ソニーはプレイステーション4の実売台数が世界で計210万台以上に達したことを明らかにしました。
プレイステーション4の発売は、先行した北米市場が11月15日。続く11月29日には欧州や豪州およびニュージーランド、ラテンアメリカ諸国でも発売を迎え、12月1日時点で実売が210万台を超えたとされています。
ソニーみずから「プレイステーション史上最高のスタート」と表現するだけあり、発売後24時間で実売100万台を超えた北米では、現在に至るまで熾烈な争奪戦と品薄が続いています。現時点でも小売店の多くでは売り切れか、本体価格の倍は当たり前のプレミアムが付けられる状態です。
ソニー・コンピュータエンタテインメントによれば、PS4が販売中の地域は現時点で世界32か国。ここに含まれていない日本では、あと2か月半ほどの2014年2月22日に満を持して発売予定です。
なお公式のFAQによれば、
「
海外で発売されるPS4本体やゲームソフトを、日本で使用できますか? 逆に、日本で発売されるPS4ソフトを海外で使用できますか?
各地域の安全規格や動作保証の観点から、お住まいの地域で販売されているPS4本体やゲームソフトをご購入ください。
一部のソフトウェアメーカー様のゲームソフトでは、リージョンロックされる場合がございます。
また、 PS4™本体の海外モデルを日本で利用した場合はサポートの対象外となります。」
PS4は(少なくともファーストパーティーゲームについては)原則リージョンロックをしない方針とされていましたが、機能としては存在しており、パブリッシャーの意向でロックされる場合もあります。またハードウェアはあくまで地域ごとに別物なので、勢い余って輸入しても、来年2月に出る国内版と同じように運用できるとはかぎりません。
(たとえばPS系ハードウェアは伝統的に、○ボタンと×ボタンの役割が地域により逆にハードコードされていたりします。日本ではバツでキャンセルのところが、海外ではバツで決定など。ゲーム中にキーコンフィグがある場合、ゲーム内での機能については逆にできますが(たとえばジャンプとパンチなど)、決定とキャンセルは原則変わりません。)