球体関節人形の生みの親。ハンス・ベルメールの制作したフェティッシュな人形がある奇妙な風景
ドイツ出身のシュールレアリスト、Hans Bellmer(ハンス・ベルメール)(1902〜1975年)さんの作品をご紹介します。Hans Bellmer(ハンス・ベルメール)さんは球体関節人形の制作者としてとても有名ですね。実際、球体関節人形が制作されたのは、ベルリンのカイザー・フリードリヒ美術館にて展示されていた16世紀のドイツの球体関節を持った木製の人形にインスピレーションを得たとされています。彼が独自に解釈し、芸術として表現することで球体関節人形が生まれたと言ってよいでしょう。日本では澁澤龍彦さんが紹介したことで多く知られることになり、多くのアーティストに多大な影響を与えることになりました。
「人間の身体は、字謎遊びの文章に似ている。そこでは無限に繰り返される字謎遊びによってその真の意味を再創造するために、文章はばらばらにされるのである」
(『肉体の無意識の小解剖あるいは、イメージの解剖』 1957、パリ)
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ハンス・ベルメール
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