日本からみると、アメリカとイギリスは同じ英語を話す国として、似たようなものだと認識しがちです。
しかしながら、歴史も大陸も異なる国同士。やはり、それぞれから見ると違いは大きいようです。
ロンドンで暮らすアメリカ出身者が、「イギリスで、こういうところが気になる……」と、戸惑った点をまとめていました。
1. お金のサイズ
ドル紙幣が小さいとも言うけど、ポンド紙幣はひとまわり大きいので、アメリカの財布に入れるとこうなるんだ。
(ちなみに硬貨も厚く、日本から持っていった貯金箱に1ポンドコインが入らなかったことがあります)
2. 電圧
どうしてこんなに電圧が高いんだ。シェイバーを充電したいだけなのに。
(イギリスの電圧は230-240V、北米120V、日本100V。イギリスではポットのお湯もすぐに沸きます)
3. 英語なのに意味不明の言葉や看板
注射のことを“jab”と言ったり、自動車進入禁止のための杭を“bollard”と言うのがクレイジーだ。
4. 水とお湯が別々の蛇口。
どうして混ぜてくれないんだ。冷たすぎるか熱すぎるか、行ったり来たりだ。
5. タクシーの運転手
礼儀正しすぎる、どうして狂ったような運転をしていないんだ。
6. 番地のつけかた
ルールがよくわからない。
7. Netflix(オンラインDVDレンタル&映像ストリーミング)
お気に入りの番組が見られない。
8. Google
「Google.comではなく、Googl.co.ukで検索しますか?」
やめてくれ。
9. 為替
ブリトーとドリンクで9ポンドか、それほど悪くないな……待てよ。え? 15ドル? オレ今ランチに15ドルも払ったの?
(9ポンド=15ドル=約1500円)
10. クレジットカードのチップ
VISAが使えるって書いてあるじゃないか。チップの入ってないカードだけど、カードリーダーに通してくれてもいいじゃないか。
11. チップなし
え? 本当にチップ払わなくてもいいの? 不安だから置いていくよ。
(アメリカのウェイター・ウェイトレスはチップ前提の低賃金、イギリスではなくても十分な賃金。:参照)
12. アメリカ発のレストランに列
列が長いのでロープや警備員が必要って、それでイギリスの食事の質がわかるってものだ。
13. 地下鉄の料金システム
ややこしすぎる。
14. 電車とホームの段差に注意
電車とホームの段差もいろいろで、上がったり下がったりだ。設計者は水平について学ばなかったのか?
むしろ言葉や文化が似通ってるからこそ、小さな違和感が気になるのかもしれません。
15 Slightly Disconcerting Things About Being An American In London
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