戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52146466.html


心揺さぶる、心臓がギュっとする。世界25の印象的な写真 : カラパイア

RSS速報

0_e6

 ここにあげられた30枚の写真は、見た者に何かを強く訴えかけるものばかりだ。その一つ一つが、こちらに向けて何らかのエネルギーを放っていて、見る人の心を揺さぶってくる。そこには、当時を生きる人々の間に起こった、最良で最悪な瞬間が切り取られているのだ。

 これらの写真は、"この世界ではいつでも、もう少しだけ「愛情」と「寛容」、そして「理解」と「思いやり」を必要としている"ことを私たちに伝えてくれるだろう。
スポンサードリンク

1.飢えた少年と宣教師

1_e10



2.恩師の葬儀で涙を流しながらバイオリンを奏でる少年

4_e3

 恩師の葬儀でバイオリンを奏でる12歳のブラジル人、ディエゴ・フラザン・トルクァート。故人となった彼の恩師は音楽を通して、この少年を貧困と暴力から脱出する手助けをした。


3.心臓外科医ズビグニェフ・レリガによる心臓移植手術

3

23時間にも及んだ大手術は無事成功した。手術室の隅で彼の助手が眠っている。


4.父と息子

3_e8



5.置き去りとなったピアノを弾くロシア兵

6_e4

1994年、チェチェン共和国


6.兄弟が殺害されたことを知った直後の若い男性

7_e4



7.宗教の壁を越えて

8_e5

 2011年半ばに起きたカイロ蜂起(エジプト革命)の際に、礼拝中のイスラム教徒を守るキリスト教徒。


8.弱きものに救いの手を

9_e4

 2009年、オーストラリア ビクトリア州で発生した破壊的な森林火災の際にコアラに水を与える消防士。この火災は現地で"暗黒の土曜日"と呼ばれている。


9.娘との再会

10_e3

 7ヶ月間に及ぶイラクでの治安維持活動の後、ついに愛娘と再会したテリー・グローラ。


10.命をつなぐ食糧

11_e2

 イド・アル=フィトル(イスラム教の祝日。断食の終了日)が来る前に、モスクの外で無料の食料配布を待つホームレスのインド人男性達。インド、ニューデリー市。


11.自らの命で大勢の人間を救った犬

12_e2

 優れた探知犬だったザンジアは、1993年3月にムンバイで起きた連続爆弾テロの際に3,329kgを超えるRDX爆薬、600個の起爆装置、さらに249個の手榴弾に加え6406発の実弾を突き止め、数千人もの命を救った。その後2000年に亡くなった彼は、人々から最大の敬意を払われつつ埋葬された。


12.落ちていく男性

13_e1

 2001年9月、米、ニューヨークでおきた9.11アメリカ同時多発テロ事件の渦中、ワールドトレードセンターから飛び降りた男性。


13.アルコール依存症の父親とその息子

14_e0



14.火星の夕焼け

16_e0



15.タバコを吸うロマの少年

17_e0

 南フランスのペルピニャン市、サンジャックのロマコミュニティにて。2006年の大晦日の行事に参加する5歳のロマの少年。サンジャックでは小さな男の子が喫煙するのはよく見られる光景だ。


16.全てを失った青年の絶望

18_e0

 絶望のあまり両手に顔をうずめる29歳のHhaing The Yu。ミャンマーの首都ヤンゴン市(旧ラングーン)近郊にあった彼の家は跡形も無く崩れ、追い打ちをかけるように雨が降り始めた。2008年5月、サイクロン・ナルギスはミャンマーの南部を襲い、数百万もの人々をホームレスにさせ、10万人以上の命を奪った。


17.亡き飼い主の墓を離れない犬

19_e0

 飼い主が眠る墓に座る犬のレオン。故人は2011年にブラジル、リオデジャネイロ市近郊で大規模な地滑りに遭って亡くなってしまった。レオンがここに座り込みを決めてから2日目の写真。


18.戦友だった戦車を探し求めて

21_e0

 かつて第二次世界大戦でソ連軍の戦車兵を務め、その後退役した老人は、共に戦火をくぐり抜けた戦車を探し続けていた。そして今日、彼は彼と同じように年を重ねてロシアの小さな町でモニュメントになっていた"戦友"との再会をついに果たしたのだ。


19.津波の後

23_e0

 巨大地震とその後に襲ってきた津波で漂着した残骸の中に座る女性。2011年3月、日本、宮城県名取市。


20.隔たれた壁の上で

24_e0

 カトリックの妻とプロテスタントの夫の墓。1888年、オランダ。


21.愛犬は生きていた

25_e

 2012年3月、アメリカを襲った竜巻はアラバマ州にあったグレッグ・クックの家も壊してしまった。だが彼はボロボロになった家の中に愛犬ココを見つけ、しっかりと抱きしめたのだった。


22.神に祈る

27_e

 1943年7月、ロシア、クルスク市。"クルスクの戦い"に備えるソ連軍の兵士。


23.猫は俺が守る

28_e

 インドのカタック市で2011年に起こった大洪水の中、頭上に乗せた籠を使ってバランスをとりながら無数のはぐれ猫達を救った勇気ある村民。


24.米兵にお茶を勧めるアフガニスタン人の男性

29_e



25.我が子を探し求めて

30_e

 消えた我が子を探し続ける親達。ひたすら子供との再会を願う親達の中には70代になる人々もいるだろう。

via:photovide・原文翻訳:R

▼あわせて読みたい
ピューリッツァー賞を受賞した10枚の報道写真とその背後にあるストーリー


「言葉はいらない」 ワンショットで千の言葉を伝える印象的な30枚の写真


2011年 記憶に残る動物たちの印象的な写真「Best Animal Photos Of 2011」


この記事をシェア :    
この記事をシェア :    

おすすめ記事

Facebook

カラパイア 簡単投稿フォーム

コメント

1

1. 匿名処理班

  • 2013年11月27日 20:47
  • ID:wHFJmSxL0 #

やはり映像の伝える力はすごいね

2

2. 匿名処理班

  • 2013年11月27日 20:49
  • ID:Vlez.tcv0 #

犬の葬儀の写真赤い粉?みたいなので血を流してるのかと思った…

3

3. 匿名処理班

  • 2013年11月27日 20:49
  • ID:OubhORVg0 #

二枚目が美しい

4

4. 匿名処理班

  • 2013年11月27日 20:49
  • ID:wSreydUH0 #

911がヤバいな 俺ならどうしたろう

5

5. 匿名処理班

  • 2013年11月27日 20:50
  • ID:i17G32C40 #

犬は料理かと思った

6

6. 匿名処理班

  • 2013年11月27日 20:56
  • ID:T9uIARqRO #

17番目のやつ2011年が20011年になってる
911のビルから落ちる人の写真はいつ見ても衝撃的だ

7

7. 匿名処理班

  • 2013年11月27日 21:00
  • ID:lk0mlmQ30 #

パルモよ
俺はこの写真を見て言葉も出ない。
ありがとう
ぐらいしかな・・・

8

8.

  • 2013年11月27日 21:06
  • ID:g4mOb6Dt0 #
9

9. 匿名処理班

  • 2013年11月27日 21:08
  • ID:HR1ThyWC0 #

犬すごいな
武装グループまるまる摘発したようなもんじゃん

10

10. 匿名処理班

  • 2013年11月27日 21:13
  • ID:ekAvOtLH0 #

俺は大穴的だけそ、コアラに水を飲ませてる画像が胸熱だな

11

11. 匿名処理班

  • 2013年11月27日 21:14
  • ID:u34WGjUi0 #

尊い犠牲で、多くの命を救ったことはとても素晴らしいんだけど、どうしても犬を騙して結果的に死に追い込んだみたいでやり切れないんだ...

12

12. 競馬

  • 2013年11月27日 21:18
  • ID:Imn1H6bx0 #

言葉が出ない・・・

13

13.

  • 2013年11月27日 21:20
  • ID:WDYaZc3d0 #
14

14. 匿名処理班

  • 2013年11月27日 21:27
  • ID:jz.DiWSd0 #

見ると涙が出てくる写真があるな…

15

15. 匿名処理班

  • 2013年11月27日 21:36
  • ID:B.mBOygh0 #

amazarashiの辻褄合わせに生まれた僕等が頭に流れた

この写真達を見た記憶を持ってみんなはどこに行くんだろう

16

16. GoN

  • 2013年11月27日 21:41
  • ID:y5sM0JGh0 #

津波の女の子の写真、震災の直後に東京で、新聞の紙面で見た。
世界有数の文明を誇る国の、この時代を象徴するような容姿の
女性が、そんな誇りも生活もむしり取られて文字通り「号泣」
している。なんちゅうえげつない写真を撮るんだ、こんなこと
出来るのは外国人だろう、と怒りに震えた。撮ったのは日本人
だったと後で分かったんだけど。そして、自分にも日本人として
なにがしかの「誇り」のようなものがあったのかもしれん、と
気づかされた。そういう意味で、深く心に刻まれる写真だな。

17

17. 匿名処理班

  • 2013年11月27日 21:43
  • ID:26XFOYhZ0 #

3番目の3時間にも及んだ大手術は確か17時間位時間が掛かったんじゃなかったかな

18

18. 匿名処理班

  • 2013年11月27日 21:50
  • ID:2sebA1sv0 #

半分くらいは過去に見た事があるけど、やっぱいい画像は何度見てもグッとくる。
辛さの中にちょっとした希望が見えたりするとホッとするけど、
絶望しか見えない画像は、言葉にならないね…

19

19. 匿名処理班

  • 2013年11月27日 22:40
  • ID:CT.kOGyf0 #

言葉が出ないな
美しいのもあれば切ないのに悲しいの
どれもが言葉に出来ん感情になった

20

20. 匿名処理班

  • 2013年11月27日 22:43
  • ID:7c5cuQ1F0 #

1のインパクト強すぎで後が霞む

21

21. 匿名処理班

  • 2013年11月27日 22:45
  • ID:3m3PAPCD0 #

コアラに水を飲ませてるだけじゃなくて、
彼を安心させるために手を握ってあげてるんだ。

22

22. 匿名処理班

  • 2013年11月27日 22:47
  • ID:VlnSln1D0 #

22のクルスクの兵士かっこ良すぎ

23

23. 匿名処理班

  • 2013年11月27日 23:10
  • ID:juwB6F1K0 #

18が一番ぐっときた。でもどれも凄いし、素晴らしいね

※11 探知犬ザンジアが仕事中の事故で亡くなったと思ってるのなら、死因は病死だから安心?してくれ

24

24.

  • 2013年11月27日 23:28
  • ID:GHeq5inM0 #
25

25. 匿名処理班

  • 2013年11月27日 23:32
  • ID:.ucb.60y0 #

どれもいいというか、グッと来る写真だね。

3はまさに「燃え尽きた……真っ白にな……」って感じで、長時間の手術で疲れきったのが分かるなぁ(特に後ろの助手)。

イスラム教徒を守るキリスト教徒は、なんとも感慨深い。
宗教、宗派対立でいざこざが絶えない世の中、そういうことがなくなればいくらか世の中平和になるどろうに……。
イスラムとキリストは発祥の祖が同じなだけになおさら。

お名前
※投稿されたコメントはブログ管理者の承認後に公開されます。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
記事検索
月別アーカイブ
スマートフォン版
スマートフォン版QRコード
「カラパイア」で検索!!
最新記事
スポンサードリンク
おすすめリンク集