19世紀、死体を盗難から守るために作られた仕掛け モートセーフ
19世紀、解剖医学の発展にともなって増える解剖学校と医学生、そして求められるのは解剖に使うための死体。政府から与えられる死刑囚の遺体では間に合うはずもなく、繰り返されたのは墓を盗掘しての遺体の盗難。

当然、遺族としては家族の遺体を盗まれるわけにもいかず、考えだされたのがこのモートセーフという墓を覆う鉄製の檻なんだそうな。

モートセーフ - Wikipedia

モートセーフは埋葬後6週間ほど棺の上に置かれ、遺体がほどよく腐敗したころに取り外して別の墓で再利用。

なんとも過激な話だけど、こういう経緯を経て医学が発展してきたって側面もあるんだね。

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