年老いた母親年金をアテにして同居していた息子が、母親の死後、遺体を放置した疑いで

逮捕されました。

画像:【年金手帳】
年金手帳
http://ja.wikipedia.org/wiki/年金手帳

16日、和歌山県警和歌山東署に「死体遺棄」の疑いで逮捕されたのは和歌山市黒田の無職・青木博己

(62才)容疑者。

警察の調べによると、青木容疑者は母親のアサ子(87才)さんと2人で同居生活をしていましたが、10月

ごろ、アサ子さんが死亡。

青木容疑者は市役所に死亡届を出さず、そのまま自宅に放置していました。

福祉担当の市職員が自宅を訪ねたところ、アサ子さんに会えないため、不審に思い、警察に通報。

15日の夕方、警察により、自宅でフトンを山積みにされたアサ子さんの遺体が発見されました。

目立った外傷などはないとのことです。

青木容疑者は

「母が死んだことを届け出ると年金がもらえなくなると思った」
「母親は10月下旬ごろ死亡した」

と供述していると伝えられています。

これからも多くなりそうな社会問題をはらんだ事件です。

年老いた母親と二人暮しをしていた62才の息子についても救済の手立てはなかったのでしょうか・・