三重県の志摩に移り住み20年。海女の魅力の虜になり描き続けた吉田賢治の銅版画作品

三重県の志摩に移り住み20年。海女の魅力の虜になり描き続けた吉田賢治の銅版画作品


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銅版画家・吉田賢治さんの作品をご紹介します。34歳の時に交通事故で右手を骨折し、画家として活動していた名古屋や東京から妻の故郷である志摩に移住されたそうです。そこで初めて見た海女の姿に興奮しそれ以降神秘な美しさに惹かれ描き続けました。銅版画のなかでもエティングという銅板の表面を鉄筆でひっかいて線を描き、塩化第二鉄や硝酸などの化学薬品で腐蝕する技法を使って制作されています。暗くて冷たい海の中を漂う海女をとても魅力的に表現しています。深い藍色を背にした海女たちのフォルムが素晴らしいですね。

妻のつづ子は、志摩に来てすぐ海女になったが2006(平成18)年、海女作業中に心筋梗塞で他界してしまった。今回の展覧会は妻と志摩にやってきたすぐのころを思い出し、原点に回帰するためのものでもある。

今年の9月に開かれた展覧会での言葉です。

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ではご覧下さい。
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銅版画に海女を刻んだ時の流れ。海はいのちの源。

オフィシャルサイトより

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海女を描き続ける「銅版画家」吉田賢治オフィシャルサイト
伊勢志摩経済新聞

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