全編ボカシ、という演出方法が問題となったそうですが、スポンサーからの圧力もあったようです。
そんな『マツコの日本ぼかし話』の、幻となってしまった“不動産業界”の回の内容がフライデーに掲載されています。
放送されていたら大問題になったこと間違いなしというその内容とは…?→ Geinou Ranking
マツコ危機一髪
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マツコさんも力を入れていたという『マツコの日本ぼかし話』。
第1回の内容は、生命保険業界の裏側を2人の生保レディーが明かす、というものでした。
(以下引用)
「1回目の放送では、生保レディーが喫茶店でマツコと対面し、契約を勝ち取る裏テクニックとして、
『●富町のスーツ店のオーナーに迫られて関係を持った』
『他社に切り替えると言われ、仕方なく1年ほど肉体関係を続けた』
と暴露しました。
マツコも
『枕営業って悪いことばかりでもない』
と発言。
これを見た大スポンサーの生保会社が、ウチの幹部に猛抗議してきたんです。
実は2回目の放送はウチの大ヒットドラマ『半沢直樹』に引っかけて、銀行業界を取り上げる予定でした。
不動産業界の回も撮り終えていましたが、このまま打ち切りでしょう」(TBSバラエティ部門担当社員)
(以上引用 フライデー)
フライデーが発売されたのは8日ですから、この時点ではまだ打ち切りは決まっていませんでした。
しかし、この担当社員の予想通り、12日に正式に打ち切りが発表されました。
幻となってしまった不動産業界の回、いったいどんな内容だったのでしょうか。
この回、マツコさんも収録にノリノリだったのだとか。
(以下引用)
「不動産の回のときは、
『K不動産はヒドイわよ〜。換気扇に虫がわいたから苦情を言ったのに、全然対応してくれないの。
あげく、引っ越すときに50万円も撮られたのよ〜!』
と、ご自身のエピソードまで話していましたから」(番組関係者)
(以上引用 フライデー)
この回の収録に参加した関係者は、こう話しています。
(以下引用)
「収録は9月24日に東京・日本橋の喫茶店で行われました。
4時間しゃべりっぱなし。
マツコさんが感心していたのが、よくマンションなどのポスティングされている、『不動産を売ってください』というチラシの件。
不動産業者がその裏側を明かしたんです。
『実はそのマンションの1部屋をウチはすでに売りに出しているんです。
たとえば4200万円で。
チラシを見た別の部屋の持ち主から連絡が来たら、5000万円で買います、と交渉する。
その情報を顧客たちに流す。
すると、4200万円の物件は割安感からすぐに売れる。
5000万円のほうは売れ残りますが、後で、あの部屋は安かったから売れたんです、と諭して値段を下げさせ、買い叩いて転売する。
これを得意としているのがS社です』と。
マツコさんは、
『だからSのチラシだけ多いんだ。ナゾが解けたわ!』
と憤っていました」
(以上引用 フライデー)
S社も、テレビCMを頻繁に流している会社なのだそうです。
どこなのか気になりますが、この回が放送されていたら、この会社からもクレームが来ていたでしょうね。
全編ボカシという演出が問題だったとのことですが、こうしたスポンサー問題も大きかったようです。
ただ、番組休止にまで至ったのは、TBSの上層部と現場との間に認識のずれに大きな原因があったのだとか。
この番組に企画段階から協力していたという危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏によると…。
(以下引用)
「TBSのプロデューサーから、
『マツコさんの番組を立ち上げる。
業界のウラを知る人からビックリするような話が聞きたい。
不動産業界についてボカシ(モザイク処理)ありで話してくれる情報提供者を紹介してくれないか』
と頼まれました。
数日後に打ち合わせをした番組制作会社スタッフは、
『番組の方向性も決まらないし、台本もつまらない。
マツコさんは頭がいいから、普通のネタじゃ喜ばない』
と悩んでいました。
突貫工事で作らなくてはいけないらしく、頼まれて十数本ネタを出し、不動産業界の暗部を知る社長も紹介したのですが、散々話を詰めた後に、
『やっぱりあの人、ボカシは絶対(必要)ですか?』
と聞いてくる。
業界で生きていけなくなるヤバい話を顔出しで話す人がいるはずないのに。
彼らはTBSから『コンプライアンス』と連呼され、板挟みになっていたんです」
(以上引用 フライデー)
確かに、ボカシを入れてしまえば、別人でも全く分かりませんからね。
今ヤラセはフジテレビ『ほこ×たて』で大きな話題になってますし、TBSがコンプライアンスにこだわる気持ちも分かるような気がします。
フジテレビ『ほこ×たて』打ち切り決定 「不適切な演出が確認された」
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ただ、番組を作る立場からするとそれでは面白いものは作れない、ようなのです。
(以下引用)
「フジテレビ『ほこ×たて』のヤラセ発覚以降、ウチはコンプライアンスに過敏になっている。
事実、次回放送予定だった銀行の回をチェックしたウチの幹部が、
『出演者の発言はまるで(ネット掲示板の)2ちゃんねるの書き込みだ!ウラは取ったのか!』
と騒いでいた。
現場経験の乏しい幹部が過剰なコンプライアンスを求めるため、証言者の立場を危うくすることも多々で、これでは面白い番組は作れない」(前出・TBS社員)
(以上引用 フライデー)
そのコンプライアンスが過剰なのか普通なのかは分かりませんが、コンプライアンスギリギリじゃなきゃ面白いものが作れない、というのもどうかとは思いますよね。
そうじゃなくても面白い番組はたくさんありますし、バランスを取ってテレビで放送できる面白い番組を作るのがプロ、なんじゃないんでしょうか。
しかし、不動産業界の回はちょっと見てみたかったですね…。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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