『週刊少年マガジン』連載、「UQ HOLDER！」のStage.13　負けられない
地上げ屋の実力行使を阻止するため教会にやって来た刀太たち。夏凛ちゃんはスラム街の現状を語ります。「ネギま！」の終盤、130余年の眠りから帰った明日菜は魔法が浸透した世界を見て繁栄を感じただろうけど、その裏側ではこのような事態になっていたのですね。
応対するのはシスターの春日美柑さん！　そのざっくばらんとした性格からどうしたって春日美空の子孫としか思えません。真相は不明でも過去の登場人物との関係が予想されるキャラの登場は、ワクワクせざるを得ませんね。

地上げ屋から正当な価格で立ち退きを求められても近所の子供たちの面倒も見ていることから放ってはおけない。だから拒否し続けてきたものの、実力行使に出てきたのでUQホルダーを呼んだというわけ。
そんなタイミングで攻撃してきたのは金で何でも請け負う"瓦礫屋"。巨体を活かした攻撃はもちろん、圧縮空気をボール状にして投げつけるのが厄介です。子供たち目掛けて放たれた空気を身を呈して助けたのは構成員たち。

ちょwww　ザコの皆さんってwww
何気にひどいこと言うな、九郎丸は。まぁそうなんだけど！　OVA「ジャイアントロボ」で"衝撃のアルベルト"からの攻撃を身を呈して阻んだ世界警察機構のザコの皆さんを思い出したよ。

刀太も戦おうとする中、いち早く駆け出した夏凛ちゃん。このような空中を舞う姿が絵になります。「ラブひな」「ネギま！」だったらここでパンツを見せるのが定番だろうけど、全く見せないのがこの漫画。作者の意気込みが感じられます。
強烈なパンチが顔面に決まった！　と思ったら全然動じてない夏凛ちゃん。

これが夏凛ちゃんの不死の秘密？　瞬時にバリアを張ったのか、それとも硬化したのか知らないけれど、全く何ともないのが不思議です。刀で一閃してあっさり瓦礫屋を成敗！　夏凛ちゃんの底知れぬ力を魅せつけられた今回でした。　つづく
UQ HOLDER!(1) (講談社コミックス)　12月17日発売