在日外国人が日本で使用できる「通名」について、原則として変更禁止することが

注目されています。

画像:【外国人住民基本台帳のお知らせ】
外国人住民基本台帳のお知らせ
http://ifie.or.jp/article.php/20111208172742208_ja

「通名」は在日韓国人・朝鮮人、中国人や日系ブラジル人などが多く使っています。

その背景には「外国人の社会生活上の利便性を考慮」(「外国人登録事務取扱要領」より)している

ことにあります。

11月1日、この制度を悪用し、「通名」を6度も変更して、携帯電話160台の不正売買を繰り返して

いた韓国籍の男が詐欺などの疑いで逮捕されました。

埼玉県警組織犯罪対策課と大宮西署は1日、組織犯罪処罰法違反(隠匿)と詐欺容疑で、
韓国籍の無職、文炳洙(ぶんへいしゅ)容疑者(通称・青山星心(しょうご))
=別の同容疑で処分保留、さいたま市西区清河寺=を再逮捕した。

同課の調べでは、文容疑者は区役所で短期間に通称登録を何度も変更。
新旧の通称を使い分け、平成22年10月以降、約160台のスマートフォンやタブレットなどの端末を購入、古物商へ転売したとみられる。

再逮捕容疑は8月7日、「青山星心」の通称で、さいたま市の家電量販店でスマートフォン2台を詐取。
過去の通称だった「清永泰斗」を名乗り東京都内の古物商で転売し、約7万2千円を得たなどとしている。

同課によると、文容疑者は端末代を分割して月々の料金に上乗せする制度で端末を購入したが、支払いは一切せずそのまま転売。
同課の調べに「料金を踏み倒す気はなかった」と犯意を否認する一方、売却で得た金は競馬などのギャンブルに使ったという。

頻繁に通称変更することを不審に思った区役所の届け出を受けて捜査したところ、犯行が発覚した。
文容疑者は通称の違う複数の身分証を使い分け、売買を重ねていた。


(引用元:http://sankei.jp.msn.com/region/news/131101/stm13110121480007-n1.htm)

この事件を受け、11月15日には総務省が外国人住民基本台帳室長名で

「外国人が通名を記載する際には要件を厳格にした上で、原則として変更を許さない」

と通知。

マスコミの取材に

「これまでは、変更の要件を厳格に確認するという表現にしていました。
今回も、同じことになるのですが、原則として変更を認めないという表現で改めて徹底することにしました」

と答え、事実上、「通名」変更の厳格化が明らかとなりました。

これに関し、在日韓国人で作る在日本大韓民国民団中央本部は

「1人の人が2つも名前を持っているのは、確かにおかしいと思います。本名を名乗るのが当然でしょう。しかし、それは植民地時代に日本政府が仕組みを作ったんですよ。通名を使うかは本人の人生観にもよりますが、韓国人が、例えば朴(ぱく)と本名を名乗って、就職できるでしょうか。そこには、日本名を名乗らないといけない日本の閉鎖性があります。通名を使うのはいけないというのは、問題をすり替えていますよ」

と日本社会を批判する声もあるようです。

(参考元:http://news.livedoor.com/article/detail/8334855/)

今回の件に【ネットの声】は・・

  • 偽名禁止で
  • 通名ってそんなに簡単に変更できたのか
  • 通名の犯罪者って結構目立つね
  • 差別される背景には何があるんだろう?
  • 通名に悪いイメージがついたのは犯罪者が多いから
  • 通名でもいいけど悪用されてはなぁ
  • 昔は在日ということで差別されたのかもしれないけど、今差別されるのは犯罪者が多いからじゃね?
  • たしかに閉鎖的な日本社会の問題もあるけど、それで卑屈になって在日が犯罪おかしてるのは別だよね
  • 通名悪用するからますます在日への差別が助長される
  • 日本と在日外国人双方の努力が必要

などがあるようです。

「通名」にまつわるいろいろな問題や議論はありますが、現在のように日韓関係が冷え込んできている

間は廃止されることはなさそうです。