日本通信は、月額1638円で200kbpsのデータ通信が使い放題の音声通話SIMカード「スマホ電話SIM フリーData」を11月23日に発売します。さらに同日、通話とSMSに機能を絞ったSIMカード「携帯電話SIM」も発売。いずれも製品パッケージの価格は3150円。
毎度、一口には飲み込めない刺激的なリリースタイトルで、ユーザーとそれ以外も楽しませてくれる日本通信。今年に入ってからも衰え知らずの名文家は健在です。参考までに、同社が繰り出したクリックしたくなるリリースタイトルは以下の通り。
今回の発表も、「
日本通信、データ通信無料SIMフリーDataで宣戦布告」と刺激的なもので、リリース内の文章にも「
市場最強」「
データ通信SIMの価格競争に終止符を打つ」と鼻息の荒い誰かが透けて見えるような内容です。
さらに、「スマホ電話SIM フリーData」は、なぜか二本立て。
1つはサービス内容を説明するものですが、
もう一方は日本通信の思いの丈がつまったメッセージ色の強い、ある種の「作品」となっています。ちなみに、この2本の記事では「
終止符を打つ」が合計4回登場しており、かなり終止符を打ちたがっている内容となっています。
「スマホ電話SIM フリーData」は、月額1638円で200kbpsのデータ通信、30秒20円の音声通話が利用できるSIMカード。日本通信はデータ通信が無料とうたっていますが、利用者から見れば、月額1638円に使い放題の200kbps通信が含まれた音声通話可能なSIMカードとなっています。標準SIM、MicroSIM、nanoSIMをラインナップ。
ドコモのFOMA網に対応し、料金に無料通話分はありません。5カ月間の利用が条件で、5カ月内での解約には8000円かかります。
なお、高速通信を利用する場合、月額1638円を追加して3GB分のデータ通信がオプション追加できます。一時的に使う場合は、100MB315円から利用可能。オプション利用時はXi(LTE)も利用できます。
このほか、「携帯電話SIM」は、音声通話とSMSに用途を絞ったもの。以前利用していたフィーチャーフォンの再利用を想定したもの。標準SIMとMicroSIMに対応。こちらはいずれも毎月の利用料金の中に無料通話分を含みます。プランSが月額1354.5円、プランMが月額2404.5円、プランLが月額3895.5円。