09日 17:54  ID:MZnDWY1g0
    死のうと思っていた。ことしの正月、 よそから着物を一反もらった。お年玉としてである。着物の布地は麻であった。 鼠色のこまかい縞目が織りこめられていた。これは夏に着る着物であろう。夏まで生きていようと思った。

    太宰治 葉
    58. lifepha !?cker  2013年11月09日 18:16  ID:ImcQ06.A0
    人間は誰でも猛獣使であり、その猛獣に当るのが、各人の性情だという。
    己(おれ)の場合、この尊大な羞恥心が猛獣だった。虎だったのだ。これが己を損い、妻子を苦しめ、友人を傷つけ、果ては、己の外形をかくの如く、内心にふさわしいものに変えて了ったのだ。
    59. lifepha !?cker  2013年11月09日 18:38  ID:Z8m49KVG0
    ※55
    よければ文章を添削してくれないかな?さぞや名文ができると期待していますよ。
    60. lifepha !?cker  2013年11月09日 18:48  ID:FRcLgqPP0
    道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思うころ、雨脚が杉の密林を白く染めながら、すさまじい速さでふもとから私を追って来た。
    61. lifepha !?cker  2013年11月09日 18:55  ID:sM.dhqYr0
    ※59
    まず丁寧語を使うのか使わないのかしっかりキャラ固めなよ
    頭に血が上ってだーいぶ残念な事になってるよ…笑
    62.   2013年11月09日 18:58  ID:QfXvW4KM0
    まとめ記事の90の文は恩田陸のライオンハートだ
    63. lifepha !?cker  2013年11月09日 19:05  ID:aE.OLjTJ0
    「あまり心温まる事実じゃない」
    「事実にとって大事な要素はその重さと精度だ。温度はその次のことになる」

    この文章は納得した、ちなみに1Q84
    64. lifepha !?cker  2013年11月09日 19:15  ID:HPhLvywh0
    ※47
    石頭はお前だろ。
    65. lifepha !?cker  2013年11月09日 19:24  ID:aE.OLjTJ0
    「読書する俺カッケエえええ、と自分で思っている
    だから他人が読書しているとその心理があると推測して、その他人に嫌悪感を示す」

    これを投影といいます。自分の嫌な部分を他人に見い出して嫌悪感がわきます。
    当の他人は読書することをステータスと思ってないことが多いです
    66. lifepha !?cker  2013年11月09日 19:43  ID:PGnLe6dj0
    彼らは弱いテレパシー能力を持っている。彼らが送信し受信できるメッセージは、水星の歌に近いほど単純だ。彼らはおそらく二つのメッセージしか持っていない。
    最初のメッセージは第二のそれに対する自動的応答で、第二のそれは最初のそれに対する自動的応答である。
    最初のそれは、「ボクハココニイル、ココニイル、ココニイル」
    第ニのそれは、「キミガソコニイテヨカッタ、ヨカッタ、ヨカッタ」
    (ヴォネガット)

    「君が共和派の者らを教育するって! 君が主義の名において冷えた魂をまた熱せさせるつもりか!」
     「どうしていけないんだ。」
     「君がいったい何かの役に立つことができるのか。」
     「なに僕にも少しは野心があるさ。」とグランテールは言った。
     「君は何の信念も持たないじゃないか。」
     「君を信仰してるよ。」
    (ユゴー)

    凡庸な著者にかぎってだれでも、自分に特有な自然の文体に偽装を施そうとする。(略)
    つまらないことをわずかしか考えていないのに、はるかに深遠なことをはるかに多量に思索したかのように見せようとして懸命である。したがって彼らはその主張を表現しようとして、不自然、難解な言いまわしや新造語を、だらだらとした文章、堂々めぐりを重ねたあげく、何を考えているのかを不明にする複雑な複合文章を使う。
    つまり彼らは自分たちの考えている同じ一つの思想を伝達しようとする努力と、隠蔽しようとする努力との間をさまよっているのである。
    (ショーペンハウワー)

    ↑これはラノベ作家のほとんど全てがそうだわ
    67. lifepha !?cker  2013年11月09日 19:49  ID:Lo46ikXg0
    ※65
    『「読書する俺カッケエえええ、と自分で思っている
    だから他人が読書しているとその心理があると推測して、その他人に嫌悪感を示す」』
    とあいつは思っているのだろう、と思っているね。

    これを投影といいます()
    68. lifepha !?cker  2013年11月09日 19:51  ID:PGnLe6dj0
    ※67
    お前が馬鹿にしか見えないけど、皮肉言ってるつもりなん?
    69. lifepha !?cker  2013年11月09日 19:55  ID:186bOElS0
    ※61
    ID:Z8m49KVG0は一貫して敬語を使ってる
    70. lifepha !?cker  2013年11月09日 19:59  ID:sgllVM3S0
    >よければ文章を添削してくれないかな?さぞや名文ができると期待していますよ。


    ごちゃごちゃで焦りが見え隠れしている
    面白い
    71. lifepha !?cker  2013年11月09日 20:12  ID:PGnLe6dj0
    だいたい ※47=ID:7jeAzlXF0 が悪いでおk


    人間は自分一人でいるときでさえ、自分に対して気取りを忘れない。
    男の虚栄心は、虚栄心がないように見せかけることである。
    個性を超克するところにのみ生れる本当の美の領域では、虚栄心はほとんど用をなさない。そこではただ献身だけが必要で、この美徳は芸術家と母性との共通点だ。
    (三島由紀夫)

    僕等はいつも知らず識らず愛情によって相手をはっきりと掴んでいるのだ。
    成る程、僕等は相手を冷静に観察はするが、相手にほんとうに魅力ある人間の姿を読む為には、観察だけでは足りない。愛情とか友情とか尊敬とかが要るので、
    そういうものが観察した人間の姿を明らかに浮かびあがらせる言わば仕上げの役目をする。
    (小林秀雄)
    72. lifepha !?cker  2013年11月09日 20:26  ID:186bOElS0
    歩きながらの白昼夢には眼醒めというものがない。C・マッカーシー『ザ・ロード』

    ↑名文ではないかもしれないけど、好きな一文。
    73. lifepha !?cker  2013年11月09日 23:21  ID:1bb2cvjo0
    「だめだよ、小さなつばめ」気の毒な王子はいいました。「おまえは、エジプトにいかなきゃなんないんじゃないか」
    「いつでも、君んとこにいたげるんだ」つばめはこういうと、王子の足もとで眠って行きました。

    コメントする

    名前
     
      絵文字
     
     

    記事別アクセスランキング


    スポンサードリンク
    記事検索
    ブログパーツ
    ブログパーツ フィードメーター - ライフハックちゃんねる弐式
    スポンサードリンク
    remote-buy-jp7
    • ライブドアブログ