PS4初期不良の報告をネットで見る際には正しい判断が必要
北米ではPS4が発売初日で100万台売れましたが、ソニー公式発表の故障率は0.4%、つまりレンガ化した、もしくは初期不良で不具合の出ているPS4の数は北米だけでおよそ4,000台ほどある計算となります。仮にこのうちの30%のユーザーがネットに書き込んだ場合(かなり控えめな仮定ですが)、初日の売上分だけでPS4不具合の報告は1,334件にも及ぶ事となるでしょう。もちろん日増しにこの数も増えていくのは明らかです。
ここで我々の判断力が試されてきます。100万台という分母を考えずに1,334件という不具合件数だけに目を向けると、まるで不具合が多発しているかのように思え、Xboxの故障(RRoD)の時のように製造自体に問題があったかのように錯覚してしまいます。間違って欲しくないのですが、PS4に初期不良の問題がないと言っているわけではないのです。現在報告されている件数を調べても、PS4にはそこまで重大な問題があるようには思えないのです。
電子機器において故障率が0.4%というのは許容レベルです。確かに自分に不良品が当たってしまった場合は良い気がしませんが、電子機器に故障はつきもの、そのために保証がついています。本当に大事なことは、如何にソニーが不具合の出たPS4の保証に対処していくかという部分なのです。
さらにネット上では製品の悪口を吹聴してまわる”ネガキャン部隊”もいることを忘れてはいけません。当サイト(海外サイトDualShockers)にはこんなコメントも実際に投稿されていました。「ダチと今日アマゾンで100以上のアカウント作ったった!XboxOne発売初日に”レンガ化した”ってレビューするためにね。アマゾンじゃ買い物しねーからBANされても平気だわ、22日が楽しみww」
こういったネガキャンが本当に行われているかどうか確かめる術はありませんが、ないとも言い切れません。もう一度繰り返しますが、PS4初期不良の報告をネットで見る際には、十分注意すべきでしょう。
以下、全文を読む(英文ソース)
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