アマゾンは大きくモデルチェンジした次世代Kindle Paperwhite を2014年第2四半期の早い時期に発売すると、リンク先 TechCrunch が報じています。初代Paperwhite は2012年10月、二代目にあたる現行モデルは2013年9月と、ほぼ1年間隔でのアップデートでしたが、次期モデルは少し早めに発売されるのかもしれません。
コードネーム Ice Wine と呼ばれる次世代モデルの目玉は、解像度が現行の212ppi から300ppi へ向上すること。競合するKobo Aura HD (265ppi、日本未発売)の方が解像度が高い状況でしたが、噂が本当であれば次世代モデルでは上回ることになります。
そのほか、非公式に試作品を目にしたと主張する TechCrunch によれば:
- ディスプレイとベゼルの段差がなくなり全面フラット化
- 筐体の素材をプラスチックからマットなガラスのような素材に変更しつつ軽量化
- より読書に適した専用フォント搭載
- 押した感覚のある物理ボタン搭載(ページ送りなどに使用)
- Kindle Fire HDX のような背面デザイン採用
- 電源ボタンは背面に移動(Kindle Fire HDX と同じ)
- 環境光センサ搭載
- ソフトウェアの大幅な変更はなし
なおTechCrunch は、以前から噂のあるアマゾン独自のスマートフォンについても、超ハイエンドモデルとエントリーモデルの2機種が開発中と伝えています。
Kindle Fire HDX の背面