「先生、宿題はやったけど、犬が食べちゃったんです!」→本当でした
■宿題はチョコレートの塊だった
そんな言い訳が通用するのかと思ったりするのですが、事実なんだから仕方ないですよね。というわけでアメリカはコロラド州からのニュース。
写真のわんこはラブラドール・レトリバーのレジーくん。飼い主はペイトン・ムーディさん(13)です。ペイトンさんは科学の授業の課題として火山のモデルをチョコレートで製作したそうなのですが、それをレジー君が食べてしまったんだとか。しかも、彼はチョコレートに刺さっていたピン50本も一緒に食べてしまっていたのです。
■最後は手術で取り出し
事態に気づいたのは外出から帰ってきたペイトンさんの家族で、すぐに彼を動物病院へと連れて行きました。レジー君のレントゲン写真を撮ったところ、胃の中には彼女の宿題とたくさんのピンが写っていたそうです。↑写真の右側がそれですね。ほとんどのピンは内視鏡を使って喉から取り出すことができたのですが、どうしても一部のピンは胃に残ったままで、最後には手術をしなければならなくなりました。
幸いレジー君は術後は順調に回復しており、健康にもまったく問題はなかったそうです。CBSの取材に対しペイトンさんはこうコメントしています。
「レジーは良い子よ。まったく普通のね。」
ペイトンさんは接着剤を使って授業の課題を作り直し、今度は「A」をもらったそうです。良かったですね!
ちなみに、チョコレートの成分には犬にとって非常に有害なものが含まれているので、絶対に食べさせてはいけないそうですね。ネギやタマネギも同様ということで、犬を飼っている方は注意した方が良いんだとか。ペイトンさんにとっては、科学の授業よりも大事なものを学ぶ良い経験になったんじゃないかな・・・。
参考:「チョコレート中毒」を特捜せよ!~犬がチロルチョコを何個食べれば中毒になるか?~(はぐれ獣医 純情派)
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