マスコミの取材で、陸上自衛隊が海外で長年「スパイ活動」をしていたと報じられています。
画像:【陸上自衛隊】
http://www.mod.go.jp/gsdf/eae/1d/html/6-2-1-32i.html
27日、「共同通信」による陸上幕僚長経験者、防衛省情報本部長経験者複数人への取材により、陸上
自衛隊の秘密情報部隊「陸上幕僚監部運用支援・情報部別班」(通称:別判)が、冷戦時代から首相や
防衛相(防衛庁長官)に知らせずに”独断”でロシア、中国、韓国、東欧などに拠点を設け、属する自衛官
が身分を偽装したスパイ活動で情報収集などをしてきたことが明らかとなったとのこと。
自衛隊の最高指揮官は首相であり、防衛大臣の指揮・監督、国会のチェックなしに自衛隊が海外で活動
することは文民統制(シビリアン・コントロール)に大きく逸脱するもので、自衛隊の「スパイ活動」が事実で
あれば、今後、大きな問題として取り上げられることになります。
しかし、27日の夜、小野寺五典防衛大臣はこの報道に対し、
「陸幕長に過去と今、そのような機関があるのかという確認をしたが、ないという話があった」
と語り、自衛隊の別班の存在を否定しています。
今回の件に【ネットの声】は・・
- 冷戦時代からって・・ 国家レベルの秘密やな
- 複数関係者の証言があるんだろ?
- 幹部から取材しているんだろうし、ウソってことはないんじゃない?
- ただのガセネタなのか隠ぺいなのかハッキリして欲しい
- このタイミングでこういう話が出るのは「特定秘密保護法」との絡みか?
- スパイ活動には感心したけどやっぱ色々と問題はあるよなぁ
- 取材に応じた自衛隊幹部らは何で秘密をばらしたの?
- むしろ安心した
- 文民の監視下にない状態では戦時中の秘密警察とか特高警察みたいになる怖さがあるよ
- 真相は闇の中
などがあるようです。
真相はまだわかりませんが、海外ではスパイ活動している国は結構ありますね。
なお、政府は今年5月、自衛隊ではありませんが、スパイを育成していく方針を打ち出しています。
(詳しくは下の関連記事からどうぞ)
「スパイ活動を認める」って只の後付。