妖怪退治の仕事してるけど、何か質問ある?

1: 2013/07/17(水) 21:49:41.99 ID:AtSO6Bij0
腹筋している間暇だから、聞いてやるよ



2: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:49:43.00 ID:FkJh1W450!
今まで退治した中で一番可愛かった妖怪は?

5: 2013/07/17(水) 21:49:46.00 ID:AtSO6Bij0
>>2

あんまりかわいいやつないんだけど、強いて言うなら、通称大平原なまけものってやつ。

なまけものににてるんだけど、あんまり正式名称きいたことない。

爪がめっちゃとがってて、家畜とか襲ったりする

4: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:49:45.00 ID:vf5EuN220
1のスペック

6: 2013/07/17(水) 21:49:47.00 ID:AtSO6Bij0
>>4

まだ駆け出しで、いま22歳

身長174
流派は一応「搬山」ってやつ
顔はイケメンだと支障が出るから、ブサ面よりのふつめん
童貞。これもそっちのほうがつごうがいいから

8: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:49:49.00 ID:vf5EuN220
>>6
大卒?
何か妖怪退治になりやすい学部学科とかあるの?

10: 2013/07/17(水) 21:49:51.00 ID:AtSO6Bij0
>>8
中卒だよ。
うちの実家田舎だったんだけど。
小さい頃、一回変なのに憑かれて、退治しに来たのが俺の先生にあたる人。
うちの家族ほとんど死んじまったから、先生に引き取られて今に至る

先生は京都大学の文学部の考古学専門だったらしいけど




13: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:49:54.00 ID:vf5EuN220
>>10
めっちゃ巻き込まれてるじゃん
給料は誰がくれるの?
月収いくら?

15: 2013/07/17(水) 21:49:56.00 ID:AtSO6Bij0
>>13 月収はとくにない。たまにお寺とか神社とかからい依頼来て。
   それで見積もって、お金もらってる。
   
   まぁ、大体一回くらいで100~300万。やばい山なら1000万↑はいくね。
   でも、そういうのって基本2,3ヶ月くらいに一回しか来ない

17: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:49:58.00 ID:iH7VoW+L0
どうやって退治するの

20: 2013/07/17(水) 21:50:01.00 ID:AtSO6Bij0
>>16
>>17
ほとんど山勘といっていいほどのもの。
妖怪って本当はあんまり河童とか、天狗とかみたいにカテゴリされてなくて
全員が全員ちがうものなの。
だから、その場に合わせて対策考える。

うちの流派はどっちかというと結構無理やりに解決するのが多いかな。
他とかだと風水とか陣とかやるとこもあるけどね。

例えばこの前の先生のした仕事で、わるい座敷わらしみたいなやつ退治したんだけど。
お札ぺたぺた貼って
普通に家燃やしてたww

まぁ、効果は早い分乱暴なんだよ   

19: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:50:00.00 ID:mT/OBBqT0
本当にそんな職業があるんだ
釣りかと思ったわ

21: 2013/07/17(水) 21:50:02.00 ID:AtSO6Bij0
>>19
正直あんまりお勧めしない。
妖怪の漫画とかだと結構そういうのとは交流できたりするけど、実際そんなことはない。

ほとんど自分の寿命をお金を交換してるようなもの

23: 2013/07/17(水) 21:50:04.00 ID:AtSO6Bij0
ちなみにお札とかなんだけど
自分たちで作ってるわけじゃなくて、徳の高い偉い人にお願いしてる。
めっちゃたかい。

25: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:50:06.00 ID:IxJDM5Ia0
夜は墓場で運動会してる?

26: 2013/07/17(水) 21:50:07.00 ID:AtSO6Bij0
>>25
いまはあまりしないw

昔のこういう仕事してる人達って、副業とかで墓あらししてたみたいで
墓場で運動会してたかも

27: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:50:08.00 ID:ggeaLA0f0
妖怪ってどこにいるの?
俺のイメージだと京都、出雲、遠野なんだけど
東北民としては遠野にいるとロマンを感じる

32: 2013/07/17(水) 21:50:13.00 ID:AtSO6Bij0
>>27
 
 表現しずらいけど
 そういう場所にいるのは昔、時の天皇がちゃんと陰陽師とか通して契約したやつだと思う。
 
 外国とかだとよく王朝が変わったりするけど、日本はほとんどずっと天皇家なのはそのため。
 天皇の権威がないとかなりヤバいことになるらしい。
 実際、仕事するときは、天皇の写真もってるwww

 他にもいろんな場所にもいるよ。大抵そういうはぐれメタルみたいなやつが危険
 

28: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:50:09.00 ID:okV2Wr6NO
前髪が常にアンテナのように立ってしまうんだが、妖気を感じてるのかな?

30: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:50:11.00 ID:SZ5kHDax0
妖怪って敵だらけなの?味方的な妖怪いないの?

31: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:50:12.00 ID:okV2Wr6NO
怖い話にでてくる、くねくねとか八尺様って妖怪なの?

33: 2013/07/17(水) 21:50:14.00 ID:AtSO6Bij0
>>28 してないww
  妖気というより、肌で感じるんだよね。いると。
  まぁ慣れみたいなものだから
  エピソードは腹筋終わったらw

>>30 敵だらけっていうか、たぶんやつら敵って概念ないのかも
  悪いやつは害虫みたいなやつで
  ただそこにいて悪さをするw
悪意とか感じたりするかもだけど、それはあくまで習性の一環。
  昔だと式神様とかそんな感じのやつに手助けしてもらっていたらしいけど
  最近はそういうのができなくなってる。
  一番大きな原因が、天皇家が契約の更新みたいなのをしていないから
  っていうかできなくなった。 
  結構戦争でいっぱい人死んで、そういう分化が途切れちゃったんだろうね
   

>>31
 ぱっと話を読んだだけだとよくわからない。
 でも八尺様は妖怪くさい

49: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:50:30.00 ID:f2QyEGxv0
>>31
クネクネは2chでの創作だから・・。

34: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:50:15.00 ID:rDh67WO/0
神社と妖怪って関係ある?
お稲荷様は妖怪の派生?
陰陽師とは違うの?
式神って本当に続ける使えるの?

39: 2013/07/17(水) 21:50:20.00 ID:AtSO6Bij0
>>34
陰陽師とはちょっとちがうかも。
そっち系の流派の人はちゃんと理屈があって、こうしたら、こうなるから、こうするべき
的なものがある。

でもうちはもっと乱暴で、ただ、今までの経験でこうすればよくなるよ!確信はないけど!
みたいな感じ


37: 2013/07/17(水) 21:50:18.00 ID:AtSO6Bij0
>>34
神社は関係しているところは関係しているよ。
お稲荷様だけど、ウィキペディアに結構詳しく書いて合うよw
びっくりするほどね。

それ関係で思い出したんだけど、九尾のキツネいるじゃん。あれって悪いきつねの代表格みたいなもんだけど
描写を見る限り、どうしてもいいきつねのはずなんだよなぁ…   

51: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:50:32.00 ID:rDh67WO/0
>>37
レスありがとう
稲荷神はwikiは見てなかったから後で見てみる

もうちょっと質問していい?
よく漫画や物語では政府や経済界の大物の人がオカルト的な力に頼るってあるけど、現実にはそういう事はないの?
あと1さんはどうやって生活してるの?
それが仕事ならどこからそのお金は出てくるの?

54: 2013/07/17(水) 21:50:35.00 ID:AtSO6Bij0
ただいま
>>51
お金は前にも書いたけど結構もらえてる。
ただ、仕事柄結構質素な生活をおくってるかな。
愛用品とかもっちゃいけないから、漫画とか本とか買ってもすぐ売るし
パソコンつかってるけどいつもすぐに変えてる

携帯もなるべく安いやつで、交代交代に使ってる

36: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:50:17.00 ID:okV2Wr6NO
霊感あるからそういう仕事できるん?

39: 2013/07/17(水) 21:50:20.00 ID:AtSO6Bij0
>>36
むしろ俺はないほうだと思う。
なくても道具で代用できるよ。
あると逆に危険な時が多い

41: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:50:22.00 ID:okV2Wr6NO
マンガみたいに人間じゃない相棒はいないの?

42: 2013/07/17(水) 21:50:23.00 ID:AtSO6Bij0
>>41 いないw
  俺友達あんまいないから、動物飼いたいんだけど。先生に危ないからやめておけって
  いわれた。
  動物について、害を持ってくる可能性もあるかららしい。

  あと愛用品とかもなるべく少なくしてる

43: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:50:24.00 ID:/U5kHbCLP
妖怪とか全く信じてないけど

俺の前にもそういった物が現れる可能性はあるの?

46: 2013/07/17(水) 21:50:27.00 ID:AtSO6Bij0
>>43 まぁ、どういう環境かわからないから何とも言えないけど
  
  暗いうちはあんまりであるかないほうがいいよ

45: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:50:26.00 ID:okV2Wr6NO
普段から気をつけた方がいいことってある?


これはしないとか、そこには行かないとか

48: 2013/07/17(水) 21:50:29.00 ID:AtSO6Bij0
>>45 夜に水を飲むときとかは、コップにもともとはいってたやつを飲まないほうがいいかも
  新しく水道でくんできな。
  
  あとは色々あるけど、一番気をつけないといけないのは夜道をで歩かなとか

50: 2013/07/17(水) 21:50:31.00 ID:AtSO6Bij0
ごめん。
腹筋終わったから。お風呂入ってくる

もどってきたら、少し長めのエピソードとか語るよ

55: 2013/07/17(水) 21:50:36.00 ID:AtSO6Bij0
みんなどういう系な話好きかな?
短いほうがいい?

66: 2013/07/17(水) 21:50:47.00 ID:AtSO6Bij0
中卒だからいろいろ言葉おかしかったらごめん

87: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:51:08.00 ID:IkcrmVqD0
おもしろい、一番怖かったの教えてほしいな

89: 2013/07/17(水) 21:51:10.00 ID:ARiZHcLV0
あんま長い時間取れないけど、何か質問があればちょいちょいこたえていくよ

>>87
一番怖かったのは思い出補正もあって、オレ自身の小さい頃の話かな
少し長い話になるから、夜とか暇になったら

94: 2013/07/17(水) 21:51:15.00 ID:ARiZHcLV0
よし、時間できたからじゃあ少し長めの話でもしようかな
俺がなぜこの仕事を始めたかって話をw

まぁ、前半はほどおれのおじいちゃんのはなしだから、俺が直接かかわるってるって言うのはないんだけど
後半は俺につけが回ってきた感じの話。

うちのじいちゃんの小さい頃の話なんだけど、戦争で空襲のため、小さい子供とか女とかは田舎に疎開されてたじゃん?

俺の爺さんその時は12歳か13歳くらいで、疎開のために、じいちゃんの父方のばあちゃんの家に疎開した

95: 2013/07/17(水) 21:51:16.00 ID:ARiZHcLV0
じいちゃんはどっちかというと結構ガキ大将気質があって

まぁまぁの都会そだちだったんだけど、すぐに田舎に慣れて
色々友達もできたりした。

戦争中ってこともあって、あんまりたくさんご飯が食えるわけじゃなかったし
よく友達とかといっしょにそこら辺にいるウサギとか、タヌキとかを捕まえて
焼いて食べたりしていたらしい

96: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:51:17.00 ID:IkcrmVqD0
wktk

97: 2013/07/17(水) 21:51:18.00 ID:ARiZHcLV0
捕まえ方はいろいろあるんだけど。

おじいちゃんたちは地元の猟師がよく使う動物の足を挟むあのでっかい挟みみたいなヤツを何個かかってに回収して。

それをまた設置直してたらしい。

子供は山の中に入るのは危険だって禁止されていたんだけど。
そもそもその時代、働ける男はほとんど軍隊にいったし
見張る人もいなかったから、畑仕事を手伝っているとき、抜け出せば
簡単に森にはいれたりもした。

98: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:51:19.00 ID:LgFGPNz+0
そんでそんで?

99: 2013/07/17(水) 21:51:20.00 ID:ARiZHcLV0
じいちゃんはよくいえば活発的な奴だったらしく、畑の仕事ほったらかして

ヤマにいって遊んでいた。もちろん帰るとばっちゃんに叱られていたけど
それでも懲りずに、よく山に入って遊んだり、たまに動物を捕まえて
BBQしてた。

それは9月あたりの話だったらしいんだけど、ある日、じいさんがヤマに入り
ついでに仕掛けた罠に動物がかかってないか確認しに行ったら

足の挟まれたでっかいねこをみつけた。
毛の色は赤が少しかかった感じだったらしい。

じいさんまた肉が食えるっておもってかなり喜んだんだけど
その時後ろから足音みたいなのがきこえた

100: 2013/07/17(水) 21:51:21.00 ID:ARiZHcLV0
後ろのほうを見るとやってきたのは村に残った数少ない猟師のおっさんだった。

そのおっさん、かなり性格悪いやつで
たまに子供のとった獲物とか、子供がとれるわけがないだろとかいって、勝手に
奪っていくいじわるのやつで

ヤマで遊んでいるのをみられると、よくちくられたりもした。

じいさんは「うわ、やなやつがくる。あいつこの猫見かけたら絶対またとっていかれる」
と考えた。
あんな奴にあげるくらいならこの獲物逃がしたほうがいい。
そう判断したじいさんはねこに仕掛けていた罠を外してやると、っしっしって猫を
驚かして、逃がそうとした。

すると、ねこがじいさんが殺す気がないとわかると、まるで感謝するみたいに、じいさんのほうをうるうるしためで
見つめて、そのまま林の中に逃げて行った。

101: 2013/07/17(水) 21:51:22.00 ID:ARiZHcLV0
そんで意地悪なおッさんがやってきた

おっさん「おい、何か見なかったか」
じいさん「ねこがいたけど、あんた来たから驚いて逃げてったよ」

みたいな感じに話して、おっさんは猫は怪我してそう遠くに逃げられないだろうと
ふんで、急いで猫を追いかけて行った。

じいさんも、その日はそれで家に帰った。

102: 2013/07/17(水) 21:51:23.00 ID:ARiZHcLV0
それから一ヶ月くらいたって、旧暦でいう10月
つまり神無月のころになった。

まぁ神無月はみんなもしってのとり、神様たちが出雲とかに向かうころなんだけど
大抵の妖怪とかは、そんなにくらいが高くないから、人間でいう正月みたいなもので
妖怪たちであつまったりしているらしい。
表現がかわいいかもしれないけど、もっとおどろおどろとしたもので
昔の人間なら旧暦の10月はあまり山に入りたがらないとかそういう話もあるみたいよ
俺も入りたくない

でもじいさんはそういう迷信を一切信じてない人間で
やっぱり山に入ったりしていた。
でも、その頃になると、少しだけ雪が降ったりしていて。
じいさんはばあさんから危ないからもう山に行くなって言われてたんだけど
じいさんは最後に一回だとおもって、やっぱり山に入って行った

103: 2013/07/17(水) 21:51:24.00 ID:ARiZHcLV0
そんでじいちゃんが森から帰ってきた次の日

旧暦の10月だから実際はたぶん11月とかそんくらいだと思うし
かなり寒かったんだろうけど。地面には雪も積もってて
着こんでいてもしばらく外に立っていればそこ冷えする感じだったのは簡単にわかるよね。

そんなに日に急にうちのじいちゃんはまるで狂ったかのように真っ裸で
村の雪の積もった畑あたりで狂ったかのように高笑いしながらごろごろしはじめた。
もちろん、村の人たちもすごいとめたんだけど、狂ったじいちゃんの力が異常に強くて
3,4人の大人でもとめることができなかった。

村の人たちはじいさんがよく山にいっていたのは知っていたし、暴れまわるじいさんをみて
やっぱすこしこわくて、なんかヤマヒジリとかオゴリ様とかそういう系にたたられたんじゃないか
とか迷信の老人たちが言い出して、しかたなくじいさんを囲んでただ見ているだけだった

104: 2013/07/17(水) 21:51:25.00 ID:ARiZHcLV0
しばらくして、医者をよんできたんだけど
暴れるじいさんをみることなんてもちろんできなくて

じいさんのおばあちゃんが自分の孫がこんなことになるなんてと泣き叫びまくって
結局かわいそうに思った、大人たち総がかりでじいちゃんを抑えて、縄で縛りつけて
部屋まで運ぶことにした。

そこで医者さんとかいろいろ調べたけど、やっぱり何もわからないってことになって
医者さんの知り合いならなんとかできるかもって話で、その人を呼ぶことになった

105: 2013/07/17(水) 21:51:26.00 ID:ARiZHcLV0
そろそろ規制怖いw

まぁ、呼ばれたのがそっち関係の人でさ。
とりあえずじいさんの様子を見た後、少し考えたら
生姜をゆでて作った生姜汁を大量に作らせて
その中に塩大量にぶっこんで、じいさんにのませた。

そのころのじいさんは、一応布団の上に縛っておいておいたんだけど。
顔色寒いからか真っ青なのに、汗はだらだらたれていた。

じいさんのことが心配だったぱあさんはその対処法聞くとすぐに実行して
生姜汁塩たくさんをごくごく無理やり飲ませた。

するとじいさんは突然目をまん丸にして体を起こすと、わっと、はき始めた。

でも、出てきたものは消化液とか、たべものの消化されてないものとかそういうものやなくて

まっくろいどろっとした黒い物体だった。
あまり水分とかなくて、ものすごい悪臭がした。

呼ばれた人は、それに火をつけてもやした。
すると、じいさんは弱弱しくなりながらも、正気をとりもどした。

ちなみに生姜水塩たっぷりは割とお勧め。
みんな墓地とかいったあとは飲むといいよ。

106: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:51:27.00 ID:Iq2VO51rP
面白い。続けてくれたまえ

107: 忍法帖【Lv=5,xxxP】(1+0:8) 2013/07/17(水) 21:51:28.00 ID:k2k48BQ60
なんか現実離れしてるけど面白い

108: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:51:29.00 ID:nuDAIr1iP
生姜水塩たっぷりは作らないと無いなぁ

109: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:51:30.00 ID:LgFGPNz+0
生姜水塩たっぷりは吐き出さないといけないのかなぁ。
一応指突っ込まなくても吐ける体質だから出来なくないけど。

111: 2013/07/17(水) 21:51:32.00 ID:o4bOzXUo0
>>109 まぁ吐き出してもいいし、そのままでもいいと思う
   何か悪いものはいってるなら自然と吐き出すらしい。
   

110: 2013/07/17(水) 21:51:31.00 ID:o4bOzXUo0
じいさんが目を覚ますと、呼ばれた人は淡々と、じいさんに昨日今日で何があったのか聞いた。

じいさんは聞かれると、とりあえず前の雪が少し降ってた日に起きたことを話し始めた。

そろそろ雪が積もって山が完全に入れなくなるから、その前に最後に一回
なんか獲物取れてないのかじいさんはこっそり山に入ってみにいったんだけど

どうやらどの罠にっも獲物なんてかかっていなくて
少しやけになったじいさんは、夕暮れくらいまで探していたんだけど、やっぱりなかった。

しかたないと思ったじいさんは、寒かったし、腹も減ったしで、昼飯にかすめ取ってきた芋を
焼いてくったら帰ろうと思って
割と樹の茂ったほうにむかった。

普段あまん魔理行かないあたりだったけど、そんなに遠くなかったし
冬だから樹が多いところのほうがまきとか見つけやすかったんだろうね
すると、うしろから嬉しそうな声がした

112: 2013/07/17(水) 21:51:33.00 ID:o4bOzXUo0
じいさんはびっくりした。そのころになると、少し空も暗くなったし

森の中で急に声掛けられるんだから。一応じいさんも昔の人だから
すこしは迷信的な部分もあって、一瞬悲鳴さえあげそうになった。

でも、すぐに後ろにいるのは誰なのか気がついた

例のいじわるなおっさんだった。
おっさんは妙に親しげに方とかに手をおいたりして、夜遅いから、探しに来た
早く帰ろう。などといってきた。

じいちゃんはすこし、そのおっさんがなれなれしすぎて気持ち悪いと思い
その手を振りほどいて、帰る時は自分で帰る。
誰があんたと一緒に帰るか、とかいった。

おっさん、それ聞くと妙に焦った感じになって、もう遅いから、ヤマは危ない
早く帰ろうと無理やりじいさんをひっぱって、帰る方向に連れて行こうとした。

じいさんは普段おっさんと仲が悪かったし、毛嫌いしてたから、おっさんから逃げた

113: 2013/07/17(水) 21:51:34.00 ID:o4bOzXUo0
山の中だったし、おっさんも割と年だったらしいから、じいさんはすぐにまくことに成功した
すると、急に体中が寒くなった。さっきまであんまり寒くなかったのに。

はしりまわって体が冷えたのか?と思って、これもそれも全部あのおっさんのせいだと
いらいらした。

そんで、やっぱ寒いし腹減ったし、疲れたので芋を焼くことにした。
どっか乾燥して、火を起こせる場所がないか少し探すと
林の中に、少し開いたところがあって、開いているせいか、雪が全部溶けていて
真ん中あたりにおれたでっかい樹があった。

樹はかなり古い感じで、中の部分は腐りきっていて、結構乾燥していた。

樹の根ものあたりには穴が少し開いていて、じいさんはこの穴ならちょうど火を起こしやすい
と喜んで、そんなかに枯れた枝とか葉っぱとか詰め込んで、火をつけた

114: 2013/07/17(水) 21:51:35.00 ID:o4bOzXUo0
しばらくすると、あなから黙々と煙が出てきて
じいさんがよっしゃ、あったまろう!とおもったとき。

穴から「ち、っち!」みたいな動物の鳴き声がした
よく見ると、穴のほうからネズミのような生き物がっしゅっとでてきた

煙でよく見えなかったが少し大きめのリスがそこにていた。

山の中ではリスなんてそんな珍しいもんでもないし、じいさんは山のいきものなら
割と色々食ったことあったし、ちょうど寒くて腹減ってたから

お、丁度ここに手ごろな肉が!ってきに思った

116: 2013/07/17(水) 21:51:37.00 ID:o4bOzXUo0
だから、すぐにじいさんはその逃げようとしたリスをふんずけて殺すと、火の中にほおりこんだ。

すると、穴の中から「っち、っち」ってかなりたくさんのリスの鳴き声が聞こえてきて。
じいさんは結構たくさんいるな、こりゃ腹いっぱい食えそうだって思って

穴とかに樹の枝とか葉っぱとか大量に突っ込んで半分ふさぐ感じにして、逃げられないようにした。

10分ぐらいたつと、穴からの動物の鳴き声がやんだんだけど、その頃になって
煙に乗って焦げた肉の匂いがしてきた。

じいさんは実際鼠とかも焼いて食ったことあったし、リスも焼いたことあった

でも、その匂いはどうもそのどれにも属さない、ものすごい悪臭のする感じだった

117: 2013/07/17(水) 21:51:38.00 ID:o4bOzXUo0
おかしいなぁとおもったじいさんは樹の棒をつかって
すこし樹の穴の中をいじくりまわしてみると

なかから10何匹くらいの動物の死体が見つかった

よく見てみるとイタチだった。

イタチは肉質がかなりわるくて、筋が多く、さらに匂いもきついから
猟師はおろか、少しくらい山に知識のある人間なら食べたりしないものだ

まぁ、あとイタチはキツネとかと似て、よく化けて出るとか言われてるしね
あんまりかかわりたくない生き物の一つなんだけど

最初に逃げだしたやつはどうやらまだ子供のイタチで、まだ小さいから、一瞬リスに見えたようだった

じいさんも、うわ、ついてねぇなぁ的に思って。
急に首の後ろあたりに寒気を感じて、気味悪く感じたのか、そのまま芋もすてて
家まで急いで帰った

118: 2013/07/17(水) 21:51:39.00 ID:o4bOzXUo0
その話を聞くいた呼ばれた人。うちではこういう場合こういう人のことを「助搬」っていうんだけど

助搬も「あ、これ無理やわ」的な感じになった。
それでも、ばあちゃんとじいさんがものすごい泣きながらお願いすると

まぁ、詳しいこともまだわからないけど、もし殺したのがただのイタチなら
さすがに人間をのろいころすほどのちからはない。

でも、こうなってくるってことは多分その樹の穴の中にはイタチのほかに
もっと別な何かがいて、その何かが化けて出てるんだといった。

何度も言うけど、妖怪のいいところはしつこくないところなんだけど
話に聞く限り、もし、その妖怪がもう殺された場合、怨霊として出るから
専門外だし、生きていることわりから外れてるから
まともに話し合ったり、天皇の権威うんぬんでなんとかすることもできない。

というか、もしイタチの妖怪の一種なら、イタチはかなり報復心がつよいから
当の本人が死ぬだけじゃなく、周りにも危害が及ぶ。

助搬さんも自分に飛び火するのをおそれて、どうしても手伝おうとしなかった

119: 2013/07/17(水) 21:51:40.00 ID:o4bOzXUo0
文章読み返したんだけど、これわかりずらくてごめん。

最後に長い文章書いたの中学の夏休みの感想文やわwwww

それでもいろいろお願いしていると助搬さん自分一人ではやっぱり無理だから
仲間を呼ぶので、一日待ってくれと言ってきた。

そして、その一日じいさんにとってわりと地獄だったんだけど
黒い妙な物体を一日中ずっと吐いてるんだよ。

その間に、助搬さんは友人のこういう場合「响搬」っていうんだけど
响搬のひとを呼んできた。

そして、次の日の夜に、2人体制で解決を試みた

120: 2013/07/17(水) 21:51:41.00 ID:o4bOzXUo0
儀式の決行は夜中にやることになった。

なぜ儀式をやる時は夜中にやるか思いだしたんだけど、妖怪たちに対する最大限の尊重
らしい。妖怪も人間も平等で、妖怪退治っていうのも実はあんまり正しくなくて
ほんらいは妖怪と話し合って、示談させる民事裁判所てきな仕事なんだよね

俺がようかいを見下すと痛い目に合ったという話もあるんだけど、まァそれはいいとして

夜になると、响搬と助搬は体中におしっこをたがいにかけます。

ここが少し妖怪退治のあれな部分だけど、神主さんとかは体を清めたりするんだけど
こっちは逆に汚くしないといけない。理由は分からないw

部屋の明かりを全部消して、東側に蝋燭をたてる

そして、响搬さんは一定間隔をあけながら打楽器みたいなやつ(名前忘れたあんまり使わない)をたたきます

助搬さんはその間、じいさんにひたすら軽くビンタし続ける。

楽器の音が部屋の中でやまびこみたいに反射していくんだけど、そのうちふっと蝋燭の灯が消えて
その反射するおとがまるべ、別のところから演奏しているように聞こえてきたら成功

あとはレッツ交渉になる

127: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:51:48.00 ID:4dJQw8dBP
>>120
> 夜になると、?搬と助搬は体中におしっこをたがいにかけます。
>
> ここが少し妖怪退治のあれな部分だけど、神主さんとかは体を清めたりするんだけど
> こっちは逆に汚くしないといけない。理由は分からないw
 ↓
> ほんらいは妖怪と話し合って、示談させる民事裁判所てきな仕事なんだよね

所謂、オカ板住人なので、素人考証。

自分の立ち位置を妖怪に合わせるということなのかなぁ。
人間の気持ちだけでじゃなくて、見た目でわかるようにするってことだと推測。

交渉内容が、案外、理にかなっていて、面白い。
(まあ、憑かれた人間側から見れば、もちろん違うけど)

121: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:51:42.00 ID:IkcrmVqD0
しえん

122: 2013/07/17(水) 21:51:43.00 ID:o4bOzXUo0
レッツ交渉タイムに入ると、じいさんは急に白目向いてがくがくと震え始めたらしい

そして、楽器の演奏をやめ、消えたろうそくを部屋の真ん中に移し、蝋燭をもう一度つけた
ここでじいさんの薬指に針で軽くさして、ちょっと血を出したりとか、いろいろ細かいことがあるんだけど
そこは省くね

そんで、詩みたいなのを読むんだけど。大体な意味は
来てくださりありがとうございます!
とりあえず、まずはゆっくり座って休みましょう
最初はちょっと果物でもいかがですか?

ってそこらへんでどんと、じいさんはガタガタしながら強く手で床をたたいた

これで半人前の俺でもわかるんだけど、この詩みたいなのは世間話みたいなもので
会社同志が交渉するときにやる、最近どうですか?みたいなものなんだけど。

これも聞いてくれないとなると、かなりヤバい感じになってる。
サジ投げて逃げたほうが絶対いいんだけど

その場にいた2人はなんとか続けようとした

123: 2013/07/17(水) 21:51:44.00 ID:o4bOzXUo0
いったはずだけど、こういうのって割かし力技が大きいんだよね

最初にでた提案が、とりあえずじいさんをやるから
あと他の人間は許しておくれというもの。

ここでいうやるっていうのも実はあれなんだけど。

つまりは妖怪退治する人とか許してもらって
ここを去るまで我慢してもらって、こんな露骨に呪い殺すんじゃなくて
もっと、事故に見せかけた感じに殺せってこと。
まぁばれないように勝手にしていいよ。ってことなんだけど。

それをいうと今度は部屋の真ん中にあった蝋燭が消えた。
この蝋燭が付いている間は交渉をする気がまだあるっていうあれなんだけど
消えたらまじでやばい。何が起きるかもうわからなくなる

124: 2013/07/17(水) 21:51:45.00 ID:o4bOzXUo0
すると、じいさんがすごい嫌な声を上げながら暴れだした。

しかも、部屋の中にいやな気配がでてきた
具体的に言うと、狭い部屋の中に响搬と助搬とじいさんしかいなかったはずなのに
何十人もギュウギュウ詰めになっているかんじ?

しかたないから、いったん力技で無理やり離脱することに响搬と助搬は決めた。
助搬はあらかじめ用意したじいさんの名前が書かれていた藁人形に
じいさんの指ぶっさした針を刺して、じいさんに犬の血をぶっかけながら
部屋のそとにひきずりだした

响搬はその間、激しく楽器をたたいて
送り言葉って感じの詩を読んだ

125: 2013/07/17(水) 21:51:46.00 ID:o4bOzXUo0
すまん、ちょっと用事で来たからまたあとでくるよ

126: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:51:47.00 ID:XqhGjjCp0
待ってるよー

127: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:51:48.00 ID:4dJQw8dBP
>>1
文章とか、気にしなくていいと思う。
興味深い内容、こっちはwktkですわ。
残りも待ってます。



133: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:51:54.00 ID:H9Ww17aVO
人型か獣型かも判然としないのかな。

夜中、目が覚めたときに見かけたものなんだけど
実体を持った、白いいびつな渦巻きのようなのが何なのか全く分からん。
見たのは一度きりだし、見た後なんかあったって分けでも無いし。
金縛りも幻聴が聞こえるだけで実害はないしなぁ。
よくある、体が眠って頭は起きてるって状態だと思う。

140: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:52:01.00 ID:ZXDV+QLY0
>>133
それは悪いのじゃないと思うよ
霊感あると時々見えるやつだ

134: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:51:55.00 ID:qozxa75aP
続けきになるなー

136: 2013/07/17(水) 21:51:57.00 ID:QLT04EN40
ただいま

今からお風呂入ってくるからそのあとにかく

137: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:51:58.00 ID:XqhGjjCp0
お帰りー
よろしく頼むぜ

141: 2013/07/17(水) 21:52:02.00 ID:QLT04EN40
まぁ、そんなこんなで、响搬と助搬はじいさん守りながらなんとか朝になるまでねばった。

そんで朝になると、またじいさんに生姜水飲ませて、今度は塩水で濡らしたしめ縄でじいさんを囲い
一夜疲れたじいさんはそん中ですやすやと眠った。

本当はこういう風に結構簡単に守れたりするんだけど。根本的な解決手段にならないし
縄は常に濡らしていかないとアウトになる。

なぜ最初からこれをやらないかというと、因果応報というか、もとはと言えば
最初に悪いのはうちのじいさんのわけで、少しはイタチ(の妖怪?)にいじめさせて
夜のときに「ほら、もう困難になるまでいじめたし、ゆるしておくれよ」
的なことをおねがいしたかったんだけど、相手方の態度がものすごく悪くて
そんな暇ももらえなかった。

じいさんが寝ているあいだ、响搬と助搬とじいさんのばあちゃんと村長とかと
作戦会議をした

142: 2013/07/17(水) 21:52:03.00 ID:QLT04EN40
とりあえず相手方はイタチの妖怪で、イタチ入道に間違いはなかった

何々入道ってよくあるけど、この入道ってのは一種の敬称みたいなもの。
何々さんみたいな。

入道の意味は道行の入ったって意味で。道行ってのはまぁ修業した年数とか
修業した気合いとかそんな感じだと思ってもらうといいと思う

仕事断るときとかたまに私の道行じゃあ、こんなこと無理ですって言ったりする。

そんでそのイタチ入道なんだけど、まぁ別にすごいイタチとかってわけじゃなくて
多分別物なんだけど、イタチとすごい仲良くて、じいちゃんが燃やした日は
神無月でみんなで集まってわいわいやってたら、じいちゃんに放火されて全滅。

って感じだったかもしれない

143: 2013/07/17(水) 21:52:04.00 ID:QLT04EN40
そりゃあ、イタチ側からしたら、自分たちなんも悪いことしてないのに
急に殺されたんだから、そりゃあマジギレするわな。

話し合いなんてできっこないし、たぶんじいさんを呪い殺しても、気は収まりそうになかった。
もしかしたら、村が全滅するかもしれないとかなんとか。

そこでみんなどうするべきか困ったんだけどそこで助搬が
じいさんから聞いた話だと、その日いじわるのおっさんにあったらしいから
そのおっさん何か知らないか聞いてみようってことになった。

でも、そのおっさんを呼んできて、話を聞いても、前の日は山になんか登っていないというんだよ

144: 2013/07/17(水) 21:52:05.00 ID:QLT04EN40
そこで助搬さんはぴーんとなった。
どうやらこの件にはもっと別の何かがかかわっているみたいだから
もしかしたら、そっちのほうから解決の糸口が見つかるかもしれないって。

そんでみんなでじいさんたたき起こして。
最近他に動物とかとかかわったことないか?
とか、不思議なことにあったことないかとか色々聞いたけど

特に思い当たる点がなくて。最後にやっとねこを助けた時の話を思い出した

145: 2013/07/17(水) 21:52:06.00 ID:QLT04EN40
だれかかわいい猫の画像ください

146: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:52:07.00 ID:zmrU8DjD0
>>145
突然どうしたwww

147: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:52:08.00 ID:XqhGjjCp0
>>145
なんだなんだwww

149: 2013/07/17(水) 21:52:10.00 ID:QLT04EN40
ここで猫について少し紹介だけど

まぁ、みんな化物語とか猫娘とかすきかもしれないけど
多分一番有名なねこの不思議系はねこは9つの命があるとかだともう。

そんで猫系の妖怪の厄介なところはそこらへんにもあって
他の妖怪と違って一端つかれるとかなりしつこいんだよね。

まぁ、あんまり人間には積極的にかかわろうと思ってないけどね

そんで响搬と助搬さんは色々考えた結果、そのねこに長命牌をたてることにした

150: 2013/07/17(水) 21:52:11.00 ID:QLT04EN40
つまりはネコを神様として祭るわけだね。

そんで、もし、本当にその猫がかかわっているとしたら
猫的にはあれ?俺神様として祭られてる?なんでなんで?
みたいな感じになって、みに来るはずだから
その時に、その猫と交渉できないか
試してみることにした

まぁ、風水的な部分俺良くわからないから、はぶくけど。
とりあえずネコに牌をたてて、石とか、木とか並べて
ばあちゃんの家を簡易の神社みたいなの作る感じ。

それがやり終わったあたりになると、また日が沈んできて
いざ決戦、みたいな感じになった

152: 2013/07/17(水) 21:52:13.00 ID:QLT04EN40
どうでもいいけどこんなのやってるんだね
http://live.nicovideo.jp/watch/lv143884781?ref=top&zroute=index
夜になって、また再び前日にやった作業をやるんだけど
今度はじいさんをちゃんと縄で囲って守っていた。

そんで東側の蝋燭が消えると、その縄がものすごい勢いで乾き始めたから
塩水どんどんつけたしていった。

周りは真っ暗になっるんだけど、部屋に息遣いというかそういうのが10何にもなって
空気がものすごく重くぴりぴりしたらしい。

そんな状況がつづいて。このままだと自分たちもやばいなと思ったころ
じいさんがむくりと体を起こした。

その目は真っ暗の部屋だったのに。妙に光って見えたらしい

153: 2013/07/17(水) 21:52:14.00 ID:QLT04EN40
ここで少しわかると思うんだけど

こういう風に守ったりできるのは、相手側に悪意がある場合になるんだよね。

実は大抵の妖怪って無邪気に人に害をなしたりするから、無自覚で
こういうのが効かなかったりすることも多い。

そこで响搬と助搬たちはキタコレってなって。
蝋燭を部屋の真ん中に移して
もう一回火をつけた。

火はものすごく揺れて、すぐにも消えそうだったけど、消えなかった。

光の都合かどうかわからないけど、部屋にはたくさんの人の影がうつったらしい。

154: 2013/07/17(水) 21:52:15.00 ID:QLT04EN40
そこで响搬さんは詩を歌うのをやめた。

さらに助搬さんはじいさんの周りにあった縄とかも全部撤収して

初々しく2人で部屋かが出た。

そんで、ばあちゃんにもし、明日の朝になってじいさんが生きていたら
まずは一安心。でも、たぶんもうこの村から出たちはあまりしないほうがいい。
森にも二度と近づくな。
ネコの長命牌を家に祭って、毎晩その前に少し食べ物と、いっぱいのお水をおくこと

その水を次の日じいさんに飲ませること。

などなどたくさんの約束事を言い渡して。夜の間に急いで村を出た

155: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:52:16.00 ID:nuDAIr1iP
そっちにもなんていうか、理があるんだね

156: 2013/07/17(水) 21:52:17.00 ID:QLT04EN40
俺的にはこの二人かなり賢いなぁとおもった。

もし、これでやっぱりじいさんが死んだら、多分あとは何もできないだろうし
次はもしかした自分たちがターゲットにされるかもしれないから
まだ注意がじいさん周りに間にあるときに逃げたのは正しいし

妖怪はなのある主以外あまり関東に近づきたがらないから
そこら辺まで行けば安全かもね。まぁ、戦争で空襲うんぬんで危険だけど

そして、一夜じいさんの部屋にあった蝋燭はついたままで、朝になると同時にふっと消えたらしい

157: 2013/07/17(水) 21:52:18.00 ID:QLT04EN40
まぁ、俺の爺さんの話はこんな感じだ。

その次が孫である俺の話になるんだけどね。
その後の話なんだけど、じいさんがちょうど中学入るあたりに戦争は終結
じいさんの親は空襲とかでなくなって
結局じいさんはばあさんの家に残ることになった。
あのよる、一体その部屋で何があったのかわ誰も知らない。
妖怪たちが運動会してたのかもねwww


まぁ、ばあさんは割と金持だったらしくて、家は広かったんだけど。
そこで育った。例のイタチの件もあってなかなか結婚相手見つからなかったんだけど
割と年になってから村の女の人と結婚して、子供を産んだ。
そして、子供を産んだ次の年、がけ崩れでしんだ。

そんでその子供が育って、俺の父親になってわけ。

まぁ、今日は疲れてるから早めに寝たいから、ここらへんでいったん切ってもいいかな?

158: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:52:19.00 ID:XqhGjjCp0
>>157

また明日楽しみにしてる

160: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:52:21.00 ID:4dJQw8dBP
お疲れ様です。
楽しみにしてるけど、>>1自身を有線でのんびりやって下さいな。

おやすみ。

162: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:52:23.00 ID:zmrU8DjD0
結局猫の画像は何だったのか

179: 忍法帖【Lv=11,xxxPT】(1+0:8) 2013/07/17(水) 21:52:40.00 ID:ND9lB2aT0
追い付いた
面白いな、漫画みたいに真っ向勝負なんてしたら人間はあっさり負けるんだろうか

203: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:53:04.00 ID:bX77PU0N0
色々かたずけて暇になったから、書いていくよ

俺が経験した最初の妖怪関連の事件で、たぶん、一番危険になったんだとおもう中学の時の話。

俺のじいさんはがけ崩れで死んだんだけど、その嫁。
つまり俺のばあちゃんにあたる人は生き残った。
その頃はじいさんのばあちゃんも結構前に病気で死んで。
俺のばあちゃんは女手一つで俺の父さんを育てることになった。

小さな村だった集落は他の村とかと合併したりして少しずつ発展して、小さな町になった。
相変わらずド田舎だけど。

俺の父親はそこで普通に育てられた。
俺のばあちゃんは正直あまり迷信とか信じてなかった。
だから呪われたとか言われている俺のじいさんとも結婚できたんだろうね。

だから、一時期ネコを祭るのを怠ったりした。
でも、そのたびに、父親はひどい病気になったりしていたから。
ちゃんとその守りごとを守るようになった

205: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:53:06.00 ID:bX77PU0N0
俺は霊感とかからっきしだったんだけど
俺の父親は少しあったみたいで。小さい頃はよくまっくろの影のような絵を
書いていたらしい。

そんでばあちゃんに、これなに?ってきかれると
窓の外にたくさんいるよっていつも答えていたらしい。

それを聞くと、ばあちゃんはいつも
「ああ、イタチたちはいまだに復讐をあきらめていないんだな」って思ったらしい

まぁ、そういうのもあって、俺の父はかなり内気で寡黙の人間だった。
つまりコミュ障だった。

父はあまり活発的じゃない人だったし、早熟の子でばあちゃん苦労も知っていた
だから、ばあちゃんにいわれたことはいつも忠実まもって。
森とかに近寄ろうともしなかった。

206: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:53:07.00 ID:Clu4tP1f0
おっ こんばんはー

208: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:53:09.00 ID:lFdqhkshP
おっ来てたー

209: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:53:10.00 ID:bX77PU0N0
そのためか父親は健康に育った。
地元の高校から出た後は関東のほうで就職した。
もちろんねこさんの神棚みたいなやつを一緒にうつした。
そこで恋をして結婚して、そして俺をうんだ。

しかし、俺の母さんも父親が色々迷信めいた儀式を毎日やってるのをみて
宗教にはまってるんじゃないかって心配したりしたけど
父親も頑固でやめようとしなかった。

それから何年、俺がうまれた

210: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:53:11.00 ID:bX77PU0N0
俺が生まれて3年後、妹も誕生。

そんで、毎年のお盆は、父親の実家、つまり例の町に帰ることになってる

俺は父親に教えられていたとり、毎日儀式めいた何かをやっていた。
ていうか、小さいころからやっていて習慣的になっていて
むしろ他の人ってやってないの?的な状態だった。

田舎の小さな町だったから、各家同士はほとんど知り合いってわけで
そういう帰省のときは、いろんな家とかの子供同士もよく一緒にあそんだりした。

ただ、みんながやまで虫取りとか、川遊びとかの時は俺と妹はいつも
ばあちゃんと父親にいくなって止められた。

同じ年齢の仲間たちが楽しそうにそういうの行くのを見るとすごくひかれた

211: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:53:12.00 ID:bX77PU0N0
まぁ、母方の実家もあったから、毎年そっちに行っていたわけじゃないけど

俺が中学2年で妹が6年くらいのとき、その町に帰省したとき、事件はおきた。

近所のガキ大将的な奴が、夜に家を抜き出して、近所の墓地で肝試しをやると
いいだした。

俺はその年でも、ずっと夜道で歩きを父から厳重に止められていて
結構そういうのにあこがれがあったし
少し悩んだんだけど、友達とかに説得されて結局行くことにした。
俺の妹もその話を小耳にはさんで、行きたいと言い出した。

212: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:53:13.00 ID:n1bFo0QxO
さるよけ

213: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:53:14.00 ID:bX77PU0N0
俺と妹はよる、親とばあちゃんが寝た後
こっそりと家を出ることにした。

そんで玄関に向かおうとした時、急に神棚みたいなところに飾ってあった
ねこさん長命牌が結構でっかい音立てながら畳に落ちた。
その時は焦っていてあまり気にしなかったんだけどさ
畳なのにあんなに大きな音立てておちるのかって?今だと少し不思議
多分何か警告しようとしたんだね。
まぁ、風に吹かれて落ちただけかもしれないけど。偶然にしてはなぁって感じ

しかし、その時の俺と妹は急いで長命牌を元の位置に戻して
親とばあちゃんがその音で起きなかったことにむねをなでおろした

214: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:53:15.00 ID:16dym7Ls0
続きまだか?

215: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:53:16.00 ID:bX77PU0N0
>>214 ごめん、少し妹のこと思いだしてた。


そこからは、みんな子供たちで合流して、墓地に向かった。
集まったのは5,6人くらいだった。
墓地はそこまで広いもんじゃなく
肝試しの内容もシンプルだった。
墓地の一番奥には一個名前が書かれていない、かなり古い感じの墓があっるんだけど
そこに目印としてあらかじめ色のつけた割り箸があるから
一人づつそれをとってくるというものだった。

俺の順番は前から3人目、妹は最後の一個前になった。

俺の番になって、俺は特に何もななく目印をとってきた。
俺は驚くほど霊感がないから、何も感じなかったし、何も見えなかった。

そして、妹の番になって、妹はひとり、墓地のほうにすすんでいった。

216: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:53:17.00 ID:n1bFo0QxO
フラグやん

217: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:53:18.00 ID:bX77PU0N0
そんで、そこで少しおかしなことがおきた。
かなり待ったんだけど、一向に妹が戻ってこなかった。

ここらへんで寺生まれのTさんが来てくれたらありがたかったんだけど
あいにくいそがしかったらしい。

しかたないからといって、兄の俺と、ガキ大将で様子を見に行くことにした。
そして墓地を進んでいって、真ん中あたりに、妹はいた。
妹の様子が少しおかしくて、墓地に生えていた木のそばに立っていて
木のほうに顔を向けてなにかぶつぶついっていた

223: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:53:24.00 ID:bX77PU0N0
俺とガキ大将は妹のことを呼んだんだけど
特に返事はなかった。

俺とガキ大将もこわくなったから
とりあえず、妹に近寄って、妹をこちらに向かせた。
すると妹はやはりなにかぶつぶつ言っていたんだけど
微かに震えていた。

俺たちもどうしようか悩んだけど、とりあえず、妹をつれてみんなのところに戻った。
みんなも妹の様子をみると不安になって、色々話しかけるんだけど
妹は無反応。とりあえず、肝試しはお開きになって

肝試し自体大人に秘密だったし、怒られたくないから
こっそり家に帰って、あすの朝になれば妹もよくなるだろうと安直に考えた。

俺は妹の手を引いて一緒に家に帰って、彼女をベットまで誘導した。
幸い、軽く手をひくと、ついてきたので、あまり苦労しなかった。
彼女を寝かせた後、おれもこわかったんだけど、大人に相談すると怒られそうで怖かったし
そのままにしてねることにした。

まぁ、いまだと、少し妹のこの時の状態がわかるんだけど
妖怪に「嚣」された感じだと思う

224: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:53:25.00 ID:bX77PU0N0
「嚣」まぁもっと複雑に嚻っても書くんだけど
これってのは何かというと、昔の人が妖怪の鳴き声を漢字に表した
みたいなものらしい

いまだと、さらに深い意味も入ってきて。
妖怪にびっくりさせられて、魂の一部を持って行かれたっていう感じだ。

人間の魂は本当かどうかわからないけど、七魂八魄あるらしくて
その一部を持って行かれた状態かな。

持って行かれ方は色々あって、その対処も違ったりするけどね

225: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:53:26.00 ID:bX77PU0N0
ごめん。また眠くなってきちゃった。

昼間結構寝たはずなんだけど
寝れば寝るほど眠くなる感じになってる。
体の時計調整したいから、ここで離脱する

また時間開いたら

227: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:53:28.00 ID:n1bFo0QxO
>>225
おやすみ
あと「」の文字見えないので
よみ教えて

230: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:53:31.00 ID:xKXlflntP
>>227
カギカッコの中の漢字はこれ


「まぁもっと複雑に嚻っても書くんだけど」
っていってる漢字はこれ


238: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:53:39.00 ID:Mvor9MSDO
>>230
おわ、ありがとう
どっちも読めなかったから感謝

236: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:53:37.00 ID:zARWordw0
こんな漢字は名前につけてもいいものなんだろうか。
呪われそうな守られそうな・・・・

んで猫は味方なのか敵なのか。
嫌いなおっさんの初回(猫を逃がした時)は嫌いなおっさんで。
2回目の焼き芋事件の時はおっさんに化けた猫だったんだろうか。

240: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:53:41.00 ID:vVAg8PUK0
>>236
俺もそこらへんよくわからない。
ただばあちゃんから聞いた話だし。
ほんとかどうかもわからんよ。

241: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:53:42.00 ID:vVAg8PUK0
昨日の続き

とりあえず、妹はほったらかして、俺は布団に入ったんだけど。
俺と妹は同じ部屋で、布団を畳に敷いて並んでねていた。

やっぱり俺も妹のことは心配だし、すごくこわかったから
よく眠れなかった。

そんでしばらくうとうとしていると。
となりからなんか変な音がした

妹のほうからだった。
妹のほうに少し顔を向けると、妹は体を起していた。

最初は何をしているのかわからなかったんだけど。
じっとみつめると。妹が自分の髪むしゃむしゃしているのがわかった。

妹は肩まで髪を伸ばしていたのだが、その髪の毛を自分で引きちぎって
その髪の毛を、喉につめるように
むりやり口の中にいれてた

242: 忍法帖【Lv=29,xxxPT】(1+0:8) 2013/07/17(水) 21:53:43.00 ID:+VbVgcrs0
こえぇ

243: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:53:44.00 ID:vVAg8PUK0
悲鳴を上げたかった。
でも、喉の奥がまるで詰まったように声が出なかった。
金縛りとかそういうのじゃなくて、多分びっくりしすぎた感じだと思う。

そこから妹のことをじっと凝視して。しばらくたってからよっと、なんとかなしないと
って思って。

すぐに電気をつけた。
そして、妹のほうを見ると、髪の毛を無理やり引っ張ったせいか、頭皮の一部から血が出ていた
布団には妹の髪の毛がたくさんあったんだけど。
それと同時に、妹のものではないと思われる
短い毛もいっぱいあった。

今度こそ、俺は悲鳴を上げながら、父さんと母さんとばあちゃんを起こしに行った。

247: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:53:48.00 ID:vVAg8PUK0
それから朝までは色々あって。
怖かったとこともあるし、色々混乱しててよく覚えてない。

父さんと母さんとばあちゃんが起きて
妹をなんとか無理やり止めて、それでも暴れたから、縄で縛った。
そんで、俺から話聞いたり。
他の子供の家に電話したりで

俺はとにかくあんたは大丈夫か?何か気分が悪いところは?
とか聞かれて。大丈夫だって答えたら、母親に別の部屋に連れていかれて
布団に入れさせられ、とにかくあんたはねなさいっていわれた

248: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:53:49.00 ID:vVAg8PUK0
俺が翌朝起きた時は、妹の様子はかなり落ち着いていた。
でも、かなりの高熱出していたらしくて。

一回様子を見に行った時はすごいうなされてたみたい。
俺はばあちゃんに呼び出されて、そこで例の俺のじいさんの話をしてくれた。

俺もやっと、なんでいままであんな儀式めいたことしていたのか理解した。

そして、家から出るなって言われて、家のテレビのある部屋で、ポケモンをずっとやってた。
金銀世代なんだけど、ポケモンって式神っぽいよねwwwなんか

昼ごろになって、ばあちゃんの知り合い?よくわからないけど
よくお盆とかでいっしょに遊ぶ他の家の大人とかがうちの家に集まったりした。
それなりに年の人とかもいた。

大人たちは妹を車に乗せて、どこかに連れて行った。

249: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:53:50.00 ID:vVAg8PUK0
思い出したけど、みんな選挙にはいくんだよ。
わすれるなよ。

まぁ、多分大きな病院とかそこら辺にいったと思うんだけどね。
俺とばあちゃんは留守番をすることになって。

その間、妹と俺の寝ていた部屋はほぼ開かずの間で。
俺もばあちゃんもそこに入ろうとしなかった。
夜になっても、大人たちは帰ってこなくて。
俺とばあちゃんはすごく不安になったんだけど。

だからと言って、家から外に出て、他の家まで行く気にもならなかった。
一番近い家まで歩いて10分なんだけど。
家の外に出て夜道をあるきたくなかったんだ。

すると、妹のいた部屋のふすまの向こうで、何かカリカリする音がするようになった

250: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:53:51.00 ID:vVAg8PUK0
最初はさ、おれとばあちゃん怖かったし
お互い聞こえないふりしてさ。
様子を見に行こうとしなかった。

そんでどんどんその音ひどくなって
最後には、なんか部屋の中から話声みたいなのが聞こえ始めた。
ひそひそはなしみたいなので
内容は特に聞こえなかった。
それでも無視していたんだけど。

晩御飯食べていた時のこと。
ばきって音がして。

飾ってあった神棚が倒れた。
いそいで起こしたりしたんだけど。
ねこさんを祭っていた長命牌にひびが入ってた

251: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:53:52.00 ID:yKTjFLtE0
見てるよ。

252: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:53:53.00 ID:vVAg8PUK0
俺とばあちゃんはもうそれで参ってしまって。
電話で近くの家にいた仲がいいおっさんみたいな人に来てもらった。
妹の部屋のほうを確認してもらったら
なにもなかったらしい。

そのまま俺とばあちゃんは明け方になるまで起きてて。
そこらへんで俺の母親から電話があった。

妹は病院で様態が急変して死んだらしい。
死因は急性の肺炎とのこと。

253: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:53:54.00 ID:vVAg8PUK0
すまんおなかへったからご飯食ってくる

255: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:53:56.00 ID:xegPSFM4P
え?亡くなったの

256: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:53:57.00 ID:vVAg8PUK0
>>255 うん。
   このスレの最初のほうにネタばれあるはずだけど。。。

   チャーハン食べてるからすこしまってw
   

257: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:53:58.00 ID:xegPSFM4P
>>256
そっか、気づかなかったわ

258: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:53:59.00 ID:vVAg8PUK0
ただいま

病院から帰ってきた父さんと母さんはかなりやつれていた。

とりあえず、おれはその時点で徹夜の眠さに負けて、ねることにしたんだけど。
途中一回起きて、水を飲みに行った時、大人たちが葬式うんぬんの話をしているのを聞いた。

そんでもう一回部屋に戻って、眠って。起きたのは翌日の朝だった。
起きると体が妙にだるくて。嫌な汗をべっとりとかいていた。

だから、シャワー浴びようと思って、部屋から出て、風呂場に向かおうとしたら
母さんに会って。母さんは俺の顔を見た瞬間大声をあげて悲鳴を上げた。

259: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:54:00.00 ID:BsvcXsCf0
お帰り

260: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:54:01.00 ID:vVAg8PUK0
鏡で自分の顔を見せてもらった。
なんか変な赤い点々がたくさん顔にできていて、気持ち悪い感じだった。

顔から首にかけてそれはあった。
特に痛いとか、痒いとかはなかったんだけど、とにかくけだるくて。
熱も測ったけど、熱は特になかった。

俺はまた部屋に戻されて、眠るように命令された。
そんで、大人たちが隣でまた話し合いみたいなのをして
しばらくすると、口論みたいなのが始まった。

半分意識がもうろうそして、具体的な内容は特に覚えてないけど
とりあえず、俺をどうするてきな話だった。

そのまま俺はねたんだけど。妙に鮮明で奇妙な夢をみた。
夢の中で、俺は冷蔵庫の前にいたんだけど
冷蔵と壁の間の隙間に、人間の顔が半分くらいめり込んでいて
そんで甲高い感じの声で、あっちいけあっちいけっていってくる。

でも俺すごくのどか湧いてて、冷蔵庫からジュースとりたかったから
無視して冷蔵庫をあけた。すると中に女の人の体が入っていて。

なんて表現したらいいんだろ。女の人といっても多分スーパーとかにある
マネキンみたいに頭と足と手がなくて、肩と太もものうえらへんまである感じのあれ?
その女の体が、ま○こみたいなのをこっちにつきだす感じで
冷蔵庫にはまってた。

おれなんかすげーむらむらして。そんで思わずずぼんをぬいで

261: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:54:02.00 ID:vVAg8PUK0
まぁ、後は想像通りなんだけど。

目を覚ますと、夜になっていて。そんで下半身のほうも少しべたべたしていて
濡れてて、きもちわるかった。
ああ、これやらかしたかなぁっとおもって。

電気つけて、布団を確認したら。

少しくらい例の白い液体もあったけど
それ以上にその液体に混ざった感じで

どばって、血が付いていた

262: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:54:03.00 ID:vVAg8PUK0
赤い粒々みたいなやつ?
体確認してみたら、それが腹よりすこし下までどばってわいてた。

大人たちにに布団についたもの含めて、それを見せたら
母さんが大丈夫、大丈夫だから、と泣きながら抱きついてきた。

それから、しばらくかあさんがご飯作ってくれて。
茶碗蒸しと、おかゆを少し食べて。かきこおりもすこし食べさせてもらえて。
ポケモンもやってたら、深夜になって。

うちの玄関のチャイムがならされた。
そんで、中年くらいの男が俺の部屋に来たんだけど。

それが、おれと先生が初めて会ったときだ。

263: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:54:04.00 ID:xU+GUibq0
しえん

264: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:54:05.00 ID:vVAg8PUK0
今日はきりがいいしここら辺まで
いつも余り進まないでごめん。
ここらへん結構書いててぐってくるものあるんだ。

まぁ、じゃあここでいったん式神とかの話はさませておくれ

265: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:54:06.00 ID:vVAg8PUK0
最初のほうにいったけど、式神とかを今実際に使える人はいないと思う。

表現しずらい点が多くて、俺も理解できてない部分も多いけど
とりあえず先生に聞かされたこと

なぜ使えないかというと、現代日本に住む人間なら無理な可能性が高いからだ。

入道とか道行うんぬんって話覚えているよね。
道行ってのはそのまま道を行くって感じで理解していいと思う。
つまり、実際に道を行って、その体感とか、世界に対する理解とか
そういう口では説明できないものを実感して、そして入道に至るみたいな感じかな?

しかし、その入道を一番邪魔をするもの。それは何かというと文字なんだ。

266: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:54:07.00 ID:vVAg8PUK0
まぁ、あと言葉もそうかな?
すごい抽象的で申し訳ないんだけど
例えば「一」って漢字があるじゃん。
これは一を表現していて、これをみると「あ、一だ。」
みたいな感じになるんだけど。実際の「いち」って概念はこんな「一」という
文字では表せない。一個とか、一枚とかいろいろあるんだけど

でも、俺たちがその一という字を知ってしって。
そうすると、俺たちは一という言葉というかそういうもので自分の見解を縛ってしまって
本当の意味で「いち」を理解することを阻害してしまう。

昔の力持ちたい人とかは、小さいころから決して文字の勉強はしなかったとか。

268: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:54:09.00 ID:W8+Q1oub0
陰陽師で有名な人がテレビで出てたけどあれヤラセ?式神がうんぬんふんぬんって言ってた

270: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:54:11.00 ID:vVAg8PUK0
>>268
わかんない。むずかしいから、先生的には無理だと言ってたけど
もしかしたら、そういうのを超えて、理解してしまう天才とかいるのかも
世界は広いしね。

柄にもなく、中卒なくくせに難しい話してすまん。

俺とか先生と勉強するときはかなり苦労する。
やっぱ文字があるかないかじゃあ理解の早さが全然違う

269: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:54:10.00 ID:vVAg8PUK0
だから、動物がなぜ比較的入道しやすいかというと

やつらは言葉も文字もなくて、じぶんのそういう見解に縛りがなくて

それで道行をつみやすくなっているらしい。

もちろん、言葉や文字によって逆に概念を縛って
それでよりコントロールしやすくするという観点からもこういうのをみることもできるけど
少なくても道行をつむという観点からしては、これは人間が他の生物と比べて大きなハンデを被っているんだ。

だから、こういう不思議系の修行法とかはあまり本とかには載っていない。
本で文字にしてしまうと、その修行法とかに対する見解を縛ってしまって
結局修業できなくなるから。
ほら、例えば同じ文章でも、たくさんの解釈とか持てたりするじゃん?


そのため、口伝いが基本になるんだけど。
戦争のために、日本はたくさんのものを失った。

現代日本社会になると、たぶんも文字や文献ばっかでそういうものを使えようとして
使おうとしても、「見解」が狭まって使えなくなっている。

271: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:54:12.00 ID:vVAg8PUK0
PS:西洋の話になるけど
昔の修業するひとで、がちな人って、目をつぶして耳もつぶして
修業したりするんだけど

やっぱそこまでしないと見えてこないものがあるかもね

272: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:54:13.00 ID:7aVSRVj20
>>271
擬似的にはできるよ 例えば妖怪とか怨霊に目とかの魂持ってかれたり巣食われたりとかね
目で見ようとすると自分じゃないやつの意識に惑わされて支配されてしまう
抜け出すにはもっと別のものを見ないといけないっていうね

273: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:54:14.00 ID:vVAg8PUK0
じゃあ、今日はもう寝るよ。
最後の最後でめんどくさい話してごめん。

おやすみ

274: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:54:15.00 ID:KRFAYR7l0
すごい興味深い話で面白かった
おやすみ

275: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:54:16.00 ID:7aVSRVj20
お疲れさま 楽しかったよ
おやすみ

278: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:54:19.00 ID:teUJElzc0
>>272 どうなんだろ。
   色々難しそうだけど。

霊使役とかで思い出したんだけど、うちのところにくるお客さんも妖怪と霊とかの
区別がつけてない人が多いから、たまに専門外の問い合わせみたいなのが来るんだよね。

一度うちの先生のところに来た女の人のお話で、短いからさらっと紹介するね

279: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:54:20.00 ID:7Z2CfgcqP
密教の修行に無我力ってのがあった気がするな

何物にもとらわれない無我の状態を作ってから始めて密教の術が使えるんだとか

280: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:54:21.00 ID:teUJElzc0
うちに問い合わせに来たその女の人は、姉についての相談だった。

姉は結婚していて、8歳の子供がいたんだけど、その子供が水におぼれて死んだ。
そんで姉はとっても悲しんだんだけど、さらに青天の霹靂で、姉の夫が姉と離婚することになったんだ。

そんで姉は一時期かなり沈んでいたんだけど、子供の死んだ一周年くらいに
子供が帰ってきた!とかわけのわからない感じの話をし始めた。

姉を知っているひとは、みんなな悲しさのあまり、おかしくなったんだと思ったけど
相談者の妹だけが、姉はおかしくなってないって言ってた。

ある日、妹さんが姉の家に夜に尋ねたら、なんか部屋が真っ暗にしてあって
そんで姉の部屋からかすかに話し声が聞こえた。
姉の部屋に行くと、ドアが半開きで
姉が鏡の前に座ってなにかひそひそばなししていた。

そんで妹さんの目が暗闇に慣れると、その鏡にぼんやり、黒い影みたいなのが映ってて
その輪郭はとてもぼやけていたんだけど、間違いなく姉の子供の形だと、妹さんは言った

281: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:54:22.00 ID:ypOYO8vfO
小説訓練生か

282: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:54:23.00 ID:teUJElzc0
そんで最近になって、その子供の9歳の誕生日が近いんだけど

急に家を片づけたり、子供のおもちゃとかかったりしていた。
なんでってきいたら、姉は子供が誕生日の日に戻ってくるからその準備をしている
といった。
そして、今までは子供に会うことはできたけど、抱きしめることもできなかった。
でも今度はやっと抱きしめられる!
とよろこんだ。

妹さんは怖くなって、別の霊能力者つうか、そんな感じの人に聞きに行って
これはどういうことだって問い合わせた

すると霊能力者さんは
「子供が溺れて死んだから、五行の中では水に属していて、鏡になんか変なの映ってたから
 これは五行で金。姉の子供は、金で葬式をして、土で葬式しなかったから、化けて出た」
とかそんな感じなこと言ってた。(長ったらしいうえに、俺意味がわからなかったんだけど多分こんな感じ)

そんで、その人はそれ以上かかわろうとしなかったから、うちに来たみたい

283: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:54:24.00 ID:teUJElzc0
>>281 小さい頃は一時期あこがれてたけど
   たぶん、こんな文章力じゃあむりだろうなぁ

そんで、先生はこれはうちの専門じゃないんです、みたいなことを言って
別なところを紹介して、帰らせたんだけど

そのあと、俺に対して

先生「霊能力者もあながち嘘っぱちじゃないかもな」
俺「え?どういうことですか?」
先生「土で葬式してないってのはつまり、火葬していないって意味だと思う。
   つまり、さっきの人のねえさんの子供はちゃんとして、死体を火葬して
   供養してないからばけた」
俺「でも、そんなんで化けるんですか?」
先生「まぁ、たぶんそれは子供の死体の行方の話だな。」
俺「そういうえばそれなら死体どこ行ったんでしょうね」
先生「多分知っているのは2人だろうね。」
俺「二人?」
先生「多分あの人の姉と、その夫。急に離婚したみたいじゃないか。もしかしたら
   夫さん子供を愛する場から、死体持って隠れちゃったのかもね。
   そんでその夫の居場所を知ってるのはその妻である姉だけ」

ってところで、先生はバカなとこはするもんじゃないなぁとか言って、話を締めくくった

284: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:54:25.00 ID:teUJElzc0
まぁ、この話がどんな意味もちだして、何言いたいかというと

多分霊とか妖怪とか使役したいなら、それなりの「道具」と「感情」とか必要なんだろうね
どっちも、現代社会だと難しそうだ。

285: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:54:26.00 ID:teUJElzc0
また話かなり飛んですまん。

いま家の外にいるから、帰ったらまた話の続きする

286: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:54:27.00 ID:KN/Tyykq0
忙しそうだな。乙

288: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:54:28.00 ID:saY483az0
ここに書かれてる術だとか札って本当だと思う?

ここは札の情報が削除されてる。やらせないためかな
http://www.geocities.jp/shiki_shieki/elhaz.html
ここはその削除されている情報のある元
http://blog.livedoor.jp/occultic/lite/archives/51386624.html
ここの50あたりのやつがまとめられる前の原文
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/lite/read.cgi/radio/597/1251137571/

札は某スレの陰陽師さんがこんな感じのものは見たとこがあるっていってた。
けど別なところでは昔テレビにに出てたエセ陰陽師の使ってた札でそこに書かれてる針加持の術なんてのもそいつがテレビで見せびらかしてたものだからそれに影響を受けて創作したと言ってる人もいた。
ちなみにこれをやって何もなかったなんて人が多かった。原文に書いてあるように、式神より力が及ばない場合はでないとか書いてある。
たぶん札が発動させられない人がほとんどだと思う。
自分はこんなものを書いて発動させられるような力は欲しくないと考えているんだけれども一般人が紙だろうが鏡やガラスに指で書こうが簡単には発動したりはしない?
291: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:54:32.00 ID:kQtQEwsv0
こんばんわ。ご飯食ったら続きやっていく。

>>286 いまが一年で一番忙しい時期だからね。
   勉強とかも、この時期が一番やりやすい。

>>288 お札とかはかなり前に書いたようにに自分たちで作ったりしてなくて
   先生がどっかから買ってきてるもの使ってるんだ。
   
   先生ならまだしも、俺とか馬鹿だから
   そういうお札がどういう原理で作られるとか、正しいかどうかとか
   難しすぎて理解できないから、半分勉強するのあきらめてる。
   だから、どうなのっていわれても、わからないとしか…
   
   でも、ただの感想なら、ちょっぴりかっこいいと思う

   あと、一般人がお札つくるってみて、少し笑ったんだけど。
   多分、本当の意味での一般人はこういうまじないとかを実際にやったりしないと思う
   
   

302: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:54:43.00 ID:LywvYUH4I
>>291
妖怪退治してる1でも作れない(発動できない?)ということは一般人が札を書いたとしても良い効果も悪い効果も発動しないって感じでおk?

304: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:54:45.00 ID:kQtQEwsv0
>>302 俺は決して霊感が高いとかそういうわけじゃないから
   そう無理やりまとめるのもやめたほうがいいと思う。
   まぁ、確かに俺は発動とか、作ったりとかは無理だよ。
   式神うんぬんは専門外だしね  

   ただ、例えば、すごく思いとかこめて、誰かをのろったりとかそういうことすると
   それこそ妖怪とか読んできちゃう可能性もあるからね。

   朝に書いた話の例みたいなのあるし

314: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:54:55.00 ID:LywvYUH4I
>>304
1は完全に管轄外なのか。答えてくれてありがとう。

292: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:54:33.00 ID:1+/ndglD0
見てる

294: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:54:35.00 ID:6nl5S2pH0
俺も読んでます!

295: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:54:36.00 ID:saY483az0
おつかれさん!
みてるよ

297: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:54:38.00 ID:n0O/YTuc0
師匠のこと尊敬してる?

298: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:54:39.00 ID:kQtQEwsv0
ただいま。

>>297 それなりに。

じゃあ、続き。

初めて会った先生は結構ちゃんとした身なりで、スーツ姿だった。
俺は最初先生のことを医者かなんかだと思った。

なんせ体の調子はどう?とかどこが痛い?とか
そういうことを聞いてきて、そんでおなかを押したりしてた。

そんで、どこも痛くないけど、だるいみたいな感じを伝えたら
先生は最近のこととか聞き始めた。
学校のこととか、家族のこととか、友達のこととか
世間話的な感じだったんだけど、まぁ、最終的には妹のこととか肝試しのこととか
あと夢の話とかもした。

先生はかなりの聞き上手で、話してて結構楽しい人だった。
一通り話をし終わると、先生は部屋から出て、隣の部屋で大人たちとなんか話し始めた。

299: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:54:40.00 ID:kQtQEwsv0
そんでしばらくして、先生はまたもどってきたんだけど。

今度は手に生きたニワトリを持っていた。
そんで、ごめん、びっくりするかもだけど。ちょっと我慢してね。
といって、ニワトリをその場で殺した。

さらに、新聞とか敷いて、その上に盆とかのせて、そこでニワトリをさばき始めた。

やっぱニワトリはさ。それなりに暴れて、羽めっちゃ飛んで、正直少しビビった。
ニワトリをさばき始めると部屋の中が生臭くて

俺部屋から出たいとか、こんなことやってる意味がわからないとかいったんだけど
ここにいなさい、って先生にいわれた。
もくもくとニワトリさばいている先生は軽くトラウマものだった

そんでしばらくすると、部屋の中に生くささ以外に別の匂いがし始めた。
なんかが焦げたにおいだった。

そしたら、先生は部屋の電気を消した。
そんで、蝋燭一本だけ部屋の真ん中に置いて、ニワトリの血ぬき?
みたいな作業を始めた。

でも、ここで俺でも少しおかしいなぁと思うことが起きた。
ニワトリから出る血の量が明らかに少ないんだ。

俺はその時ニワトリとかさばいたことはないんだけど、そこら辺はフィーリングかな?
あれくらいの大きさなら、こんぐらい血出るんじゃないかなぁーみたいな感じの予想を
遥かに下回る血しか、出てこなかった

300: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:54:41.00 ID:kQtQEwsv0
そんで、ニワトリの血が流れなくなったら。
先生は部屋の窓を開けて、ニワトリを家の外にぶん投げた。

そんで蝋燭を消したらり、電気をつけたりして
抜いた血とかを持って、部屋を出ようとした
襖があいたとき、母さんがこっちに入ってこようとする姿が見えたんだけど
先生が静かに首を振って、とめた。

俺はもうわけがわからなかったんだけど、なんとなく先生は医者とかじゃなくて
まじない師みたいな感じな人だと理解した。

しばらくして、先生帰ってきたんだけど、今度は手にひよこを持っていて
それを俺の手に渡して
それを左手で握り殺せって言ってきた。

この時の俺にとって先生はただのきちがいだった

301: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:54:42.00 ID:kQtQEwsv0
まぁ、いろいろもめたりしたんだけど、結局先生の言うとおりにした。

そんでひよこをつぶすんだけどさ
ここでまた少し奇妙なことがおきた。
ひよこをつぶすと、体が少しだけ軽くなった感じがした

そして、いつの間にか、焦げくさいにおいとかも消えてた。
すると、朝結構ねむったはずなのに、どっと疲れが出て、すごく眠くなった。

先生はぐったりしたひよことか回収して、今日はもう大丈夫だから寝なさい
と言って、部屋を掃除したりしてくれて、俺はそのままねた

303: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:54:44.00 ID:kQtQEwsv0
規制怖い^p^

その夜は、何の夢もみずにぐっすりと寝ることができた。
朝起きると、結構いい感じの目覚めだったんだけど
結局赤いぽつぽつはなくなってなくて、むしろ膝あたりまで増えていた。

時間は7時くらいだったから
母さんとか父さんおきてるかなぁとか思ってへやから出て
腹減ったし、冷蔵庫でもあさるつもりだった。

すると、リビングらへんに先生がいた。
俺が顔を出すと。今日は2人きりだ。と言ってきた。

もちろん、最初は「はぁ?」って感じだった。
まぁ、先生とはあってから一日もたってないうえに、俺的にはにわとり云々で
俺のためだとは理解したけど、やっぱり怖い人で、二人きりは少し嫌だった。

親たちがどこ行ったの?って聞いたんだけど、その時は教えてくれなかった

朝ごはんにインスタント麺つくってくれたんだけど、食べている間は気まずかった。

うちでは飯の間に話をかしながらワイワイ食べたりしたんだけど
先生は食事中はしゃべらない人間らしく、俺がなんか言おうとしたら
あとでゆっくり話そうみたいな感じで軽く止めてきた。

307: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:54:48.00 ID:1+/ndglD0
おもろい

309: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:54:50.00 ID:1+/ndglD0
妖怪退治っつうとイメージ的に漫画チックだけど、悪魔祓いとか除霊を生業にしている人も居る訳だし、妖怪専門の人がいても可怪しくはないのかな

310: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:54:51.00 ID:kQtQEwsv0
>>309
これは俺も漫画のイメージなんだけど
例えばさ、悪魔払いは聖書とかよむじゃん。

妖怪の場合それと似たものがあって、詩みたいなのをよむんだよ。
もともとこういうのは全部昔から伝わったもので、いまだと意味も完全に理解できなかったりするんだけど
本来は八百万の神それぞれのための詩と、さらに詩を作った当時の妖怪とかのために
三百万の詩があるらしくて。
それをつかって妖怪と「交渉」?みたいなことをするんだ。

そういう意味では悪魔と妖怪はにてるのかもねw

311: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:54:52.00 ID:kQtQEwsv0
でも、そういう詩とかどんどん失われて行って

いまはほとんど邪道なやりかたと、一番使ういくつかのものしか残ってないしね

312: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:54:53.00 ID:kQtQEwsv0
ああああああ、無駄話してたら、またこんな時間に。

ごめん、明日も早いのでもう寝るね。
なるべく話早く終わるように巻いていくね。

おやすみ

314: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:54:55.00 ID:LywvYUH4I
>>312
面白かったよ。おやすみ。

315: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:54:56.00 ID:1+/ndglD0
あ~、詩で交渉ってのは上の方に書いてあったね
悪魔と妖怪といえば、鬼太郎を思い出すわw

また面白い話お願いします

335: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:55:16.00 ID:fuS/8cMv0
1さんの話が聞きたいよ~
今日は疲れちゃったのかな

337: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:55:18.00 ID:9M9cdZTe0
こんばんわー。
今日は少し忙しかったからこれなかった。

なんかみんな難しいそうな話してるね。
多分信じてる人は、何言っても信じるし、信じない人は何言っても信じないから
論破みたいなのをしようとしても無駄だと思う。

でも、いるにしても、いないにしても、そういうなんて言うかな
自然っていうか、世界に対して畏怖を抱くのはいいことだと思う。
人間が一番偉いって勘違いしないためにもね。

ただ、一つだけ言えるのは。妖怪とか死後の世界とか信じてるとかいっちゃうと
確実にモテない。ソースはこういう仕事してる俺。

今日はあまり長い話できなくてごめん。
もう遅いしねますね。
おやすみ

338: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:55:19.00 ID:o5fe9xNAP
こういうスレって、必ず「キリッ」が湧いてくるんだけど、無粋だよな...
今回の物件は、自分に酔っているのが滑稽で可哀想だ。

お盆も近くなってきて、>>1や1の先生も忙しいんだろうかね。

340: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:55:21.00 ID:9M9cdZTe0
>>338 無粋っていういい方も、すこしひとの神経逆撫でするからやまたほうがいいよ。

   しいておかしいって点は、別に自分の持論をいうのは全然おかしくないんだけど、
   喧嘩してるように見える2りは、多分お互いの言いたいことわかってるのに
   ただひたすら言葉の揚げ足みたいなのをとってるように見えて。
   言葉遊びしたいのか、何がしたいのかよくわからなくなっちゃってるらへんかな。

   自分の持論を主張して、そんで相手の主張も理解したら、そこで
   そうですか、では俺とあんたの考え方は違うな。話しかけんな屑やろう
   とか言ってやったほうがずっとすがすがしいのにw

   すこし、きつめな言い方してごめん。でも
   この考え方が妖怪と接するのに非常に大切でさ。妖怪には妖怪の自分たちの利益があって
   人間にも人間の利益がある。相容れないときは
  「そうですか、では私たちは敵同士ですね。ただ、私も私の利益のためにあなたを退治しますから
   うらみっこなしでいきましょう!」
  
  みたいなことを詩でいうんだよね。

  では今度こそ本当におやすみ
   

342: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:55:23.00 ID:DyBzwFDD0
お疲れ様、ゆっくり休んでください

349: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:55:30.00 ID:5xZlDkbO0
では少し間あいちゃったけど、話の続き。

朝ごはんを先生といっしょにたべたあとあたりから。
朝ごはんを食べ終わると、先生は昨日窓の外に捨てたニワトリは覚えているか
と聞いてきた。

もちろん覚えてたと答えると、先生は俺を連れてニワトリの死骸を見に行った。
すると、ニワトリの死体なんだけど、何か食い散らかされた感じになっいて、骨とか
散乱していた。

まぁ、田舎だし、なにか野生の動物が食べに来たって可能性は十分にあったけど
先生は、それを見せながら

「お前はいまこれを食ったやつらに呪われてる。このままだと死ぬ。原因は多分お前のじいさんが焼いた「もの」たちのせいだ。
その話は聞いてるか?」
みたいなことを言ってきた。
ちょうどばあちゃんから聞いたばかりだったと答えると。
先生は、残念ながら俺の爺さんはかなりしつこいやつらから恨まれたらしくて
多分、払っても払っても、また戻ってくる。ああいうタイプは一家が全員死ぬよいに追い詰めるまでは
きっとあきらめない。だからもう普通の方法じゃあほとんどどうしようもないかもしれない
と言ってきた。

そんで、おれが選べる道は3つあるといってきた  

350: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:55:31.00 ID://dyQqFV0
みてるよー

352: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:55:33.00 ID:5xZlDkbO0
一つ目は俺があきらめて死ぬこと。
そんときの俺は結構普通だったんだけど、それは多分にわとりに気をとられているから。
多分、また夜が来たら、今度こそ、やばいことになって死ぬ。
だから、その前に先生がいろいろ準備して、俺をねこ様のかわりに神棚にあげるというものだ。

つまりねこ様はなぜか知らんけど、多分あの肝試しの日に、妹が何かにあって
それがきっかけに家を守るのをさじげた
ねこは移り気が激しいから、一度あきらめると、もうどんなに頼んでも意味がない

だから、その代わりのものとして少年よ神話になれって話だよねw
つまり、俺が死んだあと、俺を神さまかなんかとして祭って、俺が家族を守るてきなそういう。

この場合、先生は幽霊専門じゃないから、実際これをやっていみがあるのかわからない。
というリスクつき。でも、先生的には一番楽だから、おすすめの方法だった。

353: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:55:34.00 ID:6yY0caR40
見てる

354: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:55:35.00 ID:5xZlDkbO0
そういえば、思い出したんだけど、人神みたいはやつもあるよね。

それににてるんだけど、ぜんぜんちがうものだから、気をつけてね。守護霊とかとも違うし。

355: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:55:36.00 ID:K8/Lapa20
興味深い

356: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:55:37.00 ID:5xZlDkbO0
ごめん。電話で先生に呼び出された。

チョイいってくる

357: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:55:38.00 ID:OIqHX+sM0
いってらーお気をつけて

358: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:55:39.00 ID:TVYEyk1U0
待ってるよ

365: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:55:46.00 ID:LSqnouw9i
先生にこのスレ見つかってすげえ怒られてたりして

367: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:55:48.00 ID:eVT9/kAL0
こんばんわ。暇ができたから、みにきたけど。
多分あまり長くいれないから、少しだけ解説。

にわとりを使った、妖怪駆除みたいなのは結構メジャーな方法らしい。
まぁ、いろいろ方法が違うんだけど、まとめて「こけおどし」っていうみたいよ。
あくまで先生がそうよんでるだけかもだけど、「こけ」はニワトリのこけこっこ
からきてるのかもねw

368: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:55:49.00 ID:eVT9/kAL0
こけおどしは大抵4種類に分かれていて
方法とかいっちゃうと、適当にやってしまう人とか出てきそうだから
あまり詳しく描写できないけど。

「朱」「化」「疾黄」「瓦割り」ってよんでる。
最初の「朱」はおもにニワトリの血をころして、血を使う方法。
昔だと、にわとりとかうしとかころして、神さまにお祈りしたりするけど
そんな感じ。にわとりを殺して、妖怪さんにたべさせる感じかな?
よく動物の入道につかったりする。

「化」は身代わりのようなもの。これは手相の世界の話らしいんだけど
昔だと、人を殺す手相ってのがあったらしい。
そういうひとには手にひよこを握らせて、将来殺すであろう人の代わりに
ひよこを殺すってぎしきがあったんだ。
まぁ、先生もこれを俺にやらせたんだけど、その理由はまたあとでわかるので

369: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:55:50.00 ID:mOWsLdrO0
おかえりー
無理しないでゆっくり書いてね

370: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:55:51.00 ID:eVT9/kAL0
「疾黄」は多分に一番使わない方法
妖怪に住んでいる家にニワトリと生んだ卵を入れて、そん中で卵を孵らせるという
少し時間がかかるけどそんな感じの方法。
主に、蛇とか虫とか、そんな感じの入道につかったりする。

最後の「瓦割り」はいたずら好きな妖怪に使ったりする方法。
妖怪を呼んで、にわとりを斬首して殺す。そのあと棒でニワトリの
あたまをものすごいぐちゃぐちゃになるまで叩き潰す。

これで、大抵のそういう妖怪はびっくりして、にげていく。

そんな感じです。

じゃあ、また暇があったら話の続きするね。

371: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:55:52.00 ID:i5syeZabO
>>370
びっくりして逃げるって…
「やべぇ…コイツやべぇよ…」って感じなのかな。

375: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:55:56.00 ID:/P3F9jGWO
冒頭ちょっとしか読んでなかったけど。

>>370
いもしない存在のために、生き物を殺すとか。
カルト教団もそうだけど、何が楽しくて命を粗末にするのかな。

376: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:55:57.00 ID:OumGEupi0
>>375
楽しいっていうか、強いて言うなら商売かな?

詐欺とか、カルトっぽいといわれると何も反論は言えないよ。ただ、そこまでたちの悪いことはしてないかな?
占いとか風水とかそんな感じだと思ってくれ。

あとはそうだね。
そういう宗教はたぶん、命以上に大切な何かがあるって感じがある
っていう風に教えているんだと思う。
例えば、昔の貴族たちにとっての名誉とか
オタクにとっての嫁のフィギュアとか。
少し前に、学校が廃校になるのをやめてほしいために、自殺した小学生とか
たしかに、他人から見るとバカらしいけど
そういうものがあっても、おかしくないと思う。それが、人間の人間らしいところかな?

まぁ、洗脳はいけないと思うけど

378: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:55:59.00 ID:/P3F9jGWO
>>376
>強いて言うなら商売

需要があるところに供給することで糧を得ることは否定しない。
だがそのやり方と言うか、ただのパフォーマンスで、命を粗末にする行為がものすごく嫌だと感じただけ。
古くはパナウェーブ研究所とか、TVで叩かれたりしてたが、スカラー電磁波が妖怪に変わっただけで、やってることは同じだよな。

380: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:56:01.00 ID:lzPEJ5ddi
>>378
「命を無駄にした」という事に対して、自分の正義に照らし合わせて強く否定したい気持ちは分かるけど、
自分とは違う風土で、自分とは違う常識、環境のなかで育ってきた人間にその言い方はちょっとヤボな感じだなぁ

と思った
気分悪くしたらすまん

385: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:56:06.00 ID:/P3F9jGWO
>>380
まぁ所変わればなんとかだけどね。
今も魔女狩りが横行する国もあるわけで。
まぁ同じ文化レベルってことだ。


381: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:56:02.00 ID:y8/bp9Si0
>>378
雄鶏なんて商品にならないから、
ほとんどひよこのうちにシュレッダーにかけられてる。
鶏肉や卵を食べるのであれば、
自分の生活もそれと大差ない犠牲の上にあることを自覚して欲しいな。

385: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:56:06.00 ID:/P3F9jGWO
>>381
そんなのは当たり前に織り込み済み。
同じことが視点が変わるだけで評価が180°変わるのは理解した上で、妖怪退治ごっこ視点は受け入れることができないと言う個人的見解です。

374: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:55:55.00 ID:/P3F9jGWO
よく読んでないから分からんが、規模の小さい猟友会みたいなもんかw

妖怪は何をやったから退治されんの?

376: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:55:57.00 ID:OumGEupi0
>>374
狩猟会とはすこし違うかな?興味あるなら前にいろいろ書いてあるから、退治の仕方はそんな感じ
俺中卒だし、文章力なくて話ぐだぐだで、よみずらいとおもうけど。


377: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:55:58.00 ID:a6X/OTuE0
wktk

384: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:56:05.00 ID:NEsne3qp0
>>1さん続きたのんます

387: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:56:08.00 ID:VRU3kMBW0
まぁまぁ、あれだよ。
結局のことろ、ニワトリの命とかなんかよりは、妖怪がいるかいないか
って話になるよね?いれば無駄にならないわけだし。

よくあれな話なんだけど、妖怪と交渉できるなら、じゃあ、実際妖怪よんできて
みせろよ!っていう人がいるんだよね。

でも、そこら辺は十八禁六大則ってのがあって。
そういうのはできない決まりなんだよね。
なぜできないか言うのも禁止な感じの決まりごと。

だから証明しなさいって言われても、何も言い返せないから
信じるか信じないか本人次第だと思う。

ただ、もし>>385さんが信じてないんなら。
こういうスレみているだけで、自分の命を無駄にしてるから、やめたほうがいいよ。
ただ、論破したいなら、俺みたいな中卒より、多分もっといい大学の教授とかいると思う。
そんで、もし「なんてバカな人たち!私がすくってあげなきゃ」っていう親切な人なら

たぶん、ここにいる人たちの大半は、面白半分の人とか多いから、教会とかに行って
神は死んだ!とかいうといいと思う。

すこし過酷な仕事終わりで、疲れてるから、もしいいかたわるかったらごめん。

ただ、俺も一生懸命仕事でやっていることを「ごっこ」っていわれると少し泣きたくなるわけで
そこらへんも理解してもらえるとありがたいかな。

長文失礼。次からは続きかくね。

388: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:56:09.00 ID:VRU3kMBW0
第二の方法。棚おろしっていう方法。
これは先生的にはあまりというか、絶対やりたくない方法。

ここで、入道がいかに神様になるっていう話になるんだけど。
通常入道になったものは神火をともし、神性をもち、神格を与えられれば神さまになる。
これはどういうことかというと、すごい複雑な話で、俺も理解できないんだけど
簡単に言うと、魂だけの存在になって(多分少し違うけどそんな感じ)
神になり、その役割を全うすると誓う。
そして、人から、その役目を与えられて、晴れて入道は神になる。

しかし、この道はとても気わしいもので、そんな簡単にぽんぽん神さまは生まれない。

389: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:56:10.00 ID:VRU3kMBW0
例えば誓いの部分なんだけど。人でも神さまになる時があるよね

その時に発するその誓いのことを「広願」というの。

具体的に内容は「私は永遠に自分にまかされた役割を果たします。たとえ、この後、私を祭っていた人々が私を忘れようとも
住む場所が路傍の石になろうと、だれも私を覚えてなかろうと」

みたいなもの。でも、実際にそんなことできるやつなんてめったにいないよね。
たとえ、誓う時は本心でも、本当に時代の流れで、その心が変わらないかっていうと
疑わしいからね。

だから、神さまになることは決して楽しいことではなく。本当の意味で
善良で、見返りを求めない存在じゃないと、まっとうできない。

それでも、たまに神さまが禁とか破って、妖怪に落ちることもあるしね。

390: 名も無き被検体774号+ 2013/07/17(水) 21:56:11.00 ID:HC+PMyzv0
ふむふむ

391: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:56:12.00 ID:VRU3kMBW0
猫様とかは、実は、本当の意味で神さまにしたわけじゃない。
単純に、「よ、あなたかみさまー」みたいにおだてあげて
守ってもらうみたいなもの。だから実はただの妖怪だったり。

そんで棚おろしは、そんな神様を一時的だけ、神様じゃなくする方法なんだ。

なんでこんな方法があるかというと、大昔の人が、神様を殺すために作ったのかも
神さまは神さまのままだと死なないからね。

まぁ、やることはやることだけに、すごい罰あたりだけどね

そして、その棚おろしという方法と組み合わさって使うのが「ハセツ」って
もともとは呪いみたいな感じのもの。

なにをするか、これも簡単にいうと、神様を一時的に神さまの坐から引きづり落として
怒り狂った神さまはもちろんそんな儀式をやった人をのろおうとするんだけど

そこで儀式をやった人は、いやいや、みてください。私はただの人間で、なんの力もなく
あなたを引きづり落とせるわけがないじゃないですか。

それをやったのはここにいる入道ですよ!みたいに流して
代わりにおっぱらいたいやつらをやつざきにしてもらう。というもの

392: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:56:13.00 ID:VRU3kMBW0
ただ、この方法には危険性が大まかに2つある
ひとつが神さまが本当に騙せるのか
もうひとつが、神さまがおっぱらおうとおもうやつらを倒せるのか?
というもの。

先生によると、昔の神さまは八百万いるのに、200年くらい前には多分三十万か、そこらへんらしい。
その理由としてが、まぁ、自分たちで禁をあぶって妖怪に下るやつもいれば。
この儀式でたくさん他の妖怪と戦って神じゃない間に死んじゃったらしい。

神さま実はよわかったり。
まぁ、だからどんどん日本の国力が弱くなって、最後戦争うんぬんがあったとかないとか

393: 1 ◆cvtbcmEgcY 2013/07/17(水) 21:56:14.00 ID:VRU3kMBW0