1:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/05(火) 20:49:36 ID:WNVlwc7w
※リヴァハンです
※進撃中のお話
そんなに長くはならない予定です
2:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/05(火) 20:50:53 ID:WNVlwc7w
ハンジ「ぶぇっくしょーい!」
ハンジ「あー…」ズビッ...
リヴァイ「チッ…汚ぇな」
ハンジ「そろそろ寒くなってきたねぇ、リヴァイ」
リヴァイ「テメーはいいかげん半袖着るのをやめろ」
ハンジ「いやぁ、そうしたいのはやまやまだけどさ〜」
リヴァイ「何だ」
ハンジ「長袖のつなぎはまだクリーニング中なんだよ」
3:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/05(火) 20:53:41 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「…クリーニングだと?」
ハンジ「うん!」
リヴァイ「……生物部に全ての金をつぎ込むヤツが、どういう風の吹きまわしだ」
ハンジ「お母さんが出してくれたんだよ〜まぁ、私は必要ないって言ったんだけどね」アハハ
リヴァイ「……」
ハンジ「戻ってくるまでは制服着てればいっかな」
リヴァイ「駄目だ」
ハンジ「えっ!?なんでよ」
4:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/05(火) 20:55:39 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「……人前で、テメーの汚ねぇ脚を晒すのは許さねぇ」
ハンジ「ちょ、ヒドッ!普通に美脚だよ!失礼な!!」プンプン
リヴァイ「………寒いなら、これ着てろ」
バサッ
ハンジ「えー…リヴァイのカーディガン?」
ハンジ「丈が短… \スパーーーン!!/ ぶへっ!」
リヴァイ「フン」
リヴァイ「……絶対に汚すんじゃねぇぞ」
ハンジ「へいへい」イテテ...
-------
5:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/05(火) 20:57:38 ID:WNVlwc7w
―調査団部室―
ハンジ「夏休みがあっという間に終わり、秋が深まってまいりました今日この頃ですが…」
ハンジ「私たち3年生はそろそろ受験真っ盛り!」
ハンジ「とてもじゃありませんが、これから部活には出られなくなります!!」キリッ
ハンジ「……というか私以外、もう誰も出てないけどね…」
シーーーーーン
クリスタ「あ、あの…ハンジさんは大丈夫なんでしょうか?」
ハンジ「まーこう見えて私成績良いから!」
6:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/05(火) 20:59:40 ID:WNVlwc7w
ハンジ「でもそろそろ受験向けに勉強するよ〜」
ペトラ「リヴァイ部長も成績良いのに、最近はいらっしゃらないですよね…」ショボン
ハンジ「うん、彼は特待生狙ってるから、特別な勉強が必要みたいだよ」
一同「へぇ〜」
ハンジ「そんなわけだから、ひとまず部長代理はエルドね!」
エルド「は、はいっ!了解です!」
ハンジ「副部長代理は…っと」キョロキョロ
オルオ「フッ、俺ですか?ハンジさんがそこまで言うのなら仕方な ハンジ「グンタで!」
7:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/05(火) 21:03:47 ID:WNVlwc7w
グンタ「はーい!」
オルオ「」
ペトラ「プッ、ばーか」
ハンジ「えーと、年内の遠征はあと2回残ってるか…」
ハンジ「私たちは行けないけど、エルヴィン先生指導の下で行ってね」
一同「はーい」
8:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/05(火) 21:07:58 ID:WNVlwc7w
ハンジ「まぁ何度か行ってるから大丈夫だとは思うけど、エルド皆をよろしくね」
エルド「はい!」
ハンジ「―――で、ここからが重要なんだけどさ…」
ハンジ「あ、2年生は去年経験したから知ってるか」
ハンジ「んじゃ1年生に説明するね〜」
1年生「はーい!」
ハンジ「 年 末 の 大 掃 除 。 」
ゴクッ.....
9:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/05(火) 21:12:42 ID:WNVlwc7w
ハンジ「リヴァイのオッケーが出ないと、終わらないから」
1年生「えっ………」
ハンジ「ん?つまり冬休みに入るには、リヴァイの許可をもらう必要があるということだよ」
ザワ...ザワ...
ジャン「え、いや、だって、リヴァイさんは特別な勉強が必要で、暮れの時期なんてそれどころじゃないんじゃ…」
ハンジ「あぁ、そこは心配ご無用だよん」
ハンジ「『それだけは欠かすわけにはいかねぇ』って言ってたから!」
ジャン「そ、そうですか……………」
10:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/05(火) 21:14:58 ID:WNVlwc7w
ハンジ「多分1日じゃ終わらないから、数日かけてやってね〜」
エルド「去年は一週間くらいかかったか?」ハハハ
グンタ「なかなか部長の許可が下りなかったよな」
ペトラ「クリスマス返上でやったわよね」
オルオ「何故終わらなかったか分かるか?それはお前らが俺の域に達し プシャアアア
シーーーーン
ク、クリスタヲクリスマスデートニサソウヨテイガ...
アノクソチビメ...
ホコリヨリキョジンヲクチクシタイノニ...
オナカガスイタラドウシタラ...?
11:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/05(火) 21:20:48 ID:WNVlwc7w
アルミン「で、でもどうやって部長に確認しに来てもらえば…?学校にはいらっしゃらないんですよね」
ハンジ「うん、いないよ〜」
ハンジ「でも前にも言ったけど、ヘンな顔して待ってたらすぐ来るよ」
アルミン「いや、あの…それで来てくださった試しが無いんですが…」
ハンジ「えっそうなの!?私がやってるとすぐ来るよ!?」
ハンジ「まぁ見てなって」(変顔)
スタスタスタスタ...
ガラッ
ヒョイッ
\スパーーーーーン!!!/ エレン「ぶへっ」
ミカサ「エレン…!!」
12:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/05(火) 21:23:52 ID:WNVlwc7w
エレン...!
エレエエエエン!!!
ハンジ「ほらね〜?」
リヴァイ「……クソメガネ、いい加減人前で汚ねぇツラさらすのはやめろ」
ハンジ「ほいほい、わあったよー」
ハンジ「今、大掃除のことでどうやってリヴァイを呼ぶかの話してたの」
リヴァイ「ほう、そうか」
ハンジ「だからこうやってヘンな顔して… \スパーーーーーン!!!/
チーーーーン
一同(ハ、ハンジさんが死んだ………)
13:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/05(火) 21:26:25 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「おいペトラ」
ペトラ「は、はいっ!」
リヴァイ「俺の携帯番号を教える、連絡はお前がやれ」
ペトラ「へっ!?は、はいっ…!///」
ペトラ(ぶぶぶ部長の携帯番号…!!///)ドキドキドキドキ
リヴァイ「掃除が大方終わりそうになったら電話しろ」
リヴァイ「分かったな?」
一同「はーい!」
-------
17:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/06(水) 19:56:02 ID:WNVlwc7w
ハンジ「うう〜ん………」
ミケ「ハンジ、起きろ」
ハンジ「んぅ…?」
バッ
ハンジ「あれっ!?ミケ!?どうしてここに…」
ミケ「推薦のことで担任に用があってな」
ミケ「ついでに部室を覗いたら、お前が倒れていた」
ハンジ「倒れ…?」
ハッ!
18:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/06(水) 19:58:04 ID:WNVlwc7w
ハンジ「そうだ!!リヴァイは!??」キョロキョロ
ミケ「あぁ、あいつならさっきまでいたんだが…」
ミケ「携帯番号を教えたからもういいと言って、帰っていった」
ハンジ「えっ携帯番号!?」
ハンジ「……あ、あー!そうだ!!」
ハンジ「リヴァイをどうやって呼び出すかって話してたんだった!」
ミケ「なるほど」
ハンジ「そっか〜携帯教えたのかぁ〜…」
ハンジ「ヘンな顔してたらすぐ来るのにね〜?」
19:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/06(水) 20:01:09 ID:WNVlwc7w
ミケ「………いや、来ないぞ」
ハンジ「えっなんで!?確かアルミンもそんなようなこと言ってた気が…」
ミケ「…ハンジ限定、だからな」
ハンジ「……へ?」
ハンジ「えええ??!そ、そうだったの!??」ガーン!!
ミケ「あぁ」スンッ
ハンジ「し、知らなかった…………」
ハンジ(……そんなにアイツ……私がヘンな顔するの嫌なのか……)
-------
20:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/06(水) 20:03:07 ID:WNVlwc7w
―リヴァイの部屋―
ハンジ「うーん…」バリッ
ハンジ「あー…」ポテチバリバリ
ハンジ「むううー…」ゴロゴロゴロゴロ
リヴァイ「おい」
リヴァイ「さっきからうるせぇんだよ、クソメガネ」
リヴァイ「勉強の邪魔するなら帰れ」
ハンジ「やだーっ!帰らないっ!!」ジタバタジタバタ
リヴァイ「なら静かにしてろ」チッ
ハンジ「はーい……」
21:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/06(水) 20:10:49 ID:WNVlwc7w
ハンジ(リヴァイがかまってくれないから暇だなぁ…)ムゥゥ
ハンジ(……あ!そうだ!)ピコーン!
プリッ←変顔その1
ブイッ←変顔その2
ブクッ←変顔その3
ハンジ(……)チラッ
シーーーーン
ハンジ(……あれっ?)
22:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/06(水) 20:12:42 ID:WNVlwc7w
ハンジ「ねぇリヴァイー」
リヴァイ「何だ」
ハンジ「ヘンな顔してるのに、怒らないの?」
リヴァイ「…人前でやってるわけじゃねぇからな」
ハンジ「リヴァイの前でならいいの?」
リヴァイ「……はぁ?」
リヴァイ「…覚えてねぇのか?」ギロッ
ハンジ「んん??」
23:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/06(水) 20:15:04 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「覚えてねぇなら、いい」フイッ
ハンジ「えええ!???」
リヴァイ「…というかテメーも勉強しろ。受験だろうが」
ハンジ「ええー?参考書とか持ってきてないよ!」
リヴァイ「テメーん家は隣だろ、持ってこい」
ハンジ「無理!参考書学校だもん〜」
リヴァイ「じゃあ帰れ」
ハンジ「そ、そんなぁ!」
24:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/06(水) 20:19:11 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「テメーの暇つぶしに付き合ってられるほどこっちは暇じゃねぇんだ」グイッ
ハンジ「え、ちょ、ちょっと、リヴァイ…!」グイグイ
リヴァイ「用が無いなら、二度と来るな」ドンッ
ハンジ「えっ」
バタンッ...
ハンジ「…追い出された………」ポツン...
ハンジ「…なんだよもー……意味不明……」
-------
25:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/06(水) 20:22:00 ID:WNVlwc7w
※今更ですが、捏造設定ありですので苦手な方はご注意ください
とても短いですが今日はここまでにします
26:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/06(水) 20:31:50 ID:YW90YOoE
乙!
二人ともかわいい
29:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/07(木) 23:13:04 ID:WNVlwc7w
―後日、調査団部室―
ハンジ「というわけで、本日の議題は『何故リヴァイがそれ以来私と口を聞いてくれないのか』です」
ハンジ「思いついた人から挙手して発言するように!」
アルミン「は、はい…!」ノ サッ
ハンジ「アルミンどうぞ!」
アルミン「あ、あの…先日ハンジさんは、もう部活には来ないとおっしゃっていたような…?」
ハンジ「うん…その通りだよ」
ハンジ「……けどね!」カッ
30:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/07(木) 23:15:25 ID:WNVlwc7w
ハンジ「なんかそのことが気になっちゃって受験どころじゃないんだよおおおおお」
一同(えっ………)
ハンジ「私が高校に行けなくなったら大変だろう!?だから皆の協力が早急に必要なんだ!」
シーーーーーーン
エレン「そ、それより巨人の駆逐が…」
ハンジ「シャラーップ!!!!」
ハンジ「エレン、君にはまだ早いよ」
エレン「」
31:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/07(木) 23:17:39 ID:WNVlwc7w
アルミン「…すみません、もう一つよろしいでしょうか」ノ サッ
ハンジ「うん、何?」
アルミン「リヴァイさんの機嫌が悪くなったタイミングと、前後の会話から推察するに、ハンジさんが変顔をすること自体に大きなヒントがあると思います」
ハンジ「ふむ…」
ミカサ「流石、アルミンは頭が良い。つまり、チビは器が小さい」
エレン「…まさか部長のことを言ってるのか?」
アルミン「ハンジさん!」
ハンジ「うん?」
32:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/07(木) 23:19:12 ID:WNVlwc7w
アルミン「そもそも、ハンジさんはどうして変顔をするようになったのでしょうか?」
ハンジ「えっ」
アルミン「そして、いつからそれを人前で披露するようになったのでしょうか?」
アルミン「恐らく、リヴァイさんが怒ってしまった答えはそこにあるのではないかと…」
ザワ...ザワ...
ハンジ「…………」
-------
36:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/08(金) 22:23:22 ID:WNVlwc7w
―帰り道―
ハンジ(…なんで…ヘンな顔するようになったんだっけ……)トボトボ
ハンジ「……ん?」
ハンジ「あ!おーいリヴァイ!!」
リヴァイ「……」
リヴァイ「……」スタスタスタ
ハンジ「ちょ、ちょっと…!無視しないでよ」
リヴァイ「……」ピタッ
37:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/08(金) 22:25:14 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「……」ギロッ
ハンジ「………な、何だよ…」タジッ
ハンジ「一体どうしてそんなに怒っ…」
ハンジ(…!)ハッ
--------
-----
---10年前
はんじ(5)「りばいっていっつもおこったかおしてるねー」
りばい(5)「そうか?」
38:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/08(金) 22:26:25 ID:WNVlwc7w
はんじ(5)「わらってみてよー!」
りばい(5)「わらう?」
はんじ(5)「うん、ほら!こんなふうに!」 ニパッ
りばい(5)「…こうか?」 ニヤァ
はんじ(5)「うわぁ!!やだあーーーーこわいいーーーー!!」 ブルブルガタガタ
りばい(5)「こわい…?」 ガーン
はんじ(5)「……………しかたない!!」
はんじ(5)「あたしが、せきにんもってりばいをわらわせてあげる!」 エッヘン
39:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/08(金) 22:27:24 ID:WNVlwc7w
りばい(5)「どうやって…?」
はんじ(5)「こう!」
プクゥッ(へんがお)
シーーーーーーン
りばい(5)「………」
はんじ(へんがお)「………」
りばい(5)「………ぶっ」
40:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/08(金) 22:28:42 ID:WNVlwc7w
りばい(5)「あははははははははは!!」
はんじ(へんがお)「!!」
りばい(5)「はんじ、へんなかおだな!」
りばい(5)「わははははははは!!」
はんじ(へんがお)「わ、わらった…!!」 パアア
はんじ(へんがお)「りばいがわらったあああ!!!」 ワーイワーイ
りばい(5)「あははははやめろよはんじ」
はんじ(へんがお)「へへへ、やだーやめないよぉ!」 ウフフ
41:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/08(金) 22:30:10 ID:WNVlwc7w
はんじ(へんがお)「……あたしきめた!」
りばい(5)「ぶふっ・・・なんだ?」
はんじ(5)「これからもへんなかおしてりばいをわらわせる!」
りばい(5)「ええー」
はんじ(5)「だってりばいのわらったかおもっとみたいもん!」
はんじ(5)「ねっ、いいでしょー?やくそく!」 ユビキリゲンマンハリセンボンノーマス
りばい(5)「……いいけど」ユ-ビキッタ
---
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--------
42:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/08(金) 22:31:30 ID:WNVlwc7w
ハンジ(そうだ………私………)
ハンジ(リヴァイに笑って欲しくて………………)
ハンジ「……リヴァイ、」
リヴァイ「…………」
ハンジ「…なんで、ヘンな顔するようになったか思い出したよ……」
ハンジ「約束……してたのに……すっかり忘れてた…」
ハンジ「ごめん……………」
リヴァイ「…………」
43:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/08(金) 22:32:30 ID:WNVlwc7w
ハンジ「……………」
リヴァイ「……………」
リヴァイ「………おせぇんだよ、クソメガネ」チッ
ハンジ「……………」シュン...
リヴァイ「……ほら、ウチで勉強するぞ」
ハンジ「!!」
リヴァイ「いい加減テメーもやれ」
ハンジ「う、うんっ……!!!」
-------
44:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/08(金) 22:33:59 ID:WNVlwc7w
―リヴァイの部屋―
ハンジ「そういえば、あと2ヶ月もしないでクリスマスだねぇ」
リヴァイ「受験生の俺らには関係ねぇな」
ハンジ「そんなこと無いだろー!リヴァイの誕生日なんだから」
リヴァイ「………そういえばそうだったな」
ハンジ「何か欲しいものある??」
ハンジ「つっても今ジリ貧だから、なるべくお金のかからないものにしてもらえると有り難いけど…」ヘヘヘ
リヴァイ「テメーが貧乏なのはいつものことだろうが」
ハンジ「ぐっ…ま、まぁそうだけどさ…」ゴニョゴニョ
45:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/08(金) 22:35:41 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「……………そうだな」
ハンジ「ん?」
リヴァイ「…頼みなら、ある」
ハンジ「おっ、頼み!?なになに!?」
リヴァイ「……………」
ハンジ「何、もしかしてエロいやつ?駄目だよ〜中学生の分際で」
リヴァイ「ちげぇ…」
ハンジ「なんだ、違うのか…じゃあ何?」
リヴァイ「……………その……高校に入ったら………」
46:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/08(金) 22:37:17 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「もう…………人前で…変顔はするな」
ハンジ「えっ!?」
ハンジ「な、なんでよ!やだよ!」
リヴァイ「やじゃねぇ…部長命令だ」
ハンジ「はぁあ?頼みじゃないのかよ!」
リヴァイ「うるせぇな、四の五の言わずに従え」
ハンジ「嫌だ!理由を言え!」
ハンジ「リヴァイの馬鹿!!刈り上げ!!」
47:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/08(金) 22:39:16 ID:WNVlwc7w
ハンジ「いくら誕生日だからって、それで命令に従えだなんておかしいよ!!」
ハンジ「だから…これからもそうやってヘンな顔して…リヴァイのこと呼ぶから!!」
リヴァイ「…………」
リヴァイ「…………」ハァ-
リヴァイ「……ハンジ、」
ハンジ「何!?」
リヴァイ「無理だ」
ハンジ「え」
リヴァイ「…………お前のところには、行けなくなる」
52:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 21:59:36 ID:WNVlwc7w
ハンジ「……どういう……こと……?」
リヴァイ「…………」
リヴァイ「……高校が…変わるからだ」
ハンジ「え…」
リヴァイ「………」
ハンジ「………うっそだぁ……」ハハ...
ハンジ「…このまま…すぐそこの進撃高校に進学するんじゃないの…?そこの特待生って…」
リヴァイ「………特待は特待でも」
53:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:01:20 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「進撃高校ではなく…隣町のレイス高校だ」
ハンジ「レイスって……あの私立の……?」
リヴァイ「…そうだ」
ハンジ「…………」
リヴァイ「……引っ越すわけじゃねぇが、レイスから特待生として呼ばれている」
ハンジ「…………」
リヴァイ「…………」
ハンジ「…………はは」
54:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:03:52 ID:WNVlwc7w
ハンジ「………リヴァイが違う高校に行ったらさぁ、」
ハンジ「誰にあんぱん買ってもらえばいいの?」
リヴァイ「はぁ?」
ハンジ「おなかが空いたときはどうすればいい?」
ハンジ「メダカたちのエサが無くなったら、どうやって用意すればいいの?」
リヴァイ「…………」
リヴァイ「………相変わらずテメーの脳みそはクソだな」
ハンジ「……………………本当に」
55:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:06:38 ID:WNVlwc7w
ハンジ「ヘンな顔して待ってても………もう来てくれないの…………?」
リヴァイ「…………」
リヴァイ「………………そういうことだ」
ハンジ「…………」
リヴァイ「だからもう、人前であの顔は…」
ハンジ「…………っ」ポロポロ
リヴァイ「!?」
ハンジ「うぅ〜〜っ…」ポロポロポロ
56:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:11:32 ID:WNVlwc7w
ハンジ「うわああああああああん」
リヴァイ「……な、泣くなハンジ」
ハンジ「やだ!泣くよ!これが泣かずにいられるか!!!」
ハンジ「わああああああああああん」ボロボロ
リヴァイ「…な、なんでそんなに嫌なんだ」オロオロ
ハンジ「っそんなの決まってるだろ!!?」
ハンジ「ずっと………ずっとリヴァイと一緒にいたいからだよ!!!」
リヴァイ「…!」
57:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:15:19 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「…………」
ウエエエエエエン
ワアアアアアアアアアン
リヴァイ(……クソかわ)
リヴァイ「……………おいハンジ」
ハンジ「なに…?」グスッ
リヴァイ「……もう一つ、頼みがある」
ハンジ「………やだ」
58:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:17:37 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「いいから聞け」
ハンジ「…………なに」ズビッ..
リヴァイ「……………高校に行っても」
リヴァイ「…つなぎのままでいろ」
ハンジ「はああ!?」
ハンジ「いやいや待ってよ!」
ハンジ「流石に高校生にもなったら、そんなに制服も汚さないよ!」
ハンジ「16歳なんて一人前の女性だし、私だって可愛い格好したいもん!」
59:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:19:28 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「………分かってんだよそんなことは」
ハンジ「へ?」
リヴァイ「……………」チッ
リヴァイ「……可愛い格好なら、俺の前でだけすればいいだろう」
ハンジ「えっ?」
リヴァイ「テメーの変顔も、制服姿も、俺の前でだけにしろ」
ハンジ「んん??」
ハンジ「なになに、どゆこと???」
60:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:22:59 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「………………他のヤツに、」
リヴァイ「…見せたくねぇと言ってる」フイッ
ハンジ「え……」
ハンジ「そ、それって……その………」
リヴァイ「…………」
ハンジ「…………」
リヴァイ「…………」///
ハンジ「…………」///
61:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:25:02 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「………っだから、もう…」
ハンジ「リヴァイ!」
ギュッ
リヴァイ「!?」
ハンジ「リヴァイ………すき」
リヴァイ「…!」
ハンジ「すきだよ…」ギュゥゥゥ...
リヴァイ(………っ)ドキドキドキ
62:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:27:08 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「………」ギュッ...
ハンジ「………あのさぁ」
リヴァイ「………何だ」
ハンジ「…ちゅーしていい?」
リヴァイ「………駄目だ」
ハンジ「えええええ!??」ガアアアアン
リヴァイ「………………その…」
リヴァイ「俺から……………する」
63:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:30:02 ID:WNVlwc7w
チュッ
ハンジ「んっ」
ハンジ(…ちゅ…ちゅーされちゃった………)ドキドキドキ
グイッ
ハンジ「え?」
ドサッ
ハンジ「ちょ、ちょっ…!?え??」
リヴァイ「ハ、ハンジ……」ハァハァ
ハンジ「ちょっちょっちょっ…」
64:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:32:31 ID:WNVlwc7w
ハンジ「ちょっと待ったああああああーーー!!!!」
ドンッ!!
ハンジ「だっ、駄目だよ!」
リヴァイ「…何故だ」チッ
ハンジ「な、何故って……」
リヴァイ「………好き同士は、こういうことをするものだろう」
リヴァイ「……とは言っても巨人のヤツらはデキねぇみたいだけどな、生殖器が無いから」
ハンジ「せ、生殖器って……」///カアアアアア
リヴァイ「……?保健体育の授業で習ったの覚えてねぇのか?」
65:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:34:25 ID:WNVlwc7w
ハンジ「いやいやいやいや!!!覚えてるけども!!!!」
ハンジ「曲がりなりにも私生物部だよ!??」
リヴァイ「……じゃあ分かってるだろ」グイッ
ハンジ「……や、ま、待って、私これから受験…」ドサッ
リヴァイ「だから何だ」
ハンジ「………っ…エ、エロい頼みじゃないって言ったじゃん…」
リヴァイ「……頼んだことは別にエロくねぇが?」
ハンジ「………だ、だからって………」
66:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:38:21 ID:WNVlwc7w
ハンジ「い、今その…………しちゃったら、まずいでしょ……」
リヴァイ「何故だ」
ハンジ「だって………こ、今回だけで済むの?」///カアアッ
リヴァイ「無理だ」キッパリ
ハンジ「ほらっ!!!!!!!」
ドンッ
ハンジ「……せ、生物部部長としての研究によると」
ハンジ「私達くらいの年頃……つまり、思春期の男子は」
67:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:41:32 ID:WNVlwc7w
ハンジ「い、一度ソレを経験してしまうと、頭の中がそればっかりになってしまうらしいんだ…」
ハンジ「 だ か ら 駄 目 で す ! 」
リヴァイ「………」
リヴァイ「………チッ」
クルッ
リヴァイ「……………」(静まれ、俺の俺…)ブツブツ
ハンジ(あ、あれ…背向けて落ち込んでる……?)
ハンジ「………」
68:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:45:36 ID:WNVlwc7w
ハンジ(………………も〜)
ハンジ「………受験、終わったらね」///
リヴァイ「!?」クワッ
ハンジ「!?」ビクッ
リヴァイ「おい、クソメガネ」
ハンジ「な、何だよ」ビクビク
リヴァイ「約束、破るんじゃねぇぞ」ギロッ
ハンジ「は、はいはい…」
69:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:47:41 ID:WNVlwc7w
ハンジ「でもその為には、リヴァイも私の勉強応援しなきゃなんだからね!」
ハンジ「分かった〜?」
リヴァイ「…」コクッ
ハンジ「ならよろしい!」エッヘン
ギュッ
リヴァイ「……何だ」
ハンジ「ふふふ、リヴァイだーいすき♪」
リヴァイ「…………フン」///
70:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:49:00 ID:WNVlwc7w
ハンジ「別の高校行って浮気しちゃ駄目だよー?」
リヴァイ「………馬鹿言え、他の女なんかに興味はねぇ」
リヴァイ「……てめぇこそ、人前で汚ねぇツラするんじゃねぇぞ」
ハンジ「あはは、もうしないよー」
ハンジ「…貴方の前でしかね」
ハンジ「――ほらっ!」
ペロンョフ(変顔)
リヴァイ「ブフッ」
終わり。
71:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:49:47 ID:WNVlwc7w
以上で終わりとなります!
ここまで目を通してくださった方、お付き合いいただきありがとうございました
72:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 23:26:43 ID:XRYq9t1A
乙!
ニヤニヤした
73:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/12(火) 04:08:50 ID:nTGcpPis
くそニヤニヤした
乙!
74:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/12(火) 09:42:27 ID:xI8qKv6k
なんというニヤニヤ話
乙でした!
・【3DS】進撃の巨人 ~人類最後の翼~
・DVD付き 進撃の巨人(12)限定版 (講談社キャラクターズA)
・進撃の巨人 5 [初回特典:80P「進撃の巨人」スペシャルフルカラーコミック(原作:諫山創)] [Blu-ray]
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・進撃の巨人 2014カレンダー
・カテゴリー「進撃の巨人」のSS一覧
・管理人のオススメSS
※リヴァハンです
※進撃中のお話
そんなに長くはならない予定です
2:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/05(火) 20:50:53 ID:WNVlwc7w
ハンジ「ぶぇっくしょーい!」
ハンジ「あー…」ズビッ...
リヴァイ「チッ…汚ぇな」
ハンジ「そろそろ寒くなってきたねぇ、リヴァイ」
リヴァイ「テメーはいいかげん半袖着るのをやめろ」
ハンジ「いやぁ、そうしたいのはやまやまだけどさ〜」
リヴァイ「何だ」
ハンジ「長袖のつなぎはまだクリーニング中なんだよ」
リヴァイ「…クリーニングだと?」
ハンジ「うん!」
リヴァイ「……生物部に全ての金をつぎ込むヤツが、どういう風の吹きまわしだ」
ハンジ「お母さんが出してくれたんだよ〜まぁ、私は必要ないって言ったんだけどね」アハハ
リヴァイ「……」
ハンジ「戻ってくるまでは制服着てればいっかな」
リヴァイ「駄目だ」
ハンジ「えっ!?なんでよ」
4:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/05(火) 20:55:39 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「……人前で、テメーの汚ねぇ脚を晒すのは許さねぇ」
ハンジ「ちょ、ヒドッ!普通に美脚だよ!失礼な!!」プンプン
リヴァイ「………寒いなら、これ着てろ」
バサッ
ハンジ「えー…リヴァイのカーディガン?」
ハンジ「丈が短… \スパーーーン!!/ ぶへっ!」
リヴァイ「フン」
リヴァイ「……絶対に汚すんじゃねぇぞ」
ハンジ「へいへい」イテテ...
-------
5:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/05(火) 20:57:38 ID:WNVlwc7w
―調査団部室―
ハンジ「夏休みがあっという間に終わり、秋が深まってまいりました今日この頃ですが…」
ハンジ「私たち3年生はそろそろ受験真っ盛り!」
ハンジ「とてもじゃありませんが、これから部活には出られなくなります!!」キリッ
ハンジ「……というか私以外、もう誰も出てないけどね…」
シーーーーーン
クリスタ「あ、あの…ハンジさんは大丈夫なんでしょうか?」
ハンジ「まーこう見えて私成績良いから!」
6:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/05(火) 20:59:40 ID:WNVlwc7w
ハンジ「でもそろそろ受験向けに勉強するよ〜」
ペトラ「リヴァイ部長も成績良いのに、最近はいらっしゃらないですよね…」ショボン
ハンジ「うん、彼は特待生狙ってるから、特別な勉強が必要みたいだよ」
一同「へぇ〜」
ハンジ「そんなわけだから、ひとまず部長代理はエルドね!」
エルド「は、はいっ!了解です!」
ハンジ「副部長代理は…っと」キョロキョロ
オルオ「フッ、俺ですか?ハンジさんがそこまで言うのなら仕方な ハンジ「グンタで!」
7:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/05(火) 21:03:47 ID:WNVlwc7w
グンタ「はーい!」
オルオ「」
ペトラ「プッ、ばーか」
ハンジ「えーと、年内の遠征はあと2回残ってるか…」
ハンジ「私たちは行けないけど、エルヴィン先生指導の下で行ってね」
一同「はーい」
8:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/05(火) 21:07:58 ID:WNVlwc7w
ハンジ「まぁ何度か行ってるから大丈夫だとは思うけど、エルド皆をよろしくね」
エルド「はい!」
ハンジ「―――で、ここからが重要なんだけどさ…」
ハンジ「あ、2年生は去年経験したから知ってるか」
ハンジ「んじゃ1年生に説明するね〜」
1年生「はーい!」
ハンジ「 年 末 の 大 掃 除 。 」
ゴクッ.....
9:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/05(火) 21:12:42 ID:WNVlwc7w
ハンジ「リヴァイのオッケーが出ないと、終わらないから」
1年生「えっ………」
ハンジ「ん?つまり冬休みに入るには、リヴァイの許可をもらう必要があるということだよ」
ザワ...ザワ...
ジャン「え、いや、だって、リヴァイさんは特別な勉強が必要で、暮れの時期なんてそれどころじゃないんじゃ…」
ハンジ「あぁ、そこは心配ご無用だよん」
ハンジ「『それだけは欠かすわけにはいかねぇ』って言ってたから!」
ジャン「そ、そうですか……………」
10:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/05(火) 21:14:58 ID:WNVlwc7w
ハンジ「多分1日じゃ終わらないから、数日かけてやってね〜」
エルド「去年は一週間くらいかかったか?」ハハハ
グンタ「なかなか部長の許可が下りなかったよな」
ペトラ「クリスマス返上でやったわよね」
オルオ「何故終わらなかったか分かるか?それはお前らが俺の域に達し プシャアアア
シーーーーン
ク、クリスタヲクリスマスデートニサソウヨテイガ...
アノクソチビメ...
ホコリヨリキョジンヲクチクシタイノニ...
オナカガスイタラドウシタラ...?
11:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/05(火) 21:20:48 ID:WNVlwc7w
アルミン「で、でもどうやって部長に確認しに来てもらえば…?学校にはいらっしゃらないんですよね」
ハンジ「うん、いないよ〜」
ハンジ「でも前にも言ったけど、ヘンな顔して待ってたらすぐ来るよ」
アルミン「いや、あの…それで来てくださった試しが無いんですが…」
ハンジ「えっそうなの!?私がやってるとすぐ来るよ!?」
ハンジ「まぁ見てなって」(変顔)
スタスタスタスタ...
ガラッ
ヒョイッ
\スパーーーーーン!!!/ エレン「ぶへっ」
ミカサ「エレン…!!」
12:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/05(火) 21:23:52 ID:WNVlwc7w
エレン...!
エレエエエエン!!!
ハンジ「ほらね〜?」
リヴァイ「……クソメガネ、いい加減人前で汚ねぇツラさらすのはやめろ」
ハンジ「ほいほい、わあったよー」
ハンジ「今、大掃除のことでどうやってリヴァイを呼ぶかの話してたの」
リヴァイ「ほう、そうか」
ハンジ「だからこうやってヘンな顔して… \スパーーーーーン!!!/
チーーーーン
一同(ハ、ハンジさんが死んだ………)
13:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/05(火) 21:26:25 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「おいペトラ」
ペトラ「は、はいっ!」
リヴァイ「俺の携帯番号を教える、連絡はお前がやれ」
ペトラ「へっ!?は、はいっ…!///」
ペトラ(ぶぶぶ部長の携帯番号…!!///)ドキドキドキドキ
リヴァイ「掃除が大方終わりそうになったら電話しろ」
リヴァイ「分かったな?」
一同「はーい!」
-------
17:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/06(水) 19:56:02 ID:WNVlwc7w
ハンジ「うう〜ん………」
ミケ「ハンジ、起きろ」
ハンジ「んぅ…?」
バッ
ハンジ「あれっ!?ミケ!?どうしてここに…」
ミケ「推薦のことで担任に用があってな」
ミケ「ついでに部室を覗いたら、お前が倒れていた」
ハンジ「倒れ…?」
ハッ!
18:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/06(水) 19:58:04 ID:WNVlwc7w
ハンジ「そうだ!!リヴァイは!??」キョロキョロ
ミケ「あぁ、あいつならさっきまでいたんだが…」
ミケ「携帯番号を教えたからもういいと言って、帰っていった」
ハンジ「えっ携帯番号!?」
ハンジ「……あ、あー!そうだ!!」
ハンジ「リヴァイをどうやって呼び出すかって話してたんだった!」
ミケ「なるほど」
ハンジ「そっか〜携帯教えたのかぁ〜…」
ハンジ「ヘンな顔してたらすぐ来るのにね〜?」
19:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/06(水) 20:01:09 ID:WNVlwc7w
ミケ「………いや、来ないぞ」
ハンジ「えっなんで!?確かアルミンもそんなようなこと言ってた気が…」
ミケ「…ハンジ限定、だからな」
ハンジ「……へ?」
ハンジ「えええ??!そ、そうだったの!??」ガーン!!
ミケ「あぁ」スンッ
ハンジ「し、知らなかった…………」
ハンジ(……そんなにアイツ……私がヘンな顔するの嫌なのか……)
-------
20:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/06(水) 20:03:07 ID:WNVlwc7w
―リヴァイの部屋―
ハンジ「うーん…」バリッ
ハンジ「あー…」ポテチバリバリ
ハンジ「むううー…」ゴロゴロゴロゴロ
リヴァイ「おい」
リヴァイ「さっきからうるせぇんだよ、クソメガネ」
リヴァイ「勉強の邪魔するなら帰れ」
ハンジ「やだーっ!帰らないっ!!」ジタバタジタバタ
リヴァイ「なら静かにしてろ」チッ
ハンジ「はーい……」
21:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/06(水) 20:10:49 ID:WNVlwc7w
ハンジ(リヴァイがかまってくれないから暇だなぁ…)ムゥゥ
ハンジ(……あ!そうだ!)ピコーン!
プリッ←変顔その1
ブイッ←変顔その2
ブクッ←変顔その3
ハンジ(……)チラッ
シーーーーン
ハンジ(……あれっ?)
22:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/06(水) 20:12:42 ID:WNVlwc7w
ハンジ「ねぇリヴァイー」
リヴァイ「何だ」
ハンジ「ヘンな顔してるのに、怒らないの?」
リヴァイ「…人前でやってるわけじゃねぇからな」
ハンジ「リヴァイの前でならいいの?」
リヴァイ「……はぁ?」
リヴァイ「…覚えてねぇのか?」ギロッ
ハンジ「んん??」
23:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/06(水) 20:15:04 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「覚えてねぇなら、いい」フイッ
ハンジ「えええ!???」
リヴァイ「…というかテメーも勉強しろ。受験だろうが」
ハンジ「ええー?参考書とか持ってきてないよ!」
リヴァイ「テメーん家は隣だろ、持ってこい」
ハンジ「無理!参考書学校だもん〜」
リヴァイ「じゃあ帰れ」
ハンジ「そ、そんなぁ!」
24:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/06(水) 20:19:11 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「テメーの暇つぶしに付き合ってられるほどこっちは暇じゃねぇんだ」グイッ
ハンジ「え、ちょ、ちょっと、リヴァイ…!」グイグイ
リヴァイ「用が無いなら、二度と来るな」ドンッ
ハンジ「えっ」
バタンッ...
ハンジ「…追い出された………」ポツン...
ハンジ「…なんだよもー……意味不明……」
-------
25:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/06(水) 20:22:00 ID:WNVlwc7w
※今更ですが、捏造設定ありですので苦手な方はご注意ください
とても短いですが今日はここまでにします
26:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/06(水) 20:31:50 ID:YW90YOoE
乙!
二人ともかわいい
29:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/07(木) 23:13:04 ID:WNVlwc7w
―後日、調査団部室―
ハンジ「というわけで、本日の議題は『何故リヴァイがそれ以来私と口を聞いてくれないのか』です」
ハンジ「思いついた人から挙手して発言するように!」
アルミン「は、はい…!」ノ サッ
ハンジ「アルミンどうぞ!」
アルミン「あ、あの…先日ハンジさんは、もう部活には来ないとおっしゃっていたような…?」
ハンジ「うん…その通りだよ」
ハンジ「……けどね!」カッ
30:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/07(木) 23:15:25 ID:WNVlwc7w
ハンジ「なんかそのことが気になっちゃって受験どころじゃないんだよおおおおお」
一同(えっ………)
ハンジ「私が高校に行けなくなったら大変だろう!?だから皆の協力が早急に必要なんだ!」
シーーーーーーン
エレン「そ、それより巨人の駆逐が…」
ハンジ「シャラーップ!!!!」
ハンジ「エレン、君にはまだ早いよ」
エレン「」
31:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/07(木) 23:17:39 ID:WNVlwc7w
アルミン「…すみません、もう一つよろしいでしょうか」ノ サッ
ハンジ「うん、何?」
アルミン「リヴァイさんの機嫌が悪くなったタイミングと、前後の会話から推察するに、ハンジさんが変顔をすること自体に大きなヒントがあると思います」
ハンジ「ふむ…」
ミカサ「流石、アルミンは頭が良い。つまり、チビは器が小さい」
エレン「…まさか部長のことを言ってるのか?」
アルミン「ハンジさん!」
ハンジ「うん?」
32:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/07(木) 23:19:12 ID:WNVlwc7w
アルミン「そもそも、ハンジさんはどうして変顔をするようになったのでしょうか?」
ハンジ「えっ」
アルミン「そして、いつからそれを人前で披露するようになったのでしょうか?」
アルミン「恐らく、リヴァイさんが怒ってしまった答えはそこにあるのではないかと…」
ザワ...ザワ...
ハンジ「…………」
-------
36:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/08(金) 22:23:22 ID:WNVlwc7w
―帰り道―
ハンジ(…なんで…ヘンな顔するようになったんだっけ……)トボトボ
ハンジ「……ん?」
ハンジ「あ!おーいリヴァイ!!」
リヴァイ「……」
リヴァイ「……」スタスタスタ
ハンジ「ちょ、ちょっと…!無視しないでよ」
リヴァイ「……」ピタッ
37:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/08(金) 22:25:14 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「……」ギロッ
ハンジ「………な、何だよ…」タジッ
ハンジ「一体どうしてそんなに怒っ…」
ハンジ(…!)ハッ
--------
-----
---10年前
はんじ(5)「りばいっていっつもおこったかおしてるねー」
りばい(5)「そうか?」
38:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/08(金) 22:26:25 ID:WNVlwc7w
はんじ(5)「わらってみてよー!」
りばい(5)「わらう?」
はんじ(5)「うん、ほら!こんなふうに!」 ニパッ
りばい(5)「…こうか?」 ニヤァ
はんじ(5)「うわぁ!!やだあーーーーこわいいーーーー!!」 ブルブルガタガタ
りばい(5)「こわい…?」 ガーン
はんじ(5)「……………しかたない!!」
はんじ(5)「あたしが、せきにんもってりばいをわらわせてあげる!」 エッヘン
39:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/08(金) 22:27:24 ID:WNVlwc7w
りばい(5)「どうやって…?」
はんじ(5)「こう!」
プクゥッ(へんがお)
シーーーーーーン
りばい(5)「………」
はんじ(へんがお)「………」
りばい(5)「………ぶっ」
40:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/08(金) 22:28:42 ID:WNVlwc7w
りばい(5)「あははははははははは!!」
はんじ(へんがお)「!!」
りばい(5)「はんじ、へんなかおだな!」
りばい(5)「わははははははは!!」
はんじ(へんがお)「わ、わらった…!!」 パアア
はんじ(へんがお)「りばいがわらったあああ!!!」 ワーイワーイ
りばい(5)「あははははやめろよはんじ」
はんじ(へんがお)「へへへ、やだーやめないよぉ!」 ウフフ
41:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/08(金) 22:30:10 ID:WNVlwc7w
はんじ(へんがお)「……あたしきめた!」
りばい(5)「ぶふっ・・・なんだ?」
はんじ(5)「これからもへんなかおしてりばいをわらわせる!」
りばい(5)「ええー」
はんじ(5)「だってりばいのわらったかおもっとみたいもん!」
はんじ(5)「ねっ、いいでしょー?やくそく!」 ユビキリゲンマンハリセンボンノーマス
りばい(5)「……いいけど」ユ-ビキッタ
---
-----
--------
42:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/08(金) 22:31:30 ID:WNVlwc7w
ハンジ(そうだ………私………)
ハンジ(リヴァイに笑って欲しくて………………)
ハンジ「……リヴァイ、」
リヴァイ「…………」
ハンジ「…なんで、ヘンな顔するようになったか思い出したよ……」
ハンジ「約束……してたのに……すっかり忘れてた…」
ハンジ「ごめん……………」
リヴァイ「…………」
43:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/08(金) 22:32:30 ID:WNVlwc7w
ハンジ「……………」
リヴァイ「……………」
リヴァイ「………おせぇんだよ、クソメガネ」チッ
ハンジ「……………」シュン...
リヴァイ「……ほら、ウチで勉強するぞ」
ハンジ「!!」
リヴァイ「いい加減テメーもやれ」
ハンジ「う、うんっ……!!!」
-------
44:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/08(金) 22:33:59 ID:WNVlwc7w
―リヴァイの部屋―
ハンジ「そういえば、あと2ヶ月もしないでクリスマスだねぇ」
リヴァイ「受験生の俺らには関係ねぇな」
ハンジ「そんなこと無いだろー!リヴァイの誕生日なんだから」
リヴァイ「………そういえばそうだったな」
ハンジ「何か欲しいものある??」
ハンジ「つっても今ジリ貧だから、なるべくお金のかからないものにしてもらえると有り難いけど…」ヘヘヘ
リヴァイ「テメーが貧乏なのはいつものことだろうが」
ハンジ「ぐっ…ま、まぁそうだけどさ…」ゴニョゴニョ
45:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/08(金) 22:35:41 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「……………そうだな」
ハンジ「ん?」
リヴァイ「…頼みなら、ある」
ハンジ「おっ、頼み!?なになに!?」
リヴァイ「……………」
ハンジ「何、もしかしてエロいやつ?駄目だよ〜中学生の分際で」
リヴァイ「ちげぇ…」
ハンジ「なんだ、違うのか…じゃあ何?」
リヴァイ「……………その……高校に入ったら………」
46:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/08(金) 22:37:17 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「もう…………人前で…変顔はするな」
ハンジ「えっ!?」
ハンジ「な、なんでよ!やだよ!」
リヴァイ「やじゃねぇ…部長命令だ」
ハンジ「はぁあ?頼みじゃないのかよ!」
リヴァイ「うるせぇな、四の五の言わずに従え」
ハンジ「嫌だ!理由を言え!」
ハンジ「リヴァイの馬鹿!!刈り上げ!!」
47:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/08(金) 22:39:16 ID:WNVlwc7w
ハンジ「いくら誕生日だからって、それで命令に従えだなんておかしいよ!!」
ハンジ「だから…これからもそうやってヘンな顔して…リヴァイのこと呼ぶから!!」
リヴァイ「…………」
リヴァイ「…………」ハァ-
リヴァイ「……ハンジ、」
ハンジ「何!?」
リヴァイ「無理だ」
ハンジ「え」
リヴァイ「…………お前のところには、行けなくなる」
52:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 21:59:36 ID:WNVlwc7w
ハンジ「……どういう……こと……?」
リヴァイ「…………」
リヴァイ「……高校が…変わるからだ」
ハンジ「え…」
リヴァイ「………」
ハンジ「………うっそだぁ……」ハハ...
ハンジ「…このまま…すぐそこの進撃高校に進学するんじゃないの…?そこの特待生って…」
リヴァイ「………特待は特待でも」
53:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:01:20 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「進撃高校ではなく…隣町のレイス高校だ」
ハンジ「レイスって……あの私立の……?」
リヴァイ「…そうだ」
ハンジ「…………」
リヴァイ「……引っ越すわけじゃねぇが、レイスから特待生として呼ばれている」
ハンジ「…………」
リヴァイ「…………」
ハンジ「…………はは」
54:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:03:52 ID:WNVlwc7w
ハンジ「………リヴァイが違う高校に行ったらさぁ、」
ハンジ「誰にあんぱん買ってもらえばいいの?」
リヴァイ「はぁ?」
ハンジ「おなかが空いたときはどうすればいい?」
ハンジ「メダカたちのエサが無くなったら、どうやって用意すればいいの?」
リヴァイ「…………」
リヴァイ「………相変わらずテメーの脳みそはクソだな」
ハンジ「……………………本当に」
55:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:06:38 ID:WNVlwc7w
ハンジ「ヘンな顔して待ってても………もう来てくれないの…………?」
リヴァイ「…………」
リヴァイ「………………そういうことだ」
ハンジ「…………」
リヴァイ「だからもう、人前であの顔は…」
ハンジ「…………っ」ポロポロ
リヴァイ「!?」
ハンジ「うぅ〜〜っ…」ポロポロポロ
56:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:11:32 ID:WNVlwc7w
ハンジ「うわああああああああん」
リヴァイ「……な、泣くなハンジ」
ハンジ「やだ!泣くよ!これが泣かずにいられるか!!!」
ハンジ「わああああああああああん」ボロボロ
リヴァイ「…な、なんでそんなに嫌なんだ」オロオロ
ハンジ「っそんなの決まってるだろ!!?」
ハンジ「ずっと………ずっとリヴァイと一緒にいたいからだよ!!!」
リヴァイ「…!」
57:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:15:19 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「…………」
ウエエエエエエン
ワアアアアアアアアアン
リヴァイ(……クソかわ)
リヴァイ「……………おいハンジ」
ハンジ「なに…?」グスッ
リヴァイ「……もう一つ、頼みがある」
ハンジ「………やだ」
58:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:17:37 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「いいから聞け」
ハンジ「…………なに」ズビッ..
リヴァイ「……………高校に行っても」
リヴァイ「…つなぎのままでいろ」
ハンジ「はああ!?」
ハンジ「いやいや待ってよ!」
ハンジ「流石に高校生にもなったら、そんなに制服も汚さないよ!」
ハンジ「16歳なんて一人前の女性だし、私だって可愛い格好したいもん!」
59:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:19:28 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「………分かってんだよそんなことは」
ハンジ「へ?」
リヴァイ「……………」チッ
リヴァイ「……可愛い格好なら、俺の前でだけすればいいだろう」
ハンジ「えっ?」
リヴァイ「テメーの変顔も、制服姿も、俺の前でだけにしろ」
ハンジ「んん??」
ハンジ「なになに、どゆこと???」
60:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:22:59 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「………………他のヤツに、」
リヴァイ「…見せたくねぇと言ってる」フイッ
ハンジ「え……」
ハンジ「そ、それって……その………」
リヴァイ「…………」
ハンジ「…………」
リヴァイ「…………」///
ハンジ「…………」///
61:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:25:02 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「………っだから、もう…」
ハンジ「リヴァイ!」
ギュッ
リヴァイ「!?」
ハンジ「リヴァイ………すき」
リヴァイ「…!」
ハンジ「すきだよ…」ギュゥゥゥ...
リヴァイ(………っ)ドキドキドキ
62:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:27:08 ID:WNVlwc7w
リヴァイ「………」ギュッ...
ハンジ「………あのさぁ」
リヴァイ「………何だ」
ハンジ「…ちゅーしていい?」
リヴァイ「………駄目だ」
ハンジ「えええええ!??」ガアアアアン
リヴァイ「………………その…」
リヴァイ「俺から……………する」
63:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:30:02 ID:WNVlwc7w
チュッ
ハンジ「んっ」
ハンジ(…ちゅ…ちゅーされちゃった………)ドキドキドキ
グイッ
ハンジ「え?」
ドサッ
ハンジ「ちょ、ちょっ…!?え??」
リヴァイ「ハ、ハンジ……」ハァハァ
ハンジ「ちょっちょっちょっ…」
64:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:32:31 ID:WNVlwc7w
ハンジ「ちょっと待ったああああああーーー!!!!」
ドンッ!!
ハンジ「だっ、駄目だよ!」
リヴァイ「…何故だ」チッ
ハンジ「な、何故って……」
リヴァイ「………好き同士は、こういうことをするものだろう」
リヴァイ「……とは言っても巨人のヤツらはデキねぇみたいだけどな、生殖器が無いから」
ハンジ「せ、生殖器って……」///カアアアアア
リヴァイ「……?保健体育の授業で習ったの覚えてねぇのか?」
65:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:34:25 ID:WNVlwc7w
ハンジ「いやいやいやいや!!!覚えてるけども!!!!」
ハンジ「曲がりなりにも私生物部だよ!??」
リヴァイ「……じゃあ分かってるだろ」グイッ
ハンジ「……や、ま、待って、私これから受験…」ドサッ
リヴァイ「だから何だ」
ハンジ「………っ…エ、エロい頼みじゃないって言ったじゃん…」
リヴァイ「……頼んだことは別にエロくねぇが?」
ハンジ「………だ、だからって………」
66:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:38:21 ID:WNVlwc7w
ハンジ「い、今その…………しちゃったら、まずいでしょ……」
リヴァイ「何故だ」
ハンジ「だって………こ、今回だけで済むの?」///カアアッ
リヴァイ「無理だ」キッパリ
ハンジ「ほらっ!!!!!!!」
ドンッ
ハンジ「……せ、生物部部長としての研究によると」
ハンジ「私達くらいの年頃……つまり、思春期の男子は」
67:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:41:32 ID:WNVlwc7w
ハンジ「い、一度ソレを経験してしまうと、頭の中がそればっかりになってしまうらしいんだ…」
ハンジ「 だ か ら 駄 目 で す ! 」
リヴァイ「………」
リヴァイ「………チッ」
クルッ
リヴァイ「……………」(静まれ、俺の俺…)ブツブツ
ハンジ(あ、あれ…背向けて落ち込んでる……?)
ハンジ「………」
68:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:45:36 ID:WNVlwc7w
ハンジ(………………も〜)
ハンジ「………受験、終わったらね」///
リヴァイ「!?」クワッ
ハンジ「!?」ビクッ
リヴァイ「おい、クソメガネ」
ハンジ「な、何だよ」ビクビク
リヴァイ「約束、破るんじゃねぇぞ」ギロッ
ハンジ「は、はいはい…」
69:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:47:41 ID:WNVlwc7w
ハンジ「でもその為には、リヴァイも私の勉強応援しなきゃなんだからね!」
ハンジ「分かった〜?」
リヴァイ「…」コクッ
ハンジ「ならよろしい!」エッヘン
ギュッ
リヴァイ「……何だ」
ハンジ「ふふふ、リヴァイだーいすき♪」
リヴァイ「…………フン」///
70:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:49:00 ID:WNVlwc7w
ハンジ「別の高校行って浮気しちゃ駄目だよー?」
リヴァイ「………馬鹿言え、他の女なんかに興味はねぇ」
リヴァイ「……てめぇこそ、人前で汚ねぇツラするんじゃねぇぞ」
ハンジ「あはは、もうしないよー」
ハンジ「…貴方の前でしかね」
ハンジ「――ほらっ!」
ペロンョフ(変顔)
リヴァイ「ブフッ」
終わり。
71:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 22:49:47 ID:WNVlwc7w
以上で終わりとなります!
ここまで目を通してくださった方、お付き合いいただきありがとうございました
72:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/11(月) 23:26:43 ID:XRYq9t1A
乙!
ニヤニヤした
73:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/12(火) 04:08:50 ID:nTGcpPis
くそニヤニヤした
乙!
74:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/12(火) 09:42:27 ID:xI8qKv6k
なんというニヤニヤ話
乙でした!
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