『月刊ドラゴンエイジ』連載、「イナバラビッツ」の1巻です。
漫画家は『月刊少年チャンピオン』で「キミイロフォーカス」を描いてた千明太郎氏。その作品同様に女の子とイチャラブな、いや、少年誌以上に見せる場面はしっかり見せてる内容です。

因幡神社。かつては"よく結ばれる"縁結びの神社として繁盛したものの、今ではちょっと寂れてしまって久しい状態。その神社に10年ぶりに戻ってきたのが主人公の大国建一。この地方の高校に進学したこともあるけれど、戻ってきた理由は幼い頃にこの神社でした女の子との約束を果たすため──
もっとも その女の子の顔も名前も覚えてないんだけど約束とは「わたしは将来ここの巫女さんになるから一緒に幸せになろうよ」というものだった。
小さい頃に女の子との約束かぁ。相手の顔と名前も覚えてないけど約束だけは覚えてるって…「ラブ○な」を思い出します。

災難は突然やって来るもの。神社の急な階段を昇って見上げたら、女の子のパンツが丸見えに。言い訳する以前にチカンと思われて強烈な顔面打ちを食らって気絶してしまいます。目が覚めたら とある部屋の中。抜け出してみたところ隣りの部屋では別の女の子がパンツ丸出しで寝てるんだけど!?

そこからはジェットコースター式にチカンと思われ追い回される連続。そりゃ出会い頭におっぱい揉んじゃったーとか、触っちゃったーとかすりゃ思われて当然だわな。つーかこの展開「ラ○ひな」1話そのまんまじゃね？
最初の女の子も含めた4人に追い詰められて万事休すと思われたとき、宮司である建一のお爺ちゃんが登場。

彼女たちはここの巫女で、建一は宮司見習いになるから よろしくなと言われりゃ引き下がるしかありません。
かくして建一と4人の巫女さんとの一つ屋根の下の同居生活が始まったのでありましたー。
って「ラブひな」そっくりとしか思えねーよ！

ここで4人の女の子の解説をしておきましょう。
・卯月　　建一が出会った最初の女の子。刀使い。表紙の子ね。
・祭　　　大阪人で守銭奴。弓矢使い。
・純　　　人一倍の恥ずかしがり屋。封印を得意とする。
・時雨　　何を考えているのかわからない。式神使い。
彼女たちは巫女であると同時に退魔士の能力も持ってます。力が発動するとウサギの耳が生えます。因幡神社だけに。

この4人の中に約束の女の子が？ 建一はそう思っており一人ずつ確かめていく展開になるでしょうね。当然ながらエッチ系も欠かせません。

はいはい、少年誌じゃないからバッチリだ。エッチ系ラブコメの王道を行く作品にご期待ください。

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