iPhone 5s のM7は、加速度センサーやジャイロスコープ、電子コンパスなどのセンサー類を管理するコプロセッサ。各センサーを低消費電力で常時監視して、iPhone を身につけたユーザーが「いま何をしているのか」を認識します。
RunKeeper はアディダスの miCoach や、ナイキの Nike+ などと同じく SNS 機能を備えたワークアウトサイト。主にランナー向けで、会員数は2400万人を超える規模を誇ります。RunKeeper アプリは、ランニング時間や走行ルート記録、音声ガイドといった一般的なフィットネス系アプリの機能をひととおり備えます。活動量計や心拍計など、専用のハードウェアを追加購入する必要がなく、アプリのインストールだけで手軽に始められます。
RunKeeper アプリに新たに加わった「ポケットトラック」機能は、ユーザーが15分以上継続して移動すると、M7 プロセッサーがそれをウォーキングと認識、自動的に移動距離を記録する機能。うっかり開始操作を忘れてもしっかり記録を残してくれるため、ユーザーはよりワークアウトに集中することができます。この機能を使うには、バックグラウンドトラッキングを許可しておく必要があります。
もうひとつの「ピッチチャート」は、ウォーキングやランニング中に歩数を記録し、そのピッチを算出してトレンドグラフ化する機能です。ランニング中のピッチや自転車のケイデンスがどのように変化したかを視覚的に確認でき、後の分析に役立てることができます。