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ダウンタウン松本人志が監督した映画「R100」の大コケが話題になったが、実は映画「おしん」も、わずか4週間で打ち切りとなっていたことがわかった→ ranking
（以下引用）
1983年にＮＨＫ連続テレビ小説で放送された「おしん」は、平均視聴率52.6％というドラマ史上最高を記録した“お化け番組”。映画は10月12日に全国公開となった。
「主演の子役とともに、母親役の上戸彩（28）も宣伝活動に力を入れてましたが、国内映画ランキングでは初登場5位。翌週は8位に落ち、最終的な興行収入は4億〜5億円程度でしょう」（映画誌編集者）
おしんの配給会社は東映だが、全国の映画館と同様、直営の渋谷TOEIにおいても11月8日で上映が終了した。同じ日に打ち切りになった「Ｒ100」の上映は5週間。期間だけでいえば、それすら下回ってしまったのだ。
上映最終日の夕方、渋谷TOEIに足を運ぶと、約400席の広い館内には中高年カップルが5組だけポツンと座っている。
映画の中身は、というと、7歳の女の子が奉公先でひたすら悲惨な目に遭う場面のオンパレード。テレビドラマは成功した主人公が子供時代を振り返るところから始まるのだが、映画はドラマの第一部にあたる少女期に絞って撮影されたため、何の救いもないままラストを迎えてしまう…。（中略）
だが、頼みの綱は海外のようだ。
「日本映画では珍しく、製作委員会に中国企業が一社、名前を連ねています」（映画ライター・前田有一氏）
製作会社のプロデューサーを直撃すると、国内での興行成績については「何とも言えません……」と硬直してしまったが、海外展開の話には饒舌だった。
「日本での公開前から興味を持たれていましたし、最初からアジアでの興行を考えていました。今のところフィルムが売れたのは韓国や台湾、東南アジアなど十一カ国。中国とはまだ交渉中です」
前出の前田氏は〃敗因〃をこう分析する。
「映画自体はオールロケで真面目に作られており、決して駄作ではありません。ただ、親子が川で別れる場面や奉公先で盗みの濡れ衣を着せられるところなど、原作の有名なシーンを二時間の中にぎっしり詰め込んでいますからストーリーの起伏に乏しく、見ているとだんだんいたたまれない気持ちになってくる。それにドラマが放映された当時とは、社会背景が違います。苦労する労働者の姿が身近にあり、なおかつ右肩上がりの明るい時代だったからこそヒットした。単に『ドラマ放映30周年だからリメイクしました』では安直な企画だと言わざるをえない」
（引用「週刊文春」より）
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世間ではR「100」のことが話題になっていましたが、「おしん」も大コケしていたんですね。
上戸彩とSMAPの稲垣吾郎が夫婦役だったので、両方とも業界ではうるさい事務所なのであまりバッシング等の記事が出なかったのでしょうか。
作品自体はしっかり作られているようですが、上戸彩、稲垣吾郎の配役がイマイチという声が。
「上戸彩が母親に見えない。眉毛もしっかり整って、化粧もしっかりして全然母らしくない」「あかぬけ過ぎてこの母親役には合っていない」「泉ピン子や岸本かよ子らの演技や存在感がすご過ぎて、稲垣吾郎は論外」などの意見が。
おしん役の演技は評判がよかったようですが、4週間で打ち切りと残念な結果になってしまいましたね…。
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