男「変なリモコンもらった」
- 1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/21(木) 18:29:25.16 ID:SOVYxpId0
- 男「あ…ありのまま起こったことを話すぜ!」
男「俺は今朝いつものように公園を散歩していると綺麗なお姉さんを発見したんだ
お姉さんが転びそうになったところを助けたらお姉さんは『パーティーの為の服が汚れなくてよかったです』
と言ってお礼にリモコンをくれた」
男「な…何を言ってるのかわからねぇと思うが俺も何でこんな物わたされたのかわからねぇ」
友「リモコン…ね」
男「つってもボタンが赤と青と緑しかないんだけどな」
友「捨てろよ」
男「お姉さんの形見だぞ!?」
友「死んでねぇだろうが」 - 2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/21(木) 18:32:17.74 ID:SOVYxpId0
- 友「とりあえずボタン押してみたら?」
男「そ、そうだよな」
ポチュ
男「変な感触…うぇ」
友「………お、おい」
男「ん?」
友「…おまえ……その背中の」
男「背中?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
友「あ…ありの……まま……おこった…ことを……」
男「俺の背中に羽が生えた?!」
友「お前天使だったのか!」
男「俺天使だったんだ!」
男・友「「で、コレ何?」」 - 3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/21(木) 18:36:26.95 ID:SOVYxpId0
- 友「その翼動くの?」
男「どうやって?」
友「そりゃ……背中の筋肉を動かす感じじゃないの」
男「そんな某SAOみたいに」
友「言っちゃってるって、で?結局どうしてこうなった?」
男「えっと…この緑のボタン押したら」
友「もう一回押してみろ」
男「何故?!もうワンセット翼が生えるのか?!」
友「欲しいのかよ」
男「できれば黒い堕天使的なのを」
友「厨二かよ!」
男「では、押します、ぽちっとな」
ポチェ
男「スライムみたいな感覚」
友「あ、翼消えた…けど」 - 4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/21(木) 18:39:15.55 ID:SOVYxpId0
- 男「腕が生えた……だと」
友「キモイキモイ!いいからもっかいおせ!」
男「お、おう!」
ポチッ
男「あ、ボタンだ」
男「腕も消えたし翼も生えていない………戻った?」
友「……」
男「友の口が鳥みたいに硬質な光沢のある物体になっている?!」
男「お前どうした」
友「……」スッス
男「り、リモコンがどうかしたか?」
友「……」ヒトサシユビタテ
男「も、もう一回押せと?」
友「カー!」b
男「わ、わかったから鳴くなうるさい」
モニュ
男「あ、…おぱーい」 - 5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/21(木) 18:42:09.84 ID:SOVYxpId0
- 男「さて、友のくt………」
友「直ったな」
男「な、なおりましたね…」
友「で?翼でも生えている?」
男「えっと……西瓜が二つ実ってます」
友「……」シセンムネ
男「……」ジーーーー
友「なぁ」
男「なに?」
友「俺が視線お前に戻してお前が俺のこの西瓜見てたら包丁で刺していい?」
男「……だめ」
友「変態!」
ドゲシッ
男「こはっ!」 - 6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/21(木) 18:44:11.61 ID:SOVYxpId0
- 友「もういい、リモコン貸せ!」
男「あ、ちょ!そのままでいいんじゃね?!一生!」
友「えっと、緑っと……ぴっと」
プニッ
友「あぁ…確かにリモコンの感触じゃないな」
男「ファーーーーーーーーー!」
友「あ?……あれ?お前顔でかくなってね?」 - 7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/21(木) 18:47:38.56 ID:SOVYxpId0
- 友「そういえば部屋も…リモコン………もでかく」
男「よ、よよよよ、ロロッロロロロロロロロ」
友「お、おい…男……まさかよ」
男「ロロロロロロロロロロロロオオオオオオオオ」
友「うるせぇ!!!」
バシッ
男「アリガトウゴザイマスッ!!」ヘナッ
友「か、鏡鏡!」トテトテトテ
━━━
━
友「……えっと、耳?フサフサ…尻尾?…モフモフ…胸は」トゥルン
友「ふんっ!」
パリンッ!
友「…あれ、なんで私気にしてんだろ…ん?私……じゃない!俺だ!俺は俺、俺は私で私は俺…で」 - 8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/21(木) 18:50:12.11 ID:SOVYxpId0
- オトコーーーー
男「幼女の声!?」バッ
キツネ耳幼女「おとこーーーー」トテトテトテ
男「……これは!?」カッ
キツネ耳幼女「ど、どうしよう俺…じゃない私……じゃなくて俺!」
男「…あぁ、わかってるよ」キリッ
キツネ耳幼女「てか俺の名前変わってるんだよ、どうかしてくれよ!」
男「大丈夫、俺が養ってやる、一生」
キツネ耳幼女「いやだぁあああ俺には彼女がいるんだぁああ」
男「百合か…最高だ」キリッ - 10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/21(木) 18:54:14.34 ID:SOVYxpId0
- キツネ耳幼女「うるせぇ!」
バギッ
男「 」
キツネ耳幼女「は!リモコン」
キツネ耳幼女「戻れ、戻れ戻れ戻れ!!」
カチッ
「…………」
「……手は…ある、耳は…ない、胸は……ない、尻尾は……ない、
目は見える、喋れる、匂いがわかる、音も聞こえる…声は元の俺の声だ…鏡!」
友「…俺だ!」
- 12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/21(木) 19:00:24.61 ID:SOVYxpId0
- 男「あ、友~もどれたか~?」
友「あぁ、たすか……!!?!?!?」
男「ど、どうした…」
友「お前…か、顔…あ、足は?!」
男「あ?何言ってんだよ」
友「か、鏡見ろよ……」サササ
男「なんで避けるんだよ…まったく」チラッ
男「ア……アァ…イ…イガァ…ギャァァアアアアィィイイイイイイイイイ!!!」
男「り、リモコン!リモコン貸してくれよ!早く!早くしろよぉ!」
友「わ、わかったって!」
友(此奴、頭を髪つかんで持ってるし、足が片方骨むき出しで糸引いてなんで平然と歩いてられタンだよ)
ポチッ
━瞬きをした。
視界が真っ白になって、徐々に視界に天井が映りこんでくる。
- 13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/21(木) 19:06:15.71 ID:SOVYxpId0
- 右を向くと目の前にはティッシュが山盛りになって今にもあふれだしそうなゴミ箱があった。
左には薄い本が数冊とティッシュ箱の横に電子時計。
時刻は7:00、日付は11月10日。
男「あ、ジョギング行かないと」スクッ
『いって!ほぁぁぁあっぁ!角に小指ぶつけたぁあ!』
男「よいしょっと」
ピピピピピピ
男「あ、目覚ましなるんだった」
ガッ
男「いって!ほぁぁぁあっぁ!角に小指ぶつけたぁあ!」
男「うわぁああ!…そこまで痛くないけど声を上げなきゃダメな気がしてあげてるぅ!けど痛くないから声は押さえよう
お隣がさっきから壁叩いてるし」
男「…ん?デジャヴ」
男「あ、ジョギングいかないと」 - 14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/21(木) 19:09:04.52 ID:SOVYxpId0
- 男「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ」
男「あ、おはようございまーす」
老人「おはよぉう、今日もはやいねぇ」
男「日課ですから、では」
老人「おぉ若い若い」
━━
━
男「うっし、いいペース」
『大丈夫ですか?』
『あ、ありがとう、男さん』
『いえいえ、助けるのは当然ですよ』
男「ん?今何か」
キャッ!
男「!危ない!」 - 15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/21(木) 19:15:10.53 ID:SOVYxpId0
- 男「大丈夫ですか?」
女性「あ、ありがとうございます…助かりました」
男「いえいえ、綺麗な女性を助けるのは当然ですよ」
女性「あら、うれしい事言ってくれるじゃない」
男「いやはや」テレテレ
女性「そうだ、これ」スッ
男「…リモ…コン?」
女性「これはね、魔法のリモコンなの」
女性「青は世界、赤は過去、未来、緑は容姿。それぞれ想像しながらおしたらその通りになるの」
男「はぁ…そんなことが」
女性「ま、信じるも信じないのも自由よこれを上げるから試してみなさい」
男「ど、どうも」
女性「あ、それと、周りに誰もいないときに使いなさい。そうでないと他人をひどい目に合わせることになるわよ」
男「酷いこと…?」
女性「そう…たとえば━━━」
瞬間、俺の身体は凍りついた。
あまりにおぞましいことを耳元でささやかれた気がした。
- 16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/21(木) 19:20:17.95 ID:SOVYxpId0
- ━━━
━━
男「はっ!」
男「っ!……!」
五体満足の身体をみて一息、安堵のため息を漏らす。
男「そうだ!友!」
友「お、男……もとに戻って」
男「あ、あぁ…お前もどうもなってないか」
友「あぁ…五体満足体に異常はないみたいだ」
友「それよりこのリモコンやべぇよ、早く捨てようぜ」
男「いや、思い出したんだコレの事」
友「思い出すってなんだよ」
男「今朝のお姉さんが言ってたことだよ、俺はそれを忘れて…あれ、俺なんで忘れてたんだっけ」 - 17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/21(木) 19:25:34.23 ID:SOVYxpId0
- 友「まぁ、お前忘れやすいから別に驚かないけど」
男「そうだけど…」
友「…で、でよ?何を思い出したんだ?」
男「このリモコンの使い方」
友「え、なにそれ」
男「えっと、簡単に言えば、思い通りになるリモコン」
友「何それすごい」
男「青が世界、赤が過去と未来、緑が容姿。俺達が今まで押していたボタンだ」
友「あぁ、ひどい目にあった」
男「でもこれは具体的に想像して押さないとさっきみたいにおかしな見た目になるらしい」
友「おかしな……『私』」
男「てことでもう一回押そう。今度は想像して」
友「メンタル強いなおい」 - 18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/21(木) 19:28:16.17 ID:SOVYxpId0
- 男「てことで、お前思いついたか?」グヌヌヌヌ
友「あぁ…ばっちり…」フンヌ!
男「押すぞ!」
友「ばっちこい!」
パチェ
男「…実感ないな」
友「さっきまでと変わってなかったらどうする?」
男「ワンモア!」
友「やっぱお前すごいわ」
男「そろそろ目開けようぜ、瞑ってるのもつらい」
友「俺もうあけてるけど」
男「え……じゃあ変わってないの?!」
友「いや、お前の趣味に引いてる」
男「え」パチッ - 19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/21(木) 19:31:19.48 ID:SOVYxpId0
- 友「なんで俺の母ちゃんなの?」
男「………」
友「確かに見た目はJK並で胸もそこそこでかくて柔らかいがよ」
男「まて、なぜやわらかいと知っている」
友「親父が自慢してたのを母ちゃんが聞いて試しにもんでくれって言われて」
コメント一覧
-
- 2013年11月22日 23:21
- これのコンセプトは結局なんだったの?
-
- 2013年11月22日 23:42
- なんだよ飛び っ子のリモコンじゃねーのかよ
-
- 2013年11月23日 00:00
- 話の展開の仕方が飛び飛び過ぎて意味がわからん
これを面白いと思って書いてたの?こいつは
-
- 2013年11月23日 00:00
- 話の展開の仕方が飛び飛び過ぎて意味がわからん
これを面白いと思って書いてたの?こいつは