モバP「はぁ…まゆとラブラブな関係になりたいなぁ…」
- 1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 19:46:55.52 ID:QevjdFtj0
-
ちひろ「……プ、プロデューサーさん? 何を洒落にならないこと事務所で言っているんですか…?」
P「え…あれ? もしかして、口に出ちゃってました!?」
ちひろ「思いっきり聞こえてますよ! もう、やめてくださいよね…」
ちひろ「万が一にでもそんなセリフをまゆちゃんが聞いたら、それこそ冗談で済まされないんですから」
P「で、ですよね……こんな事まゆに聞かれたらまた怒らせちゃいますしね…」
ちひろ「……ん?」
P「……え?」 - 2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 19:47:25.37 ID:QevjdFtj0
- ちひろ「あ、いえ、たぶん聞き間違えなんで気にしないでください」
ちひろ「…というかPさん、貴方まゆちゃんのこと好きなんですか…?」
P「まゆが好きか、ですって……? ちひろさん、何を当然な事を聞いているんですか?」
P「まゆですよ!? 佐久間まゆ!?」
P「この世に舞い降りた天使である彼女の事を好きじゃないわけないじゃないですか!」
ちひろ「……え、えーと…それはアレですよね? こう、アイドルとして……って事ですよね?」
P「ハァ? 何を言っているんですか? 一人の女性として愛しているに決まっているじゃないですか?」 - 3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 19:48:02.77 ID:QevjdFtj0
- ちひろ「いや…いやいやいやいや! あ、あのですねプロデューサーさん、自分が何を言ってるか解ってます?」
ちひろ「You=プロデューサー。Mayu=アイドル。アンダスタン?」
P「そんなことは百も承知です!でも愛と仕事どちらを選ぶのかと言われれば俺は迷わず愛を選びます!」
P「もし許されるのなら…まゆには世界中の人々に愛されるトップアイドルじゃなくて、ただ一人俺だけのアイドルになって欲しいんです…ッッ!!」
ちひろ「ううっ……社会人としては圧倒的にダメな思考ですが、そこまでハッキリ言われると逆に男らしい…」
ちひろ「それにしても、まさかPさんがそこまでまゆちゃんの事を好きだったなんて思いもしませんでした…」
ちひろ「あれ? でも、それじゃあ事の是非はともかく、なんでまゆちゃんはまだアイドルしてるんですか?」
P「……は?」
ちひろ「……え?」 - 4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 19:48:07.32 ID:yZeVlgGlO
- これはアカン
- 5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 19:48:54.07 ID:QevjdFtj0
- P「ちひろさん、何を言ってるんですか?」
ちひろ「いや、だってそこまで言うくらいなんですから、もう告白しちゃえばゴールインなんじゃ…?」
P「……ハァ。ちひろさん、常識的に考えてください」
ちひろ「プロデューサーさんに常識的になれって言われた!? というか物凄い呆れ果てた顔で溜息まで!?」
P「いやいや、だってちょっと考えれば解ることでしょう?」
P「俺がまゆに告白だなんて…そんなことできるわけがないじゃないですか……」
ちひろ「え?それはやっぱり仕事上の関係があるから…? あれ、でも先刻はそれでもって……」
P「そういう問題じゃありません、もっと根本的な問題ですよ!」
P「いいですか、ちひろさん。考えてみればすぐに解るじゃないですか…なんせ――」 - 6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 19:49:26.57 ID:QevjdFtj0
-
P「俺はまゆに心底から嫌われているんですから!!??」(血涙
ちひろ「…………あ”?」
- 8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/27(水) 19:52:23.84 ID:QevjdFtj0
- P「くそぅ!どうして……どうして俺はこんなにもまゆに嫌われてしまったんだ…チクショウ!!」
ちひろ「……いやいや。いやいやいやいや。ちょ、ちょっと待ってくださいよプロデューサーさん」
ちひろ「えっと……誰が、誰に嫌われている、ですって?」
P「ですからぁ! まゆが、俺の事を、嫌っているんです!」
P「こんなの見ていればすぐに解ることでしょう! 傷を抉らないでくださいよ!?」
ちひろ「Pさん……あの、日頃の激務でお疲れなんですか? それとも病気に罹って……主に脳の」
ちひろ「……っ!? それともスタドリの摂取量がついに臨界値に!?」
ちひろ「いいえ、予測ではあと一年は持つはず…もしくはAPとの併用がマズかったのか…」ブツブツ
P「…? 仰ってる意味はよく解りませんが、身体の方は至って健康ですよ?」 - 9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/27(水) 19:54:11.37 ID:QevjdFtj0
- ちひろ「じゃ、じゃあなんでそんないきなりワケの解らない事を言い出すんですか!?」
P「いや…だって、見てれば解るでしょう? まゆは明らかに俺の事を嫌ってるじゃないですか?」
ちひろ「見ただけでまゆちゃんが貴方にデレまくってるって解るから言ってるんじゃないですか!!」
P「まゆが俺にデレてるって……ちひろさん、事務員だからって妄想も程ほどにしておかないと危険ですよ?」
ちひろ「むきーっっ!! じゃ、じゃあプロデューサーさんはまゆちゃんの何を見て嫌われてるって言うんですか!?」
ちひろ「というか、まゆちゃんの普段の言動からどうしてそういう結論に至ったのかがまったく意味不明なんですが…」
P「何を見てって言うか…常日頃の言動を見る限りそうとしか思えませんよ」
P「というか、まゆがこのプロダクションに入った時から嫌われてましたしね」
ちひろ「ハァッッ!?」
P「あんまり思い出したくは無いんですけどね……あれは確か……」 - 10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 19:56:02.53 ID:QevjdFtj0
- まゆ『佐久間まゆ、です……これからこのプロダクションでお世話になりますので、よろしくお願いしますねぇ』
P『(ドキーンッ! な、なんて可愛い子なんだ……も、もしかしてこれが……恋!?)』ヒトメボレ
まゆ『あのぅ…Pさん、ですよねぇ?』
P『ん、ああ、ゴメン。ぼーっとしちゃって……あれ、けどなんでまだ名乗っても無いのに俺の名前を……?』
まゆ『フフフ…Pさんが覚えてないのも無理はないですけどぉ…私達、一度お会いした事があるんですよぅ?』
P『え、ええ!? い、いったい何処で…?』
まゆ『フフフ…それはぁ……今はヒミツ、です。でも、いつかお話してあげますね…フフフ』 - 11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 19:56:59.93 ID:QevjdFtj0
- P『(ど、どういうことだ……こんな可愛い子に、顔を覚えられるような何かをしたのか…俺が?)』
P『(……ハッ!? も、もしかして、俺は知らぬ間にこの子を傷つけるような真似を以前どこかで!?)』
まゆ『まゆ、Pさんにプロデュースしてもらう為に来たんですよぅ』
P『(まさかこの子……俺に復讐するためにわざわざこのプロダクションに入ったのか!?)』
まゆ『うふ…ステキですよね…これって運命? ねぇ、貴方も運命…感じますよね?』
P『(運命を感じるかだって……いや、違う。これはきっと思い出せって事か、俺の犯した過ちを!?)』 - 12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 19:57:48.40 ID:QevjdFtj0
- まゆ『うふ…まゆの事、可愛がってくれますかぁ?』
P『(俺が犯した過ちを思い出し、罪の重さを自覚させた上で復讐を遂げる……それまではずっと傍で監視するって事なのか…?)』
P『あ、ああ……勿論だ。俺に出来る事なら……なんでもする。きっと償ってみせる……』
まゆ『…償う? えっと…よく解りませんけど、まゆのこと、トップアイドルにしてくれますかぁ?』
P『あ、ああっ!当然だとも、それが君の願いなら俺はこの身を犠牲にしてでもきっと叶えてみせるからな!』 - 13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/27(水) 19:59:15.16 ID:QevjdFtj0
- P「――と、言うような事がまゆがプロダクションに入る際にありまして」
ちひろ「……いや、どうしてその会話の流れから、まゆちゃんがプロデューサーさんに復讐する為にここに来たみたいな話になるんですか?」
P「え? だ、だってあんな思わせぶりな態度……きっと何か止むに止まれぬ事情があるに決まってるじゃないですか!」
ちひろ「まゆちゃんが、以前どこかでプロデューサーさんに一目惚れして、わざわざこのプロダクションに来たって可能性は?」
P「……ハァ? あのねぇちひろさん、一目惚れだなんて漫画じゃないんですから……」
P「ましてやあんな可愛い子が!? こんなオッサンに!? その為だけに上京までして!?」
P「……ハッ! ありえませんね。そんなファンタジー!」
ちひろ「なんか過去に重いトラウマでも抱えてんでしょうか、この人……」 - 17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/27(水) 20:01:38.13 ID:QevjdFtj0
-
ちひろ「……あー、ところで話は変わりますがプロデューサーさん、まゆちゃんって元々は仙台で読モをしてたって言ってましたっけ?」
P「え? そうですよ。ちなみにまゆが載った雑誌は出版社に直談判してバックナンバーまで全て揃えましたが?」
ちひろ「仙台といえば、まゆちゃんが入ってくる前、なんか結構な事件に巻き込まれましたよね、プロデューサーさん」
P「ん……ああっ!そういえばありましたよね、いやぁアレは本当に大変でしたよ」
P「なんせ道を間違えて路地裏に入ったら、女の子が悪漢にさらわれかけていたんですもん。怖い話ですよねぇ」
ちひろ「それで、確かプロデューサーさん。その悪漢共を全て薙ぎ倒したんですよね?」
P「いや…だって、見捨てられないじゃないですかそんなの?」 - 18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 20:02:09.34 ID:QevjdFtj0
- P「ああ、思い出した思い出した。確かその時、保護した女の子に俺の上着を着せてあげたんですけどね」
P「けど、上着の中に免許書ごとサイフを忘れちゃって…あの時は難儀しましたよ……」
P「でもその後、お礼の手紙と一緒に上着もサイフも無事に戻ってきたんで良かったんですがハハハ」
ちひろ「……まぁ、色々と細かいツッコミは省きますが…その助けた女の子の顔って見ました?」
P「いやぁ、それが暗くてよく見えなくて……でも雰囲気からなにかティンと感じるものはあったので、おそらく凄い美人じゃないかなー」
P「まぁ、さすがにその場でスカウトするわけには行きませんでしたけどねハハッ」
P「けど、お礼の手紙も匿名だったんですけど『きっと逢いにいきますね』って書いてたんで」
P「その時は改めてスカウトしてみるのもいいかなー、なんて!」
ちひろ「ハ、ハハハ……ソウデスネー」 - 19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 20:04:31.40 ID:QevjdFtj0
-
ちひろ「…うぅむ。まぁ、そこはまゆちゃんもそこは秘密にしているみたいですし、もうこれ以上追求しませんが…」
ちひろ「けど、それにしたって勘違いが過ぎるでしょう、プロデューサーさん!」
ちひろ「初対面の印象に関してはまぁ全然納得はしていませんが、この際置いておきます」
ちひろ「けどその後の、普段のまゆちゃんを見てればそんなの誤解だって普通気づくもんでしょう!?」
P「な、何を言ってるんですかちひろさん。その後のまゆの態度もどうみても俺を嫌っているようにしか見えないじゃないですか?」
ちひろ「だかコメント一覧
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- 2013年11月27日 23:52
- なにこのプロデューサーめんどくさい(呆れ)
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- 2013年11月27日 23:54
- 初めてちひろに同情した
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- 2013年11月27日 23:58
- このPはもう病院につれてかなきゃいけないと思うの
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- 2013年11月28日 00:00
- 完全に沼
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