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http://japanese.engadget.com/2013/11/25/1day-24-980-30mb-16kbps/


ドコモがパケット定額「海外1dayパケ」発表。24時間980円〜、30MB超で16kbpsに通信制限(更新) - Engadget Japanese


​NTTドコモは、海外旅行者向けに、30MB使うと16kbpsに通信制限がかかる一方、24時間単位で定額利用できる 「海外1dayパケ」を12月2日から開始します。通信料金は韓国で980円/24時間、英国で1280円/24時間、米国1580円/24時間。ドコモでは、2013年度内にも海外でLTEを使った通信サービスを提供する予定です。

ドコモでは、海外でのパケット通信サービスとして、自動適用される海外パケ・ホーダイを提供しています。日額提供の海外パケ・ホーダイは、約24.4MBまで日額1980円、以降、日額最大2980円。こちらは自動適用となる一方、日本時間で通信料金がカウントされます。例えば、渡航先に到着して朝7時でも、日本時間23時の場合、1時間しか利用できなくても日額料金が発生します。

海外1dayパケは、事前に利用申し込みが必要で、アプリを利用して、利用開始のタイミングをユーザー側で決められるので、夜に到着して翌日から使う、といった利用が可能です。また、通信料金は国や地域によって、980円、1280円、1580円の3つのプランがあり、海外パケ・ホーダイよりも安価に設定されています。

なお、30MB使うと、まさかの送受信最大16kbpsにまで制限がかかります。ただし、利用再開を行うと、24時間980円〜と同じ料金がかかる一方で、追加チャージが可能です。利用する場合は、Xi やFOMAの音声契約が必要で、データ通信プランのユーザーは利用不可。ドコモショップやMy docomoなどを通じて事前に利用申し込みが必要です。

世界94の国と地域が対象。大まかにいうと、東アジアや東南アジアは24時間980円、欧州や中国が24時間1280円、米国や中東、ロシア、ブラジルなどが24時間1580円となっています。海外パケット通信ローミングの相手国は、海外パケ・ホーダイと同じです。

ドコモのAndroidスマートフォンやタブレットで利用可能。iPhoneには現時点で非対応です。利用開始後24時間経過したり、30MBを超えた場合にSMSで通知。12月から、抽選で5000円分のギフトカードが当たるキャンペーンが始まります。

ドコモでは30MBで通信制限がかかることについて、広報部では、「海外パケ・ホーダイの利用状況を見ると、利用者の多くは30MBに収まっています。申し込みが必要ですが、お安く利用できるのではないでしょうか」と話しています。

ただし、このサービスは事前に申し込みが必要で、24時間30MBで仮に通信制限がかかった場合、ベストエフォートで最大16kbpsという、ワイヤレスブロードバンド大国の旅行者としては限りなく通信が止まって見えるレベルにまで速度が落ちます。チャージすると24時間30MBで同じ金額がかかるため、もっとしっかり使いたいユーザーは、申し込みの手間はあるものの、渡航者向けレンタルWiFiルーターや、現地のプリペイドSIMカードを購入するといった別の選択肢もありそうです。